2013年6月23日日曜日

中国経済、大混乱! 飛び交う“銀行デフォルト連鎖”の噂―【私の論評】日本銀行が中国麻薬漬け金融政策をやめた途端この有様、日本人や中国社会のためにも、安全保障の観点からもアベノミクスの頓挫は許されないぞ(゚д゚)!

中国経済、大混乱! 飛び交う“銀行デフォルト連鎖”の噂


中国の金融市場が大パニックに陥っている。銀行の連鎖破綻の噂が飛び交い、短期金利が一時、13%にも跳ね上がった後、急落するなど荒れ模様だ。背後には中国経済の火種である「影の銀行(シャドーバンキング)」の問題があり、金融崩壊がいつ起こってもおかしくない。

中国の金融市場で、上海銀行間取引金利の翌日物が17日の約4・8%から急上昇、20日に約13・4%と過去最高に跳ね上がった。

背景にあるのが、中国人民銀行(中央銀行)の金融引き締めだ。銀行以外のルートで資金調達する「影の銀行」から資金が不動産市場などに流れ込んでいるが、元本や利息が回収できない恐れが高まっている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2年前に中国の政府系シンクタンクの研究員は「今年7月または8月に企業や銀行、地方政府が相次ぎ経営破綻に追い込まれる」との見通しを示している。「7月危機」が現実になってしまうのか。

【私の論評】日本銀行が中国麻薬漬け金融政策をやめた途端この有様、日本人や中国社会のためにも、安全保障の観点からもアベノミクスの頓挫は許されないぞ(゚д゚)!



 なにやら、中国の金融界一触即発の兆しがみえてきました。本日は上の記事の他以下のような記事もありました。それから本日は、中国セレブ女性の写真とともに掲載させていただきます。
中国銀行セクターの流動性リスクは上昇=フィッチ
フィッチ・レーティングスは、中国の金融セクターで依然流動性がひっ迫していることで、幾つかの銀行は近く迎える「理財商品」(WMP、Wealth Management Productsと呼ばれる金融商品)の償還の義務を期限通りに果たせなくなる可能性があると指摘した。

われわれの試算では、1兆5000億元超のWMP‐定期預金の代替品‐が6月の最後の10日間で償還期限を迎える。償還資金の調達に最もよく使われている方法は新商品の発行と銀行間市場からの借り入れだが、最近の銀行間流動性の不足状態はこの両方を難しくしている。

中国の中堅銀行が最も困難に直面するだろう。これらの銀行はWMP商品の全ての預入金の平均20─30%を占める。国有銀行と都市・地方銀行が占める割合は10─20%だ。

WMPの償還は、20日に過去最高水準となった銀行間金利にさらなる上方圧力となるだろう。7日物銀行間レポ金利の今月6日以来の平均は7%近くになっており、1月1日─6月5日の平均である約3.3%の倍以上だ。
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、 とにかく中国の金融セクターで依然流動性がひっ迫していることで、幾つかの銀行は近く迎える「理財商品」(WMP、Wealth Management Productsと呼ばれる金融商品)の償還の義務を期限通りに果たせなくなる可能性が高まったということです。



現在の中国金融界に関しては、さらに別の記事もあります。
コラム:中国の流動性逼迫で問われる人民銀行の信頼
米国では量的緩和縮小の観測が取り沙汰されているが、中国では実際に市場から流動性が吸収される事態が起きている。融資過剰に陥った市中銀行と中国人民銀行(中央銀行)が角突き合わせた結果、銀行間市場で短期金利が過去最高を記録したのだ。

中国の金融市場は閉鎖的で国家の管理下にあるため、世界金融危機の際に欧米で発生したような市場の大きな混乱は回避される可能性が高い。しかしすべては当局が迅速に断固とした対応を採ることができるかどうかに掛かっている。
これも詳細は、この記事をご覧いただくものとして、 中国国内のある銀行が融資を返済できなくなり、それが連鎖反応を引き起こして抑えが利かなくなるかもしれません。預金者が資金の引き出しに不安を感じたり、WMPで返済が滞る事態になれば、暴動が発生することもあり得るということです。



さて、中国の現在の金融セクターの混乱ぶりは、日本と多いに関係があります。これに関しては、以前も掲載したことがあります。

その記事のURLを掲載させていただきます。
中国は世界で最もストレスの大きい国に―【私の論評】日本の円高・デフレを終わらせ、中国麻薬漬け政策を終わらせ、中国に新社会秩序を打ちたてよ!!
この記事も詳細はこの記事をご覧いただくものとして、今日の話題に関係する部分を以下にコピペさせていただきます。
    中国を支えているのは為替操作によるキャッチアップ型の経済成長であり、円高とデフレを放置する日本銀行によるものだ。からくりはこうだ。

    慢性的な円高に苦しむ日本企業は、過度な「元安」政策をとる中国に生産拠点を移し、出来上がった製品の一部を逆輸入している。国内で一貫生産するより、わざわざ中国を経由した方がもうかる構造になっているのだ。つまり日銀は、「デフレ政策で日本の産業空洞化を促進し、雇用と技術を中国に貢ぎ続けた」ことになる。

    これ以上、日本経済が中国に振り回されないで済むにはどうしたらいいか。答えは簡単だ。日銀にデフレ政策をいますぐやめさせることである。
この記事をご覧いただければ、以下に日本の経済政策が中国に都合の良いものだったかお分かりになると思います。この記事を掲載したのは、昨年の11月のことです。まだ、アベノミクスは実際には、始まっていない時期でした。ただし、市場の希望的観測から、株価があがりつつあった時期です。 そうして、この記事では、こうした日本による経済政策が、中国に与えた影響についても、掲載しました。以下にその部分を掲載します。
 しかし、このようなこと(ブログ管理人注:日銀のデフレ円高政策)が長続ききするはずはありません。日銀は、はからずも、中国を人間でいえば、麻薬漬けにしてしまったといえるかもしれません。しかし、先に述べたようにこのような麻薬漬け政策をつづけたとしても、日本を、デフレと円高で苦しめるし、中国は麻薬漬け体質からなかなか抜け出しにくくするだけです。日銀の白川総裁も、いい加減、中国麻薬漬け政策など、中国を駄目にしていずれ人民に恨まれるだけであろうことを認識していただきたいものです。

やはり、日本の円高・デフレを終わらせ、中国麻薬漬け政策をおわらせ、中国に新社会秩序を早期に打ちたてるためにも、日銀のとんでもない金融政策は、一刻もはやく終わらせるべきだと思います。そう思うのは私だけでしようか?
 そうして、現在はアベノミクスが進行中で、特に強力な金融緩和政策を実施中です。正式には、4月から発動しました。それから、わずか二ヶ月で中国の金融界は上のようなありさまです。これは、日本の金融政策がいかに、中国にとって有利作用していたかを如実に示しています。


まさに、元白川 総裁による、金融政策は中国麻薬漬け政策だったのです。そうして、この麻薬漬け政策は、中国のごく一部の富裕層を潤すことと、軍備拡張に用いられてきたということです。一般人民には、ほとんど関係ありません。上海等は違うなどという人もいるかもしれませんが、上海等は、中国の極々一部に過ぎませセん。そうして、中国は最近軍備はどんどん拡張していました。この軍備にも、過去の元白川総裁の金融政策が、多いに寄与してきたことはいうまでもありません。

また、ここでは、詳細はここでは述べませんが中国麻薬漬け政策は、結果として、中国社会の構造改革を遅らせ、旧態依然のまま温存させてきたことも否めません。これに関しては、上の記事に詳細を掲載していまので、詳細を知りたいかたは是非ご覧になって下さい。

中国政府は、日本が麻薬政策を中止したことを非難していますが、それは正しくはありません。もともと、現在の経済発展は、日本のデフレの代償として得られたものであり、中国実体経済は本来はまだまだ下の水準なのです。

どんな国であれ、自国のために他国にデフレを強要することなどできません。もともと、デフレは異常なことであり、経済の癌ともいわれているような異常なことです。どんな国も、他国に対して、他国がいつまでもデフレであり続けよなど強制することなどできません。



だから、中国・韓国などの麻薬漬け政策を享受してきた国以外は、日本がデフレから立ち直ることに対して異議を唱えるようなことはしません。 ドイツは先進国では例外かもしれませんが、それにしても中国などのようにあからさまに主張しているわけではありません。

中国ではこれから、金融セクターが混乱し、どうしようもなくなる時期も来るかもしません。そうなれば、軍備拡張だって滞ることでしょう。しかし、それは中国の国内問題であって、断じて日本とは全く関係ないことです。

しかし、こうして考えると、アベノミクスを中断して、日本が中国麻薬漬け政策にもどるということは、日本人が知らずして、見ず知らずの中国の富裕層に奉仕することになり、中国軍拡に寄与することになるといことであり、これは、多くの日本人のためにも、中国の社会にとっても良くないということは明らかであり、絶対に中断するべきではありません。私は、そう思います。皆さんは、どう思いますか?

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2013年6月22日土曜日

『アベノミクス失速』は日本人の自信喪失の表われ G8各国は前向きに評価している―【私の論評】 20年もデフレに苦しめられた日本人が自信喪失をするのは当たり前!!でもそこを利用されてまたまたデフレに逆戻りすることだけは断じて許されないことだ(゚д゚)!

『アベノミクス失速』は日本人の自信喪失の表われ G8各国は前向きに評価している:

日本人は自信喪失?
2013年06月21日(金)

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[ 長谷川幸洋「ニュースの深層」 ]



『アベノミクス失速』は日本人の自信喪失の表われ G8各国は前向きに評価している 
[長谷川 幸洋]

安倍晋三政権が進める経済政策は正しいのか、それとも誤っているのか。日本国内では円安株高の修正もあって、早くも「アベノミクス失速」とか「変調」「乱気流」といった見方が出ている。だが、一歩外へ出てみると、前向きに評価する声が目立つ。デフレと停滞の20年間を過ごすうち、多くの日本人には「自信喪失モード」が染み付いてしまった。そろそろ元気を取り戻して、アクセルを踏んでもいいのではないか。
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【私の論評】 20年もデフレに苦しめられた日本人が自信喪失をするのは当たり前!!でもそこを利用されてまたまたデフレに逆戻りすることだけは断じて許されないことだ(゚д゚)!

日本は、デフレ気味なってから20年、完璧にデフレに入ってからはすでに今年で15年目に突入しました。これだけデフレが続けば、人々の考えも固定化されてしまうのが当たり前です。この期間の長さは異常です。おそらく、古今東西例をみないはじめてのことだと思います。どなたか、他の例をご存知であれば、是非教えていただきたいです。

日本の過去20年は、多くの人が悲観的にならざるを得ない状況にあった!
これに関しては、多くの国民はもとより、いわゆる識者とか有能であると思われるような人々も悲観的になるのは無理もないことと思います。いわゆる経営者といわれる人々も、自信を喪失し、何をするにも悲観的になってしまう傾向が当然とされるようになっているのだと思います。だから、上の記事で“『アベノミクス失速』は日本人の自信喪失の表われ”というのも十分理解できます。

これに関しては、このブログでも過去にいろいろと掲載しました。その代表的なもののURLを以下に掲載しておきます。当該記事に掲載した写真も一緒に掲載させていただきます。私はこれらの記事で、とにかく異常なデフレを常態と考えてしまうこと自体が大きな過ちであることを強調しました。

詳細は、それぞれの記事を読んでいただくものとして、本日のブログの趣旨にそった形でそれぞれの記事の内容の抜粋も掲載させていただきます。
かつての世代が持っていた向上心と自信を失った日本の若者=中国―【私の論評】ちょっと待ってくれ!!20年もデフレが続いたことを忘れていないかい?デフレは若者の向上心と自信の大敵であることらを!! 
向上心と自信が持てない今の若者?
しかしそうはいっても、最近の若者があまり元気がないこと、新しいものになかなかチャレンジしないこと、車もかわず、飲みにもあまり行かず、あまり自己投資することもなく、せっせと貯金する有様などみていて、やはり疑問を感じたので、いろいろと考えてみました。
そうして、最初は、やはり、「ゆとりの教育」が原因であろうと考えました。しかし、上の記事にもあるように、留学に行きたくないとか、失敗を恐れるあまりか、自分から進んで、新しい事柄にチャレンジしようとする気概も足りないことから、これは、「ゆうとりの教育」だけが、原因ではないと考えるようになりました。
そうして、いろいろい考えてみてわかったのが、やはり、かなりデフレが影響しているということです。深刻なデフレであれば、特に若者は、将来の希望がなかなか持てなくなります。たとえ、良い大学に入れても、今では、なかなか思い通りの企業にはいることもままなりません。 
入ったら、入ったで、自分の親や、周りの人の話を聴いてもあまり良いことはありません。会社のき業績が不振で、会社をリストラされたが、なかなか再就職口が見つからないとか、派遣で給料が安くて、結婚もままならないとか、 給料もあがるどころか減っているとか・・・・・・。あげれば枚挙に暇がありません。それに、上の記事にもあった、留学したがらないという理由の中には、上では指摘されていませんでしたが、経済的な理由も大きいです。それに極めつけは、自殺者の多さです。
大企業100社の内部留保99兆円に! “異次元の給与増額”は可能か―【私の論評】ちょっと待ってくれ!!20年もデフレが続いたことを忘れていないかい?デフレは、雇用・給与の最大の敵であることを!! 
就活が報道されなくなったとき、賃金は上昇している?  
さて、雇用と給与は密接な関係にあります。雇用が増えれば、賃金も増えます。なぜなら、雇用が増えると、雇用市場で何がおこるかといえば、働き口がたくさんできるので、求職者はより給料の高い方に勤めようとします。そうなると、給与が安い企業では、人を雇うことができなくなるので、必然的に給与を上げざるを得なくなります。そうして、給与が全体的にあがっていくわけです。
従来の説はほとんどウソだった。日本でベンチャー企業が発達しない本当の理由。―【私の論評】ちょっと待ってくれ!!20年もデフレが続いたことを忘れていないかい?デフレは、ベンチャーの最大の敵であることを!!
アメリカのセクシーな起業家 Polina Raygorodskaya 
 なぜ、そんなこになるかといえば、デフレ気味になってからすでに20年、誰もが否定しようがないデフレに陥ってから、15年にもなります。こんな状況では、日本に限らず、どんな国でも起業が減るのは当然のことです。こんな経済状況下では、起業そのものがかなりリスキーです。上の記事ては、このことを完璧に無視しています。デフレを無視して、あたかも、日本だけが、起業が少ないかのように記載しています。それは、間違いです。

上場会社の半分はダメ会社だけど、半分は成長企業だって知ってますか?「日本の未来が暗いからぼくの未来もお先真っ暗」なんて発想は大間違いだ!−【私の論評】日本駄目論に惑わされるな!!日本の未来は明るい!!

 

こんな国に見込みがないなどと思い込むのは、マスコミの刷り込みによるものがほとんどです。日本が駄目なら、世界を見回せば、地獄に落ち込んでいるような国々が数多くあります。歴史のある程度長い国であれば、現在いわゆる先進国であっても、過去には、戦争に負けて、他国の支配下にあったり、経済的にとてつもなく落ち込んだり、内乱にあけくれたなどということはいくらでもあることです。そのような国と比較しても、日本は、様々な資源に恵まれていますし、古い文化が息づいているいるにもかかわらず、革新的でもあります。
マック、崩れた「勝利の方程式」:日経ビジネスオンライン―【私の論評】民間のデフレ対策もそろそろ限界、潔さではどうにもならない状況に!!
 
そうして、原田会長としては、市場に関して自分の見立て違いであると反省しておらるようですが、私は、現状では、それだけではなく、日銀のマクロ金融政策や、政府の財政政策に関しても、そろそろ、苦言を呈しても良い時期にさしかかっているのではないかと思います。 
これは、経営者としては、格好が悪いです。景気が悪くても、胸を張って、「景気が悪くても、こんなに業績をあげています。こんなに頑張っています」という経営者のほうが、かなり格好は良いです。そうして、景気が少しくらい落ち込んだからといって、すぐに、景気のせいにする経営者など、格好も悪いして、自らの能力のなさを披瀝しているようなものでした。そうして、これは、10年くらい前までは、確かにしっかりあてはまったことだと思います。 
しかし、現状では、かなり状況が異なってきています。すでに、デフレ傾向になってから、20年、統計上でも、はっきりとデフレとなってからも、10年以上継続しています。10年以上もデフレが続いた国など、歴史上はじめてではないかと思います。無論、日本では、まともな経済統計ができて以来はじめてのことです。 
日の丸家電、大復活! ソニー、パナ、シャープ軒並み増益―【私の論評】ちょっと待ってくれ!!20年もデフレが続いたことを忘れていないかい?デフレは家電メーカーの大敵であることを!!
日本の家電メーカーは、確かに一時業績を落としましたが、これはこれらのメーカーが20年にも及ぶ、デフレに翻弄された結果であり、もしデフレでなければ、これほどまで業績を落とすことはなく、存在意義を問われたり、韓国企業に比較して劣っているなどと論評されることはなかったと思います。 
いずれにせよ、日本と日本企業が、未曾有のデフレで弱体化していたときに、その真相を見極めることなく、日本企業の存在価値を問うてみたり、いたずらに外国企業礼賛をしたりする輩は、 視野が狭いか、売国奴か、それらに扇動された愚か者だったということです。
経済産業省の「現役官僚が提言!」らしいんですが、何を言いたいのか良く分かりません―【私の論評】マクロ的視点がない?「何を言いたいのか良く分かりません」が良く分かりません!! 
この記事では、現役官僚の提言をある投資家の方が批判してるのですが、この現役官僚方は、そもそも日本が深刻なデフレ状況にあることを完璧にスルーして、企業論を語っていました。そうして、この若手官僚の提言を、投資家の方が批判しているのですが、その批判に関しても、日本がデフレであるという大事な背景を完璧にスルーしていました。デフレの観点を欠いて企業の組織論をぶちあげたとしても、それは大事な観点を欠いており、正しい論考にはなりません。 
若者の雇用を奪うのは一体誰なのか?−【私の論評】根本原因は、デフレであってこれを解消しなければ何も解決されない!!
 
中央銀行、日本では日銀の金融政策が雇用に大きな関わりを持っていることが良くお分かりになると思います。一般に、日本では、雇用というと、すぐに厚生労働省の政策であると考えられがちですが、厚生労働省のできることは、すでに決まっている雇用枠の中で、雇用のミスマッチを是正することくらいしかできません。雇用枠に直接それも、速やかに影響を及ぼすことができるのは、日銀です。日銀の金融政策によって、その時々の雇用枠が定まります。
さて、いろいろな記事を掲載しましたが、とにかくデフレを前提にものを語っても意味がないことを十分ご理解いただけたものと思います。反面、これだけデフレが続けば、多くの人が、自信喪失をしてしまうのも無理からぬことでもあります。今の日本は、デフレのまっただ中にあります。これを前提として、いろいろな改革案を語っても無意味です。今日本に大局的な大きな問題が10あったとします。もし、デフレが解消されれば、この10のうちの6くらいまでは、片付きます。後の4つだって、解決の糸口は見いだせるようになります。

しかし、デフレから脱却しなければ10すべての問題が解決されません。糸口さえみえなくなり、何かをやれば、何かが駄目になり、駄目になったことに手をかければ、またのどれかがさらに悪くなるということで、永遠に解決できないことになります。デフレそのものが大きな間違いであり、そこから脱却しなければ何も成就できないということになります。

この簡単な事例を以下に掲載しておきます。それは、年金問題の解消です。
厚労相「年金に大変な運用益」 アベノミクス効果―【私の論評】デフレを前提としてものごとを考えることはもうやめにしませんか?!!もうルールが変わっていますよ!!インフレルールで動かなければ、おいてきぼり喰いますよ!!
この記事では、年金は結局民間金融機関により国内外の債権などで運用されており、今年1~3月期の運用益はとてもない金額になっていたことを掲載しました。1~3月期といえば、まだ株価もあまり上昇はいていませんでしたが、それにしても、前の年の同時期よりは上がっていました。そのくらいの株価上昇でとてつもない運用益がでていたのですから、それ以降はすごいことになっていたはずです。それに、もっと株価が上がれば、運用益はとてつもないことになるわけです。これをもってしても、デフレから脱却できれば、どれほどとてつもないことになるか想像がつくというものです。

そろそろ、結論を掲載します。現在アベノミクスに関して、多くの政党が批判的です。マスコミも様々な方面から批判しています。私は、アベノミクス自体の批判は決して悪いとは思いません。しかし、それが、デフレ脱却のための、金融緩和策、財政出動をも否定するというのなら、それは完璧な誤りです。各党の党首も、このあたりをはっきりさせずに、ただアベノミクス反対論を唱えています。おろかです。

そうではなく金融緩和スべきこと、財政出動すべきことは前提として、その上でアベノミクス批判するというのなら、建設的ですし、多くの国民にとっても選択肢ができるということで有意義だと思ます。

しかし、金融緩和、財政出動そのものまで、否定するというのなら、本当にただの馬鹿で阿呆だと思います。

そして、なぜ馬鹿で阿呆なのか、現代史を紐解けば明らかです。日本は、小泉内閣のときから、第一次安倍内閣のときまで、日銀が景気対策として金融緩和をしており、あともう少しで、日本はデフレから脱却できそうでした。にもかかわらず、日銀は日本がデフレから脱却しきらないうちに、金融緩和策をやめ、金融引き締め策に走りました。その結果は皆さんご存知の通り、日本は、またデフレスパイラルの底に沈んでいきました。その後第1次安倍内閣は崩壊しました。

だから、現在アベノミクスそのものを批判すること、すなわち、金融感を否定することは、全くの間違いであり、そんなことをいう政治家を馬鹿・阿呆というのです。日本人の自信喪失を利用されてまたまたデフレに逆戻りすることだけは断じて許されないことです。私は、そう思います。皆さんはどう思われますか?

本日は、ブログ記事自体に掲載したので、【関連記事】は掲載しません。

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2013年6月21日金曜日

海江田氏、安愚楽牧場絶賛“動かぬ証拠” 民主、参院選へダメージ必至―【私の論評】ファンタジスタKAIEHDA(カイエーダ)またまた素晴らしいプレイに大期待(゚д゚)!

海江田氏、安愚楽牧場絶賛“動かぬ証拠” 民主、参院選へダメージ必至

海江田氏が「和牛オーナー制度」を絶賛していた著作など

出資者約7万3000人、被害額約4200億円、わが国史上最大の消費者被害とされる「安愚楽牧場事件」が、東京都議選と参院選を戦う民主党に暗い影を落としている。海江田万里代表が経済評論家時代に、同牧場の資産運用法「和牛オーナー制度」を絶賛・推奨していたために損害を受けたとして、出資者30人から損害賠償請求訴訟を起こされていることが改めてクローズアップされたからだ。海江田氏はどのように呼び掛けていたのか。著作などを振り返ってみた。




海江田氏が、安愚楽牧場を取り上げた著作は、「今どうすれば一番損をしないか」(青春出版社、1987年出版)、「危機を乗りきる財テク」(講談社、88年)「海江田万里の金のなる本」(双葉社、89年)など。


基本的には、一般庶民向けに資産運用のテクニックを説く内容だが、原告は訴状で、タイトルについて「一般大衆にとって刺激的な文言を多用している」と指摘している。

この記事の続きはこちらから!

【私の論評】ファンタジスタKAIEHDA(カイエーダ)またまた素晴らしいプレイに大期待(゚д゚)!

爆弾を抱えたまま民主党代表になった海江田氏
の事件、実は海江田氏が代表になる前からクローズアップされていました。これについては、このブログにも以前掲載したことがあります。そのURLを以下に掲載します。それと、本日はセクシーな牛さんたちの写真とともに掲載します(笑)!
「リスクはゼロ」「安全有利」 海江田経産相が安愚楽投資を「勧誘」―【私の論評】もともと、民主党の代表は、外国人も選挙をしており、違法!!こんな代表に選ばれた、閣僚もすべて違法!!
詳細はこの記事をご覧いただくものとして、海江田氏は、民主党代表になるずっと前から、この問題を指摘されていたということです。それにしても、民主党には人材がほんどおらず、海江田氏がこのような爆弾を抱えているということを承知しながら、代表にせざるを得ないという事情があったものと考えられます。それにしても、この爆弾が今頃になって効いてくるとは、本人も軽く考えていたと思います。

海江田さんの目には、安愚楽の牛はこのように魅力的に見えていたのでしょうか?
さて、これに関しては、安倍晋三首相が外遊中に発した憲法改正をめぐる「民主党分断宣言」が波紋を広げています。この発言は、日本時間17日の発言ですが、翌18日には、民主党の海江田万里代表が経済評論家時代に投資を推奨していた「安愚楽牧場」の経営陣が逮捕されました。

民主党や海江田氏のダメージは避けられないです。私は、安倍首相はしたたかにタイミングを図っていたのだと思います。

それにしても、牛柄のビキニなんて、結構売られているんですね。今回はじめてしりました。

そうして、安倍首相がポーランドでの同行記者団との懇談で、7月の参院選後の結集を目指す「改憲勢力」に民主党議員の一部を含める考えをあえて示したのだと思います。

民主党は、前原誠司元外相や長島昭久、渡辺周両元防衛副大臣らの「改憲派」と、旧社会党系を中心とした「護憲派」で意見が割れています。安倍総理は、ここにくさびを打ち込んだのです。

それにしても、牛さんに投資するにしてもリスクゼロということはあり得ません
海江田氏は17日の記者会見で「政党の中のことをあれこれ言うのはフェアでない。放っておいてほしい」と強い不快感を表明していました。

しかし翌18日、安愚楽牧場事件が大炸裂です。

同牧場は和牛オーナー制度で約4200億円もの出資金を集め、一昨年8月に経営破綻。警視庁は事実と異なる説明で出資者を勧誘した特定商品預託法違反(不実の告知)容疑で、元社長ら3人を逮捕しました。

投資にはリスクがつきものというのは常識

海江田氏は経済評論家だった1987-92年ごろ、同牧場について「知る人ぞ知る高利回り」「リスクはゼロ」などと雑誌や書籍で紹介。今年2月、出資者から計約6億1000万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こされていました。ちなみに、この書籍未だにアマゾンで販売されています。まさに、動かぬ証拠です。

それにしても牛投資で本当に儲かるというのなら、海江田さん一人でやって大儲けすれば良かったと思います。

安倍首相が立件の日を知っていたかは分かりませんが、分断発言に効果があったのは確かです。実は、安倍首相が仕掛ける政界再編は、シナリオ通り進んでいるのだと思います。とにかく、次の参院選でも大勝利しいただきたいものです。安倍総理、着々と情報戦を進めています。

そのため、ファンタジスタカイエーダには、またまた素晴らしい大プレイを期待できそうです。そう思うのは、私だけでしょうか!!皆さんは、どう思われますか?

【関連記事】

「経済低迷、子ども少なくなったから」民主・海江田代表―【私の論評】海江田代表ファンタジスタ炸裂!!ファンタジーから抜け出さないと自滅し他人を惑わすだけの存在!! 

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民主党:海江田、野田、菅、岡田…歴代代表が街頭演説―【私の論評】かつて政権与党として頑張った民主党に感謝しよう(・.・;)そうして永遠にお休みいただこう(゚д゚)!

民主・海江田氏、アベノミクスを追及…代表質問―【私の論評】お笑い番組みたいな、無意味、錯誤発言大炸裂の海江田代表!!民主党大丈夫か?

【阿比留瑠比の極言御免】安倍首相「FB発言」の重大性―【私の論評】安倍攻撃の真相はほとんどがこんなもの(*_*;あらゆる安倍攻撃撃退のためのマニュアルをご覧あれ(゚д゚)!

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[注意]

このブログでは、海江田万里氏の書籍は、有害図書と指定しているため、掲載はしません。お買い求めは、他のサイトでお願い致します。

2013年6月20日木曜日

消費増税「延期シナリオない」=景気下支えに全力―甘利経財相―【私の論評】経財相の発言は増税を参院選の争点にしないための措置か?マスコミ情報戦再度活発化(*_*;マスコミ報道には猜疑心を持ち性悪説でのぞめ(゚д゚)!

消費増税「延期シナリオない」=景気下支えに全力―甘利経財相:
日本記者クラブで講演する甘利経済再生相=19午後
甘利明経済財政担当相は19日、日本記者クラブで記者会見し、2014年4月に予定されている消費増税について「今から消費税率引き上げを延期するシナリオはない」と述べ、景気の下支えに全力を挙げる姿勢を示した。13年4〜6月期の国内総生産(GDP)成長率の結果を踏まえ「粛々と法律にのっとって引き上げができると思っている」と語った。

政府は今年10月に消費増税を予定通り実施するかどうかを決める。甘... 続きを読む
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【私の論評】経財相の発言は増税を参院選の争点にしないための措置か?マスコミ情報戦再度活発化(*_*;マスコミ報道には猜疑心を持ち性悪説でのぞめ(゚д゚)!

甘利経財相の上の発言に関して、私は増税を参院選の争点にしないための措置だと思っています。アベノミクスを成功させるためには、ここ少なくとも三年くらいば増税するべきではありません。そんなことは、安倍総裁ご自身も、甘利さんも良く理解していると思います。

しかし、ここで増税しないことを明言してしまえば、三党合意で決めた増税をご破算にするということで、マスコミや他の政党が批判するのは目に見えています。今のところは、増税するしないを争点にしたくないとの配慮であると思われます。
甘利経財相のFacebookのカバー写真
ちなみに、甘利経財相は私のFacebook上の友人でもありますが、ここでのコメントなど見ていても、増税のことなど掲載されていません。甘利経財は、以前もどこかで、増税に関するコメントをしていましたが、これは大きなニュースにはなりませんでした。やはり、参院選での争点にはしたくないのだと思います。そうして、それは現状では正しい選択だと思います。

今の段階でわざわざ、増税しないなどと発表しマスコミなどの批判の的になる必要はありませんそんなことをすれば、あの橋下大阪市長の「従軍慰安婦」発言の二の舞になってしまいます。マスコミは、とにかく鵜の目鷹の目で、アベノミクスを頓挫させ、日本の戦後体制維持するために、躍起になって突っ込みどころを探しています。そんなところに、わざわざ、鴨が葱を背負ってくるというような真似はできません。参院選が終わってからという腹なのだと思います。

参院選では、何が何でも勝ち抜いてアベノミクスを成功させたいとの配慮ではないかと思います。参院でねじれ状況が解消されなければ、結局増税ということにもなりかねません。それだけは、絶対に阻止すべきです。

マスコミが、アベノミクス頓挫のため増税の不都合をいかに隠蔽しようとしているか、非常にわかりやすい動画がありましたので、それを以下に掲載します。


この動画は、世に溢れる経済ニュースのウソを、経済評論家の上念司氏が暴いていく「メディアの嘘を見­抜け!」シリーズの最新版です。今回は、反日マスコミが日本を滅ぼすために何としても実現させたい「消費増­税」にからみ、その失敗事例の数々を確認しながら、マスコミの主張の根拠の無さを視聴­者の皆様に周知するという内容です。

詳細は、この動画をご覧いただくものとして、以下に上の動画で使用された、フリップ二枚を掲載させていただきます。



さて、このフリップに関係することがらは、このブログでも掲載しています。それらについては、以下の【関連記事】のところにまとめて掲載しておきますので、是非ご覧になってください。

マスコミの論調というと、最近経済以外にも非常に気になることがありました。それは、高市議員による"原発死人なし"発言に関するマスコミの報道ぶりです。
高市氏の発言は、まともに受け取れば、原発の放射能による死者はないということです。これは事実です。しかし上でも述べたように、マスコミは、とにかく鵜の目鷹の目で、アベノミクスを頓挫させ、日本の戦後体制維持するために、躍起になって突っ込みどころを探しています。アベノミクス頓挫のシナリオの中には、エネルギー問題もあります。とにかく、エネルギー確保が直近では、難しい状態にするため、原発を稼働させないようにして、日本経済の成長を何としても妨害したいのです。

このあたりを理解するには、以下の記事が非常にわかりやすいです。是非ご覧になって下さい。
福島第一原発事故の放射能による死者はゼロ
高市発言で始まった原発再稼働をめぐる情報戦
高市早苗自民党政調会長
 以下に一部を切り抜いたマスコミの高市発言の報道ぶりの動画を掲載します。



マスコミは情報戦に大勝利して民主党政権を樹立することに成功しました。安倍政権が成立してしばらく停滞していたマスコミ、今、アベノミクス頓挫のため、そうして本命は「戦後体制から脱却」を阻止するため、再び立ち上がり情報戦を活発化させています。

私たちは、こうした情報源に惑わされる事のないように、上念氏が上の動画で語っていたように、猜疑心を持って、マスコミに接するべきと思います。

イギリスでマスコミに関するアンケートをとると、新聞などのマスコミの報道を鵜呑みにする人の割合は、10%にすぎないという結果がでるのですが、日本で従来よりは低くなったものの、今でもイギリスなどに比較すれば、かなり高い割合で高どまっています。

私は、マスコミ報道に関しては、猜疑心を持ちつ性悪説で臨むべきであると思います。皆さんはどう思われますか?

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2013年6月19日水曜日

【阿比留瑠比の極言御免】安倍首相「FB発言」の重大性―【私の論評】安倍攻撃の真相はほとんどがこんなもの(*_*;あらゆる安倍攻撃撃退のためのマニュアルをご覧あれ(゚д゚)!

【阿比留瑠比の極言御免】安倍首相「FB発言」の重大性:


安倍晋三首相が交流サイト「フェイスブック」への投稿で、小泉政権時代の田中均元外務審議官による対北朝鮮外交を批判し、「彼に外交を語る資格はありません」と記したことが波紋を広げている。これに民主党の細野豪志幹事長や朝日新聞が「個人攻撃だ」と噛み付き、首相に自制を促すという展開になっている。

この記事の詳細は、こちらから!!

【私の論評】安倍攻撃の真相はほとんどがこんなもの(*_*;あらゆる安倍攻撃撃退のためのマニュアルをご覧あれ(゚д゚)!

この出来事ででは、今月日曜日16日の段階で、安倍総理は再びこの問題についてFacebookに投稿しています。それが以下の内容です。



上の記事で、安倍総理は、再度この批判は、「国民の生命と主権に関わる判断」と「公務員としての記録を残す」という義務についての批判としています。「外務省元幹部」としての肩書きで写真を大きく掲載する事も了解しての新聞でのコメントやテレビを活用した活動ですか「一個人」との認識は、全く的外れです」とも述べています。

まさに、その通りと思います。「一個人」批判には当たりません。

これを「一個人」への批判として、細野や朝日新聞が批判しているわけです。まさに、上の阿比留瑠比氏の語っている通りです。

今回は、外交の問題ですが、すでに皆さんご存知のようにマスコミ、政治家、いわゆる識者といわれる人々の安倍攻撃が始まっています。そのほとんどは、以下に集約されます。

これは、このブログにも度々登場する、経済評論家の上念司氏のツイートがもっともわかりやすいので、これを掲載します。
上の内容を以下に簡単に説明させていただきます。そうして、これを安倍攻撃撃退マニュアルとしお使いいただければ、幸いです。

①G8で緊縮狂のドイツがさも全体の意見であるかのように偽装
G8では、確かにドイツの首相は、アベノミクスに懐疑的ですが、イタリアの首相は、アベノミクスの効果の速さに魅了されていました。どんなことにも、懐疑的な人はいます。ドイツが世界の中心というわけではないので、他国についてもきちんと報道すべきでしょう。イギリスの首相も付加価値税で大失敗して今だに景気が浮揚する見込みもありません。だから、日本の対策にはかなり関心を持っています。これは、このブロクにも過去に掲載しました。そのURLを以下に掲載します。以下、記事で用いた写真も掲載します。
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②株が上がればバブル、下がればアベノミクス崩壊と矛盾した煽り
これも問題外です。話にもなんにもなりません。そもそも、アベノミクスは、株価を上げたり、円安誘導するためのものではありません。それは、あくまで副産物にすぎず、本来の目的はあくまでもデフレからの脱却です。バカ者どもは、そんなことは無視して、株価にご執心です。これについては、詳細は、以下の記事をご覧になって下さい。
「株安でアベノミクスは頓挫した」と、1割の可能性にBETする危ない橋を渡る人たち―【私の論評】 危ない橋を渡りたい人たちは、どうぞお渡り下さい。ただし余計なことをくっちゃべって、安倍内閣を頓挫させ、日銀の政策を頓挫させるようなバカ真似はしないでくれ(゚д゚)!

③米中会談に成果があったと偽装(人民日報コピペ疑惑) 
米中会談でさもさもかなりの成果があり、日中一体化の兆しがみえるとか、酷いのになると第二のニクソンショックなどと論評する馬鹿もいますが、それは、全く事実無根です。 アメリカには馬鹿な大統領がたくさんいましたが、オバマはそこまで馬鹿ではありません。こんな報道をするなど、まるで、オバマ大統領馬鹿と言っているに等しいです。これについても、詳細は、以下の記事をご覧になって下さい。
日本へ脅迫、見過ごせず…米大統領が中国けん制―【私の論評】米中一体化は習近平の妄想にすぎない!!第二のニクソンショックはないのに日中一体化と騒ぐ日本のマスコミこれいかに(゚д゚)!


④アグラ海江田は華麗にスルー 
確かに、海江田氏の安愚楽投資については、ほんど報道されていません。マスコミや、政治家、識者まで、ほとんどの人が、追求しません。本当におかしなことです。これについては、以下に海江田代表が、経済産業相のときに、広告塔になっていたことを掲載した過去のこのブログの記事を掲載しておきます。詳細は、こちらをご覧になって下さい。
「リスクはゼロ」「安全有利」 海江田経産相が安愚楽投資を「勧誘」―【私の論評】もともと、民主党の代表は、外国人も選挙をしており、違法!!こんな代表に選ばれた、閣僚もすべて違法!!

(おまけ)反アベノミクス本出版攻勢
新聞記事もそうですが、書籍もそうとうおかしげなものが、多く出版され、安倍攻撃体制を整えています。アベノミクスのことをアホノミクスと言う、変態もいます。これの典型的な例は、このブログの過去の記事のURLを掲載しておきます。詳細は、これをご覧になって下さい。
【浜矩子】直視せよ!"バブデフレーション"で大格差時代が来る―【私の論評】矩子さまの凄すぎる御託宣(゚д゚)!でも、過去の御託宣はことごとく外れてますね(・・;)


さて、上の記事や、URLなど、ご覧いただければ、最近のマスコミなどの安倍攻撃がまるで意味がなく、すぐに論破できるものばかりであることが理解できます。

これから、参院選が近づくととも、おかしげな安倍攻撃がまたぞろ繰り返されると思います。第一次安倍政権のときは、残念ながらこれらの攻撃をかわすことはできませんでしたが、今回はそうではありません。どこまでも、変態マスコミ、変態識者、変態政治家などの嘘を暴いて白日のもとにさらしていきます。また、新たな手口がでてきたら、それも掲載して対処法を掲載していこうと思います。もう、決戦は始まっています!!


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