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2014年3月2日日曜日

「告げ口外交」は限界 朴政権、続く内外の板挟み―【私の論評】中韓は、遊泳性サメが前進しないと呼吸ができないのと同じく、反日をしないと崩壊してしまう!!安倍政権はノータッチのタッチでこれらをいなし、中韓が自滅するのを待てば良い(゚д゚)!

「告げ口外交」は限界 朴政権、続く内外の板挟み
2014.03.02
「3・1独立運動」式典における韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領

「3・1独立運動」の式典で、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は就任後の演説で初めて慰安婦問題に言及し、日本側に解決を迫った。韓国側は日本政府が河野談話の作成過程の検証を決めたことに激しく反発し、メディアは「(談話の否定は)日韓関係の破綻を意味する」(中央日報社説)とも警告。談話見直しの回避は、もはや朴政権の最重要課題となっていることを示している。

朴氏は安倍晋三首相との会談を拒絶する一方、歴訪先で各国首脳に安倍政権を非難する“告げ口外交”を繰り広げてきた。だが、国際社会では「対話のドアは常にオープンだ」とする安倍氏に比べ、朴氏の態度がむしろ特異に映りかねないことに韓国側も気づき始めたようだ。

4月のオバマ米大統領の訪韓を前に韓国は、北朝鮮情勢に絡み、米国から対日関係改善を強く促されている。だが、強硬姿勢を続けて日本への要求水準を引き上げてきた朴氏の戦略は、かえって日韓対立を深め、米国をいらだたせている。非難と外圧で日本の譲歩を引き出そうとする姿勢が自らの首を絞めてきたとみることができる。

この記事の続きはこちらから!

【私の論評】中韓は、遊泳性サメが前進しないと呼吸ができないのと同じく、反日をしないと崩壊してしまう!!安倍政権はノータッチのタッチでこれらをいなし、中韓が自滅するのを待てば良い(゚д゚)!

最近の韓国の反日は狂ったようです。それは、中国も同じことてす。 

習近平国家主席率いる中国も墓穴を掘りつつあります。第2次世界大戦中、日本国内の炭鉱などに「強制連行」され働いた中国人元労働者や遺族らが26日、複数の日本企業を相手に損害賠償を求め北京市内の裁判所に提訴しました。「戦時賠償は日中政府間で解決済み」のはずだが、習氏は日本企業の投資意欲を減退させる「反日」暴挙を認めるのでしょうか。

「日本企業は中国での事業継続にイヤ気が差している。事実上、1万社が撤退している。今回の提訴が受理されれば、さらに加速するだろう」

宮崎正弘氏

中国事情に詳しい評論家の宮崎正弘氏はこう語っています。

関係者によると、提訴したのは北京市出身の趙宗仁氏ら元労働者と遺族代表ら30人以上で、原告団はさらに増える予定。対象は、三菱マテリアルなど旧財閥系を中心とした日本企業で、対象企業も最大35社程度となる可能性があるといいます。

提訴が受理された場合、1972年の日中国交正常化以降、中国国内で日本に民間賠償を迫る初の本格的な集団訴訟となります。

戦時賠償をめぐっては、72年の日中共同声明で、中国が日本への請求権を放棄したため、日本政府は「政府間の交渉により問題は解決済み」との立場を取っています。

両国がなぜ、ここまで反日に血道をあげるかといば、表面的にでてくる内容は異なるようにみえますが、両国とも背景はほとんど同じです。

まず、第一は、両国とも経済が破綻しかけているということです。中国ては、短期流動資金のデフォルトがおこりかけています。中国の金融システムは実質上崩壊しています。それに、過去最大級の不動産バブル崩壊起こっています。それを政府が、むりやり資金をつぎ込んで延命させているだけです。実質は、もう崩壊しています。

中国の大規模な反日デモ、現在はこんなことはできない(゚д゚)!

いずれ、完全崩壊の日は訪れ、そうなれば、現在の中国共産党中央政府の現体制は最終局面を迎えます。要するに、ソ連が崩壊したように、中華人民共和国は崩壊します。いくつかの国にわかれ、しかもその国の体制が現在の中後共産党中央政府のものではなくなります。

韓国も同じことです。空前のウォン高で、国内ではいくつも大企業が倒産しています。随分前から、脱南者ということで、毎年平均8万人前後もの人が韓国を脱出しています。これは、北朝鮮の脱北者、毎年平均2万人と比較してもかなり多いです。しかも、脱南者は、青年が多いというこです。私は、戦争でもないのに毎年こんなにしかも、若者中心の人々が国外に逃げだす国を私は知りません。アメリカのグレンデール市などで、韓国系住民により、慰安婦増が建てられているには、こうした理由があります。

要するに、韓国からアメリカ各地への脱南者がどんどん増えていて、日系市民などよりも、数がはるかに増しているし、これからも増し続けるということです。しかし、こうして、脱南者が増えれば、韓国はますます衰えることになるだけです。いずれ、韓国には脱出ができない貧乏人が山と残ることになります。

このようなことがいつまでも続くはずはありません。

そうして、第二の背景は、中国も、韓国も、何もしないでてをこまねいていては、人民や国民の憎しみががもろに政府、中国では中国中央共産党政府に、韓国ではパク・クネ政権に向けられ、政権が崩壊する危機があるため、それを逸らすために、人民や国民の共通の敵である日本を生み出し、その日本に対して政府ぐるみの反日運動をすることにより、自分たちに火の粉が降りかかることを防ごうとしているだけです。尖閣も、慰安婦象も形は違いますが、その背景は全く同じです。

韓国の慰安婦像


特に最近のタガを外れた、反日ぶりはこうした背景がより濃厚になりつつあり、しかも両国ともそれに対する抜本的な対応策かありません。

これを続けていても、もう日本の大多数の国民や、企業や、政府も、これら両国と関係続けることにイヤ気が差している。

世界広しといえども、いわゆるここまでの反日は、中国・北朝鮮・韓国くらいなものです。北朝鮮は、最近は中韓ほどの反日ぶりではなくなりましたが、それでも、基本的に反日であることには変わりありません。最近あまり表に出てこないのは、日朝間で水面下の交渉がもたれているからかもしれません。この交渉がひとまず、どんな形でも終息すれば、またぞろ激しい反日が開始されるのではないかと思います。北朝鮮も、内部はとんでもないことになっていて、もう経済的にはすでに破綻していて、人民が食うものも食えない状態です。

中韓北朝鮮は、これも共通していますか、これらに対する抜本的な解決法はなく、ただ場当たり的に執拗な反日をするしか、遺された道はありません。

こんな状況の中韓北朝鮮は、いってみれば、遊泳性サメの呼吸のようです。遊泳性のサメはカツオやマグロ類と同じように、泳ぎ続けて口から海水を入れていないと呼吸ができずに死んでしまいます。それに対して底生性のサメは目のうしろにある噴水孔という穴からも海水を吸い込んで呼吸ができるため、動かなくても死ぬことはありません。

遊泳性サメは泳ぎ続けないと呼吸ができなくて死んでしまう

中国は、民主化、政治と経済の分離、法治国家化が進んでおらず、これをするつもりも全くありません。これをすれば、もっと中間層が増えて経済が活発化させることもできるのに、全くするつもりはありません。であれば、やはり遊泳性サメのように反日をし続けないと息ができなくて、死んでしまいます。だから、反日など激しくなるのです。北朝鮮も全く同じことです。

韓国も、程度の差はあっても、やはり似たようなものです。まともな社会を築き、中間層を増やすようなことをすれば、良いのですが、そんな気はまったくないようです。であれは、遊泳性のサメのように反日をやり続けなければ、死んでしまいます。

中国などでは、現状では、大規模な反日デモなど行われていません。もっと行えば、良さそうなものですが、とにかく現在の中国では、反日でもであろうと、なかろうと、政府が大規模なデモを認めてしまうと、それがすぐに大規模な反政府デモに発展しそうなので、怖くてどんな種類のデモも認めることができないだけです。

しかし、デモができないとなると、すぐに自分たち政府に人民の憤怒のマグマが降りかかるおそれがあるため、尖閣問題をさらにエスカレートさせたり、「強制連行」の損害賠償問題を蒸し返したりしているのです。

反日は、無視してノータッチのタッチをきめ込もう。タッチダウンは絶対駄目(゚д゚)!

このような中韓などに対しても、北朝鮮に対しても日本としては、実施すべきはただ一つだけです。ほんど関わり合いにならないことです。賠償金を求めようが何をしようは、お構いなしで放置し、付き合いは、冠婚葬祭程度の最低限のことだけにとどめれば良いのです。このブロクでも、何回か掲載したように、ノータッチのタッチを決め込むということです。ただし、そうはいっても、いざ火の粉が降りかかりそうになれば、それ自体は自分で防げる程度にしておけば良いのです。これらの国々の中には、核兵器を持っている国もありますが、これらを使ってまで、本格的に全面戦争をするつもりの国もできる国もありません。

なにしろ、経済が疲弊して崩壊しかかっているのですから、軍備を拡張する中国などますます危ないです。軍事力についても、実際のところはどうなのかは、わかりません。ただし、日本もいざというときに全面戦争に対する備えまではしなくても良いとは思いますが、火の粉を払える程度にはしておくべきと思います。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

【私の論評】






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2012年10月25日木曜日

【iPadミニ】アップル限界? 株価大幅下落―【私の論評】テレビやパソコンは横長、ノートや手帳は縦長なのに、なぜiPadやiPadminiが今のサイズなのか?

【iPadミニ】アップル限界? 株価大幅下落:



【ワシントン=柿内公輔】アイパッド・ミニが発表された23日、米株式市場ではアップル株が大幅に下落した。競合機種に比べ価格が高く、機能にも目新しさがなかったためだ。スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末でのアップルのアドバンテージは急速に縮まり、市場では成長の限界もささやかれ始めている。

【私の論評】テレビやパソコンは横長、ノートや手帳は縦長なのに、なぜiPadやiPadminiが今のサイズなのか?

今回の、発表は、かなりがっかりしました。特に、iPadminiが、性能的も特に目新しいものも何もなく、ただたんに、iPad2を小さくしたようなものだったからです。iPadのほうも、技術的な進化があったというだけで、後は特に変わりはありませんでした。

ジョブズCEOが亡くなった影響が出つつあるのでしょうか、それとも、単なる次の大きな飛躍への端境期の状況にあるのでしょうか?私は、後者であるとは思います。なぜなら、ジョブズ氏は少なくとも、5年くらいのビジョンは持っていたでしょうから、まだまだ、本質的には、ジョブズ氏のやりかたを踏襲していると考えられるからです。


この点に関しては、もう少し様子を見ていく必要があると思います。皆さんは、どう思われますか。

それにしても、今回一番がっかりしたことは、iPhone5では、画面サイズ比率が現在の現在のハイビジョンのテレビと同じアスペクト比(16:9)になったにもかかわらず、新型iPadでも、iPadミニでも変わらなかったことです。昔のテレビの比率5:4のままです。少なとくも、iPadミニは、16:9にして欲しかったです。

カナダの大学では、iPhoneのどんな操作でも完璧に親指一本で操作できる技術が開発された
ジョブズは、iPhoneの画面を大きくすることには、消極的だったと言われていますが、アスペクト比については、どのような考えを持っていたのでしょうか?私自身は、仮に、ジョブズ氏が、昔のテレビのアスペクト比(5:4)にこだわっていたとは思えません。片手で使えることにこだわりがあったものと思います。実際、確かに、iPhone4S以上の画面サイズになってしまえば、片手の親指だけで操作するのは、困難になります。この利便性を捨てさるには、ためらいがあったに違いありません。

スマホもある程度画面が大きくなると片手親指だけでは操作できないことが多くなる
しかし、画面のアスペクト比という問題もあります。これに関しては、このブログでも、何回か掲載しています。


iPhone5ついに発表!  目玉の新機能8&iPhone 4Sとどこが変わったか徹底比較―【私の論評】画面の比率が、16:9になったのが、根本的変化!!この流れは、iPadにも及ぶ!!


詳細は、上の記事をご覧いただくものとして、最近は、iPhoneやiPad、その他のスマホやタブレット端末で、動画を見るのは当たり前になっています。そうして、最近の動画の主流は、先の16:9です。ところが、従来のiPhoneもiPadも16:9ではなく、何と、古いタイプのテレビの5:4の比率です。これだと、現在のハイビジョンテレビを見ると、上下に画面の映らない真っ黒なストライプが入ってしまいます。それに、映画のシネマスコープをみると、画面中央に画像がストライプ状になって細く表示され、本当に画面が小さくなり、iPhoneなどでは何を見ているのか良くわからない状況になります。

これを文書で説明しても、なかなか理解しにくいかもしれないので、以下に画像で示します。



これは、huluの映画をiPadで流し、ハードコピーしたものです。映画のタイトルは、パール・ハーバーです。

iPadや、従来のiPhoneで見ると、ディスプレには縁があるため、さらに細く見えるという具合です。他社のタブレットだと、この比率を19:6としているものがあり、これだと、テレビのハイビジョンタイプだと、画面に目一杯写り黒いストライプはでません。シネマスコープでも、iPadで19:6の動画を見た場合のストライプくらいなのであまり気になりません。感覚としては、他社製の16:9の比率にしている7インチの動画画面と、iPadの動画画面の面積は、ほぼ同じです。だからこそ、iPadminiは、横にしたときの横幅は、iPadと同じにして、縦幅を縮小すべきでした。こうすることにより、軽いし、動画はiPadのなみの広さで見ることができるようになります。

今では、19:6が標準ですし、中にはノートパソコンでシネマスコープサイズ(アスペクト比:21:9)にする動きもでてきています。

アスペクト比21:9の画面を持つノートパソコン

それに、テレビでも、21:9が出てきています。

アスペクト比21:9のテレビ
これらでは、シネマスコープサイズの映画をみても黒いストライブが出てくることはありません。

ただし、ノートパソコンで、21:9とすると、映画や動画を見るときには、収まりが良く、広い画面で見ることがてきて、良いでしょうが何か文書を書くときなどは不便かもしれません。まあ、広い画面を活用して、2ページ分を写しながら、俯瞰性を高めるなどのこともできるかもしれませんが、いずれにせよ、何らかの工夫をしなければ、横長の画面は使いにくいです。

しかし、iPadや、タブレット端末であれば、横長で使いにくい、見にくいというのであれば、縦にして見れば良いだけです。


しかし、こうなると、縦長すぎると見にくいとか、使いにくいということをおっしゃる方もいるかもしれません。でもそんなことは、ありません。最近では、縦長のノートが流行っています。


縦長のノートは、日本のコクヨが世界で一番最初に開発しました。ノートのサイズに関しては、原紙の大きさ(A判・B判等)をもとにJIS規格化されています。規格サイズは生産面での無駄も少なく、現在、ノート市場の95%以上は規格サイズのノートが占めています。一方、ノートの使われ方は多種多様で、机上で「書く」だけではなく、手に「持つ」、さらに、持って「読む」、といった様々なシーンで活用されています。コクヨS&Tはノートのサイズを「使われ方」の視点で一から見直し、さらに、人間工学の視点も取り入れた新サイズ「SlimB5」を、新たに開発して販売しました。

このノートかなり売れています。実際使いやすいし、見やすいです。ノートに文章を横一杯に書き込んでしまうと、目をある程度動かさいなと一片にはみえませんが、このノートだと一覧性が高いです。


それに、手帳は、昔から縦長のものがありました。縦長だとポケットに入れやすいです。


こんなことを見ていると、iPadやiPadminiが、縦長であったほうが、良いと思います。iPhone5は、ある程度操作性を犠牲にはしましたが、縦長にして、動画が見やすと思います。

他社が、19:9、21:9のアスペクト比のものを出しているのに、アップルだけが、旧来のテレビの5:4のサイズのiPad,iPadminiを変えなければ、そのこと自体が、ネックになるかもしれません。そういわれてみれば、amazon Kindle Fireはすでに後継機種もでていますが、最初から、アスペクト比率が16:9です。なぜ、アップルが特に古いテレビのアスペクト比5:4に拘るのか理解できません。

皆さんは、どう思われますか?




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2012年7月29日日曜日

ラーメンに支払える限界金額は!?−【私の論評】ラーメン屋さんは、実はイノベーションの優等生!

ラーメンに支払える限界金額は!?



http://journal.mycom.co.jp/c_career/level1/yoko/2012/07/post_2048.html


【私の論評】ラーメン屋さんは、実はイノベーションの優等生!

詳細は、上の記事をご覧いただくものとして、アンケートの集計結果だけ、下にコピペさせていただきます。



500円まで 7.6%

600円まで 3.8%

700円まで 8.6%

800円まで 21.1%

900円まで 14.5%

1,000円まで 32.8%

1,100円まで 2.1%

1,200円まで 4.6%

1,500円まで 3.6%

2,000円まで 0.3%

上限なし 1.0%

この結果をみて、皆さんは、どう思われますか?私は、妥当だと思います。比較的パーセンテージの高い800円というと、街のごく一般的なラーメン屋さんの上限なのだと思います。そうして、最もパーセンテージの高い1000円というのは、先の街の一般的なラーメン屋さんの価格上限を参照して、1000円くらいなら払っても良いだろうという、アンケートに応えた人の一般的な感覚なのだと思います。まあ、当たり前といえば、当たり前の結果です。そのほか、いろいろわれているのは、個々人で所得が違うとか、ラーメンという食べ物に対する個々人の思いいれなどによるものだと思います。

さて、以上は、現在の話です。では、過去はどうだったのかと思い、いろいろと調べてみたら、まずは、した他のようなものを見つけました。


季刊「麺の世界」というブロクで、以下のような、図表が掲載されていました。
ラーメン価格の推移
年次ラーメン価格主な出来事はやった言葉
1930(昭和 5)
40(昭和15)
41(昭和16)
----------
45(昭和20)
46(昭和21)
47(昭和22)
48(昭和23)
49(昭和24)
50(昭和25)
51(昭和26)
52(昭和27)
53(昭和28)
54(昭和29)
55(昭和30)
56(昭和31)
57(昭和32)
58(昭和33)
59(昭和34)
60(昭和35)
61(昭和36)
62(昭和37)
63(昭和38)
64(昭和39)
65(昭和40)
66(昭和41)
67(昭和42)
68(昭和43)
69(昭和44)
70(昭和45)
71(昭和46)
72(昭和47)
73(昭和48)
74(昭和49)
75(昭和50)
76(昭和51)
77(昭和52)
78(昭和53)
79(昭和54)
80(昭和55)
81(昭和56)
82(昭和57)
83(昭和58)
84(昭和59)
85(昭和60)
86(昭和61)
87(昭和62)
88(昭和63)
89(平成 1)
90(平成 2)
91(平成 3)
92(平成 4)
93(平成 5)
94(平成 6)
95(平成 7)
96(平成 8)
97(平成 9)
98(平成10)
99(平成11)
2000(平成12)
1(平成13)
2(平成14)
3(平成15)
10銭
16

-----------
(5円)

(7)
15
15
15

17
20
25~30
25~30
25~30
30~35
30~35
35
35
40
40
40
50
50
50
60
70
80
100
100
120
150
170~200
170~200
230
230
250
260
280
280
300
310
320
330
340
350
354
378
384
413
430
439
443
443
493
515
515
517
543
549
555
561
金輪出解禁 世界大恐慌日本に波及
米穀配給統制規則 大政翼賛会創立
国民学校令公布 太平洋戦争開戦
----------
食糧配給減 終戦 各地にヤミ市
物価統制令 食糧メーデー 新憲法成立
6・3制教育実施 主食遅配
帝銀事件 美空ひばりデビュー
ドッジ・ライン 1ドル=360円に
千円札発行 朝鮮戦争勃発 特需景気
民放放送開始 パチンコ流行し始める
平和条約発効 東京に初のボウリング場
テレビ放送開始 北部九州・熊本大水害
力道山活躍 第五福竜丸ビキニで被爆
第1回国際見本市 日本住宅公団設立
『週刊新潮』発売 国連加盟
5千円札発行 ソ連初の人工衛星
1万円札発行 インスタント・ラーメン発売
メートル法施行 皇太子結婚式
安保改定反対スト 電気冷蔵庫普及
柏鵬時代開幕 アンネナプキン発売
中性洗剤問題化 東京のスモッグ問題化
新産業都市など指定 観光基本法
東海道新幹線開通 東京オリンピック
日韓基本条約調印 初の赤字国債発行
人口1億人突破 建国記念日など制定
人材銀行開設 公害対策基本法施行
霞が関ビル完成 各地で大学紛争
東名高速道路開通 人類初の月面到着
大阪万博 「歩行者天国」実施
ニクソン・ショック(1ドル=308円)
浅間山荘事件 田中首相「列島改造論」
金大中事件 第1次石油ショック
狂乱物価 関東地方で酸性雨観測
山陽新幹線全線開通 沖縄海洋博
ロッキード事件発覚 資本自由化完了
「君が代」国歌に 王選手本塁打世界記録
成田空港開港 日中平和友好条約調印
ダグラス・グラマン事件 東京サミット
平均寿命世界一 粗鋼生産世界一
神戸ポートピア 不快用語整理法施行
日航機羽田で墜落 東北新幹線一部開通
TDL開園 日本海中部地震
太平洋側異常寒波 グリコ事件
つくば科学万博 プラザ合意
前川レポート 三原山大噴火
ルーブル合意 国鉄分割民営発足
青函トンネル・瀬戸大橋完成
ふるさと創生基金支給 消費税実施
地価騰貴 合計特殊出生率1.57に
湾岸戦争 雲仙・普賢岳火砕流
地価下落 GNPマイナスに
非自民党・細川内閣成立 倒産多し
地ビール解禁 失業者200万人台に
阪神大震災 円一時79円75銭
若田さん宇宙へ シルクロード鉄道開通
香港中国に返還 山一証券破綻
明石海峡大橋開通 百才以上1万人突破
バイアグラ承認 世界人口60億突破
私立大学の3割・短大の6割定員割れに
米で同時多発テロ USJオープン
サッカーW杯日韓共催 新幹線盛岡まで
米英イラク攻撃 六本木ヒルズオープン
オーケー/ルンペン
ぜいたくは敵だ
月月火水木金金 
----------
一億総懺悔/タケノコ生活
あっそう/愛される共産党
栄養失調/アプレゲール
冷たい戦争/アルバイト
ギョッ!/駅弁大学
特需/貧乏人は麦を食え
社用族/日本人は12才
火炎ビン/エッチ/復古調
コネ/八頭身/三種の神器
ロマンスグレー/死の灰
ノイローゼ/神武景気
一億総白痴化/太陽族
グラマー/団地/よろめき
神様・仏様・稲尾様
岩戸景気/消費は美徳
インスタント/所得倍増
レジャー/高度成長
無責任時代/流通革命
バカンス/三ちゃん農業
根性/マンション
マイホーム/公害
黒い霧/ミニスカート
核家族/ヒッピー/未来学
大きいことはいいことだ
エコノミックアニマル
ウーマンリブ/シラケ
脱○○/ゴミ戦争
恍愡の人/ポルノ
日本沈没/狂乱物価
節約は美徳/暴走族
複合汚染/落ちこぼれ
偏差値/ニューファミリー
円高/カラオケ/ルーツ
家庭内暴力/地方の時代
ダサイ/ギャル/激○
それなりに/買春
ぶりっ子/粗大ごみ
ルンルン/ねくら/森林浴
軽薄短小/義理チョコ
イッキ、イッキ/財テク
新人類/マニュアル人間
エスニック/地上げ
朝シャン/円高
DINKS/オバタリアン
セクハラ/おたく/めちゃ
イタめし/ミツグ君
若貴/地球にやさしい
バツイチ/もつ鍋
規制緩和/ヘアヌード
価格破壊/お受験
ライフライン/アムラー
援助交際/インターネット
失楽園/たまごっち
キレる/環境ホルモン
着メロ/地産地消
IT革命/パラサイトシングル
できちゃった婚/抵抗勢力
内部告発/イケメン
スローライフ/おれおれ詐欺
私の叔父は、今東京ですが、何かの話のはずみで、ラーメン一杯の価格の価格になり、叔父が学生の頃は数十円だったと語っているのを覚えていますが、確かに上でみてみると、叔父が学生時代だったころは、ラーメン一杯の値段が数十円であった時代にあたっています。その話を聞いた頃には、すでに、ラーメン一杯が数百円の時代だったので、昔は随分安かったのだと、感じたものでした。


そうして、その当時は、デフレではなく、緩やかなインフレが続いていたので、昔からインフレが続いていたのだと、思いました。確かに、今から、20年前くらいまでは、インフレがが当たり前でした。たとえば、アパートなどの家賃だって、毎年あるいは、数年に一回あがるのは当たり前でした。それが、ここ10年は、多くのアパートが横ばいか、古くなったところは、下がるくらいです。本当にデフレを実感します。

上の表では、平成15年までしかでていませんが、それにしても、平成10年から 日本は、完璧にデフレに入り、現在の至っています。しかし、上の表をみると、平成10年以降も、ラーメンの価格は徐々にあがっています。




この事実には、少し興味をそそられたので、いろいろ調べていたら今度は「お水をどうぞ」というブログに以下のような資料を発見しました。


詳細は、この方のブログをご覧いただくものとして、グラフとその説明を簡単に掲載させていだきます。

データは2003年までしか載っていないの2011年現在のラーメン一杯の価格はグラフから目分量で推測するしかないが昨今の材料費の高騰を加味するにだいたい650~700円あたりではないだろうか? 
上のデータは「その当時のラーメン一杯の値段」なので1930年ごろの値段が一杯0.1円という現在の物価とは全く比較できないものになっている 。物価指数を頼りに2011年現在の物価に換算できないものか考えてみた。 
物価指数には企業物価指数と消費者物価指数の2種類があるそうでどっちを採用するかで結果がかなり違ってきて難しいのだが、企業物価指数については、かなり昔からのデータが日本銀行のサイトに掲載されていたのでそれを使うことにした。 
次のグラフは2003年を1とした企業物価指数だが戦後の右肩上がりの経済成長や異常だったバブル時代をよく反映しているように見える。
この企業物価指数を基にしてラーメン一杯の値段を2003年の物価を基準に換算すると次のようなグラフになった。


第二次大戦直後の混乱期は、ラーメンは、庶民の食べ物どころではなかったことがわかります。しかし、そこから先は、意外と単調に推移しているように見えます。日本が、デフレに入ったのは、平成10年(2002年)からですが、それで価格が下がっている様子はありません。物価指数や経済は右肩下がりなのにラーメンの値段は順調に上がり続けています、昔から物価変動の少ない卵や牛乳はよく「物価の優等生」と言われています。



このブログを書いた人たは、そうするとラーメンは物価の不良?なんでしょうか?と掲載しています。しかし、この見方、正しくはないと思いました。

ラーメン屋さん、昔からみると、格段に美味しくなったと思います。見た目も、味的にもそうです。具にも、かなり工夫しています。そうして、昔は種類が少なかったのに、最近では、ありとあらゆるバリエーションがあるようになりました。そんななかに、あって、古いタイプでも美味しいところは残っていますが、美味しくないところは消えていきます。あまり、美味しくないところは、価格で勝負していますが、それにも限度があるようです。



うちの近所でも、3件ラーメン屋がありましたが、一件は廃業、もう一件は、同じようなところにラーメン屋はあるのですが、立地が良いためでしょうか、今でもラーメン屋なのですが、何回も経営者が変わっています。今が何代目なのか、変わりすぎてわからないくらいです。もう一軒は、一応ラーメンはおいてありますが、蕎麦屋であり、蕎麦・ラーメンのほかにご飯ものもおいてあります。そうして、価格帯は、低めです。函館名物の塩ラーメンは、500円数十円です。蕎麦やラーメンだけではなく、価格も低いということで生き残ってきたのだと思います。

近くには、今風のラーメン屋さんはありませんが、市内でもあちことそのようなところ、あります。おそらく、過当競争により、少しでも美味しいとか、珍しいとかをラーメン屋さんが追求してきて、価格があがったとしても、顧客が離れなかったのだと思います。当たり前のラーメンに何らかの付加価値をつけてきたからこそ、値下げなどしないで、値上げができたのだと思います。


そういうことからすれば、この業界は、努力して、デフレにもかかわず、値段を維持するどころか、少しづつでもあげることに成功してきたのだと思います。だから、ラーメン屋さんは、デフレの優等生と名付けても良いのではないかと思います。

そういわれでみれば、私も、都市部は無論のこと、地方に行ってラーメンを食べることもしばしばありますが、最近では、昔のようないわゆる全くの外れという店は、ほとんどなくなりました。それだけ努力しているのだと思います。それに、昔と比較すると、テレビなどでも美味しいラーメン屋さんが数多く出るようになり、ラーメン屋さんのステータスもあがったように思います。昔なら、ラーメン屋のおやじという感じでしたか、今だと、よくラーメン店のご主人が、それも比較的若い世代の方が、腕組みをした写真で紹介されるようになり、一昔前の、イメージとは異なるようになっています。


それから、浅草にある昔からやっている、一見何の変哲もないラーメン屋さんがあります。そこは、美味しいと思って、昔よく食べていたところです。現在でも、600円くらいでやっていますが、そこに20年ぶりくらいで行って、ラーメンを食べて、やはり、同じく美味しかったので、店があまり忙しくない時間帯に行ったこともあり、店のご主人とお話をすることができました。

それでわかったことなのですが、実はこのご主人によれば、20年前に変わらず美味しいと思ったラーメンなのですが、実は20年前からすると味を随分変えているとのことでした。毎年世の中の移り変わりりをみて、数年に一度は少しずつ味を変えているそうです。だからこそ、20年前に食べたお客様も美味しいといってくださるのであって、20年前と全く同じ味であれば、不味いといわれてしまうと考えておられるようです。変わらず美味しいといわれるために、少しずつ味を時代にあわせて変えているとおっしゃっていました。やはりこのように、お客様に対応しているから老舗も長持ちするのだと思います。


現在は、いろいろなラーメンFCチェーンがでてきていますが、素人のフランチャイザーがFCの指導に従わず、勝手に味を変えると失敗するそうです。しかし、いわゆる、本部であるフランチャイジーが固くなに昔の味を守ることばかりに固執してるチェーンも長持ちしないようです。

ラーメン業界は、過当競争が激しく、新たな味で、新規出店する人がいる一方で、老舗もこのように対応しているということなのです。


それにしても、日本は、今年でデフレに突入して14年にもなります。こうした、ラーメン業界の過当競争の背後には、あまり表にはでませんが、新規出店しても、すぐに挫折した人、長年真面目にやってきたのに廃業せざる負えなかった人も数多く存在すると思います。こうしたラーメン店の厳しい過当競争、この14年間もの間放置してきた、日銀、財務省の官僚、政治家など、どう思っているのでしょうか?このままデフレが続けば、このようなラーメン業界にも限界がくるものと思います。

デフレは、貨幣流通量が減少するという純貨幣的な現象です。ラーメン屋さんはもとより、日本経済デフレの中で頑張って商売をしている人にはどうにもできません。しかし、政治家なら、本来、財政出動、金融緩和などすれば、すぐにも克服できる性格のものです。なのにいまの政治家、デフレ下で増税するなどという馬鹿なことを言っています。


ラーメン業界のように、過当競争の中で、努力して、価格を維持するどころか、あげているような業界もあります。そんな、真面目に働き、さらに付加価値を高め、値上げすらしているというのに、日銀は、何かといえば、増刷拒否の姿勢を崩さず、何かといえば、こうした人達を苦しめています。

日銀は、以前このブログに書いたように、インフレ目処1%も実行しようとしません。何かといえば、追加金融間措置を打ち切り、デフレに固執しています。こういう馬鹿な白川を筆頭とする役人どもは、ラーメン屋でも経営させて、デフレ下で価格を維持するどころか、徐々に価格をあげていくということは、どういうことなのか、経験させるべきです。きっと、ことごとく失敗することでしょう。そうして、ラーメン屋を潰してしまうことでしょう。これは、増税を主導する財務省の役人どもも同じことです。


あまつさえ、日銀総裁白川は、4月21日、米ワシントンで講演し、「中央銀行の膨大な通貨供給の帰結は、歴史の教えにしたがえば制御不能なインフレになる」と述べています。日銀の役割は物価の安定であり、自分はインフレを制御できないと認めた白川氏には、日銀総裁の資質に欠くのは明らかです。これはジェット機の操縦ができない人にジェット機の機長をやらせるようなもので、危険極まりないです。そうして、本来日銀は弟分であるはずの、兄貴分の財務省が、そんな白川に好き放題させていることも、多くの人にとって、理解不能の珍事だと思います。


とにかくデフレを終焉させることが、財務省や日銀が真っ先にやるべきことなのに、それをやろうとしません。できないというのなら、ラーメン経営すらできない頭で、日本国の財政や、金融政策を実施しているということになります。ラーメン屋さんはじめ、真面目にコツコツ働いて努力している人々は、もっと、これらのことに怒っても良いと思います。ラーメン屋も経営できないというのなら、財務省討伐、日銀討伐をして、今の財務省も日銀も粉々に粉砕して、新たな組織をつくるべきだと思うのは、私だけでしょうか?




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