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2009年4月2日木曜日

パソコン内での「ファイルの迷子」7割が経験あり~ファイル迷子経験のない人は「きれい好き」?―解決法は「整理をしなこと」?

パソコン内での「ファイルの迷子」7割が経験あり~ファイル迷子経験のない人は「きれい好き」? (この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)


パソコン内でファイルをどこに保存したか分からなくなり、迷子にしてしまったことがある人はどのくらいいるのだろうか。それを示したのが上のグラフだ。このアンケートは20代から40代のネットユーザー を対象に調査、有効回答数380名の回答を集計した。うち、自宅や職場でパソコンを利用しているのは344名(90.5%)。 ファイルの保存場所(フォルダなど)を決めているかと聞いたところ、45.9%が「すべて決めている」と回答。「すべて決めていない」のは3.2%にとど まり、「決めているものと決めていないものがある」が50.9%を占め、性別、年代別による差はほとんどなかった。

解決法は「整理をしないこと」?
私は、パソコンで仕事をしている人は、おそらく全員がファイルの迷子の経験があると思います。そうでないというひとは、三通りだと思います。

まずは、作業でも、仕事でもパソコンをそもそも使っていない人。これは、当然だと思います。

それからパソコンを使って作業のみをしている人もファイルを迷子にすることはないと思います。定型業務だけで、後は使わない場合は、そんな心配はまずありません。

最後に、パソコンを使って仕事をしているが、ファイルを迷子にしない方法を幸いにも人に聴いたり、書籍などで学んで知っているので、迷子にしたことがないというものです。私は、今はこのタイプだと思います。

私も、10年以上前までは良くファイルを迷子にしていましたが、10年くらい前からは、ほんど迷子にすることはなくなりました。

これは、数々の失敗や、ファイルの整理法などいくつもやってみて結果です。アマゾンドット・コムで売っているその手の書籍などに書いてあるようなことはすべて試したといっても過言ではありません。何度もやって、たどりついた悟りの境地とでもいえるかもしれません。

その方法とは意外なものです。それは「ファイルを整理しない」というものです。こんなことをいうと、とんでもない苦労していろいろ整理しているのに、そんな馬鹿なと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、私自身も最初この方法を思いついたとき、そんな馬鹿なと思い、インターネットで調べてみたところ、いわゆる情報の達人と言われる人の中には似たようなことを言っている人が多いことに驚きました。

それから、自信を持ってその方法を実践しているのですが、確かに今まで本格的ファイルを迷子にしたことはありません。

ちょっと勿体ぶりましたが、その方法を簡単に掲載します。整理はしないといいながら、ファイル格納のための手順ははっきり決めてその手順にいつも従っています。

手順とは、言っても、従来のようにフォルダに「業務用」などとして整理はしません。

フォルダには、「0903」などという名前にします。これは、09年3月という意味です。その月の作業ファイルとか、その月に完了した仕事関連のファイルを格納します。

4月になれば、「0904」というフォルダをつくり、当月実施の作業ファイルなどを格納します。また、3月で終了しなかった作業ファイルについても、こちらに移します。

これを繰り返します。そうすると、1年間で12のフォルダができあがります。年度の変わり目に、たとえば、「2009」というフォルダをつくり、0904~1003のフォルダ群を全部「2009」というフォルダに移します。

これをずっと繰り返します。なお、ドキュメントの種類など全くお構いなしです。写真であろが、ワードであろうが、PDFであろうが、お構いなしにその月にやったものはその月のフォルダに入れます。

だから、私のハードディスクのディレクトリーには、1998、1999、2000、・・・・・・2007、2008というフォルダと、直近で使用している0903、0904などというフォルダがあるだけです。すっきりしています。

こうすると、最初は不安でしたが、この中さえみれば、必ずファイルが入っているわけですから、探すだけです、人間の記憶はだいたい夏とか、秋とか、何月くらいにやったものというのが多いですが、当該の季節な月を探せば、たいていはすぐに見つかります。人によっては、ファイル名や拡張子など工夫する人もいるようですが、私はそれはやりません。

こうすると、迷子にはなりません。必ずこれらのどこかにはあるはすですから、見つかるまで探せばよいわけです。こういうことをしばらくしていましが、ほとんど不都合はありませんでした。まず、3年前くらいのものだと、すぐに出てきます。さすがに、3年を超えるとすぐに探し出せないものもでてきますが、しかし、3年以上前のものであれば、きちんと整理したいたとしても、そうなってしまう場合が多いのではないかと思います。

さらに、数年前には、グーグルディスクトップができたので、これも併用しています。これだと、さらに探す手間も省けます。それよりも、なによりも、わざわざ定期的か不定期に、整理をするなどという手間からは完全に解放されます。すでに終わってしまったことに関して、整理するなどというのは本当に無駄時間だと思います。こういうことに時間を使うくらいなら、もっとクリエィティブなことに時間を費やすべきだと思います。

これは、私独自の方法ですが、「整理をしない」ということを基本にして、手順をつくって管理すれば、ファイルの迷子などということはなくなると思います。「整理をする」などという発想でやると、扱う情報量が多い人ほど大変なことになります。どんなに分類方法を工夫したとても、その分類方法が仕事の内容によって、適してる適していないは変っていきます。それから、分類しようのないものが出てきて、「その他」などに入れ始めるとますます、わからなくなります。迷子ファイルをなくす要諦は「整理」をしないことです。皆さんも試してみては。

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2007年6月3日日曜日

mind42.com-マインド・マップのサイト


mind42.comは、マインドマップを作成し保存することができるサイトです。このサイト英語版ですが、日本語で記入することもできますので、無論日本語のマップを作成して保存することができます。しかし、マインドマネジャーもしくはフリーマインド形式でエキスポートもできるようになっていますが、残念ながらこればかりは、日本語対応していないので、正しくエキスポートされません。英語版であることから、英語のアルファベットで表記してあれば、正しくエキスポートできるものと思います。
とうとう、マインドマップもサイトで書くことができるようになりました。web2.0的な考え方がどんどん進んでいるということですね。このサイトでは、自分の描いたマップを一般に公開できるのと、コラボレーターを登録すれば、複数のコラボレーターとともに、ひとつのマップを作ることが可能になっています。
いよいよ、web2.0的サービスが、思考の分野まで入ってきたという感じがします。今後IT関連の方が提供すべきサービスの方向性はこのようなものを目指すべきと考えます。
最近の動きではグーグルのウェッブアルバムの容量が数百メガから1ギガに変更されました。世の中の動きはますます、web2.的な方向に向かいつつあること改めて確信しました。

2009年4月6日月曜日

Google マップで地下路線図を表示--9都市42路線に対応―地下でグーグルマップを見れるのか?

Google マップで地下路線図を表示--9都市42路線に対応(この内容すでにご存知の方は、この項はよみとばしてください)
 4月3日より、Google マップに日本の9都市42路線の地下路線図が表示されるようになった。地図上の駅のアイコンをクリックすると、駅名とその駅を通過する路線が表示される。対象となる駅の数は601にのぼる。
渋谷駅の地下路線図を表示した。地下鉄のカラーコードとあわせた色で路線が表示される。渋谷駅の地下路線図を表示した。各路線は地下鉄のカラーコードとあわせた配色で表示されている。



 路線図が公開されているエリアを表示した状態でGoogle マップの画面右上にある[その他]ボタンの[路線図]にチェックを入れると、一度にその都市すべての路線を表示することができる。
東京都内の路線図を一度に表示したところ。東京都内の路線図を一度に表示したところ。

  海外では2009年1月より50以上の都市で地下鉄路線図が表示されている。日本のGoogle マップ担当者は、「日本は特殊で、特に東京は駅の密度が全然違う。とにかく入り組んでいる。それどうやって表示すればいいか、あたりまえのことをやるのが 大変だった」と開発の苦労を語った。

 路線図が提供されている路線は以下のとおり。

* 札幌市営地下鉄
東豊線、東西線、南北線
* 仙台市営地下鉄
南北線
* 東京メトロ
東西線、丸ノ内線、銀座線、千代田線、南北線、日比谷線、半蔵門線、有楽町線、副都心線
* 都営地下鉄
大江戸線、浅草線、三田線、新宿線
* 横浜市営地下鉄
ブルーライン、グリーンライン
* 名古屋市営地下鉄
桜通線、東山線、名港線、舞鶴線、上飯田線、名城線
* 京都市営地下鉄
東西線、烏丸線
* 大阪市営地下鉄
谷町線、四つ橋線、千日前線、長堀鶴見緑地線、南港ボートタウン線、御堂筋線、堺筋線、今里線、中央線
* 神戸市営地下鉄
西神・山手線、海岸線、三宮線
* 福岡市営地下鉄
空港線、箱崎線、七隈線

地下でグーグルマップを見れるのか?
グー グルマップを見ていて、少し不満に思っていたのが、やはり路線図です。その中でも、特に地下鉄の路線図がないというのが気になっていました。都内で何か行 動するということになると、やはり地上だけではなく、地下鉄の路線が重要です。田舎などには、最初からそのようなものがないのですが、やはり、地下鉄は欠 かせません。これで、グーグルマップもますます使いやすくなってきました。特に、4月から新しく入社した新入社員などには、非常に使い勝手が良いのではないかと思います。行き先までの地図をいくつか印刷して携行するか、携帯電話で見れば、迷うことはないでしょうね。

いずれは、やると思って今したが、やはりやりました。以前NHKの沸騰都市「東京モンスター」という番組を見ていたら、これから、東京は地上にもどんどん伸びていくが、地下にも様々な施設が作られるだろうということを言っていました。

そうすると、グーグルマップでは、地下の建造物も表示していく必要がありますね。きっと、将来的にはそうしたことも実現していくのだと思います。

埼玉県春日部市にある世界最大級の洪水防止施設、首都圏外郭放水路。都内では将来はこのような巨大な空間に人が常時居住するようになる。

し かし、そうなるとさらに気になることがでてきました。もし、地下の巨大建造物がたくさんできるということになれば、携帯の電波はどうするのでしょう。さら には、グーグルマップを見るための、インターネットの無線電波はどうなるのでしょう。きっと、内部にアンテナを張るなどして、解決するのでしょうね。その ような、インフラが整っていなければ、地下建造物も不便ですね。しかし、そうした不便も取り除いて地上と々にすることが地下巨大建造物の必須の要件になるのだと思います。

「Googleが発見した10の事実」というスレッドが注目を集めているそうです。次の10項目に注力した結果、業績が伸びた、とGoogleはしているそうです。
------------------------------------------------

1.ユーザーに焦点を絞れば、『結果』は自然に付いてくる

2.1 つのことを極めて本当にうまくやるのが一番

3.遅いより速い方がいい

4.ウェブでも民主主義は機能する


5.情報を探したくなるのは机に座っているときだけではない

6.悪事を働かなくても金儲けはできる


7.世の中の情報量は絶えず増え続けている


8.情報のニーズはすべての国境を越える


9.スーツがなくても真剣に仕事はできる


10.すばらしい、では足りない

今回の、地下鉄路線図の付加など、この10番目の発見に即したものかもしれません。確かに、グーグル・マップは素晴らしかったのですが、地下鉄路線図が足りませんでした。

この、10の発見を大事にしていけば、これかもGoogleは伸び続けていくと思います。この10の発見私たちの仕事にも役立つかもしれませんね。

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2010年12月10日金曜日

クラウド普及でベンダーに試練 - IDC Japanが2011年の国内IT主要10項目発表―【私の論評】クラウドを戦略として組み込んでいない企業は時代遅れ?

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/12/10/020/index.html


【私の論評】クラウドを戦略として組み込んでいない企業は時代遅れ?
上記の細かいことの解説はしませんが、やはり、クラウドについてはここで整理しておかないとならないと思います。これからクラウドを戦略として組み込んでいない企業は、すべからく時代遅れになると思います。

まずは、クラウドコンピューティングによって、どのような利点があるかといえば、ITでの取り組みが進んでいる大企業が利用している、もしくは、それ以上のコンピュータ環境を「誰でもが」受けることができるようになった、ということでしょう。まさしく、セールス・フォース.コムがいうところの、ITの民主化です。

「それ以上の」と掲載した利用は、大企業の場合多くのレガシー資産(主に、昨今のようにWeb化が進められる以前に、メインフレームを介してネットワークを構築していたシステムなどの資産)を抱えていたり、グローバルな環境に対応する必要があります。世界の多くの国ではインターネットの利用環境が整っているとは言い難いので、その対応には、多くの労力と時間がかかったりします。

この例としては、今はどうかわかりませんが、たとえば、9.11同時テロ事件のときのペンタゴンなどが良い例です。普通の人は、ペンタゴンなど最新鋭だと思っている人が多いですが、当時のペンタゴンは、レガシー資産がかなり残っていたので、使用している端末もかなり古かったし、時代遅れで、情報の取得にもかなり支障があったのではないかと思います。

周知の事実ですが、クラウドにセキュリティー面でのリスクが内在するのは事実です。個人情報に関するものをクラウド上におくのは好ましくないでしょう。しかし、だからといって現在、クラウドから提供されているコンピュータ環境を使わない手はないはずです。

私は、常日頃、中小企業と大企業の違いは、間接人員をもてるかどうか、ITに設備投資できるかどうか(間接に投資できるかどうか)だ、と思っています。

私は、特に中小企業の場合、コンピュータを扱う間接人員をもつ余裕はないし、同様に、サーバーといった機器類に投資をするには限界があります。だから、たとえコンピュータを買っても、社内に専門家がいないために、システムインテグレータに頼まざるを得ず、インテグレータは特に大企業相手の場合などには、1日の作業に10万円をチャージしたりしていました。

こうした環境を大幅に変えたのが、クラウドによる変革です。情報資産を一度インターネット上のクラウドに「出してしまえば」、どこからでもアクセスできます。わざわざ、LANとか、WANなどを組む必要性はありません。

Mail、Calendar、ファイルサーバー(ファイル共有)といった、基本的なグループウェアが、まさに、クラウドから提供されるのです。

もうすでに、随分前から、アップルからiPhoneが提供され、Googleが携帯を提供しはじめたり、アップルがiPadを提供し始めたり、さらにGoogleから、クラウドに特化したGoogle Chrome OSを搭載した、マシンン(もはや、ノートパソコンとか、iPadとか形などは問題外)が提供されようとしている現在、クラウドの主要プレイヤーは「PCという呪縛」から利用者を解き放ちました。

営業マンや、現場で働く人々が、PCを開くことなくそういったサービスを享受できる時代が到来しました。そして、従来とは異なり、このために必要な間接人員は0です。逆に今の時代であれば、若い人などで、iPhoneや、iPadを使い慣れた人が、企業でシステムインテグレーターが何かしないと動かないシステムなどみたら、奇異に感じることでしょう。現在の私たちが、オフィスコンピュータなどを見ているのと同じような感覚になっているかもしれません。

こうしたことから、クラウドを使わない理由は、見当たりません。過去の遺産に縛られない中小企業だからこそ、クラウドという「きんとうん」に乗れると思います。そうして、レガシー資産を持つ大企業は、もうITの面で、中小企業などと比較して、人員でも、資金でも圧倒的に優位という時代は終焉します。

多くの会社では、Google Apps(一人5000円/年)程度の契約をしています。これで得られる容量は、メールで25Gバイトである。ダウンタイム基準で99.9%のサービスレベルを保証しています。れは、最近さらに改善されました。

これを従来のように、インターネットやクラウドを使わずに、ベンダーからサーバーを仕入れて、メールサーバー、ファイルサーバー、認証サーバーなどを設定し、社員1名にこれだけの保管領域とサービスレベルを提供するとなれば、膨大な投資を必要とします。

これが、他のシステムの場合どういうことになるでしょうか?経理のシステムであろうが、CRMであろうが、今では、大人数の人が入力したり、多方面から情報が入ってくるようになっています。そんなとき、上のように自らサーバーを持って実施するということになれば、それこそ、気が遠くなりそうです。

それから、最近の中小企企業で見られる悪い兆候として、なまじ、半かじりのパソコンおたくがいたりして、アクセスや、エクセルなど社内LANなどで、ネットワークをあちこちで結んで、効率の悪いことをしている例があります。これなどは、さっさと外に出して、クラウドを活用すべきでしょう。社内で、いい加減なネットワークを組んでいれば、大企業のレガシー資産とあまりかわりなくなってしまう可能性があります。

もうすでに、クラウドをどう活用するかを考えていない企業は時代遅れであり、次の展開はないといっても過言ではないです。

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2007年9月3日月曜日

Google Apps-情報の共有化をスムーズに!

  日本大学が米グーグルのSaaS形式のアプリケーションスイート「Google Apps Education Edition」(Google Apps)を導入した。すでに利用を開始していて、当初は7学部約3万人の学生が利用。最終的には全学部10万人がGoogle Appsを使う。ライセンス費用は無料。上は、日本大学のGoogle Appsのドメインに入るときの入力画面。

あなたのオフィスで、パソコンで遊んでいる人はいませんか。情報を共有化するとか、なんとかで、日々パソコンをいじっていたりするのだが、一体何をしているのかさっぱりわからない人とか・・・・・?

一生懸命になって、リンクを構築したり、共有化のために何かをやっているようで、アクセスや、エクセルなどいじって小難しい顔をしているのに、何をしているのか良くわからない人。

先日もあるブログをみていたら、ある小さな会社の女性が、webで情報を共有するとか、部長も賛同してくれているなどということが書かれているのを見たことがあります。これは、まったく無駄です。この部長さんは典型的なIT音痴なのだと思います。効率化を追求するつもりが、非効率の追及になっています。


大規模に全社的に全く新たに戦略的にITに取り組むのなら、話は別ですが、通常の情報共有とか、部単位とか、もっと小さな単位で情報の共有化を行うなら、もっと手ごろな方法があり、余計な時間も費やさないですむ方法があります。

それが、Google Apps(アプリケーションズ)です。


コラボレーションの未来形 - コストも手間も省いた新しいホスティング型アプリケーション サービスです。典型的なweb2.0的サービス群です。(小難しい表現ですが、要するにパソコンとインターネットがある環境であれば、ほとんど手間もコストもなく、すぐに使えますよという意味)

コミュニケーション

独自のドメインで Gmail、Google カレンダー、Google トークのアカウントをユーザーに提供できます。あなたのドメインがユーザー コミュニケーションの場になります。

 
コラボレーション

Docs & Spreadsheets にはオンラインの文書管理に加えて、ファイル共有やリアルタイムに同時編集ができるなど強力なコラボレーション機能があります。 ドメインのトップになる「スタート ページ」には、メールボックスやカレンダーのほか、お知らせ情報など独自のコンテンツも追加できます。


導入もメンテも手間いらずすべてのサービスを Google がホスティングしますので、ハードウェアやソフトウェアのインストールなどは不要で、設定や保守も簡単です。 技術的な専門知識がなくても、すぐにご導入できます。


Google Appなら以下のような多様な使い方ができます。
小規模ビジネス向けに    詳細
企業 向けに          詳細
教育機関向けに        詳細
家族やグループ向けに   詳細


私もすでに使っていますが、文書、スプレッドシート、カレンダーなど共有でき非常に便利です。メールにファイルを添付して発信して、相手が開いて確認をして、またファイルを添付して送ってきて、それを開いてどうのこうのなどという面倒なことはもう必要ありません。こんなことをやっていると、最終的にはどれが元でどれが、違うのかまでわからなくなってしまうことがあります。


一つのファイルを複数の人間で見ることができます。文書を例にとります。一つの文書を複数の人間で、同時にも、違った時間にも見ることができます。ある文書を校正して、そのままにしておくと、コラボレーションを許可された人のみが、それを見ることができます。そこで、その人はもともとの文書と、校正内容をみて、これでよければ、同一の文書の中に、校了のサインを入れておくなどします。そうすると、メールでのやりとりなしに、すべてができてしまいます。手間もほとんどいりません。感覚としては、自分のパソコンのファイルをただ、開いて仕事をしているという感覚です。しかも、この作業、自分のパソコンでなくてもできます。インターネットに接続できる環境にあれば、職場だろうが、自宅だろうが、インターネットカフェだろうが、友人・知人のパソコンであろうが、どこてでもできます。


この内容を見て、何?メール使えばいいんじゃないのとか、だからどうしたの、などと言っている人は、先ほどの部長さんみたいなものだと思います。実際に使ってみないと、その便利さ、効率性は理解できません。小規模で使うなら無料でできます。皆さん、是非試してみてください。メールだけを使ってコミュニケーションを図ることの非効率性が体感できます。


2010年1月20日水曜日

世界最大の国際通信キャリアは「Skype」に - 米TeleGeography調査-当然の成り行きだが、背後にある原則は?

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/01/20/025/index.html


当然の成り行きだが、背後にある原則は何?

これは、Skypeを用いた方なら、誰でもわかる当然の成り行きです。遅かれ早かれ、このようなことになることや、いずれこれどころではなく、ほとんどがSkypeもしくは、Skype様のサービスに入れ変わることは明らかです。いずれ、世界の音声通話のほとんどこのようなものに入れ替わるでしょう。

私は、最近だとGmailに付属している、チャットを使います。これは、音声だけでも、動画をつけても話ができます。いずれ、こちらもだんだん普及していくことでしょう。

さて背後にあるのは、なんでしょうか?それは、これは、前にもブログに掲載しましたが、ドラッカー氏が著書に書かれた「最早、ある特定の産業の製造技術は、その産業内からは生まれてこない、全く別の分野から生まれてくる。たとえば、製薬の分野がそうだ、今や新しい製薬は、バイオテクノロジーの分野から生み出されている。通信の分野もそうだ、この分野の新技術である光通信に用いる、光ファイバーは、通信分野の企業や研究所から生まれたものではない、コーニング社と言うガラス製造の会社から生まれたものである。もはや、特定の分野の産業で使われる技術は特定の分野の企業や研究所から生まれてくるのではく、全く別の分野から生まれてくる。だから、トップマネジメントは、自分の属する産業内のことにだけ感心をもっていてはならない、他の分野にも関心を持つべきである」という至言の内容です。

そうです。国際通話の技術は、あくまで旧来の通信技術です。1台電話交換機だけでも、現代のサーバータイプではなく、昔のものを使えば、数千万しました。今なら、数万から高くても数十万です。さらに、現代なら、電話交換機も必要なく、電話回線も必要もなく、インターネット回線で音声どころか、動画もつけて会話ができるのです。既存の技術とては全く異なります。しかし、現実世界には、インターネットができる環境が整っていない地域で電話は通じているところがあるため、未だ以前の国際通話も残っているわけです。

既存の国際通話からSkypeなどへの移行は、まさにドラッカー氏の言葉通りです。従来の電話回線だけにこだわっていたらこのような技術は開発できなかったでしょう。さらに、国際電話通信の会社など、これからは、こうした技術を取り入れた上で、もっと簡単で、使用しやすいものを開発し、付帯サービスなどもつければ、これからも、国際通話回線を維持できるかもしれません。

このブログでは、以前も、違った分野で似たような話を掲載してきましたが、もうそろそろ、こんな話は当たり前になるのではないかと思います。このような話題、たとえブログに掲載したとしても、もう誰も珍しくもないし、誰も振り向かなくなると思います。そのような日は、もうすぐにやってきます。

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2007年8月20日月曜日

Wikipedia Scanner-web2.0的サービス


上は、Wikipedia出典の三島由紀夫画像集。三島由紀夫が生きていたら、今の世相をどう論評するのでしょうか?興味のあるところです。

ご存知Wikipedia(ウィキペディア)は誰もが自由に書き込める百科事典です。勿論正式に承認されないと、公的な記事とはならないようです。
しかし、Wikipedia における自演行為、例えばある企業の従業員が Wikipedia 上の自社についてのエントリを自社に都合よく書き換えるといった行為は、Wikipedia 初期から継続して起きています。しかし幸いなことに、自演行為が自社のIPアドレスレンジから行われているため単純に whois するだけで足がつく、というケースも少なくありません。

CalTech の大学院生 Virgil Griffith が昨日立ち上げた新しいサービス、Wikipedia Scanner は、特定の企業のアドレスレンジから Wikipedia に対して行われた anonymous な修正を検索して表示してくれるという便利なものです。これを使うと、例えば「Microsoft のアドレスレンジから行われた修正」を一括検索でき、それを見ていけば Microsoft による自演も見つけやすい、ということになります。皆さんも一度試してみてはいかがですか、なにしろこのツール利用するのは無料ですから。このようなツールどんどん公表されて、皆で使えるようになるといいですね。このようなツールが出てくるたび、最早ITは公共財になりつつあるのではないかと思ってしまいます。

もちろん、真面目に自演するだけの知識のある人間であれば、whois に登録されているような自社のアドレスレンジなど使わないだろうから、自演検出の実用性という点についてはそれほど効果は期待できまいという気もします。

しかしそれ以外にも面白い使い方はいろいろできるようだ。WIRED によれば、CIA のアドレスレンジからは毎日 Wikipedia に大量の編集が行われているそうだ。と言っても、CIA が合衆国政府に都合よくエントリを書き換えているというわけではなく、単に CIA 局員が自分の趣味で編集しているということが多いらしい。例えば Buffy the Vampire Slayer の記事を修正していたりなど。

という事実に鑑みると、このサービスは、企業が「自社の従業員が仕事中にサボって Wikipedia の編集なぞにうつつを抜かしていないか」をチェックするツールとして使われることにも使われるのではないかとも予想されます。

ちなみに Jimmy Wales は、このサービスについては知っているが、よく使ってみてからコメントしたい、と述べている模様です。

ところで、テンフォーはまだWkipediaに掲載されていません。自分で書こうとも思いましたが、やはり第三者の公正な目でみたものの方が信頼できるので、未だ書き込んでいません。情報などは差し上げますので、どなたか書いていただけないものでしょうか?それから、オーディンフーズも同様ですので、どなたかいらっしゃいましたらよろしくお願いします。

2010年1月10日日曜日

驚異の衝撃吸収材”d3o”とは-このイノベーションはどこからやってきたのか?

What is d3o™? 驚異の衝撃吸収材“d3o™”とは







d3o™
HYOD PRODUCTSがレザースーツを始めとするライディングウエアの発売を開始して、はや5年。その中で、より動き易く、そしてより安全性の良いプロテクターの開発で発見したのが、驚異の衝撃吸収素材d3o™でした。この素材はイギリスのd3o™lab社が開発・製造し、簡単に言えば、受ける衝撃の強さで分子の結束が変化する素材です。何も衝撃が加わっていないときや衝撃が弱いときには、分子同士は自由に動き、素材は非常に柔軟です。それが一度、強い衝撃を受けると、瞬時に分子同士が手を繋ぐように結束して、網=ネットのような状態になり衝撃を吸収し分散します※。そして、衝撃が弱く、または無くなってしまうと、分子の結束は解かれ、元の柔軟な状態に戻るのです。分子自らが衝撃の強さを感知し、結束を変化させ、そして復元することから“intelligent shock absorption” 、すなわち知的衝撃吸収と呼ばれています。
  • プロテクション素材自体が、金属の様に硬く(ハード)固まり衝撃を拡散するものではありません。
たとえば、上手い野球選手やサッカーのゴールキーパーは、ボールを受けるときに、衝撃を和らげるために少しグラブや手を引きながら捕球します。手に充分な力が入っていなければ、ボールに弾かれてしまいますし、逆に強く突っ張っていたのでは、ボールの衝撃をモロに受け相当痛く、正確な捕球もできないでしょう。d3o™は上手い選手と同じで、衝撃の強さに応じて吸収・分散するのです。 また、d3o™は、バイクのサスペンションとも似ています。サスは大きな入力があればダンパーが強く効き、小さいと弱く、そして元の状態に戻ります。ヘルメットのライナーやクルマのボディは、衝撃を吸収・分散しますが、自らが壊れることで行っているので元の状態に戻れず、2次衝撃が同じ個所にあった場合は、機能を充分に発揮できません。一方d3o™は元に戻り同じような能力を維持していきます。
d3o™のベース材は、オレンジ色のベトベトした粘度(スライム)のような物で、これを成型してウエアなどのプロテクション材として使えるようにします。成型された物はメッシュ状など何タイプもありますが、d3o™は柔軟なので、ライダーの動きや姿勢で変化するような個所に使えるのも特徴です。レザースーツに採用されている、ヒップ部分などハードシェルを使えない個所(正確には使えても、動きを妨げてしまう箇所)には最適で、膝、肘、肩などはハードシェルと組み合わせることでプロテクション効果が一段と高くなります。
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d3o™はすでにスキー、自転車、登山用のプロテクター、スポーツ用シューズ、バレエシューズなどに使用されています。HYODではレザースーツ本体をd3o™lab社に送り、コンセプトやその製品作りが認められ、今回、正式採用となったのです。HYODレーシングスーツへのd3o™プロテクションの開発にあたっては、2007年よりd3o™ラボの全面的な協力体制のもとでスタートしました。そして、2008年の鈴鹿8時間耐久ロードレースにおいては、見事優勝を収めたホンダレーシングの清成龍一選手のレーシングスーツや、数回の転倒にもかかわらず、怪我もなく8時間の長丁場を、4位入賞で完走したヨシムラスズキの加賀山就臣選手や秋吉耕佑選手のレーシングスーツにもd3o™プロテクションを採用し、実戦で使用することでその効果を実証しています。
d3o™ プロフィール
CEO(最高経営責任者)リチャードパーマー氏により2001年にイギリスで設立。
d3o™テクノロジーと称される、衝撃から守る柔軟なプロテクション素材をd3o™ラボが革命的に発見する。d3o™は「intelligent shock absorption」という名の通り、知的な分子を持ち、衝撃を吸収、拡散する素材で、通常は好きなように動いているが、衝撃を受けると瞬時に分子同士が結合し、衝撃エネルギーを吸収、拡散する。

衝撃に対してd3o™は優れたショックアブソーバー、インパクトアブソーバーの働きをするのが特徴。しかも衝撃がなくなるとまた元通りの状態を取り戻すという特性をもつ。
衝撃を吸収するのと同時に、自由な動きも必要とするような場において、その応用可能性が高く、世界的に注目を集めている。



このイノベーションはどこからやってきたのか?
このイノベーション素晴らしいと思います。これから、いろいろな分野で使われるものと思います。今のところ、スキーウェアや、ライダースーツなどに用いられているようですが、それこそ、軍服や、宇宙服や、いろいろ危険なとこで用いる作業服とか、さらには、精密機などを運ぶ際の容器とかなどです。まだまだ、用途はあることでしょう。
このイノベーションは、まさに、ドラッカーの至言を思い出させるものです。ドラッカー氏は、「最早、ある特定の産業の製造技術は、その産業内からは生まれてこない、全く別の分野から生まれてくる。たとえば、製薬の分野がそうだ、今や新しい製薬は、バイオテクノロジーの分野から生み出されている。通信の分野もそうだ、この分野の新技術である光通信に用いる、光ファイバーは、通信分野の企業や研究所から生まれたものではない、コーニング社と言うガラス製造の会社から生まれたものである。もはや、特定の分野の産業で使われる技術は特定の分野の企業や研究所から生まれてくるのではく、全く別の分野から生まれてくる。だから、トップマネジメントは、自分の属する産業内のことにだけ感心をもっていてはならない、他の分野にも関心を持つべきである」と氏の著作でのべていました。
まさに、その通りです。この"d3o"という素材は、まさに、高分子化学という分野の研究から生まれたものです。このライディングウェアのHYOD PRODUCTSという企業が、ライディングウェアという分野の中の常識的な素材である繊維や、皮革、人工皮革などにばかり拘っていたら、今日のこうしたイノベーションはなかったと思います。
このようなことは、これからたくさん起こり得ると思います。たとえば、IT産業には、これからは、IT産業以外の認知科学とか、心理学とか、社会学などの分野の研究がおおいに役にたつと思います。それに昨年IBMは、昨年DNDの自己組織化を活用した回路設計技術を開発しました。これは、従来の回路開発技術とは全く無縁のバイオ技術によるものです。いずれ、従来の開発技術の限界を突破します。日本では、秋葉で売っているような、部品を多数使用して多重並行回路を作り出しスパコンの速度に匹敵するコンピュータを作ったという事例などあります。これは、スパコン事業仕分けの妥当性を示すための論拠にもなっているようですが、こうした背景から考えると、全く問題外だと思います。既存の部品を使っている限り、既存の限界は突破できません。
また、IT産業以外の産業では、それとは全く関係ないと思われた農業、畜産業、漁業などIT用いられていますし、これかもそういうことがさらに増えてくると思います。
いずれにせよ、私たちは現在いわゆるデフレの中にありますが、こうしたイノベーション多数起こすことにより、人々は新しい商品やサービスを多く求めるようになり、消費活動も増え、デフレ克服の契機にもなると思います。
本日は、この素材の素晴らしさに触発されて、ブログを書きました。このような、イノベーション、無論、業界が異なるので、全く同じようなことはできないでしょうが、自分たちの分野でも、起こしていきたいものです。
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2009年11月6日金曜日

Amazon BasicとGoogle Dashboard-顧客とのリレーションシップ(関係)を強化せよ!!


Amazon BasicとGoogle Dashboard(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)
◇アマゾンベーシック

アマゾンベーシックの画面

アマゾン ジャパンは5日、オンラインショップ「Amazon.co.jp」で同社プライベートブランド『Amazon ベーシック』の提供を開始した。各種記録メディアやケーブルなど18商品からスタートする。米Amazon.comでは9月20日より販売されている。

Amazon ベーシックは、Amazonがグローバルで企画を進めているプライベートブランド。「お客様の選択肢をより豊富にし、高品質な製品を低価格で提供することを目的」(同社)とした商品となっている。オープン当初の取扱商品は、記録型DVD/CDメディア、USB/ LAN/ HDMIなど各種ケーブル。同商品群は専用ストアでまとめてチェックできる。

なお、Amazon ベーシック ストアの取扱商品は、簡単開封パッケージ「Amazon フラストレーションフリーパッケージ(FFP)」で配送される。同パッケージは商品の取り出しに面倒な構造を変更して梱包資材を省略、かつ再生段ボールなどのリサイクル可能な素材で作られている(詳細はこちら)。

◇グーグル・ダッシュボード

米Googleは11月5日 (現地時間)、Googleアカウント・ユーザーがGoogle製品・サービスを1カ所で管理できる「Google Dashboard」の提供を開始した。Googleにユーザーが保管しているデータ、プロフィール、プライバシー/セキュリティ情報の確認、各種サービスの設定へのアクセスなどが可能だ。


Googleアカウントを持っていれば、カスタマイズ検索、Gmail、Talk、カレンダー、ドキュメント、Picasaウエブアルバム、Blogger

、リーダー、YouTubeなど多様なサービスを無料で利用できる。ユーザーにとって豊富な製品ラインナップはうれしいが、利用している製品・サービスが増えるほどにGoogleアカウントの管理が難しくなる。Googleのどのサービスにどのようなデータを保管しているのか? またWebサービスの多くは共有機能を備

えているため、共有もしくは公開している情報やデータを把握しておかないとプライバシー流出につながりかねない。実際にユーザーがクラウドに保管しているデータ、公開している情報が見えにくいという理由から、Googleのプライバシー保護の不備を指摘する声もある。そこでサービスの透明性を増し、ユーザーによる選択とコントロールを実現するためにGoogleはGoogle Dashboardを用意した。同機能を通じてユーザーは、Googleアカウントで利用しているサービスを一望し、プライバシー保護/セキュリティのチェックポイントを確認できる。


Google Dashboardにアクセスするには、Googole検索でGoogleアカウントにサインインし、右上の[設定]から[Googleアカウント設定]を選択。個人情報設定のダッシュボードの[このアカウントに保存されているデータを表示]をクリックし、再度パスワードを入力する。


Dashboardでは製品・サービスごとに、左側にユーザーがGoogleに保管しているデータの情報、右側に設定やプライバシー/セキュリティ情報などへのリンクが並ぶ。たとえばGmailでは、左側に各メールボックス内のスレッド数と最新のメールの件名が表示され、右側に「Gmail設定」へのリンク、そして「チャット履歴の管理」と「HTTPS設定の管理」のリンクが用意されている。Dashboardを通じて、GmailにおけるWebブラウザ- Webサーバ間の通信暗号化(HTTPS)の大切さが浮き彫りになる。


顧客とのリレーションシップ(関係)を強化せよ?!
ほぼ日にちを同じくして、amazonと、Googleの新しいサービスが始まりました。amzonは、PB商品の発売と、簡易包装です。GoogleはGoogle Dashboardの提供です。amazonに関しては、非常に分かりやすいでしょうが、Googleの新サービスに関しては、実際に使っている方でないとなかなか理解できないかもしれません。

私もそうそう、ダッシュボードを確認してみましたが、全部で16のサービスを利用していることがわかりました。中には、使っていることを忘れていたサービスが3つほどありました。

それと、グーグルのサービスの中で私自身が使っていても、まだダッシュボードでは管理できないもが14件ありました。それが、以下のサービスです。

『他 14 件のサービスは、このダッシュボードではまだご利用になれません』と表示された、私の利用しているサービスです。

合計すると、30ものサービスを使っているということになります。グーグル・ダッシュボードで管理できないサービスもいずれ、できるようにしていくのだと思います。

このサービス、確かに使ってるいることの確認や、ダッシュボードで、すべて管理が可能というのが大変便利です。30ものサービスいちいち、覚えていて、管理するのはなかなか難しかったのですがこれからは、ダッシュボードで確かにかなり簡単に管理ができると思います。あまり目立たないサービスではありますが、ユーザーのことを考えたすばらしいサービスだと思います。

一方、amazonのほうは、いよいよ、来たか!!という感じです。スーパーなどの小売業では、随分前から、PB(プライベートブランド)を導入していましたが、ネット・ショップで、はっきりユーザーに分かりやすくしたのは、Amazonがはじめてではないかと思います。

現状では、コードやDVDなど基本的なアクセサリーを売っているだけのようですが、これからどうなっていくのか楽しみです。ちなみに、現在でも、パソコンのUMPCのコーナーで、UMPCのある機種の白色のものを2万円台で販売しています。今後、このような商品もアマゾン・ベーシック・ストアで売っていくのか、それとも、やはり名前のとおり、基本的なものだけ販売し続けるのかどうか興味のあるところです。

もし、amazonが、現在のスーパーのようにPB商品を売るようになるとしたら、それこそ、今メーカーは戦々恐々としているかもしれません。もし、これが他にも広まって、スーパーのPBのようになったら、大変なことです。ただでさえ、廉価になっているIT関連商品がさらに安くなることになります。そうなると、ますます、デフレ傾向になると思います。多くの企業が日本国内での生産をやめて海外に生産拠点を移すことになるでしょう。

差別化とは、企業が自社自身あるいは自社の製品を競合他社と識別するために、一連の意味のある違いをデザインする活動を指します。差別化には大きく3つの方法があり、(1)製品の外観などの違いによる「物理的差別化」、(2)ロゴやブランド名などのブランド要素とブランドの特徴(ベネフィット、情緒的イメージなど)を巧みに組み合わせることによる「ブランドによる差別化」、(3)顧客が特定の供給業者との関係に満足を覚えるようになるような「リレーションシップによる差別化」があります。差別化されていない商品はコモディティとして、残りのもうひとつの差別化要素である「価格」によって、熾烈な価格競争を強いられます。

今回のGoogleのダッシュボードによる差別化は、(3)の「リレーションシップによる差別化」にあたると思います。A_mazon Basicは、(3)もしくは、PBによる「価格」による差別化ということになると思います。ただし、これからどのような方針をとるのか未知数というところです。

IT企業に関しては、物理的に店舗を構えている店とは違い、バーチャルな存在だけに、他社と似たようなサービスだけ実施していれば、他と区別がつかなくなってしまいます。これに関しては、価格.comなどで買いものをした人など良くお分かりだと思います。

そうなんです、価格.comで買い物をすると、しばらくすると、購入した店の名前なども忘れてしまいます。結局なるべく一番安いのを買おうとするので、価格などは頭に残っても、結局は価格.comを通して買ったことだけが印象に残り、どこの店だったかは印象に残りにくいです。

だからこそ、アマゾンでも、Googleでも「リレーションシップ」に力を入れようとしているのだと思います。特に今回のGoogleの新サービスは、「リレーションシップ」の改善ということができると思います。Googleは、ユーザーとのリレーションシップに従来からかなり力を入れています。いまでは、Googleを他の企業と間違うような人はいないと思います。

デフレ傾向の中、多くの企業が、価格競争に走っていますが、IT企業の雄である、Googleの今回のサービスなど顧客との「リレーションシップ」を強めていく戦略、見習うべきだと思います。不況の最中にある現在、単なる安売りをする企業は業績を落としいずれ没落していくと思います。IT企業に限らず、現在業績を伸ばしている企業は、かなり顧客との「リレーションシップ」に気を配っています。たとえば、マクドナルドや、ユニクロも、顧客との関係にかなりきを使っています。

いずれにせよ、IT企業も、顧客サービスの向上をはかり、他社との差別化を図ろうとしているということです。この両社の今後の趨勢、見逃せませんね。また、変化があれば、このブログにも掲載していきます。
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