2011年4月22日金曜日

GWに足を運びたい、東北地方の素晴らしい観光地―【私の論評】天皇皇后両陛下も被災地にお出ましになっている今こそ出かけるときだ!!

GWに足を運びたい、東北地方の素晴らしい観光地

東日本大震災で壊滅的被害を受けた東北地方の産業。中でも主要産業の一つといえる観光業はその被害も甚大で、さまざまな地域でツアーキャンセルが相次ぐなど、苦しい状況が続いている。しかし、そこでただ肩を落としているだけではないのが、日本人の強いところ。一部の地域では復旧作業も進み、以前に近いような形で観光できるようになっている。今だからこそ足を運びたい、東北地方の観光地をまとめてみた。

■松島(宮城県)
http://www.matsushima-kanko.com/


日本三景として名高い宮城県の松島。震災直後はほとんどの観光スポットが壊滅的な状況にあったものの、現在ではホテルも徐々に営業再開。ゴールデンウィークの観光客誘致に向けて、全力で復興をおこなっている。周辺施設では、付近を代表する市場「松島さかな市場」がすでに営業再開。日本で2番目に古い水族館である「マリンピア松島水族館」も4月23日に営業再開した。島々を巡る遊覧船は4月29日から運航を予定する。津波が襲った海も今では穏やかさを取り戻している。

■鳴子温泉/秋保温泉(宮城県)

鳴子→http://www.naruko.gr.jp/


秋保→http://akiusato.jp/index.aspx


宮城県内の名湯として知られる「鳴子温泉」や「秋保温泉」も徐々に復興が進んでいる。春に予定されていたイベントの多くは中止となってしまったものの、一部の旅館・ホテルは営業再開。今なら静かな環境でゆっくりと温泉につかりながら、新緑を満喫することができそうだ。

■小岩井農場(岩手県)
http://www.koiwai.co.jp/


岩手県・雫石町にある「小岩井農場」も新緑の季節は定番のスポット。幸い雫石町は比較的揺れも軽く、被害は軽微なものだったため、3月24日より営業を再開することができた。バターづくりやドッグショーといった牧場らしいイベントも再開されている。家族や友達と一緒に、東北の豊かな自然を満喫したい。

■弘前城(青森県)
http://www.hirosaki.co.jp/


ゴールデンウィーク頃には丁度桜の見ごろになることが予想される青森県。県内で最も有名な桜の名所といえば、弘前市の弘前城だ。城をバックに2500本もの桜が咲き乱れる美しさは、日本一の呼び声も高い。今年も予定通り4月23日〜5月5日まで「弘前さくら祭り」が開催。自粛ムードを打ち破るようなイベントも、きっと今の時代には求められていることだ。

■会津磐梯(福島県)
http://www.bandaisan.or.jp/


福島第一原発の放射能漏れ事故によって、東北各県の中でも最も観光自粛ムードのあおりを受けているのが福島県。原子力発電所から100キロ以上も離れている会津地方でもその被害は深刻だ。本来ならこの時期は、県内の観光スポットである猪苗代湖や磐梯山などに人が集まるはずだが、まだまだ完全復活とまではいかない状況だ。交通機関や道路などは通常通りに利用することができるので、状況を見てぜひ足を運びたいものだ。

春の大型連休も近付いている。旅行の予定がある人もない人も、今だからこそ復興支援に役立つ東北旅行を検討してみてはいかがだろう。

【私の論評】天皇皇后両陛下も被災地にお出ましになっている今こそ私たちも出かけるときだ!!
春の大型連休がくるが、観光地はどこもキャンセルが続き、閑古鳥が鳴きそうです。ゴールデンウィークといえば、例年非常に混みます。こういうときに観光地に行くと、なにやら、観光しているのか、疲れに行っているのかわからない状況になってしまいます。

しかし、今年は、そういった意味では、ゆっくり観光できるチャンスかもしれません。特に、中国人が少ないというか、ほとんどいないのは良いことではないかと思います。

今年は以下の動画のような中国人を見なくても済むかもしれません。ここ数年、以下のよう中国人がいるので、大沼に行くのもはばかられましだか、今年はそんなこともないと思うので、是非行ってみようと思います。




東北に限らず多くの観光地が、大型連休の時期には閑古鳥が鳴くということは、やはり、自粛ムードというのがあるのでしょうか?しかし、こんなことでは自粛にはなりませんね。御所では、電気を行って時間つかわないようにするなどのご配慮をなされている天皇皇后両陛下は、本日は茨城をご訪問なされ、大型連休期間中には、東北地方を訪問されるそうです。これこそ、まさに、震災地の人々を気遣った自粛のあり方です。私たちも、両陛下のことを見習うべきと思います。以下に、このことに関する記事を掲載します。
天皇、皇后両陛下は22日、東日本大震災で津波の被害を受けた茨城県北茨城市の被災現場を訪れ、避難所を見舞った。両陛下の被災地訪問は、千葉県旭市に続き2カ所目。この後、大型連休の前後には東北の被災地を訪問する予定だ。 
北茨城市の大津漁港では、鈴木将之・漁協組合長が、長さ150メートルにわたり決壊した防波堤や打ち上げられた漁船などを指さして被災状況を説明した。両陛下は、流された行方不明者がいると聞くと、沖合に向かって黙礼。また、近くの家屋倒壊現場でも女性の死者が出たことを知ると、現場に向かって深々と頭を下げた。 
両陛下は避難所の北茨城市民体育館も訪問。秋葉勝美さん(72)はともに避難してきた妻を今月8日に肺炎で失ったといい、天皇陛下は「それは残念なことでしたね。お寂しいですね」と気遣った。新聞紙で作った折り鶴を飾って迎えた鈴木美恵子さん(81)らに皇后さまは「どんなにか怖かったことでしょう。お体に気をつけてくださいね」と励ました。 
視察や慰問に先立ち、両陛下は橋本昌知事、豊田稔市長ら地元関係者と昼食会に臨み、前日に大津漁港で水揚げされたカレイ、ヒラメ、穴子などの魚料理を味わった。天皇陛下はこの席で、原発事故に関連した風評被害について「もう少し国民も関係者もきちんとした知識に基づいて行動しなければいけませんね」との趣旨の感想を口にしたという。
天皇皇后両陛下は、緒方連休の前後には、東北の被災地を訪問されます。素晴らしいことだと思いす。両陛下のご訪問により、被災地の方々も多いに元気づけられることでしょう。両陛下は、御所では、電気を使わないなどの、自粛を行われているそうですが、やはり、国民を気遣ってのご訪問だと思います。今のタイミングは、絶妙だと思います。所詮、政局狙いの菅総理などとは、別次元です。

まさに、両陛下は私たちに、範を示されていると思います。私どもが、被災地など連休に訪問させていだたいても、天皇皇后両陛下のご訪問のようにインパクトなどないでしょうが、それでも、多くの人がでかければ、現地の人々を元気にすることもできると思います。まさに、今が出かけ時です。

いまだと、全国各地閑古鳥が泣いているようですから、予約をしていなかった人も十分間に合うと思います。普段出不精の方でも、今こそ、出かけるべき時と思います。

できましたら、こちら函館にも是非足を伸ばしていただけたら幸いです。こちらも、閉める旅館などもあります。観光バスでも、廃業したところもでてきました。函館もキャンセルが相次ぎ、随分あいているようです。きっと、ゆっくりご覧になれると思います。今年の桜の開花予想は、今月の30日です。まさに、連休の真っ最中です。よろしくお願いします。

下の写真は、うちの近所の桜ヶ丘通りです。その名の通り、桜のトンネルが道路の上を覆っています。
桜ヶ丘通り
これに限らず、函館は、皆さんもご存じのように、見所が一杯です。よろしくお願いします。

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函館桜咲きました

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