2012年1月20日金曜日

O2Oビジネスによる新しい消費行動《O2Oビジネス最前線・黎明期を迎えた新・消費革命 第2回》―【私の論評】リアルの店の復権がはじまる!!

O2Oビジネスによる新しい消費行動《O2Oビジネス最前線・黎明期を迎えた新・消費革命 第2回》:


消費の潮目が変わろうとしている。 「最近、駅や街中でスマートフォンを片手に歩く若者が増えた」 「スマートフォンの画面を友達と見せ合って盛り上がっている」 「店の中で文字を打ったり、写真を撮ったりと、何やらせわしない」 2011年後半から、スマートフォンの本格的な普及とともに、街中で急増しているこれらの光景を見逃してはいけない。新しい消費者が台頭している兆候だ。  彼らは、スマートフォンを使った、...

【私の論評】リアルの店の復権がはじまる!!



さて、私は、以前からこの動きこのブログにも掲載してきました。私は、この動きをリアルて店舗の逆襲とでも呼びたいです。少し前までの、ネットは、パソコンや、ガラケーによるものがほとんど、GPSとは無関係のため、実質的にこのようなサービスができませんでした。

しかし、今や、スマホや、タブレットなどには、GPSがついているのは当たり前です。今年は、かなりスマホなど普及するでしょうから、この動きは止められません。


さて、この動き、上記の記事ばかりではなく、sankei-bizにも掲載されていて、それも、なかなか面白いので、こちらも下にコピペしておきます。

インターネットの情報サイトや電子マネーなどのサービスと実店舗での購買行動などを結ぶビジネス「オンライン・ツー・オフライン(O2O)」が急速に拡大している。利用者の現在地近くにある飲食店のクーポンを配信するなど、スマートフォン(高機能携帯電話)向けの新手法が続々登場。ネット利用者を実店舗に誘導したり、電子マネーとの連携などで収益拡大を図る取り組みは、IT(情報技術)業界や小売り、外食業界などの大きな潮流となりそうだ。

電子マネーと連携
従来のガラケーでは位置情報はなかった

「O2Oの流れが、消費やマーケティングの姿を変えつつある」。楽天の三木谷浩史会長兼社長は、そう断言する。

楽天とKDDI(au)は2011年6月、業務提携で合意。第1弾として、楽天が買収して子会社化したビットワレットの電子マネー「Edy(エディ)」のチャージ額を、auの携帯電話料金と合算して支払える決済サービスを8月に始めた。

提携の狙いは利便性の向上だけではない。エディでの購買情報やauのスマホが持つ地図・ナビゲーション機能を組み合わせ、クーポンの配信などを展開。3300万人の加入者を抱えるauとの融合でエディ加盟店の来店客増を図るとともに、発行枚数6000万枚を超えるエディとの連携で携帯電話の契約数の伸びにつなげたい考えだ。

11年9月には、米ネット検索大手のグーグルの日本法人がO2Oの新たなサービス「グーグルローカルショッピング」を始めた。探したい商品を検索すると、ネットショップだけでなく実店舗にある商品の価格や在庫も一覧表示する仕組みだ。

スマホには、GPSが搭載され、位置情報が革命をもたらす


第3ステージ突入

国内のO2Oビジネスの現状について、IT分野のアナリストは「第3ステージの始まり」と分析する。

第1ステージは商品・サービスの価格比較や旅行予約など既に定着したネットサイトのサービスで、第2ステージは浸透が本格化している共同購入サービス。そして、ネット利用者を実店舗の集客につなげる取り組みなどが第3ステージに位置づけられるという。

O2Oビジネスで先行する海外では、新たな手法が現れている。米ネット競売最大手のイーベイは、スマホで店頭商品のバーコードを読み取り、周辺店舗の価格・在庫情報と比較するサービスを展開する。英小売り大手テスコと韓国サムスングループは共同で昨夏、多数の商品を印刷した大型ポスターをソウルの地下鉄駅構内に設置。スーパーの陳列棚のように並ぶ商品のQRコードをスマホで読み取って注文すると、品物が宅配される仮想店舗サービスを始めた。

こうした手法が国内でも導入されるのは時間の問題。首都圏や関西圏などは世界有数の人口規模を持ち、モバイル通信網の高速・大容量化が進んでいるだけに、O2Oビジネスが普及する土壌が整っている。

スマホ普及が後押し

スマホ利用者の拡大も追い風となっている。調査会社のMM総研は、携帯電話の全出荷台数に占めるスマホの割合は12年に5割を超え、14年には契約台数でも過半数に達すると予測している。スマホは「口コミ効果」の高いソーシャルメディアとの親和性も強く、O2Oビジネスには欠かせないツールだ。

いちよし経済研究所の納博司主席研究員は、国内のO2Oビジネスをリードする有望株として、楽天のほか、グルメサイトの「食べログ」で共同購入サービスを展開するカカクコム、日本最大の料理レシピサイトを運営し多数の女性会員を持つクックパッドなどを挙げる。

同研究所の試算によると、国内の外食や衣料、家電販売などの店舗のうち10%がO2Oを導入し、その手数料を5%とすれば、O2Oサービス事業者の売上高は約3000億円に上るという。納氏は「日本は米国と並ぶO2Oビジネスの中心地になっていく」と予測している。

また、読売オンラインでは、上記の記事と似たような内容のものを掲載しつつ、下記のような表も掲載し、日本はアメリカに続き"O2O ビジネス"が栄える国となるであろうことを掲載していました。


旧来のガラケーによる、類似のサービスはたくさんありましたが、これらは無論 GPSが搭載されていなかったのと、SNSなども存在しなかったことから、上記のようなサービスは出来ませんでしした。さら、上きじでは物理的な店舗を想定したサービスなどばかり想定しているようですが、それ以外にもいろいろ使い道はあると思います。

たとえば、宅配にしても、お客様の近くまでいって、スマホなどみれば、配達すべきお客様の場所がはっきりと特定できれば、これほど便利なことはないとい思います。さら、カーナービのように、店舗からお客様のご自宅までを丁寧に案内してくれるとか、さらには、どの道路ほいけば、もっとも短い時間でいけるとかなど表示され、実際に案内するようなアプリがあれば最高ですね。それに、お客様のとろろで、Edyなどで決済できた本当に良いと思います。

また、御用聞きなどにも、これを活用して、お客様のご自宅にうかがえば、スマホが過去の勾配履歴などから、次にお客様が購入していただけそうなものを予めスマホがビックアップして教えくれるとかすれば、本当に便利です。

さらに、ポスティングなどするときにも、地域のお客さまの情報が予めクラウドに蓄積されていて、お客様がたまたま、ご自宅にいらした場合はは、スマホがその場で、お客様の購買履歴などから、ご挨拶や、お勧めをビックアップしてくれて、その場お客様にすぐにおすすめできるとか・・・・・・。


こういうことができるというのなら、営業の人にも使えそうですね。たとえばどこかに営業に行ったときに、その帰りなどに、不意にお客様から電話などがあって何かが聞きたいという話しをがもちあがったときに、一旦電話をきり、スマホにお客様の位置情報などいれると、たちどころに、クラウドから、お客さんのところに十分行けるとかどの交通機関で、どのように行けばもっとも短い時間でいけるのかとか、れに、クラウドには、その他様々な情報が入っており、このお客様と前回はどのようになっていたかが、瞬時にわかり、さらには、必要な資料もすぐにスマホにダウンロードかできるようになっていたとしたら・・・・。


とにかく店にお客様を呼ぶ、呼んだお客様に感動していただければ、SNSに位置情報や、写真感想うなどが瞬時に掲載されるとか、逆にお客様を訪問する場合にも多いに役立ちそうです。

eコマースといえば、従来は楽天、Yahoo、Amazonなどの大手が市場のほとんどを占めていて、これから、参入とか、新しくはじめようと思っても、なかなか難しいところがあったと思います。しかし、O2Oビジネスの興隆により、事情は変わってきたと思います。従来は、スマホ(GPS)がなかったため、物理的店舗を持つチェーンなども、eコマースなどを実施したとしても、結局は、サイトの中でこうした大手eコマースと同じ土俵の上で戦わなければなりませんでした。

せっかく、eコマースを実施したとして、差別化するにしても、サイトの中でしか差別化をつけることができないわけで、結局は、既存のeコマースの勝ちということで、なかなか頭角をあらわすことができませんでした。ところが、ここにきて事情が変わってきました。

そうです。既存の物理的店舗を持つ、チェーン店が、新たなeコマースを実施して、既存のeコマースと対等か、それ以上にやっていける土壌が整いつつあります。このことは、以前IKEAのお泊り会に関するブログにも掲載したことがあります。詳細は、以下の【関連記事】のところに、その記事のURLを掲載するのでそちらを御覧いただくものとして、ここでは、簡単に述べます。

iPad、Kindle Fireはアメリカでは、タブレットPCの市場を二分したようです。これらのタブレットは何のために、導入されたかといえば、eコマースの差別化のためです。ご存知のように、従来のeコマースは、PCのブラウザから行うものです。そうなれば、どのeコマースも、ブラウザというパソコンの窓から、みえる、いくつものサービスのうちの一つということになり、多くのサービスの中に埋没してしまいます。

それを防ぐためにも、アップルは、iPadを投入する必要があったのです。これによって、アップルやその関連が提供するeコマースの徹底的な差別化をはかったのです。Amazon Kindle Fireもこれと同じ背景で投入されたのです。

それだけ、既存のeコマースで差別化をつけるということは、それだけ困難なことということです。アップルかアップルストアを設けているというのも、オンラインだけでは、既存の複数あるeコマースの中に埋没することを防ぐという意味もあります。

しかしながら、いわゆる物理的店舗は、様々なやり方で、差別化や統一化を図りやすいです。全く同じにしようとしても、そのに働いている従業員などの個性がでますから、やはり、eコマースよりは、はるかに差別化をつけやすいです。これが、従来は、eコマースとは無縁であったり、実施したとしても、物理的店舗を持っているということが強みにはならず、サイトの中で、他のサービスと紛れていたのです。

しかし、O2Oが普及しつつある今日、これが逆転しそうです。既存の物理的店舗を持っているチェーンが、O2Oでいろいろサービスをやり始めたら、物理的店舗によって、既存のeコマースよりも、はるかに差別優位性を発揮することができます。そうして、さらに、独自のeコマースもやり始めたら、既存のeコマースは、これら物理的店舗を持ち、eコマースも実施するようなチェーンのように、差別化では格段に劣ってしまうことになります。

ただし、既存のeコマースも、社会の基盤としては残っていくでしょうが、今後従来のようには、発展することはないかもしれません。おそらく、今後、物理的店舗を多数持つチェーンで、eコマースも実施し、両者をO2Oを介して上手に統合できるところが、頭角を現していくと思います。

今まさに、こうしたチェーン店の逆襲が始まろうとしているのです。いずれにせよ、O2Oビジネス、これからいろいろ動きがあると思います。何か、新しい動きがあば、またこのブログに掲載させていただきます。 

 【関連記事】

IKEAにお泊りしたい! を叶えた「ファン限定」お泊りパーティー―【私の論評】チェーン店の逆襲が始まる!!

フェイスブックからクーポン入手 位置情報を利用して何が変わるか!!―【私の論評】物理的店舗を持ったチェーン店などの逆襲が始まる!!



『物理的店舗』というキーワードが掲載されたかこのこのブログの過去の記事はこちらから!!

2012年1月19日木曜日

防衛費の減少に賛成ですか、反対ですか? −−東洋経済1000人意識調査−【私の論評】防衛費の拡充は緊急の課題のはずだが・・・・・

 防衛費の減少に賛成ですか、反対ですか?――東洋経済1000人意識調査


2002年度をピークに、日本の防衛費は漸減している。この傾向について、「どちらかといえば賛成」が3割近くを占め、最も多かった。一方、「反対」は約1割で最も少なかった。課題累積の中、防衛の優先度は低いと考える人が多いようだ。


【私の論評】防衛費の拡充は緊急の課題のはずだが・・・・・・・・・



上のアンケートでは、はっきりと、防衛費 の削減に関してはっきり、ノーと言ったのは1割程度あり、多くの国民はやはり、今のデフレの最中にあっても、安全保障は必要であるといういう認識を持ってるのだと思います。

私は、現在の日本においては、防衛費の拡充は緊急の課題だと思っています。上の動画で田母神さんが、語ったいたように、特に中国の10年後を考えると、今から準備をしておく必要があります。
  
上記で田母神さんは、空軍力に関しては、物理的には、日本と同等もしくは少し上くらいになっているとの話しをしていました。ただし、運用面の問題まで含めると、結局はいまのところ日本が若干ん優勢であるようです。(下は、次期主力戦闘機に決まったF35)


しかし、中国がさらに、軍備を拡大し、空母などを運用できるようになる10年後には、完璧に抜き去ることになります。
  
田母神さんは、空幕だったので、海軍力や、陸軍力については語っていませんでしたので、ここでは、海軍力について述べます。

最近は、中国の海軍力もかなり増強されてはきましたが、まだまだ、日本には及ばないところがあります。その中で最も中国軍が劣っているのが、潜水艦の運用能力です。このブログにも書いたように、日本の潜水艦は、技術的に世界一です。残念ながら、原潜は持ってはいませんが、通常の潜水艦でもずばぬけて優れた点があります。


それは、日本の潜水艦のスクリューやエンジンなど、ほとんど音が出ないため、ソナーで捕獲できないという強みです。要するに水中に潜ってしまえば、空中のステルス機機のように、捕獲できなくなります。対して、中国の潜水艦はエンジンやスクリュー音は、工作技術が劣っているため、音が大きいため、簡単に補足できます。

そのため、日本と本格的に戦争をするとなれば、中国側は日本の潜水艦を補足できないため、いつどこから攻められるのかわからず、港を一歩もでることができないという事態になります。ただし、こちらのほうも、もし中国が日本と同等の潜水艦をつくることができれば、日本の優位性は崩れることになります。しかし、これも、少なくともあと10年くらいは追いつくことはできないでしょう。また、空母に関しては、導入したばかりで、いまのところは実戦では、運用はできません。

それから、日本の強みとしては、おそらく世界一ではないかといわれる、対潜哨戒能力です。これは、このブログにも以前書いたことですが、とにかく、冷戦時代に日本の近海の対戦哨戒をアメリカから引き継ぎに本が行うことになっため、日本がアメリカのP3Cオライオンという哨戒機を用いて行ってきたのですが、日本独自の運用方法により、世界の最高水準にまでたかめてしまいました。


  
先の潜水艦の運用能力と、対潜哨戒能力とがあいまって、いまのところは、いくら中国が軍備を拡大したとはいっても、現在のところ、多数の中国の艦艇など、無用の長物と言っても良いような水準と言っても良いくらいです。
  
だからといって、安心はしていられません。やはり、こうした優位性も10年たてばどのようなことになるかは、わかりません。いまのところ、日本が本気になれば、尖閣諸島を中国海軍が攻めとろうとしても、すべて撃沈されてしまうことになります。しかし、この均衡が崩れれば、どうなるか保証の限りではありません。(下は、中国の空母)

  
田母神さんも上の動画で言っていましたが、やはり、軍備というものは、相手があってするものです。日本であれば、中国やロシアが10年後どうなるのか、日本は、どうなるのかという視点で行わなければならないものです。 

であれば、日本も核武装、原潜、空母なども含めた、長期的な枠組みみの中で、軍事力を整備をいまから考えておく必要がありそうです。
【関連記事】





2012年1月18日水曜日

不起立評論家が危惧する「新たな不起立方法」とは−【私の論評】最初から全く意義がないし、最近ては滑稽であるどころか醜悪てすらある!!

不起立評論家が危惧する「新たな不起立方法」とは:

 


大阪でも、そして東京でも……ここ数日で大きな動きがあった「不起立界」。何のことだか分からないという人のために簡単に解説すると、卒業式や入学式のとき、「起立」をしない教職員のことをさす。起立以外にも、君が代の「不斉唱」や、君が代伴奏の「不伴奏」、国旗掲揚などもふくめた「ひのきみ問題(日の丸・君が代問題)」などのシリーズがあるが、もっともメジャーな不起立行動は、椅子にピタリとお尻を密着させた「不起立」である。

一体なぜ起立しないのかについては、不起立教師それぞれの思想やポリシーがあるが、一番多い意見は「戦争時の日本みたいだから」といった感じである。起立するのがかったるいからではない。ある教職員は、君が代斉唱と起立などを児童・生徒に強要すると「戦争につながる」との考えを持っており、一筋縄では解決できない問題なのである。


それはさておき、本誌でもたびたび登場する不起立評論家の漫画家マミヤ狂四郎氏。以前の記事で「新たな不起立ワザ」が誕生するおそれがある、と危惧していたのだが……このたび、その禁断のワザを描き下ろしてくれたのでご報告しておきたい。

画像を見てお分かりの通り、立っているのか座っているのか分からない状態になっている。ここからは考案者である漫画家マミヤ狂四郎氏に分かりやすく解説してもらおう。



マミヤ「不起立教師にとって、起立するのはご法度です。だけど処分を受けるのも嫌だったりもする。また、不起立を貫きたいけど、児童や生徒に迷惑をかけたくないと思っている、『使命』と『良心』の間を行き来する人造人間18号(ドラゴンボール)のような先生もいます。そんな中途半端な不起立教師が、もしかしたらやってしまうのではないか……と私が危惧しているのが、この『中起立(ちゅうきりつ)』スタイルです」 

――こ、これは……たしかに起立はしているけど、オシリはピタリと椅子に密着している。背もたれの部分ですが、椅子にしかと付いている!

マミヤ「背もたれに腰掛けている=座っているとも考えられるし、中腰で立っているとも考えられる。さらに、コブラのように背筋を伸ばせば、そこそこ頭の高さも稼げます。教え子たちからも『あ、●●先生、立ってるな』と見られます。ちょっと立ち方は変だけど、お尻を付き出す姿勢で立つ人って、よくいるじゃないですか。そんな人だと思われるだけです」

――このスタイルが流行してしまったら、不起立をチェックする校長先生や教頭先生も判断に迷ってしまいますね……。

マミヤ「危ういのは、東京よりも大阪です。笑いの本場、大阪です。処分が厳しい『君が代条例』もありますし、大阪の不起立教師は、必ず何かの秘策を考えているはずです。絶対に、この『中起立』は悪用しないでいただきたい。絶対に。絶対に……」

長きにわたり不起立界をウォッチしてきた不起立専門家も危惧する「新たな不起立方法」、『中起立スタイル』。いずれにしても、厳粛かつ平穏な卒業式・入学式が大阪府でとり行われることを切に願う。卒業式の主役は先生ではない。児童と生徒なのだから。

【私の論評】最初から全く意義がないし、最近では滑稽であるどころか醜悪ですらある!!

いったいどうなっているんでしょうか?こんなことをして何の意味があるんでしょうか?

同じくマミヤさんが述べた内容を掲載しているのが次の記事です。



マミヤ「私が得ている情報によると、君が代不斉唱のチェック方法は、『声』と『口』です。不起立教師チェッカーである校長先生や教頭先生は、不斉唱をしていると思しき教職員の近くに行き、歌っているのか確認するといいます。まあ、近くに行けば歌っているかどうかは容易に判断できます。そして、歌っていなければ「歌って下さい」と注意する。不起立と同じですね。しかしです!」

――しかし!?

マミヤ「もしも近寄ったとしても、口が動いてなかったとしても、歌声がハッキリと聞こえてきてしまったら……。校長・教頭はスルーしざるを得ません。たしかに君が代が聞こえてくるのだから、歌っていることには違いないからです。しかしながら、口は動いていない。例えば同じ学校に『不起立教師仲間』がいたとします。そんな仲間は、いっこく堂式の腹話術で君が代を歌う教師の口の動きを見て『よし、同志は歌っていない。不斉唱貫徹!』と思うわけです。しかし、実は歌っている。どっちにもドヤ顔ができる。これは本当に恐ろしいことです」

――考えれば考えるほど、ずるい方法である「いっこく堂ばりの腹話術による不斉唱」。いずれにしても、厳粛かつ平穏な卒業式・入学式が全国でとり行われることを切に願う。卒業式の主役は先生ではない。教職員みずからが模範となって教えてきた、児童と生徒であるのだから

 どちらも本当に卑怯であり醜悪だと思います。本当に困ったものです。どうしてこのようなことになってしまったのか?これには、変な誤解があると思います。これは、左翼一般のひとたちが、勘違いしているのか、あるいは、判っていてそうしているのかは解りませんが。

まずは、日本が第二次世界大戦におけるアメリカがいうところの太平洋戦争、日本がいうところの、大東亜戦争に結果として負けて、降伏していますが、この降伏はいつのまにか無条件降伏したことにされていますが、条件付き降伏です。人によって、解釈は異なりますが、広義では、完璧に条件付き降伏です。現在の民主党政権であれば、無条件降伏しかねないですが、当時の日本が完璧な無条件降伏するなど考えもおよばないことです。これが、信じられない人は一度きちんと、ポツダム宣言など読む必要があると思います。(アメリカ戦艦ミズーリ号上で降伏文書にサインする梅津美治郎)


さらに、付け加えますと、マッカーサーは日本からアメリカがに戻ったときに、アメリカの公聴会において、日本の戦争は防衛戦争であったと証言しています。中国や東南アジアに進出していたのは、何も日本だけではありません。時代背景からいっても、当時は、他国の領土に兵をおくこと=侵略などとは言えません。もし、そうなら、世界中の先進国全部が侵略戦争をしていたということになります。アメリカは間違いなく、ハワイ併合という現在の常識からてらしあわせても、侵略行為をしていました。これは、後年アメリカ政府が正式に謝罪していることです。(下記は、マッカーサによる日本の降伏文書に対する署名)


それから、領土問題や、戦後保証問題に関しては、サンフランシスコ平和条約ですでに決着がついてる事柄です。当時のソ連は、ボツダム宣言に後から参加しており、本来北方領土を保持していること自体、他国に対する侵略行為です。

また、サンフランシスコ平和条約は第二次世界大戦後の平和条約で、日本国と連合国各国の平和条約です。この条約の発効により、連合国による占領は終わり、日本国は主権を回復しました。1951年9月8日調印、1952年4月28日発効。このような平和条約を締結するにしても、日本国の領土をはっきりさせなければ、条約など結びようがないです。このときに、日本国の領土ははっきりと示され、その中には、北方領土、竹島、尖閣諸島も日本国の領土となっていますから、韓国は、日本国に侵略をしているわけです。また、中国も尖閣諸島へ侵略しようとしているわけです。

上で国家斉唱時に起立しない先生など、こんな現代史の史実など知らないし、学ぼうともせず、あるいは学んだとしても、曲解し、君が代斉唱と起立などを児童・生徒に強要すると「戦争につながる」などと、三流空想科学小説並みのことを信じて、このようなことをやっているのだと思います。


これに関しては、本当に論評するだけでも、疲れますね。上の橋元さんの発言当然のことと思います。私は自身は、このような教師がいた場合は、会場から退席させるべきと思います。どうしても、退席せずに、あくまでも、不起立とか、上記のような馬鹿まねを繰り返す輩は殴って抵抗できないようにして、会場から追い出すべきです。

そういうことをいろいろな責任ある立場の人が避けてきたからこそ、現場がこのように変質してしまったということもあると思います。なぜか、私の周りではそういう先生はみたことがありませねん。ひよっとしたら怖くてできないのかもしれません。複数そんな先生や、父兄がいたら、きっとできないと思います。また、そういう気構えでいれば、このような馬鹿教師になどにも伝わると思います。

こんな馬鹿ども、条例がどうのこうのという前に、父兄などみずから、粉砕してく必要があると思います。一部の、今や、少数派の頭が左にねじ切れている鳩山さんとか、菅さん、野田さんのような、父兄は別として、大多数の父兄は、こんな先生を望んでいないと思います。そんなことより、きちんと、勉強を教えて欲しいと考えていると思います。こうした普通の父兄などの、権利を踏みにじる、馬鹿教師、一部の馬鹿父兄は、断じて許すまじと思います。

【関連記事】

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2012年1月17日火曜日

《書評》英語を社内公用語にしてはいけない3つの理由 津田幸男著−【私の論評】日本語でのコミュニケーションは世界最高!!

《書評》英語を社内公用語にしてはいけない3つの理由 津田幸男著:


2010年、楽天とファーストリテイリング(以下、ファストリ)が英語を社内公用語にすると宣言し、各所で賛否両論を呼んだ。筑波大学大学院教授である著者も、このニュースに衝撃を受けた者の一人である。英語支配論や言語政策、国際コミュニケーション論を専門とする著者はこの発表に危機感を抱き、両社の社長へ抗議の手紙を送った。 本書は、実際に送った手紙の全文掲載から始まる。その中で、「英語の社内公用語化」の弊害...

 【私の論評】日本語でのコミュニケーションは世界最高!!




論評のため、上記の記事の理由の要点を以下に掲載します。

1.「日本語・日本文化の軽視」の問題だ。現在の日本には「英語信仰」が広がっており、その結果「英語偏重社会」が生まれ、日本語や日本文化の軽視が起きている。

2.「英語の社内公用語化」が一般的になれば、収入や就職などの面で「社会的格差」が拡大する。いずれは「英語ができる階層」と「英語ができない階層」という社会階級的な分裂が生まれて国民意識の統一が保ちにくくなり、国家の維持までも危うくなる。

3.言葉は単なる道具ではなく「権利」だと主張し、「英語の社内公用語化」が、もし日本語禁止や英語使用の強制を伴うものであれば、それは重大な「人権侵害」に当たる。


特に上の、津田幸雄氏の主張は、正しくそれに付け加えるようなことはほとんどありません。日本の会社の公用語をわざわざ英語にする必要はないと思います。特に日本人同士で日本語で語れば、よく分かり合えるのに、それまで禁止するとのなら、それは、人権侵害であり完璧に法律違反です。


英語を勉強すること、グローバルな考え方を持つこと、海外に進出することなど、良いことだと思います。しかし、それと、会社の公用語を英語にするなどの愚かなことは、全く別の次元の問題だと思います。


津田氏の上の主張の1.に関しては、確かに今でも深刻なものがあります。このブログに以前「最近の死語について驚いた件」というタイトルで、この問題について掲載したことがあります。それを以下にコピペします。


数年前に、新入社員研修で「ゴルバチョフ」という人名を話したところ、ほとんどの人が知りませんでした。高卒だけでなく、大卒でも知らない人がほとんどでした。おそらく、現代史などは、歴史の教科書でも、最後にほうに出てくるし、まだ歴史的評価も定まっていないところがあるので、高校でほとんど教えていないし、試験にも出ないのだと思います。そうなると、今の大学生の多くは、現代国際政治などとは無縁なのかと思ってしまうこともあります。

また、ある機会に文学の話になって、「谷崎潤一郎」とか「耽美派」という言葉で話すと、わからない女性がいました。この人は驚いたことにある国立大学の文学部出身でした。今の大学はこの程度のことも知らないての卒業できるのかと驚いてしまいました。まあ、知らなくても別に社会人としては生活していけるから良いのでしょうが、これには驚いてしまいました。


それから、これは、会社の新人ではありませんが、ある機会があってまだ、入りたての現役の東大生と話をする機会がありました。そのときに驚いたのですが、彼は理系であるにもかかわらず「ファラディーの右手、および左手の法則」を知りませんでした。驚いたことに、彼は工学部志望でした。今の東大は、高校で物理を履修しなくても、工学部に入ることができるのです。


それと、これは、数年前から必ず、特に女性には必ず聞くようにしていますが、今の新卒のほとんどの人が貞操という言葉を知りません。こんな事実から、やはり、現代ではいわゆる昔の貞操という概念は完全消滅したのかもしれません。(下の写真は、中世の貞操帯)




高卒の人や大学卒でもかなり多くの人が、「雄雄しい」」という言葉を知りません。これは、「雄雄しい」男性がいなくなったこということでしょうか?「雄雄しい」を知らなければ、もちろん「masculine」も知らないのだと思います。


それから、最近の「全然」という言葉の遣いかたは昔とは完全に異なります。今では、「全然いいです」というような言い方が主流になってきています。本来の使い方は「全然駄目です」などの使いかたが正解です。


これに関しては、似たようなことが「たいそう」という言葉の使い方にあって、昭和初期までは、使い方としては「たいそう、不味い」などと使うのが普通であって「たいそう美味しい」などという使い方はしなかったそうです。しかし、今では、「たいそう」に関してはどちらでも使うのが普通です。これに関しては、ある小説家の随想に「最近の女子学生の流行言葉」ということで記載されていたのを覚えています。ただし、その書籍名ならびに小説家の名称は失念しました。

さて、以上のような状況皆さんはどう思われますか?「たいそう」のように言葉が移り変わっていくのは、わかりますが、やはり、日本人としてコミュニケーションが普通にとれるようにするためには、基本的な語彙はあまり変えていくべきではないと思います。

それから、「逢瀬(おうせ)」という言葉がありますが、これも、以前のブログに以下のように掲載しています。


・・・・・・・・・・語彙というと、これに関して最近面白い体験をしました。最近ひょんなきっかけで、20代の女性が「逢瀬」という言葉を知らないということを発見しました。 



「逢瀬」は皆さんご存じだとは、思いますが、小説などにはでてきても、学校のテキストなどにはまずは、出てこない言葉だと思います。だから、知らなくても、別にほとんど困るということはないでしょうが、この言葉を知らないということであれば、他の文学的な語彙もあまりわからないのではないかと思います。

現在でのこのような有様ですから、英語の公用語化や、中途半端な英語の早期教育など行われれば、とんでもないことになってしまいそうです。

2.の場合は、私自身は意外とさほど深刻なことにはならないのではないかと思います。先日もテレビでみていましたが、アメリカの大学院を卒業して、英語関係の仕事で生計を立てていた人が、最近は、仕事がないということで嘆いていました。英語ができるというだけで、階層ができあがるというのであれば、こんな人は出ないと思います。


それに、最近は、確かに英語の能力を重視する企業も増えていますが、以前にもこのブログにも菅さんについて書いたように、日本文化のバックボーンを持たない人は海外に行ってもまともに相手にされないと思います。


私は、菅さんが海外の会議に行っても、先進主要国のリーダーたちからまともに相手にされないのは、決して言葉だけの問題ではないと思います。いくら、お遍路に行ったとしても、彼は、おそらく、日本の伝統文化の背景からは程遠い存在なのだと思います。こうしたことは、いくら、外見を整えてみても、すぐに相手に悟られるものです。それは、思想や、イデオロギーなどとは無縁なものです。どんなイデオロギーがあったにしても、自分の属する文化を知らないものは、そうではない人々には、見透かされてしまいます。フランスや、イタリアの共産主義者たちは、少なくとも自国の伝統文化を背負って話をします。だから、妥協点もみいだしやすいです。


これはとりもなおさず、日本人であれば、日本の伝統文化を背負った人間と、他の国の人から認められない限り、まともな扱いはされないということです。今は、こんな簡単な理屈のわからない人があまりにも増えていると思います。まともに相手にされないのは、決して言葉だけの問題ではないと思います。いくら、お遍路に行ったとしても、彼は、おそらく、日本の伝統文化の背景からは程遠い存在なのだと思います。こうしたことは、いくら、外見を整えてみても、すぐに相手に悟られるものです。それは、思想や、イデオロギーなどとは無縁なものです。どんなイデオロギーがあったにしても、自分の属する文化を知らないものは、そうではない人々には、見透かされてしまいます。フランスや、イタリアの共産主義者たちは、少なくとも自国の伝統文化を背負って話をします。だから、妥協点もみいだしやすいです。


菅さんの行動をみていれば、日本の伝統文化を背負わない人間は結局は何もできないことがお分かりになると思います。菅さんは、鳩山さん同じく、普天間問題に関して、結局何もできないばかりか、さらに後退させたものと思います。そうして、尖閣問題に関しては、完全に失敗しました。これらの交渉に関して、菅さんが英語や中国語ができるとか、できないなどはほとんど無関係だったと思います。


私は、現在多くの会社が、英語能力を基準として、日本文化など軽視して、多くの新卒などを雇用し海外進出を目論んでいますが、このな企業はかなり大きな危機をはらんでいると思います。どのような危機かといえば、もともと、英語ができるだけでは、交渉などできるわけもないし、それを短期間養成することは困難だからです。


しかも、現在新興国も含めた、世界同時不況が進行中です。この不況が本格的になれば、英語ができても、日本文化の背景のない人間など、交渉も何もできずに無用の長物になってしまう危険性があります。そうなれば、このような人たちの大量解雇ということだってあり得ると思います。これと似たようなことは、過去にもありました。バブルの頃に大量採用された人たちが、30歳台前半になって多数解雇されたことがあります。非常に不味いやり方だと思います。


3.に関しては、まったくその通りだと思います。日本には古い歴史があります。今年は、皇紀2671年です。これは、日本の歴表示であり、最初の天皇が即位してから、2671年目という意味です。キリスト誕生を基点とした、西暦よりもはるかに古いです。この年号を知らない日本人も大勢います。しかし、これだけ古い歴史を持って、一体感を維持してきた日本人は、先の事例のように、言葉を知らない若い人が増えていることもし事実ですが、言葉も共通ですし、さまざまな文化、慣習なども共通点が多いです。




そのため、特にコミュニケーションに関しては、かなり緊密です。言葉で表せないような細かなことまで、理解しあえる土壌があります。これは、日本人はあまりに当たり前であって、気づきませんが、意外なところで発揮されたりします。たとえば、昔から今に至るまで、日本の軍隊や、大砲などは、命中率が高いです。これは、やはり、緊密なコミュニケーションによるものだと思います。他国では、コミュニケーションが日本ほど緊密ではないため、複数の人間のチームによる大砲の射撃の命中率などどうしても低くなるのだと思います。


また、日本は、他国に比較すると、さまざまな事業をしていく上で、もっともやりやすい市場だと思います。まずは、言葉は、ほとんど均一とみても良いですし、習慣なども似通っています、ものの感じ方も導入です。だから、日本の場合は日本国内を一つのマスマーケットとして、扱っても何とかなります。これが、外国の場合はそのようなことは不可能です。おそらく、今でも、一つのマスマーケットとして、扱える国としては、日本が世界一ではないでしょうか?そうして、これは、事業をする立場からすれば、本当にやりやすいと思います。


こんな話をすれば、そんな馬鹿なと思う人もいるかもしれません。たとえば、あの中国やインドがあるではないかと思う人もいるかもしれません。しかし、良く考えてください、中国や、インドは、そもそも多民族国家です。民族によって、生活習慣もかなり異なります。そういう、意味では、中国、インドも一つの省や、州が一つの国のようなものです。しかも、各々の省や、州も、複数の民族から構成されているのが普通です。そのようにみると、一つの集団という意味では、日本が最大ということになります。それに、あの広大なロシアはどうかといえば、人口は、たったの1400万人です。日本より、数千万多いだけの国ですが、多民族国家であり、領土は広大で、白人系は少数派です。


それに、皆さんご存知のあの日体大の「集団行動」。これは、やはり、かなりコミュニケーションがとれなければ、できない仕業です。諸外国でも、マーチングなどはありますが、「集団行動」には、及ばないと思います。




あの世界でも稀にみられる「集団行動」の基となっているのは、一見非合理にみえるものの、さまざまな細やかなニュアンスを含む日本語によるコミュニケーションだと思います。なるべく、すべてを言葉にする英語のコミュニケーションによっては、なかなかできないものだと思います。


最近、若い人のコミュにけーション不足が目立つようですが、これはやはり、日本語が良くできないということにも原因があると思います。日本語には、英語と比較して確かにに不合理な面もあります。しかし、たとえば、雪ひとつとっても、さまざまな表現があるように、自然に関する語彙はかなり多いです。また、感情を表す表現も豊富です。それに、日本語の非合理生などは、他国にない長い間のコミュニケーションの伝統があり、省略しても意味が十分通じるものは、省かれたがゆえにいまのような形式になっているのだと思います。日本語を知るためには、こうした、何が省略されているのかということを知らなければなりません。これが、わからないので、コミュニケーションがとれなくなるのだと思います。


しかしながら、日本語がある程度できれば、他の日本語のできる人との会話は、おそらく、世界でも最高水準のコミュニケーションとなると思います。そうした、最高水準のコミュニケーションを会社の公用語を英語とすることによって、すべてを廃止したとすれば、結局コミュニケーション不足になって、日本企業の良さを発揮できなくなると思います。それに、津田氏が語っているように、これは、重大な人権侵害にあたると思います。


そうして、このようなことは、外国語との比較の上でないと気がつかないものです。だから、私は、英語を勉強することの意義は、日本語をより良く知るためであると思ってます。また、日本語の伝統文化を広く海外に広めるという意味もあると思っています。そのためには、まずは、日本文化を知らなければなりません。

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2012年1月16日月曜日

「笑顔で接客する店員ほど実は自分自身が精神的に疲れてしまっている」という調査結果−【私の論評】仕事と割り切る以外に根本的に解決する道はないか?!

「笑顔で接客する店員ほど実は自分自身が精神的に疲れてしまっている」という調査結果:

 

買い物でも食事でも、お店に入って店員さんが笑顔で良い対応をしてくれると、自然とこちらも気分が良くなるものですよね。逆に、無表情だったりすると同じ対応をしていても印象は変わるものです。接客業において、笑顔はとても重要な要素だといえるでしょう。

しかし接客する側にとっては、常に微笑んでいなければいけない状況がストレスを感じる要因になっているようです。最新の研究で、笑顔で接客する人ほど精神的に疲弊し皮肉っぽくなるということが明らかにされました。

ノーサンプトン大学のガルシア教授率いる研究チームは、サービス業に従事している人を対象に、彼らがどれほどのストレスを感じているか調査を行いました。

調査では、仕事中に笑顔をどれくらい要求されているか、その要求を達成するにはどのくらいの努力を必要としているか、また精神的な疲労や自分の皮肉っぽさをどの程度感じるかなどの質問に答えてもらいました。

結果、なによりも第一に明るく笑顔で接客するよう努めていると回答した人ほど、ストレスを感じ、皮肉っぽい自分に悩まされているということがわかったそうです。



教授によると、「雇用者側は、笑顔での接客を求められる従業員たちが精神的な疲労を和らげられるような環境作りをする必要があります。また、今回の調査結果をもとに、雇用の際にはどのような人が精神的に疲弊しやすいかを認識しておくことも重要です」とのこと。

客を笑顔にしてくれる人ほど、実は自分自身が精神的に疲れてしまっているというのは皮肉なものですね。仕事とはいえ、素敵な笑顔で接客してくれる店員さんには、より感謝をしたいものです。

参照元:Mail Online(英文)

オリジナル記事: 「笑顔で接客する店員ほど実は自分自身が精神的に疲れてしまっている」という調査結果

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【私の論評】仕事と割り切る以外に根本的に解決する道はないか?!


商売をやっている人のこのような笑顔については、私も昔から、いろいろな人の話を聴いて知っています。小さな商店であっても、お客さんがくれば、それまで喧嘩をしていても、すぐに切り替えてお客様には笑顔で接します。これができないようでは、商売人ではありませんね。


それは、お客様の立場にたってみれば、わかることです。日本ではそれがあたりまえになっているし、それ以上かもしれません。とにかく、もてなしの心ということでは、日本は定評があります。それにタイ国は、微笑みの国といわれ、商売であろうがなかろうが、目線があれば誰もが微笑みます。

当社の会長など、昔イトーヨーカドーの店長をしていたときなど、もちろん、笑顔の訓練をしたといいます。どんなときでも、お客様に対して微笑むというのは、当然のことで、それは当然いつもそうしていたそうです。


そうして、それどころか、お客様に対しては、笑顔、従業員に対しては、厳しい顔までできるようになったそうです。厳しい顔とは、管理者の顔という意味です。その方法とは、目を厳しい目つきにして、口は、歯が見えるようにして、お客様からは、笑って見えるという具合です。こんな顔だって真剣に練習すればできるのです。

まず、私たちは、いわゆる会社での顔というのは、仕事の一貫であり、仕事場では仕事の顔をしなければならないということを学ばなければならないと思います。しかし、時と場合によってはどうしても心から笑うことができない場合だって、人間なら誰にでもあるはずです。

そのうえで、どうしても笑いたくないときなどは、上記のように、口を開いてお客様に、歯が見えるようにして、顔全体での笑はやめてしまうという手もあります。しかしながら、こうしたことを繰り返し実施しているうちに、自然といつも笑い顔が自然にできるようになります。

そうして、一番肝心なのは、いつも心の底からお客様に喜んでもらいたいと思えるようになることだと思います。それがなければ、どんなにの笑い顔のテクニックがすごくても結局はなんにもなりません。自分たちの仕事場は、結局お客様に喜んでいただくためにあるのであり、たまたま、スーパーの店員をしているとか、飲食店の店員をしていると思えなけば、それは必ずお客様にに伝わります。



販売する人が心底からそう思えなければ、そういう従業員のいる店は絶対に繁盛しないと思います。そういう心がないのに、作り笑顔を無理にする人は、結局上記のようにストレスを感じて皮肉っぽくなるのだと思います。このような人を、自然に笑顔ができるようになってもらうよう、ストレスの発散も含めて、指導していく必要があります。そうして、それがで会社全体でできない会社は、結局マネジメントが徹底できず、業績をあげることはできなくなると思います。

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2012年1月14日土曜日

金正男氏の「世襲批判」をスクープ 東京新聞「特ダネ」記者の仕事ぶり―【私の論評】すぐれたジャーナリズムは地道な日々の積み重ねから生まれてくるものである!!

金正男氏の「世襲批判」をスクープ 東京新聞「特ダネ」記者の仕事ぶり:

金正日の葬列

北朝鮮の故金正日(ジョンイル)総書記の長男、正男(ジョンナム)氏(40)から届いた「世襲批判」メール内容を東京新聞が特報した。中央日報などの韓国メディアも「東京新聞が報じた」として記事を追いかけている。

金正男氏
続きは「J-CASTニュース」へ

【私の論評】すぐれたジャーナリズムは地道な日々の積み重ねから生まれてくるものである!!

五味洋治氏

正男氏から年明けにメールを受け取ったのは、東京新聞編集委員の五味洋治氏だそうですが、この方がなぜこのようなことができるのか、上の記事を見ている限りでは良くわかりません。それは、さておき、まずは、この方の経歴を以下に掲載します。
1958年7月26日長野県茅野市生まれ。1982年早大第一文学部卒。1983年東京新聞(中日新聞東京本社)入社。川崎支局、社会部、政治部(官邸、野党担当)を経て1997年、韓国延世大学語学留学。1999~2002年ソウル支局、2003~2006年中国総局勤務。2008~2009年、フルブライトフェローとして米・ジョージタウン大学在籍。主に北朝鮮問題を取材。現在東京新聞本社外報部勤務。
やはり、普段からの地道な積み上げあるからこそ、このようなことができるのだと思います。 特に、北朝鮮問題に関して、積み上げのあるところといえば、ラヂオプレスを忘れることはできないと思います。ちなみ、昨年暮れの金正日の死亡に関しては、日本政府や、韓国政府もその情報を掴んでいませんでしたが、これらにさきがて、ラヂオプレスが公開していました。おそらく、世界で一番早かったと思います。

ちなみに、ラヂオプレス(RP)=1941年に設置された外務省ラヂオ室が前身。情報機関として、戦時中は米国や英国の短波放送を受信・翻訳し、情勢分析などに利用されました。46年に財団法人となり、現在は北朝鮮のほかロシア、中国など約20か国・地域のラジオやテレビが報じるニュースの翻訳を、報道機関や官公庁へ配信するのが主な業務。職員は約60人。

ラヂオプレスの職場風景

以下は、2009年9月6日03時13分 読売新聞の『北に耳傾けるラヂオプレスって何?元は情報機関とか』というタイトルの記事の内容です。現在のラヂオプレスの有様を良く現しているとおもいましたので、掲載させていただきます。
北朝鮮のラジオなどの放送内容を伝える通信社「ラヂオプレス(RP)」に注目が集まっている。
昨夏の金正日(キムジョンイル)総書記の健康悪化説浮上後、現地メディアによる動静報道が急増する北朝鮮。今年は3日で100件に達し、過去最多(129件)だった2005年を上回るペースだ。金総書記の健在ぶりをアピールする狙いと見られるが、スタッフは、その背景にある意図を読み解くヒントを探し、24時間、耳を傾ける。
東京・新宿のビルにあるラヂオプレスのオフィス。受信機に囲まれた席にモニターと呼ばれる8人の編集部員が交代で座り、朝鮮中央放送と平壌放送の二つの短波放送を聴きながら、ニュース項目を書き取る。
1994年7月9日の金日成(キムイルソン)主席死去の報も、ここでキャッチされた。これまで聞いたことのない「特別放送」という言葉を何度も予告する放送に、重大な意味を感じ取ったモニターらが速報を流し、報道各社に緊張が走った。死去の一報を、北朝鮮以外のメディアで世界で最初に伝えたのも、ここからだ。
最近では、先月4日、クリントン米元大統領の電撃訪朝を報じたニュースも速報した。このときは、平壌放送が同日正午のニュースで、元大統領訪朝の冒頭部分を報じた後、突然、音声が消えた。約7分後、朝鮮中央放送と同時に、元大統領訪朝のニュースを再び伝え始めたが、平壌放送が決められた放送時間を間違えてしまったとみられる。
また、今年1月1日に金総書記の「新年の辞」を報じた放送は、録音にもかかわらず、アナウンサーがつっかえたり、読み間違えたりしたまま放送された。
斉藤竜成・編集部主任(39)は「北朝鮮メディアで、こうしたミスは考えられない事態」と指摘、金総書記の後継に三男・正雲(ジョンウン)氏が内定したとされていることについては「公式報道からは、正雲氏が後継とは断言できないが、国内の体制に緩みが生じ始めているのは間違いない」と話す。
無論ただ、「血統はしっかりと継承されているので、革命は引き続き勝利するであろう」(5月24日)などと、権力継承が進行中であることを示唆する文言を耳にすることが多くなっている。斉藤主任は「北朝鮮情勢が重大局面を迎えて注目が集まるが、流されることなく、正確な速報に努めたい」と話している。 
五味洋治氏しろ、ラヂオプレスにしろ素晴らしい仕事をしていると思います。このような仕事はどうすればできるのかと考えてみました。

そのヒントになるのは、 あるイギリスの元スパイが書いた、スパイの手口です。それも、第二次世界大戦中の話です。古い話ですが、その基本はいまでも受け継がれていると思います。この書籍随分前に読んだので、その書籍の名前も作者も忘れてしまいましたが、いわゆる、手口だけは覚えています。本日は、それを掲載させていただきます。


スパイというと、大方の人は、007とか、ミッションインポシブルなどの主人公がやっているようなことや、一昨年アメリカから国外追放になった、ロシアのスパイであるアンナ・チャップマンのハニートラップなどを思い浮かべるでしょうが、この元スパイによれば、そんなことはなく、日々やっているのは、各国が公式基出版している、新聞、雑誌、書籍などを丹念に調べるというものだそうです。もちろん、スパイ映画のように、敵地に潜入とか、女スパイによる手練手管というのもありますが、それは、スパイ全体の仕事の5%にしかすぎないそうです。

ロシアスパイ アンナ・チャップマン
では、具体的にどのようなことをしていたかといえば、たとえばスパイが新聞でドイツのスイス駐在武官が、ドイツのある村の結婚式に出席するという記事をみつけたとします。別な情報からその付近にドイツの機甲部隊が集まっているというものがあったとします。ドイツの駐在武官は、もともとは、機甲部隊の上級将校であったとか、その他のこういう情報を複数たどっていき、過去の経緯などから、ドイツ軍のポーランドへの侵攻が近いことを推定したそうです。この推定は、かなりの率であたったそうです。


メンデレーフ
この元スパイは、その当時の話ばかりではなく、古い話も例に出していました。それは、あの周期律表をつくったメンデレーフの話です。


メンデレーエフ(1834~1907 ロシア)は〈原子量〉という数値と〈元素の性質〉の間にある法則性(周期律)を発見した化学者で、「数量に基づく推理」の達人でした。その能力を見込まれて、あるとき彼はロシア政府から「無煙火薬」の研究を頼まれました。無煙火薬は、当時、限られた国だけの最新技術でした。


「火薬の原材料の配合比率がわからない……」


彼は、フランスの無煙火薬の工場に見学に行き、探ろうとしました。しかし見学はできても、肝心の部分は、当然機密で教えてもらえません。そこで彼はフランスの鉄道局で貨物列車の時刻表や輸送統計を調べました。統計には、火薬工場のある駅にどんな材料が何両編成運ばれたかが載っていました。そうして、列車時刻表を用いてその輸送量の割合を計算し、配合の比率を解明したのです。


「統計数値を使った謎解き」で、優秀なスパイ顔負けの活動をしたということです。


一見派手にみえるアドベンチャーの粋ともみられている、スパイ活動も実は、このような地味な活動によって支えられているのです。 そうして、その根底にあるものは、あくまで、国益のため行うという姿勢だと思います。これがブレているようだと、良い仕事はできないと思います。良い仕事どころか、相手に取り込まれてしまうのがおちです。


それから、忘れてはならないのは、自衛隊などもこのような地味な活動を日々行っているということです。自衛隊というと、最近では、災害派遣がクローズアップされていますが、日々地道な情報収集活動をしています。ただしこれは、あくまで、隠密行動であり、東京新聞やラヂオプレスのように表にはでません。私は、自衛隊OBの方から、冷戦時代のこのような活動についてうかがうチャンスに恵まれたことがあります。


冷戦時代に函館空港に飛来したこともあるMIG25、パイロットは米国に亡命


この方、どこのどなたであるか、いつどこでこのような話を聴いたのか、あるいは聴いた話の詳細に関しては本人からも言われていたので、ここには掲載しません。ただし、差し支えない範囲でその一部を紹介させていただきます。この方から聴いたところによると、この方は、稚内や函館の近郊などにあるレーダーサイトで勤務されたいたことがあるそうで、その方の当時の主要な任務は、サハリンや、ウラジオストックなど当時のソ連の空軍基地のパイロットたちの交信を傍受することだったそうです。


これをするためには、もとろん、ロシア語ができなければなりません。とにかく、日々当時のMig25などのパイロット達の交信を聴きどのような会話がなされているかを記録し、報告していたそうです。長く続けていると、パイロットたちの個人名や、家庭環境、健康状態までわかってくるそうです。おそらく、このようなことを日々実施して、異変があれば、それが上に伝わり、それに対する備えをするのだと思いました。

おそらく、上記の記事の五味洋治氏も、ラヂオプレスもこのような地味な活動を日々続けているのだと思います。彼らの活動もスパイと同じように、95%が地味な活動であり、後の残り5%が、たとえば金正男(ジョンナム)氏(40)から届いた「世襲批判」メール内容や、金正日氏の死亡のスクープだったりするのだと思います。 

普段から、地道なこのような積み上げを行わない人には、このようなチャンスは永遠に訪れないのだと思います。特に最近の日本のメディアなど大部分がそうだと思います。 特にテレビの劣化は酷いものがあります。あまりに安直すぎるものが多すぎです。

私たちの平素の仕事だってそうです。日々の地道の積み上げと、周到な段取り、それに大きな使命感が大きな仕事をやり遂げる原動力になることは言うまでもないことだと思います。

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2012年1月13日金曜日

年収が高い人ほどカバンは重いという調査結果 / 実はほとんどスマホで代用できるから手ぶら通勤も可!−【私の論評】鞄を重くしているなんて今時信じられない!!

年収が高い人ほどカバンは重いという調査結果 / 実はほとんどスマホで代用できるから手ぶら通勤も可!:

 


あなたのカバンは軽いだろうか? それとも重いだろうか? なんでも「年収の高い人(700万円以上)ほど、カバンは重い」という調査結果が発表され、さらに約9割のビジネスマンが「カバンを軽くしたい」と願っているとのことである。

調査対象は20代~40代の男性会社員400人。カバンが重くて困っている人は、一体何を持ち歩いているのかというと……手帳にノートPC、そしてビジネス書などが多いらしい。たしかに仕事に追われるビジネスマンは、仕事の書類も持ち歩く。そりゃ重くなるのも納得だ。

だがしかし。それら「カバンを重くしているもの」は、実は持ち歩く必要のないものなのかも知れないぞ。携帯電話に財布に定期。仕事の書類も手帳もビジネス書も……すべてスマートフォンで代用できるといえば代用できる。究極を言えば、手ぶらで通勤することも可能なのである!

――とは言えど、「スマホにどんなアプリを入れて活用すれば良いのか全然さっぱり分からない!」なんて人も多いだろう。事実、記者も分からない。そんな時はその道の達人がオススメする5つのアプリを参考にしてみるのが手っ取り早い。

例えばスマホで手ぶら通勤に適したアプリは、「ジョルテ」と「NetFront Line Documents Pro」と「NドライブApp」と「i文庫 for Android」、そして「SAMURAI ZAN」とのことである。

子育てにはげむイクメンならば、「タッチ!うごくうたえほん」と「ばぶぅショット」「au one Photo Air」「こっち見て!赤ちゃん」「愚痴壺・変声あそび」の5本がオススメらしい。

また、他にも水道橋博士がオススメする5本のアプリや、ナイトライフを楽しむための5つのアプリなど、様々なシチュエーションに適した5本のアプリが、KDDIの「This is My5」には公開されている。

スマホはあるけど、どんなアプリを入れたらいいのか分からない!という人は参考にしてみると良いだろう。そしてどんどん荷物を減らそう。明日からは手ぶらだ。ただしスマホは忘れずに。

参考リンク:KDDI「This is My5」

【私の論評】鞄を重くしているなんて今時信じられない!!



私の感覚からすると、今時鞄を重くしているなんて、信じられません。最近なら、中高生ですら、電子辞書などで、随分鞄を軽くしているはずです。確かにスマホにすれば、辞書すら持っていく必要もなくなり手軽で良いようには思いますが、私自身はあまりお勧めしません。

スマホは確かに便利ではあります。しかし、画面が小さいなどの難点があります。それに、特に、ビジネスマンが何かまともに文章でも打ち込もうと思った場合には、最近では、いくら、フリック入力ができるからといっても、やはり、普通のキーボードで十本の指で打つのと比較すれば、どう頑張っても、かないません。




そんなことを考えれば、やはり、軽量モバイルパソコンをもって歩くのか一番かもしれません。しかし、既存のノートパソコンであれば、まだまだ、重いものが多いですから、鞄に入れてもって歩けば、かさばるし、重いですから、鞄は軽くできませんね。


私も以前、パソコンを鞄にいれてもって歩いたことがありますが、パソコンに加えて、アダブタも一緒に持って歩くとなれば、それだけで、1kgを超えてしまいます。最初は、面白半分に持ってあるいたこともありますが、やはり、重すぎるので、すぐにやめてしまいました。


その後は、もっぱらiPhoneを持ち歩いたのですが、先のように難点がありました。しかし、それも仕方ないと思いしばらくは、そのままにしていました。


しかし、最近でようやっと解法を見出しました。それは、iPad+iPhone+wimaxwifiルーター+アップル・ワヤレス・キーボードという組み合わせです。これらを全部鞄にいれて歩いても、どれも軽いですから、おそらく、1kgを超えることはないでしょう。私は、これプラスさらに、iPhone、IPad用の電源コードなど持って歩いていますか、これも軽いので、全部あわせても1KG前後だと思います。明らかに、以前ノートパソコンを入れて持ち歩いていたのとは違います。


これにAmazon Kindleのアプリや、dopbox、evernote、naver(詳細は、各アプリの説明を御覧ください。どれも、ストーレージの機能を持っています)などのアプリをいれています。Amazon Kindleのアプリは、便利で、これはAmazonの電子書籍きを読むことができるばかりか、所定のメールアドレスに書類をおくれば、その書類もAmzzon の電子書籍のように読むことができます。だから、書類はこれで全部見ることにしています。その他無論、電子書籍のアプリも搭載していますが、日本のものは、どれも書籍の幅も奥行きもいまのところ、あまりにお粗末でこれは、おすすめしません。ただし、日本語の書籍などこういうサイトからiPadにいれておけば、鞄はかなり軽くなります。だから、私も仕方なしに使っています。


この組み合わせだと、何が便利かといえば、もちろん文書は、いつでもどこでも、キーボードで自分のデスクとほとんど変わらずにできます。それから、電話をかけながら、相手と共通の資料をみながら話ができます。これが、スマホだけであれば、できない芸当です。 (ちなみに、以下は、私のiPadに、 bluetoothのAppleの純正キーボードをつけたところの写真です。接続も一度つながってしまえば、後はなにもしなくても良いので楽です。また、iPadと比較すれば小さいことがおわかりになるとおもいますが、それでいて通常のキーボードと大きさも使いごこちもほんど変わりません)




それから、IPadで何か文章を読んだり、書きはじめた場合、無論、資料調べはiPadでもできますが、いちいち画面を切り替えなければなりません。そのくらいであれば、iPhoneで調べればよいわけです。特に、英語の文章をみながら辞書をひくとか、文章を書きながら単語を調べるとか・・・・。これは、本当に楽です。


それから、誰かにプレゼンテーションするとき、無論スマホの写真相手にみせながらもできますが、やはり、スライドなど見せるなら、iPadのほうが画面が大きいので、やりやすいです。それに、スマホを組み合わせてプレゼンなどすれば、これは、あまりやる人がいないのでかなり効果的です。


営業のプレゼン資料は、大多数の人にあわせて、作成しますから、どうしても特定のお客様には、理解してもらえないことがあります。そんなときには、大多数の人々用のプレゼン資料をお客様に見せつつ、これは、一般の場合ですが、お客様の場合は、こうこうと、スマホの写真をご覧にいれたりすれば、かなり効果的です。


また、プレゼン資料をお客様にみせながら、スマホには、各スライドの要点をまとめたものを表示させるようにするとかかなり便利です。ここまで、書けば、スマホと、タブレットの両方を持ち歩くことの便利さをお分かりになっていただけたものと思います。こうした、タブレットと、iPhoneの両方を持ち歩くというスタイル、やりはじめてからまだ間がないので、まだまだ、十分に使いこなせていません。きっと、様々な可能性があると思います。


これらのもの全部揃えて、全部もちあるくことには、ためらいのある方もいらっゃるかもしれませんが、このやり方一度やってしまうと、もう元には戻れません。過去に書籍や、書類を山のように鞄に入れて移動していた自分が愚かにみえてきます。皆さんも、挑戦してみてはいかがですか?


なお、こうしたことを実施するためには、いわゆる「ノマド(原義は、アフリカの遊牧民のこと。転じて移動しながら、ノートパソコンなどで場所を選ばす仕事をする人々のこと)」の人々のやり方が非常に役に立ちます。しかし、詳細は、関連記事のところに掲載しておきますので、こちらも是非御覧になってください。


【関連記事】
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