2010年2月22日月曜日

小沢幹事長進退が再浮上か 長崎と町田で民主系候補惨敗―今必要なのは、国民国家百年の計だ!!

小沢幹事長進退が再浮上か 長崎と町田で民主系候補惨敗(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)  

 与野党対決の構図になった長崎県知事選と東京・町田市長選で、与党の推薦候補がそろって敗れた。鳩山由紀夫首相と小沢一郎幹事長の「政治とカネ」をめぐる問題が民主党への逆風となった形だ。小沢幹事長の進退問題が再び浮上する可能性がある。

衆院選全勝「長崎」の知事選で大敗
「私の不徳の致すところで迷惑をかけ
申し訳ない」と述べた小沢一郎幹事長

   7月に想定される参院選の前哨戦として注目された長崎県知事選は2010年2月21日、投開票され、民主・社民・国民新の各党が推薦した元農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)は、自民・公明両党が支援した前副知事の中村法道氏(59)に9万票以上の大差で敗れた。

   東京・町田市長選でも、民主・社民・国民などが推進した元首都大学東京教授の秋山哲男氏(61)が、自民・公明の支援を受けた現職・石阪丈一氏(62)に3万票差をつけられて完敗した。

  いずれも投票率が前回より高く、無党派層の動向がカギを握ることになったが、2009年までは民主系候補に投票していた無党派層が離れたのが敗因とみられる。鳩山首相や小沢幹事長の政治資金問題で民主党への逆風が強まっているが、選挙の結果としても表れた形だ。

   県知事選のあった長崎県は09年夏の総選挙で民主党候補が4つの小選挙区すべてで勝利している。特に長崎2区は、薬害肝炎九州原告団代表の福田衣里子氏が久間章生元防衛相を破り、政権交代を象徴する選挙区となった。しかし、かつての追い風は逆風に変わり、知事選の大敗につながった。

   内閣支持率も下がり続けている。朝日新聞が2月20日、21日に実施した世論調査では、鳩山内閣の支持率は37%となり、同社の調査では初めて4割を切った。「小沢氏は幹事長を辞任すべき」という意見が64%にのぼっており、相変わらず強い「小沢批判」が民主党政権を直撃しているといえる。
鳩山首相「やはり政治とカネの問題が影響した」

   このような状況を生かそうと、自民党は「政治とカネ」の問題に絞って民主党を攻撃する作戦に出ている。国会では、民主党の小沢幹事長らの証人喚問を要求。民主党が応じないことから、2月22日には2010年度予算案の審議を拒否した。衆院予算委員会は自民党欠席のまま開かれる異常事態となった。

   ただ、野党でも公明・共産・みんなの3党は出席。自民党内にも、河野太郎議員など執行部の対応を批判する声がある。国民のなかには「予算案の審議をしっかりやってくれ」という空気もあり、同党の審議拒否作戦が世論の支持を得られるかは微妙だ。

   一方、鳩山首相は22日朝、長崎県知事選の結果について
「厳しかったですね。やはり政治とカネの問題が影響したというべきだと思います」
と述べ、民主党への逆風が強かったことを認めた。小沢幹事長も22日夕の定例会見で、
「長崎県知事選でかなりの大差で負けてしまったことは大変残念に思っている。国政選挙と地方選挙はいろいろな意味で違っているが、私自身の不徳の致すところで皆様に迷惑をかけたことについては大変申し訳なく思っている」

と発言。自らの政治資金問題が選挙結果に影響したとの見方を示した。国民への説明責任については、

「すべての資料・情報を当局で調べた結果が(不起訴として)出ている。何も隠すことはない。全国を回って、その場で疑問があれば答えていくということだと思う」
と述べ、国会の証人喚問に応じるかどうかについては言及しなかった。

今必要なのは、国民国家百年の計だ!!
さて、今回は民主党の名だたる閣僚や、長崎選出の福田衣里子議員などが、応援にかけつけたのですが、結果としては民主の惨敗でした。民主党関係者の中には、明らかに、民主党が当選しなかった、それなりのことがあるなどと、明らかに利益誘導して、まるでヤクザまがいのことをする人もいました.。それも、演説のときに、テレビカメラで写されている現場でそのようなことを語る人もいました。エゲツないですね。もう、国民は騙されないし、脅しにものらないということでしょう。

それにしても、福田衣里子議員は、この選挙にからんでひさしぶり見ましたが、なんですか・・・。すっかり、人相が悪くなりましたね。やはり、この人、自分の描いていた民主党政治のあり方の理想と,現実とのあまりにも酷い乖離に悩んでいるのではないでしょうか?まあ、自分の目的のためなら泥水を飲んでも死ぬ気で頑張るというような信念でもあれば、そんなに変わることはないのでしようが、この人にはそのような信念もなく議員にたまたまなってしまったということでしょう。他のいわゆる小沢チルドレンといわれる人たちも同じようなものだと思います。

鳩山首相の脱税問題、小沢幹事長の政治献金問題というより、これも本質的には、脱税問題に関して決着のつかないいま、国民を騙そうと思っても無理です。本人たちも、民主党の支持者たちの中に、この問題すんだように思っている人たちがいるようですが、そうではありません。疑惑、疑念はますます深まっています。

民主党完全に国民から遊離してしまったようです。国民から支持を受けない政党は、政権与党とは成り得ません。それは顧客を忘れた企業のようなものです。

国民を忘れて、ただ単に票としての国民しか念頭にないようです。民主党、本当は、国民などどうでも良く、票としての国民しか見ていないのだと思います。国民一人ひとりを生身の人間だと見ていない野だと思いす。だからこそ、今回の選挙で惨敗してしまったのだと思います。

しかし、だからといって自民党はどうかといえば、政治と金の問題ばかりつついています。これ、当然のことなので、するなとはいいませんが、それだに終始していただきたくありません。今重要なのは、民主党には到底無理なことが、暴露された日本国家の100年の計をたてて、それを多くの国民に対して指し示すことでしょう。

企業でも、まともな経営者なら、移り変わりの激しい現在ですが、この先10年位の見通しは、持っていてしかるべきでしょう。それが、できない人は経営者になるべきではありません。国家なら、何も一人で考えろとはいいませんが、やはり、複数の政治家による国家100年の計は必要です。

民主党は大きな勘違いをしているかもしれません。昨年夏の衆議院議員選挙は、あたかも大勝利のように感じているかもしれませんが、それは議席数に目を奪われているからそういうことになるであって、票数でいえば600万票ほどです。これは、僅差といっていいくらいです。さらに、民主党に票を入れた人がわずかだけ多かったというのは、何も民主党に期待したわけではなく、自民がダメだから、どうせたいした変わらないだろうが、ひょっとしたら何かかわるかもしれない程度で入れたということです。

それは、鳩山総理大臣の就任演説のテレビ報道が、酒井法子の記者会見の報道でかき消されてしまったことでもはっきりしています。国民にとっては、総理大臣の就任演説よりも、一芸能人の不始末のほうが余程関心があるということです。政治など、もうどうでも良いのです。国民の政治不信は、頂点に達しており、実はほとんど無関心事項で、たまたま選挙のときだけ思い出すくらいのものになっているのです。特に無党派層の人々はそうなのだと思います。

自民党も、今回の民主党の惨敗など浮かれていてはいけないと思います。自民も、民主も駄目ということであれば、次の参院選はともかく、次の衆院選では、新たな政治グルーフにお株を奪われてしまうと思います。そうして、私は、そのほうが良いと思います。自民のまともな政治家と、民主のまともな政治家が集まつて新たなまともな政党を築いていただきたいものです。あとの自民の残りカスと、民主の残りカスが集合して、選挙のためだけの政党をつくり、選挙で惨敗して旧社会党のように自滅していただければ良いと思います。その政党の中には,無論、小沢さんと、鳩山さんも含まれていて欲しいものてす。いや、鳩山さんは含まれないか?きっと、その頃には、農業でもやっていることでしょう。そして、そのほうがお似合いだと思います。

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2 件のコメント:

伯爵 さんのコメント...

ブログ主さんの言われる「国民国家の計」とはどの様なものでしょうか?

私は、持続可能な社会作りと考えます。 具体的には、産業の構造改革、財政再建、セーフティネット(社会保障)です。

山田 豊 さんのコメント...

伯爵様コメント有難うございます。私も、社会改革は重要だと考えます。特に、日本人には馴染みのない社会事業が大々的に行えるよう、法整備は無論のこと、様々なインフラ整備が重要になってくると思います。

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