2009年12月6日日曜日

半透明の動画を見ながら他の作業-オープンソースソフト「TransparentAV」―さて一体どんな用途があるのでしょうか?

半透明の動画を見ながら他の作業-オープンソースソフト「TransparentAV」

http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/12/06/transparentav/index.html


さて一体どんな用途があるのでしょうか?
これって、ちょっと思い出したのが、現代の戦闘ヘリのヘルメットのバイザーです。バイザーをかけると、無論外の景色がみえますが、それとともに、照準器などの画像も同時に見ることができます。ヘリの先頭部についている機関砲と照準器は、同期しており、パイロットが頭の向きを変えると、それに応じて機関砲が動きます。

そうすることによって、どういうメリットがあるかというと、パイロットが外の様子を見ながら、計器類も同時に見ることができるので素早い対応ができるということです。たとえば、ミサイルの照準と、敵の姿を同時に見ながら操縦できるなどのことによって、外や照準器を交互に見ることなく素早く判断ができます。

外の計器を見て、照準器を見て、また、外を見るというようなことは、短時間にできることですが、何せジェット戦闘機の速度はかなり速いですから、戦闘中にはこれが、命取りになることもあるそうです。

まあ、こういった場合には、外の風景と、レーダーや照準器など両方同一視界で見られたら、非常に迅速な動きができるわけです。

しかし、このような特殊な場合は良いとおもうのですが、パソコンでの使い道というと、どういうことになるのでしょうか?動画は、動画としてみたほうが、良いと思います。わざわざ、他のソフトウェアを画面にだして、半透明の動画を見る必要はないような気がします。

唯一思いついたのは、テープ起こし(テープの人の音声を、書き留めること)のような感じで、動画を見ている場合、あまり画像は関係ないですから、ワードの画面を透かして、動画を見るなども良いとは思います。しかし、テープ起こしというなら、音声が主体であり、動画はいらないわけですから、音だけ流して、動画の画面は極力小さくして、操作部分だけ見えるようにして実施すれば良いと思います。

まあ、あまり用途が浮かばないソフトではあります。どなたか、これはというような用途がありましたら是非教えていただきたいものです。

このブログでは、以前、優れた製品や商品は、既存の枠を打ち破り、さらに物語にまで高め、さらに神話にまで昇華している旨を掲載したことがあります。このソフトの場合、誰も今までは思いつかなかったので、既存の枠を打ち破っているには違いないと思います。しかし、その後、どのような物語も浮かんでこないし、どう考えても神話にまで昇華しそうもないです。

おそらく、ほとんど普及しないでしょうね。まあ、無料ですから、面白半分に使って見る人いるかもしれません。このソフト、反面教師として良い事例かもしれません。

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2009年12月5日土曜日

マイクロソフト:就職できない若者にITスキル講習 地域のNPOと連携 無料で―ITスキル、それもこのような初歩的なスキルだけで大丈夫か?

マイクロソフト:就職できない若者にITスキル講習 地域のNPOと連携 無料で(この内容、ご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)


 マイクロソフトは2010年1月から、ニートやフリーターなど、ITスキルを習得する機会を逸した若者向けに、ウィンドウズ7やオフィスソフトを提供し、就職に役立つIT能力を養う取り組みを始める。政府の「地域の若者サポートステーション」を運営するNPOと連携し、初年度は東京・立川市、三鷹市、足立区、横浜市、川崎市で実施。2011年は全国20カ所を公募し、計25カ所に広げる予定。

 4日、東京都内で説明会を開き発表した。マイクロソフトの樋口泰行社長は「やる気があっても、就労の機会に恵まれない若者は多い。今は就職情報もネットに集約されており、ITスキルの重要性は高まっている。

 プログラムは、同社が運営資金、ソフトを提供し、NPO職員をIT講習の講師として養成。サポートステーションと共同で教材を開発する。ステーションでは、IT講習と就業についての相談や職場体験の機会を提供し、受講後6カ月の時点で、受講者の3割が就職するか、進路を決めて職業訓練を始めることが目標。2年間で6000人が受講することを目指す。

 NPOの一つ、「育て上げネット」(立川市)の工藤啓理事長は、同NPOが運営する立川のステーションの実情を説明。登録者1000人の2割がパソコンに触れたことがなく、5割が「ネットとメールのみ」だという。工藤理事長は「IT講習はこれまでステーションでできなかった分野。ITを使えるようになることで選択肢が広がり、自信を取り戻すことにつながる」と意義を語った。

 対象は、仕事がない15~39歳の男女。サポートステーションで講習を受けられる。無料。本格的な稼働は来春になる見込み。


米マイクロソフトのパメラ・パスマン副社長
 ◇「日本はIT活用度が低い」 マイクロソフトのパスマン副社長
 プロジェクトの発表に合わせて来日した米マイクロソフトのパメラ・パスマン副社長に聞いた。

--他国でも就労支援の取り組みを?

 ITスキルを身につけていない人への支援は、マイクロソフトの戦略として世界各国で実施している。受講者は国によって違い、失業率の高い米国では、失業して再就職を目指す人向け▽若年層の人口が多いブラジルでは、職につけない若者向け▽マレーシアでは女性向け--など、ニーズに応じて提供している。

--課題は。

 マイクロソフトには、ITスキル講習の知識、ノウハウはあるが、受講者のニーズについては状況が分からないケースがある。効果的な支援をするには、地元のコミュニティーや、雇用主との橋渡しができるNPOとの連携が不可欠だ。受講者の追跡調査も必要だと考えているが、NPOの協力が得られないと難しい。

--習得の効果は。

 求人票には、ワープロや表計算、データベースソフトが使えるという条件が付いているケースがある。就業率を高める効果はあると考えている。就業率は、状況によって違うが、日本で実施した女性向けプログラムでは15%で、ドメスティック・バイオレンス(DV、配偶者や恋人からの暴力)の被害者ら、厳しい状況にあった受講者の就業率としては高いという評価を得た。

--日本の状況をどのように見るか。

 ブロードバンドのインフラが整っているのに、他の先進国に比べると、IT活用度が低い。ITスキル習得への投資が少ないのではないか。若者のITスキルは、学校で身につけるべきものだと思う。私たちの目標は、就業支援が少なくて済むようになることだ。

ITスキル、それもこのような初歩的なスキルだけで大丈夫か?
上の、試み確かに素晴らしい試みであるとは思います。それに、私がかねてより主張していた、社会問題を解決するにはNPOが絡むべきであるとの考えにも一致するものです。こういう課題に、地方自治体や、マイクロソフトが直接取り組んでもうまくはいかないでしょう。

やはり、特定の目的を持って、それぞれの地域事情にも詳しいNPOが活動すればうまくいくと思います。ただし、上で習得するスキルが、IT、しかも、かなり初歩的なオフィスの使い方というのが気になります。この程度のスキルで本当に会社などで使い物になるのでしょうか?

たとえば、ワードを使って仕事をする、オフィスを使って仕事をする、アクセスを使って仕事をするなどのことは、考えられますし、日々ほとんどそれを使って仕事をしているひとも実際に存在すると思います。しかし、これらの人も、オフィスができるから仕事ができるというのではなく、仕事に道具としてのオフィスを使っているということです。オフィスがないと、効率が悪くなりますが、それで仕事ができないわけではありません。

しかし、この程度だと、ツールに過ぎず、ツールとは道具のことですが、まさに、パソコンのなかった時代の、ボールペン、書類そのもの、算盤もしくは電卓と何も変わりがないのではないかと思います。パソコンがなかった時代に、一生懸命になって、ボールペン習字をしたり、算盤の練習をしたりしたとしても、就職に有利になったでしょうか?そんなことは、ないと思います。

現在は、雇用情勢が厳しいです、来春大学卒業予定者のうち未だ16万人も就職先が決まっていないそうです。それに最近の就職戦線は、従来と非常に異なっています。求人はあったとしても、内定に結びついていません。要するに、一昔前であれば、各企業が求人を100%消化していたのが、最近では、相当厳しく要求水準に満たなければ、雇用しないという姿勢で採用に臨んでいます。

いまや、大学できちんと勉強をしていなかった人など弾かれるのだと思います。大卒といいながら、中学校の数学ができないとか、中学の英語や、地理も満足に頭に入っていないなどは問題外なのだと思います。実際、3流大学以下の卒業者にはそういう人も多数います。そういう人は、無論大学で専門性のある学問を学んだといっても、ほとんど意味を持たないと思います。英語のできない、英文科卒業生などという不思議な方々もたくさんいらっしゃいます。要するに、大学生などいいながら、満足なレポートも書けない、中学で学ぶべきことも頭に入っていないような、似非大学生などいらないということです。それよりも何よりも、子供から脱皮していない、学生気分が抜けない人も多いです。


それに大企業でも様変わりです。一昔前なら、大企業にある年齢まで勤めていたら、大企業には残れなくても、子会社などの役員や幹部などになることができたのですが、それすら危うい状況になってきています。これについては、以下のURLの『16万人の「大学はでたけれど」』という日系ビジネスのサイトをご覧になってください。


ここが、まだ、中国や、カンボジアのような国でしたら、まだ良いのでしょうが、現在の日本では無理だと思います。そもそも、上で、やる気があるのに就職できない若者などという言葉がありますが、これから就職するというのに、今や知識社会に突入した日本においてワープロも、表計算もできない人というのは、やる気がある人と言えるのでしょうか。私の知っている人で、以前は違う仕事をしていて、総務部に60歳を超えてから入られて、自分で勉強して、それまでは一度も使ったことのないワードを使いこなせるようになった方がいます。こういう人をやる気のある人というのだと思います。仕事のできる人、あるいは、仕事をする気のある人は、必要があれば、初歩的なITスキルなど誰か人に少しずつでも聴きながらでもすぐに覚えてしまいます。逆に、仕事ができない人、あるいは、仕事をする気のない人は、たとえ初歩的ITスキルがあったとしても、表計算ソフトで必要もない表をつくり時間を無駄に費やします。

こういった、背景を考えると、上記のような、初歩的なITスキル研修などでは、焼け石に水だと思います。今のような時勢のときに、ワープロできます、表計算できます、データベースできますと言ったからといって、それが何になるというのでしょうか?これらの、ツールを用いて一体何ができるのかが、ポイントだと思います。まずは、根性をたたきなおすことと、コミュニケーション能力養成ため、厳しい自衛隊研修などから初めて、頭と体の両方を使うプロモーションか何かのプロジェクトを実際にやらせて自分の成績が数字ではっきり認識できるような、実務訓練するなどのより具体的で、厳しい訓練などするほうが余程成果をあげられると思います。実際に、地域で生産した、野菜や、水産物などの販売チャネルをつくらせるなどのことをしても良いと思います。その過程で、パソコンなども使う訓練をすればベストだと思います。

本当は、国がお金を支援して、それぞれの地域のNPOがこういう訓練をして、成績上位者を各地域の企業が引取るという形にできれば、最高だと思います。北海道などでも、そのような学校をNPOに設立させ、支援する体制などつくれば良いと思います。残念ながら、日本では、寄付金の文化などがないため、NPOが大きな活躍をすることができないことは、このブログでも何回も掲載してきました。最近のデフレ傾向を是正するため、あるいは、実体経済を良くするためにも、日本でも社会起業家であるNPOが自由に大きく活動できるように土壌を形成していく必要がありそうです。

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2009年12月4日金曜日

YouTube、すぐに再生できる軽量版「Feather」をベータ公開-これもユーザーとのリレーションシップを強化する試みか?

YouTube、すぐに再生できる軽量版「Feather」をベータ公開(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)

http://journal.mycom.co.jp/news/2009/12/04/015/index.html



これもユーザーとのリレーションシップを強化する試みか?
この機能、今はほぼ私には、必要はないですが、前の前のパソコンあたりだと、あったら良かったと思ったかもしれません。それは、Libretという東芝のパソコンですが、今でいえば値段はそんなに安くはなかったのですが、ネットブックのような小さなパソコンです。

いまでは、処理速度が遅くて、動画など見ることができません。でも、これでも、見ることができれは、非常に便利だったと思います。私は、ブログに動画など掲載する事が多いですが、やはり、動画は、自分の目で見て確認しておきたいという考えがありました。しかし、処理速度の遅さがひどくなって、あるときから、見えないとか見えてもカクカクするとかで、このパソコンでは動画を見ることもなくなり、ついでに、ブロクも書くことがなくなりました。ぶログを書かなくなってから、ほとんど使わなくなってしまいました。

今考えると、非常に勿体無いことをしたと思います。きっと、「feather」のような機能があれば、使っていたかもしれませんね。でも、捨てたわけではないので、そのうち、あのパソコンで、{feather」を使って動画を見てみようと思います。

YouTubeは確かに、低速なインターネット接続環境や低スペックのPCでは以前ほどスムースに動作しなくなりました。私の勤めるオーディンフーズでは、北は、稚内から、南は鹿児島まで店があります。そうした、店の中には、人口の少ない町にあるところもあります。そうしたところには、まれですが、今でもADSLが使えず、ISDNしか使えないところもあるようです。

日本でも、この様子ですか、世界レベルでは、まだまだ、ISDNなみの通信速度や、ダイヤルアップでしかできない地域もたくさんあるに違いありません。場所によって、テレビも見られないのに、以前の低スペックなYouTubeなら見えたなどという地域もあるにちがいありません。

やはり、そうしたところのユーザーでも使えるようにするこによって、より多くのユーザーを獲得したいし、関係を構築したいというのが、YouTubeの考えであり、Googleの考えでもあるのだと思います。

Googleのことについて、書かれてある、ブログなどを見ていると、Googleの独占や、寡占状況に危惧の念を持ったり、反感すら抱いているのではないか思われるものもあります。しかし、Googleはこうしたことにも積極的にチャレンジしていることを評価すべきではないでしょうか。Googleのように大きくなったからこそ、こうしたきめ細かい対応ができるという事もあると思います。

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グーグル、日本語入力ソフトを無償提供MS、ジャストシステムに脅威-ユーザーや消費者は物語を求めている(2)?!

ヒット商品番付に見る消費者の変化-ユーザーや消費者は物語を求めている(1)?!

米Microsoft、Office / SharePoint Server / Visioなどの2010 β版を公開-最近家では、使わなくなりましたが・・・・・?!

Amazon BasicとGoogle Dashboard-顧客とのリレーションシップ(関係)を強化せよ!!

Amazon、「Kindle for PC」とCacoo―顧客とのリレーションシップ(関係)を強化せよ!!(2)

マックとユニクロ、低価格路線で好調-安いだけか?

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Google Japan Blog: 思いどおりの日本語入力 - Google 日本語入力

Google Japan Blog: 思いどおりの日本語入力 - Google 日本語入力

2009年12月3日木曜日

グーグル、日本語入力ソフトを無償提供MS、ジャストシステムに脅威-ユーザーや消費者は物語を求めている(2)?!

グーグル、日本語入力ソフトを無償提供MS、ジャストシステムに脅威(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)

Google日本語入力のサイトの画面、サジェスト入力を示している

「Google日本語入力(ベータ)」のダウンロードサイト グーグル日本法人は3日、パソコンで日本語を入力する際に必要になる日本語入力ソフト「Google日本語入力(ベータ)」の無料提供を始めた。
 グーグルはすでに、文書作成や表計算、電子メールなどのソフトやサービスを無料で提供しており、これで、パソコン上の日常的な作業はほとんどグーグルの無料サービスでまかなえるようになる。ユーザーにとっては朗報だが、有料のソフトを販売しているマイクロソフトやジャストシステムなど競合他社にとっては、ますます厳しい戦いとなる。
 ソフトは、インターネット上にある大量の言葉や文章を数千台規模のコンピューターで分析、開発された。新語や専門用語、芸能人の名前などを網羅的に収録した辞書を備え、携帯言葉の一部を入力した段階で変換候補を予測表示できる。
 対応OSはウィンドウズXP/Vista/7(現時点では32ビットのみ)およびMac OS X 10.5以上で、リナックスには対応していない。
 なお、これは、グーグルのサイトからダウンロードできる。

ユーザーや消費者は物語を求めている?!
私も早速、インストールしてみましたが、なかなか使い勝手は良いです。特に、サジェスト機能は役に立ちそうです。すぐにインストールできますし、一番下のバーのアイコンをクリックして、MSのものに戻そうと思えばすぐに戻すことができます。しばらく使ってみないと、分かりませんが、今のところスムーズに使えています。

この日本語入力、10年くらい前までは、いろいろな種類があり、いくつかを使い分けている人などもいましたが、今では、ジャストシステムとMSの独壇場になっていて、もう少しでMSが完全に独占するような勢いでした。

しかし、ここに、Googleが新規参入したわけです。Googleにとっては、これそのものを売り物にするわけではありませんが、確かに他社にとってはかなりの脅威になることでしょう。というよりも、おそらく、Googleのほうが数段優れた、日本語入力システムをつくる事ができると思います。なぜなら、Googleは、ご存知のように、日本語でも検索エンジンを運用していて、日々検索ワードが入力されています。これらの、データは、日々Googleに蓄積されているわけで、現代日本語の特にパソコンに入力される言葉は、どこよりも多く把握しています。

最近グーグルで検索していると、たとえば「サイゼリア」などと入力しても、検索結果とともに、「もしかして、サイゼリヤ」などと、示唆する文書がかえってきます。このような機能もあるため、かなりうろ覚えで入力しても、目指す検索は十分できるようになっています。こうしたことから、Googleの日本語入力システムなどは、イノベーションというより必然だったのかもしれません。

上の動画は、Google入力に使われる言葉のゆらぎについて解説している。Googleでは、こうした日本語の揺らぎも前提とした検索エンジンを提供している。このゆらぎへの対応は、今度の日本語入力にも転用されていると見て間違いない

それにしても、最近はこのようなイノベーションが起こるはずがないと思われていた分野のイノベーションが多いですね。このブログにも掲載した、小さな画面を発想の転換で画期的に大きくした工人舎のUMPC(超軽量パソコン)、昨日このブログに掲載したガムの「Fit's」、キャンパスノートの「東大生ノート」、女性雑誌のブランド品の付録等々、いろいろ出てきます。

これらの製品・商品に共通するのは、従来からあるもので、改善の余地などほとんどないと思われていたようなものに変化を起こしているということです。そうして、これらの根底にあるのは、従来の枠組みを崩して、場合によっては物語を提供し、ユーザーに対して従来の枠組みにとらわれない広い心を提供するというものです。「東大生ノート」に関しては、ユーザーに対して現役の東大生のように賢くなれる自分というストーリーを提供しています。女性雑誌のブランド品の付録に関しては、いろいろなブランドにまつわるストーリーを提供しています。

これに関しは、昨日もこのブログで述べましたが、今年発表されて大人気の村上春樹氏の小説「1Q84」が非常に参考になります。これは、ジョージ・オーウェルの小説「1984」をかなり意識して書かれているものです。この小説の趣旨もくしは、意図を簡単にいうと、「私たちは、いつもある枠組みに支配されています。というより、枠組みがないと不安なのです。しかし、だからこそ、オウムのような「枠組み」に捕らえられたら大変なことになるのです。物語とは、そうした枠組みを超えて自由でなければならないということです」。詳細は、昨日のブログを見ていただきたいと思います。

Googleの日本語入力システムの物語はあるのでしょうか?特に、Googleの方では、この入力システムは日本向けのものであり、世界的なイベントではないので、YouTubeuに動画のプロモーションを流すようなことはしていません。だから、このシステムについて特に積極的に物語を編み出すようなことはしていないようです。しかし、Googlefは普段からいつも革新性の物語を頻繁に打ち出していることから、こうした製品でも、この物語性を強化する事になるのでないかと思います。Googleのユーザーは、グーグルの提供する革新性のストーリーでもある、Googleのさまざまなサービスを使いこなすことにより、自らの革新性が強化されることに価値を見出しているのだと思います。

なお、このGoogle日本語入力システムは、無償で提供されるということから、今のデフレ傾向の日本では、ピッタリの製品だと思います。おそらく、かなり多くの人が試してみるのではないかと思います。Googleにとっては、もともと、このような製品を販売して利益をあげるのではなく、別のビジネスモデルによって収益をあげるわけですから、今回の日本語入力システムなどの製品は、プロモーションの役割を果たしているともいえます。

最近、廉価のジーンズ、廉価のお弁当など、デフレ傾向の世相を反映してか廉価ばやりですが、これから、商品や製品を考える開発者の方々は、何でも廉価という考えは捨てるべきです。一見無料でこのような日本語入力システムを提供しているGoogleですが、他のところで確実に収益を得ています。さらに、Googleとは異なり、最終消費者に対して販売をしている事業においても、成功する会社では、その背後に、既存の枠組みを超える仕掛けをして、消費者を既存の枠組みから開放して、自由な心になるような機会を提供して、場合によってはそれを物語の次元に高めてあります。




これは、最近の「こども店長」や、ソフトバンクの「犬のおとうさん」、保険会社のアフラックの「招き猫ダック」などを見ていれば、理解できるのではないかと思います。これらの、三つの事例に関しては、誰にでもはっきり分かるように物語を打ち出しています。ソフトバンクについては、最近ではiphonの16ギガタイプ3GSタイプを機種交換であれば、実質"0円"で販売するという思い切ったディスカウントを実施していますが、無論皆さんご存知でしょうが、ソフトバンクを2年間継続することが条件となっています。安さだけではないということです。「招き猫ダック」は、CMの枠からはみ出して、CDも一般に発売されヒットしています。これらの物語に共通するのは、「親しみやすさ、楽しさ、愉快さ」などです。

マクドナルドなども、先の事例と比較すると直裁ではないものの物語性を打ち出しています。ただ安いだけでは、消費者もすぐに飽きてしまいますし末永く顧客になっていただけることはありません。先に、あげた「Fit's」などのガムや、「東大生ノート」、「女性雑誌の付録」などについても、今後どのような物語を築き、その物語が消費者に受け入れられ支持されていくのかが課題になると思います。ソニーやキャノンなどのメーカーも従来は、先進性の物語を強く打ち出していましたが、今では、普通の企業になってしまい、そのようなことはなくなりました。

現在景気が低迷していますが、この以前このブログでも述べたようにその低迷の理由は、日本は、お金がないどころか国民にも、政府にお金が有り余るほどあるのに、そのお金が市中に出回らないことです。お金が出回らない理由としては、まず第一に全く不十分ながら、現在行われている事業仕分けによって解明されつつある、官僚などによる膨大な無駄遣いもあります。特に、特別予算は曲者です。二つ目の大きな理由は、このブログでも再三述べてきたように、日本では、寄付金の文化がないとか、NPOが自由に動き回れる土壌がないため、いわゆる大きな社会事業をすることができないため、社会不安がいつまでたっても、解消されないか、解消される見込みが立たない。見込みが立たなければ、実体経済も良くならないということも述べてきました。しかし、これらの理由の他に、三つ目の民間営利企業のイノベーション不足ということもあると思います。

不況になりました。モノやサービスが売れません。だから駄目ですというのでは、これが国民の資産、特に金融資産が貧弱な中国(一人あたりのGDPは、日本の1/10以下)などの国ならまだわかります。しかし、日本は、違います。以前このブログで述べたように、国民の金融資産が1,000兆円超もあり、政府の金融資産も、400兆円超もあります。最近の円高でさらに増えたと思います。こんな国では、モノやサービスが売れないなどということは本来あり得ないはずです。

売れないとすれば、やり方が間違っているのです。今まで売り方を根本的に改める必要があるのです。今こそ、多くの企業がユーザーや、多くの消費者のために、知恵を絞り、既存の枠組みを破り、さらに多くの人々に受け入れられる物語を生み出しそれを伝説にまで昇華させ、日本経済の成長を牽引していく努力をすべきときです。これこそが、現代日本の多くの民間営利企業に与えられた使命であり、大きな課題であると思います。
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2009年12月2日水曜日

ヒット商品番付に見る消費者の変化-ユーザーや消費者は物語を求めている(1)?!

ヒット商品番付に見る消費者の変化(この内容すでにご存知の方は、この内容は読み飛ばしてください)

 2009年ヒット商品番付の横綱は「エコカー」と「激安ジーンズ」。大関はキリンビールの「フリー」、「LED」、「餃子の王将」などでした。上位には環境、そして安さをキーワードとする商品が並びました。低価格商品の多さが目立っています。過去を振り返ると93年の横綱はダイエーのPB「セービング」、そして大関には「アウトレット」、94年には横綱にベルギー産のビール「バーゲンブロー」や「低価格PBコーラ」。次に低価格商品が登場したのが2000年。横綱には「ユニクロ」と「平日半額バーガー」。その翌年、2001年は中国製の衣類や家電が大量流入した年だったので「メード・インチャイナ」が横綱となったほか、「200円台牛丼」が東の張出(はりだし)大関となっています。

 格安商品の登場は、日経平均の動きと連動しています。株価が大きく下落したときに、低価格商品が番付の上位に登場。今年もリーマンショック後の株価下落を受け、全く同じ現象が起こっています。ちなみに去年の横綱は東が「ユニクロ」、「H&M」、西が「セブンプレミアム」「トップバリュ」でした。さらに今回の番付では、将来の大ヒットにつながるトレンドもありました。

「過去にもそうだったが不況期に次の時代を見据えた将来の大ヒット商品を予感させるような技術革新から生まれた商品がけっこうある。例えばキリンのフリー。完全にアルコール0ということで自動車を運転する人や妊婦などが安心して飲めるということである意味画期的な商品。未来のロングセラー商品の芽が見えた年と思う。」(日経MJ編集長)

ユーザーや消費者は物語を求めている?!

さて、上の動画は、日経MJによるものですが、以下は、SMBCによるものです。私は、どちらかというと、こちらのほうが、世相をより捕らえているとおもいますので、これをもとにして私の考えを掲載します。

■2009年ヒット商品番付

西
ハイブリッド・カー
キリンフリー
官製特需
張出
横綱
なし
新型インフルエンザ
対策グッズ
なし
「Fit’s」
(ガム)
ドラゴンクエストIX
1Q84
(村上春樹の小説)
国宝阿修羅展
原監督&
WBC・
日本シリーズ優勝
東大生ノート
ブローネ泡カラー
白髪染め
ガンダム30周年
GREE
(無料携帯電話
ゲームサイト
iPhone3GS
韓国旅行
弁当&水筒男子
ジーンズ激安競争
ブランド付録付き雑誌
マイケル・ジャクソン
「THIS IS IT」
ドキュメンタリー映画
ゆるキャラ

※SMBCコンサルティング調べ、カッコ内加筆


さて、この番付をどうみるかです。この番付を見る限り、日本は、まだ本格的デフレ、ましてや、デフレスパイラルになど入っていないと判断します。本来的には、デフレ傾向くらいが正しいのではないかと思います。

エコポイントのせいだとしても、ハイブリッドカーが売れるというのですから、いくら安くなったとは、いえ、まだまだです。それに、キリンのフリーにしても、本格的なデフレに見舞われているなら、そんなに売れるはずはありません。支出を切り詰めるというのなら、これらわ買わないでコンパクトカーにのったり、水や安い飲料ですませるはずです。

小説「1Q84」のあらすじは、「スポーツインストラクターであり、同時に暗殺者としての裏の顔を持つ青豆を主人公とした「青豆の物語」と、予備校教師で小説家を志す天吾を主人公とした「天吾の物語」が交互に描かれる。

10歳の時に出会って、離ればなれになった青豆と天吾は、この世界で自分一人で生きていく孤独に耐えながら、リアリティの感じられない日々を暮らしていた。しかし、1984年に2人とも同じ組織に対する活動にそれぞれが巻き込まれていく。そして、青豆は現実とは微妙に異なっていく不可思議な1984年を「1Q84年」と名付ける」。というものでした。

作者の村上春樹氏は、この小説を書いた動機を「僕が今、一番恐ろしいと思うのは特定の主義主張による『精神的な囲い込み』のようなものです。多くの人は枠組みが必要で、それがなくなってしまうと耐えられない。オウム真理教は極端な例だけど、いろんな檻というか囲い込みがあって、そこに入ってしまうと下手すると抜けられなくなる」「物語というのは、そういう『精神的な囲い込み』に対抗するものでなくてはいけない。目に見えることじゃないから難しいけど、いい物語は人の心を深く広くする。深く広い心というのは狭いところには入りたがらないものなんです」と語っていました。

この、作品がヒット商品番付に載っていること自体が非常に面白いことだと思います。何かを、象徴しているように思えてなりません。良い、製品や商品には、物語があると言われています。村上春樹は、物語について、いい物語は人の心を深く広くする。深く広い心というものは狭いところには入りたがらないと語っています。そうなると、良い製品や商品には、物語があり、その物語は、人の心を深く広くするものであるということが言えるのではないでしょうかそうして、この物語は、非日常性を演出するものではなくてはならないように思います。

現在、確かにデフレ傾向にありますが、その中でも、広い心をもたらす、非日常的な物語を求めているのだと思います。安いだけということでは、ヒット商品番付には載るような製品や、商品にはならないのだと思います。

この点に関して、具体的に製品や商品に関して一部を述べてみます。

■まず、東の横綱ハイブリッド・カーに関しては、省エネの雄であり、これからの新しい字時代を象徴しているのではないかと思います。これが、いままでの技術から離れた広い心、非日常性を生み出しているのだと思います。

■西の横綱、キリンフリーは、いつでも、ビールを飲みたいという欲求を満たして、閉塞感を打破し、通常ならありえない非日常性を生み出し広い心につながっているのではないかと思います。車を運転していても、どこでも飲めるということは、開放感につながります。

■さて、東の関脇「Fit's」ですが、これに関してもガムという商品は、すでに開発されつくしていて、もう新たなものは出ないという常識を突き破り、非日常性を生み出し開放感につながっている面があると思います。

■西の関脇、ドラゴンクエストⅨに関して、私自身は、ゲームをほとんどしないのであまり良くはわかりませんが、やはり、ゲームそののが、非日常的であることと、DXでできるこになってことや、すれ違い機能で、日常どんな場所でもできることと、新たな機能で、開放感を増しています。

■西の小結、国宝阿修羅展は、ふだんは興福寺の国宝館などに展示されている阿修羅像をはじめとする八部衆・十大弟子像の現存14体すべてが仮金堂に安置されています。単体なら、さほどでもありませんが、やはり、現存14体の展示には、かなりインパクトがあり、非日常的な開放感生み出していたと思います。

■東の前頭1の「東大生ノート」に関しては、私が学生だったころ、大学生協で販売していた、「実験ノート」を思い出しました。多分今でも販売しているのでしょうが、表紙も厚くて緑色だったと思います。中は、すべて、縦横に罫線が入っています。表紙が普通のノートの「東大生ノート」と違うだけで考え方は、同じだと思います。この、ノート私は、実験用にも用いましだか、その他、講義のメモ用にも用いていました。結構高いノートだったので、綺麗に書いていたと思います。それに、そのノートを用いたのは、やはり、思い入れのある授業でした。普通のキャンパスノートにも、今でも、こうしたイノベーションができるということで、これも、非日常性や開放感にもつながるものと思います。

■東の前頭3のGREEは、無料であることと、数がおびただしくあるということで、多くの人に、非日常性とそれに伴う、開放感を提供したと思います。 数が多いので、たいていの人は、少なくとも、一つや二つやってみたくなるゲームがあります。

■西の前頭4の弁当&水筒男子も、節約志向だけではなく、美味しさ、健康志向、それに意外性があり、これも、従来の範囲を逸脱するという非日常性と開放感があるのではないかと思います。最近で、お料理教室などでも、お弁当の講習が開かれ、男性が多く習いにきているということです。習いに行くくらいですから、お金も、時間もかけているということで、従来の単なる節約志向とは異なるものと思もいます。

■西の前頭5のブランド付録付雑誌に関して、ほとんどすべて女性向けですが、これも、なかなかのもので、雑誌の付録という従来の既成概念からはかけ離れたものがあり、これも、非日常性や、広い心につながるものと思います。いくつか、見たことがありますが、とても、羨ましく思いました。なぜ、男性雑誌にはないのかと、一瞬おもいましたが、デイアゴスティーニなどで提供している、定期刊行の雑誌ではなく、特定の期間だけ発売される、飛行機のフィギュア、船の模型や、お城の模型などついたものがそれに、あたるものだと納得しました。しかし、これらは、すでに随分前からやっているので、どちらかというと女性雑誌の付録の方が新鮮な感じがします。

さて、いろいろ、番付について述べてきましたが、こうしてみると、やはり、消費者は、安さだけを求めているのではなく、あいかわらず、非日常性や、開放感、心の広がりを求めているのだと思います。特に、今年の番付は、あの1Q84が含まれていて、何か、今の時世をあらわしているように思えてなりません。

これからの、商品や製品の中にもやはり、「非日常性、開放感、広い心」などキーワードであり続けると思います。今まで、ありふれたものであっても、そこに一工夫、これからも失ってはいけない姿勢だと思います。

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2009年12月1日火曜日

日銀、臨時会合で10兆円規模の資金供給を決定 デフレ・円高克服へ-政府や日銀は歴史という法廷に立つ覚悟はあるのか?

日銀、臨時会合で10兆円規模の資金供給を決定 デフレ・円高克服へ(この内容、すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)



 日銀は1日、臨時の金融政策決定会合を開き、新しい資金供給手段の導入で10兆円規模の資金を供給し、やや長めの金利低下を促す方針を決めた。
 固定金利0.1%で、国債や社債、コマーシャルペーパー(CP)などを担保に融資するもので、供給期間は3カ月間。金融市場に一層の資金供給を続けることで、デフレや円高克服に向け、政府と歩調を合わせる姿勢を鮮明にする。日銀が臨時の金融政策決定会合を開くのはリーマン・ショックで金融市場の混乱が続いた昨年12月以来、約1年ぶり。
 日銀の白川方明総裁は2日、鳩山由紀夫首相と経済情勢について意見交換する予定。会談を前に、新たな金融緩和策を打ち出すことで、景気の「二番底」突入を食い止める効果を狙ったものとみられる。
 日銀は声明文で「極めて低い金利でやや長めの金利のさらなる低下を促し、金融緩和の一段の強化を図る」と説明した。

しかし、上記の措置、あまり効果は、なく日銀の追加策はターム物オペ新設のみのため、市場は円買いに反転した。

 日銀の追加緩和策が資金供給オペ(3カ月、金利は0.1%)の新設にとどまったことから、より踏み込んだ対応策を読み込んでいた金融市場では、日中の取引から一転して円債が売られ、為替市場でも円が買い戻された。

 市場からは、臨時の金融政策決定会合を開いた割には追加策は小粒で、日銀に対する政府の圧力は続く、との見方が出ている。

 円債の東証夜間取引(イブニングセッション)では、国債先物が日中終値を下回って推移。一時日中終値を32銭下回る140円15銭まで下落した。参加者からは「日銀が国債買い切りの増額にも利下げにも踏み切らず、一部で失望売りが出た」(外資系金融機関)との声が聞かれた。

 みずほインベスターズ証券シニアマーケットエコノミストの落合昂二氏は「デフレと円高対策には、ほとんど効果はないと思われる。政府の要請に応えたという感じで、失望的な内容」と述べている。

 為替市場では円が買い戻され、ドル/円は87.50円付近から86.81円まで、ユーロ/円は131.25円付近から130.23円付近まで急落した。大規模な量的緩和策の導入を期待する声が上がっていた市場では「内容が失望された」(外銀)。

 バークレイズ銀行FXストラテジストの逆井雄紀氏は「為替市場の一部では、介入関連のなんらかの措置を期待する向きもあったが、実際は、政策金利を据え置き、特段目新しい材料もなかったため、円の買い戻しを誘発した」という。

 日銀の追加策への市場の思惑は続きそうで、住友信託銀行マーケット・ストラテジスト、瀬良礼子氏は「政府は国債買い入れを望んでいたとみており、十分に満足しないかもしれない。鳩山首相との会談では、一段の緩和要求が出る可能性もある」と話す。 

政府や日銀は歴史という法廷に立つ覚悟はあるのか?
日銀の追加緩和策が資金供給オペ(3カ月、金利は0.1%)の新設にとどまっのは、残念なことです。鳩山首相は、赤字国際を刷りたくないないばかりに、日銀に対して、緩和要求をしたのでしょぅが、この程度では、焼け石に水くらいの影響力しか発揮できません。海外アナリストは、日本のことは良くは知りませんが、経済に関しては敏感です。これでは、納得しないでしょう。

さて、国も、努力を続けていかなければなりません。日本の公共投資実は、10年ほど前から、ほとんど伸びていないどころか、暫減傾向にあります。ところが、先進国はもとより、新興国もこの10年間で公共投資が幾何級数的に伸びています。日本だけが、延びていません。

ノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン氏が、日本の失われた10年の状況について、このように述べています「日本の経済を通行人、日本政府の経済対策を車にたとえると、本当は、車に人を乗せて走り去ってしまえばすぐに経済は速やかに回復するのに、日本の場合は、不十分な対策を行い、車で人を轢いているようなものだ。もっと悪いことに、日本の場合は、人が車を轢いても、そのまま立ち去れば良いのに、危険を感じて、車がバックして、轢かれた人をもう一度轢いているようなものだ」語っていました。

まさに、そのとおりで、日本では、いわゆるバブルになって経済が一時停滞したという教訓が強すぎて、あまりにも及び腰になってしまい、本来は発生させなくてもよかったいわゆる「失われた10年」を招来してしまったのです。

この傾向は、その後も色濃く引き継がれて、政府も、日銀も及び腰です。今は、100年に一度の金融危機の最中にあるわけですから、これは、ほんの少し手当てをしたからといって、なかなか景気は浮揚しません。思い切った手が必要です。私は、このブログで日本の実体経済を良くするには、社会変革が必要だということをずっと主張してきました。しかし、社会変革を実行するためには、前提条件があります。まずは、金融経済を良くする必要があります。実体経済と、金融経済とはまた異なります。そのためには、日銀は、さらなる、大きな金融緩和措置をとるべきです。数年間で、100兆円くらいは明示して行うべきです。さらに、政府も、さらに、強力な公共投資を少なくとも、単年度で数十兆は実施すべきです。

それをしたから、といって以前にも、このブログに過去にも掲載したように、日本が財政破綻することはありません。ただし、一時的に赤字国債を刷らなければならない状態にはなります。それで、国民の借金が増えるということはありません。

何か、日本の政府(過去の自民党も含めて)も、日銀のやり方も、まるで、家計か企業の会計を考えているではないかと思えるほどやることが、小さすぎます。日本の経済はそんなものではありません。マスコミがいくら、卑下するからといって、実際の身の丈をあまりに知らなさ過ぎるのではないかと思います。

人間も、身の丈に合わないことをするなといわれていますが、政府や日銀とて同じことです。あんまり、チマチマしたことをしていると、また、クルーグマン氏に揶揄されてしまいます。今やるべきことは、チマチマして、デフレスパイラルに入ることよりも、緩和策をやりすぎて多少のバブルやインフレになっても已む無しという考えで、財政、金融政策を実施することです。日本なら、ここしばらくハイパーインフレになって、さらに、バブルになり、バブルが崩壊しても何とかやりようがあります。しかし、デフレ・スパイラルは非常にまずいです。デフレ状況が30年くらいも続けば、日本の実体経済もかなり悪くなり、立ち直ることはできないでしょう。ある人がその内容の是非はともあれ、「日本人がアルゼンチンタンゴを踊るとき」などという本を出版し、アルゼンチンの経済危機を例に挙げながら、日本経済のことを論じていました。このまま、デフレを容認すれば、私たちは、30年後には本当に「アルゼンチン・タンゴ」を踊らざるを得ない状況に追い込まれるかもしれません。

現在の財政や、金融政策がお粗末で、仮にデフレ傾向がしばらく続いてもここ30年くらいは日本の経済は安泰でしょうが、その後はどうなるかわかりません。事業仕分けの、結果に反論するある学者が「歴史という法廷に立つ覚悟はおありになるのでしょうか」という言葉を語っていました。名言だと思います。私は、この言葉を、今の政府の幹部や、日銀幹部に対して語りたいです。


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