2007年7月8日日曜日

私のアバターの出所-時計仕掛けのオレンジ

本日は、私のこのブロングやSNSのwizliで使用しているアバターの出所を説明します。これは、巨匠スタンリー・キューブリック監督の映画『時計仕掛けのオレンジ(Clockwork Orange)』のアレックス(主演男優マルコム・マクドウェル)の写真です。
この映画の簡単なストーリーは、異常なほど残忍で性に対して無軌道なアレックスが洗脳され模範市民のアレックスへ、そして再び残忍な性格に戻るというものです。1971年度の映画で、時代は近未来(それこそ現代あたりか)を想定したものです。映像、音楽とも当時としてかなり斬新なつくりとなっています。
下はこの映画のクリップです。真ん中のクリップは映画の音をそのまま使っていますが、上と下のクリップは別の音楽に変更・編集したものです。








この映画結局は人間にとって性への関心や暴力的な性格は根源的なものであり、これを全くなくしてしまえば人間ではなくなるというものだと思います。事実大昔、ロボトミーという暴力的あるいは性犯罪を頻繁に起こす精神疾患者に対して前頭葉を一部切り取るという手術の手法があり、実際に行われた事例がありました。しかし、手術を受けた患者は確かに大人しくはなるが全く無気力になってしまうので、今では行われていません。
なぜ私がこの写真をアバターにしたかというと、仕事を行うにしても社会人として振舞うにしても、良い意味での攻撃性は重要であると思っているからです。こうした感情がなければ、パワフルに物事を進められないからです。人間は気を抜けばつい安逸な方向に流れがちです。そんな自分を戒め何事にも積極的にあたっていけるようにと願いを込めてこの写真をアバターにしました。この映画、ご覧になっていない方是非ご覧になって下さい。

2007年7月6日金曜日

次世代IT(3)

上は、「函館花いっぱい道づくりの会」の活動を示した画像。都市を文明化する活動の一環。次世代ITを理解するためには、コミュニティーとコミュニケーションの理解を深めなくてはならない。

前回の次世代IT(2)で述べたように、現代ITの潮流が情報処理からコミュニケーションに比重が移りつつあります。では、この潮流に適合するために、次世代ITには何が求められるのでしょうか?

次世代のITは、結論からいうと、これもまたドラッカーが言っている通り、『認知』の問題です。次世代IT(1)でも述べたように認知科学が重要視されるようになるということです。
さらに、web2.0の興隆に伴い「所有から利用へのITマネジメント」に移るということで、特に個人ユーザーに対してweb2.0によるサービスを多様化・深耕して惹きつけ多数のユーザーを集めることに成功する企業が興隆するということです。集客のためにはいかにうまくサイバーコミュニティーを構築するかが重要になります。あらゆる方法を駆使して巨大なサイバーコミュニティーを作り出すか、多数の小さなサイバーコミュニティーを束ねるかが最重要課題となります。

ドラッカーが言っていたようにかつての活版印刷技術における印刷から出版への流れと同じく、既存のITから認知科学(特に言語学、心理学)や社会学を応用し都市を文明化させるコミュニティーの構築が主な課題となります。都市の文明化については、http://yutakarlson.blogspot.com/2007/04/web20.html参照。ITはようやっと人間復権の時代へと向かいます。人間を知ることが原動力となります。従来のITは基盤づくりの役割として残り、現代でいう鉄道事業や電気・水道事業と同じような存在となります。

現状ではたとえば、ブログをつくったりするにしても、タグをどう付与するかに頭を悩ませる人は多いのではないでしょうか?インターネットの世界を飛び回る言葉を主成分分析やクラスター分析などの多変量解析はできます。でも、これらの分析を実際に役に立たせるためには、人間を知らなければなりません。インターネットの中の言葉が必ずしもユーザーの本音を表しているわけではありません。今後ますます認知科学の応用分野が広まっていきます。コミュニケーションの前提のなかに「コミュニケーションは、私たちの中の一人から私たちの中のもう一人に伝わる」というのがありました。私はいかに、ユーザーや顧客と経験を共有することができるかが今後のITの本質になると考えます。

この分野奥が深いので、これからも機会を見つけてこのテーマで掲載させていただきます。

2007年7月5日木曜日

本・雑誌・CD・DVDの通販「セブンアンドワイ」のフェアの紹介



上は、ビル・エバンスのワルツフォーデビーの演奏風景の動画です。この曲往年の名作で、ジャズファンなら知らない人はいませんね。でも普通の街のCDショップにいくとなかったりします。ところが、この常識を打ち砕く企画があるんです。それを下に掲載します。


通販「セブンアンドワイ」で今様々なフェアが開催されています。その中でも、私はJazz the Bestをお勧めします。ジャズが初めてという方にも、ジャズファンの方にも自信を持ってお勧めすることができます。
このなかでも、ビル・エバンスのワルツフォデビーをお勧めします。このアルバムじっくり聞き込んでください。ジャズファンの方には説明の必要もないと思いまずか、とにかく珠玉の一品です。
そのほかのアルバムも秀逸なものばかりです。また、すばらしい名アルバムなのに1アルバムあたりの価格が1,100円と非常に廉価です。おそらくフェア開催中なので、この価格で提供されているのだと思います。

どの作品を見ても、CDショップで3,000円くらいで売っていてもおかしくないものばかりです。どの作品もジャズの燦然たる歴史を語る上で欠かすことのできない、作品ばかりです。ジャズファンの方は、昔欲しいと思っても高くて買えなかったあの名作をお手軽価格で、初めてという方にも、このお手軽価格で購入できるという喜びを味わっていただき、是非ゆっくりとくつろいで、じっくりと聞き込んでいたたぎたいと思います。 なお、商品はセブンイレブンの店頭だと送料無料で受け取りできます。

2007年7月4日水曜日

次世代IT(2)

上はコミュニケーション能力を高めるための研修の様子
次世代ITに関してはこのブログでも以前とりあげさせていただきました。
http://yutakarlson.blogspot.com/search?q=%E6%AC%A1%E4%B8%96%E4%BB%A3IT
現在から将来にかけてのITの動きはある一定の方向に進んでいます。それは、以下のような構図です。
     過去           現在          将来  
【データ処理】【情報処理】【コミュニケーション】

この構図簡単に説明すると、従来はコンピュータの能力も低かったので、主にデータ処理が行われていました。この時代私は、NECのN5000シリーズで様々なデータ処理を行っていたのを覚えています。そのころから、LANPLANという統合パッケージソフトがあってLANwordというワープロや表計算ソフトがあり、インターネットとグラフィックを除けば基本的には現在のパソコンとあまり変わりない環境だったと思います。そのころは、インターネットではなくパソコン通信の時代でした。会社ではN5000シリーズ、自宅ではPC9800シリーズを使っていました。自宅ではPC9800シリーズでパソコン通信をしていました。大分県のCOARAが流行っていて、パソコン通信を通じて、大分にも友人ができ、女の子たちが大挙して北海道までスキーツアーにきたなんてことがありました。この頃は通信料金が高く、一番高い時には4万円くらいかかったことを覚えいます。いずれにせよ、この頃のパソコン、オフコン(懐かしい言葉です!)は、処理速度が低く記憶容量が低かったのでグラフィックは単純なものしかできず、動画などもなく、文字情報がほとんどで、文字通りデータ処理という感じでした。

おっとついつい昔のことを思い出し話が長くなってしまいました。話を本題に戻します。現代に関しては、パソコンなどの処理速度、記憶容量が大きくなったため、いわゆる情報処理に比重が移ってきました。データを集約した情報の処理です。グラフィックの処理速度がかなりあがりました。動画の配信などが可能になり、最早文字情報だけでなく、音声画像のやりとりが可能となりました。会社の中でもデータのやりとりよりは情報のやりとりが主流となってきました。一昔前だとシステム部門の白衣を着た技術者の人がやってきて、厚さ30センチもあるようなコンピュータフォームを持ってきて、「はい、できました」とポンと偉い人の机の上にデータの羅列を置いていく、というような感じでしたが、現代ではメールで情報のやりとりを行い、必要なデータはエクセルなどに集約してメールに添付するというように変わってきました。

現在から将来に向けて今度はコミュニケーションが重要となってきます。情報とコミュニケーションは違います。では、コミュニケーションとは何でしょうか?

ここでは私の言葉ではなく、ドラッカーの言葉を拝借します。
※コミュニケーションとは?
■受け手に「知覚」されて成立する
大工には大工の言葉で話せ。(ソクラテスの言葉)
■受け手に「期待」されて成立する
人は期待しないものは受入れない。たとえ伝わったとしても、全く別のこととして認識される。
■受け手に対する「要求」を伴う
コミュニケーションは常に受け手に対する要求を伴う。
■情報とは異質だか相互依存関係にある
情報が多すぎるとかえってコミュニケーションは成立しにくくなる。
※コミュニケーションの前提は?
■目標管理
目標管理をすることにより、部下は上司の微妙な立場を理解する。上司も部下の考えを理解する。
■経験の共有-コミュニケーションとは私達の中の一人から私達の中のもう一人に伝わるもの

※コミュニケーションではないもの
単に「上から下へ」「下から上」へとコミュニケーションは成立しない。(私の補足:コミュニケーションとは単なるホウレンソウ(報告・連絡・相談)ではない。ホウレンソウを密にしていても、必ずしもコミュニケーションが成立しているとはいえない)

現代ITの潮流が情報処理からコミュニケーションに比重が移りつつあります。では、この潮流に適合するために、次世代ITには何が求められるのでしょうか?

本日はもうすでに話が長くなってしまったので、この問いに対する私の答えは次の機会に譲ります。よろしくお願いします。

2007年7月3日火曜日

ダイハード4見ました!

最初の8分間のクリップ

予告編1

予告編2


ダイハード4見ました。主演はもちろんブルース・ウィルス。この映画説明はあまり必要ありませんね。ただし、見た立場からまだ見たことのない人に対していえることは、とにかく息つくひまもないないほど最初から最後までアクションの連続です。上の最初の8分のクリップ程度の緊迫した場面が次から次へと出てきます。今回のテロリストは従来と毛色の違うサイバーテロリストです。サイバーテロの恐怖が描かれています。

とにかく、2時間程度の映画なのにあっという間に終わってしまったような気がします。文句なしにお勧めです。見て損した感じはしない映画です。

2007年7月2日月曜日

ピザテンフォーからピザボックスが消える日?!



ピザ宅配というと、ピザボックスとはきっても切れないというのが今までの常識だったと思います。今までのピザ宅配では、一つひとつのピザボックスに耐油紙を敷いてその上にピザを載せていました。さらに、これらのピザボックスを布やアルミ箔などでできている保温ボックスの中に格納して配達をしていました。

これがテンフォーに限らず、ピザ宅配業者の通常の配達方式でした。しかし、これだとどうしてもピザが冷めやすく美味しくなくなる可能性が高いとか、紙のビザボックスがゴミとしてたまってしまうなどの問題がありました。

ピザテンフォーでは、これらを一挙に解消する全く新たなコンセプトのデリバリー方式を考案しました。そのためピザボックスは使いません。7月1日より、函館地区で試験運用しています。この試験運用が終了したら、問題点・改善点を改めて最終的な方式を確定します。

ピザテンフォーでは、皆様にますます美味しいピザを配達させていただくとともに、ピザボックスの使用をやめることにより、環境問題にも貢献していきます。

この試験の結果、新たな進展がありましたら皆様にお伝えします。さらに、正式採用になったときもご案内させていただきます。よろしく御願いします。

ピザテンフォーのURLにgo!

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