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2012年10月25日木曜日

【iPadミニ】アップル限界? 株価大幅下落―【私の論評】テレビやパソコンは横長、ノートや手帳は縦長なのに、なぜiPadやiPadminiが今のサイズなのか?

【iPadミニ】アップル限界? 株価大幅下落:



【ワシントン=柿内公輔】アイパッド・ミニが発表された23日、米株式市場ではアップル株が大幅に下落した。競合機種に比べ価格が高く、機能にも目新しさがなかったためだ。スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末でのアップルのアドバンテージは急速に縮まり、市場では成長の限界もささやかれ始めている。

【私の論評】テレビやパソコンは横長、ノートや手帳は縦長なのに、なぜiPadやiPadminiが今のサイズなのか?

今回の、発表は、かなりがっかりしました。特に、iPadminiが、性能的も特に目新しいものも何もなく、ただたんに、iPad2を小さくしたようなものだったからです。iPadのほうも、技術的な進化があったというだけで、後は特に変わりはありませんでした。

ジョブズCEOが亡くなった影響が出つつあるのでしょうか、それとも、単なる次の大きな飛躍への端境期の状況にあるのでしょうか?私は、後者であるとは思います。なぜなら、ジョブズ氏は少なくとも、5年くらいのビジョンは持っていたでしょうから、まだまだ、本質的には、ジョブズ氏のやりかたを踏襲していると考えられるからです。


この点に関しては、もう少し様子を見ていく必要があると思います。皆さんは、どう思われますか。

それにしても、今回一番がっかりしたことは、iPhone5では、画面サイズ比率が現在の現在のハイビジョンのテレビと同じアスペクト比(16:9)になったにもかかわらず、新型iPadでも、iPadミニでも変わらなかったことです。昔のテレビの比率5:4のままです。少なとくも、iPadミニは、16:9にして欲しかったです。

カナダの大学では、iPhoneのどんな操作でも完璧に親指一本で操作できる技術が開発された
ジョブズは、iPhoneの画面を大きくすることには、消極的だったと言われていますが、アスペクト比については、どのような考えを持っていたのでしょうか?私自身は、仮に、ジョブズ氏が、昔のテレビのアスペクト比(5:4)にこだわっていたとは思えません。片手で使えることにこだわりがあったものと思います。実際、確かに、iPhone4S以上の画面サイズになってしまえば、片手の親指だけで操作するのは、困難になります。この利便性を捨てさるには、ためらいがあったに違いありません。

スマホもある程度画面が大きくなると片手親指だけでは操作できないことが多くなる
しかし、画面のアスペクト比という問題もあります。これに関しては、このブログでも、何回か掲載しています。


iPhone5ついに発表!  目玉の新機能8&iPhone 4Sとどこが変わったか徹底比較―【私の論評】画面の比率が、16:9になったのが、根本的変化!!この流れは、iPadにも及ぶ!!


詳細は、上の記事をご覧いただくものとして、最近は、iPhoneやiPad、その他のスマホやタブレット端末で、動画を見るのは当たり前になっています。そうして、最近の動画の主流は、先の16:9です。ところが、従来のiPhoneもiPadも16:9ではなく、何と、古いタイプのテレビの5:4の比率です。これだと、現在のハイビジョンテレビを見ると、上下に画面の映らない真っ黒なストライプが入ってしまいます。それに、映画のシネマスコープをみると、画面中央に画像がストライプ状になって細く表示され、本当に画面が小さくなり、iPhoneなどでは何を見ているのか良くわからない状況になります。

これを文書で説明しても、なかなか理解しにくいかもしれないので、以下に画像で示します。



これは、huluの映画をiPadで流し、ハードコピーしたものです。映画のタイトルは、パール・ハーバーです。

iPadや、従来のiPhoneで見ると、ディスプレには縁があるため、さらに細く見えるという具合です。他社のタブレットだと、この比率を19:6としているものがあり、これだと、テレビのハイビジョンタイプだと、画面に目一杯写り黒いストライプはでません。シネマスコープでも、iPadで19:6の動画を見た場合のストライプくらいなのであまり気になりません。感覚としては、他社製の16:9の比率にしている7インチの動画画面と、iPadの動画画面の面積は、ほぼ同じです。だからこそ、iPadminiは、横にしたときの横幅は、iPadと同じにして、縦幅を縮小すべきでした。こうすることにより、軽いし、動画はiPadのなみの広さで見ることができるようになります。

今では、19:6が標準ですし、中にはノートパソコンでシネマスコープサイズ(アスペクト比:21:9)にする動きもでてきています。

アスペクト比21:9の画面を持つノートパソコン

それに、テレビでも、21:9が出てきています。

アスペクト比21:9のテレビ
これらでは、シネマスコープサイズの映画をみても黒いストライブが出てくることはありません。

ただし、ノートパソコンで、21:9とすると、映画や動画を見るときには、収まりが良く、広い画面で見ることがてきて、良いでしょうが何か文書を書くときなどは不便かもしれません。まあ、広い画面を活用して、2ページ分を写しながら、俯瞰性を高めるなどのこともできるかもしれませんが、いずれにせよ、何らかの工夫をしなければ、横長の画面は使いにくいです。

しかし、iPadや、タブレット端末であれば、横長で使いにくい、見にくいというのであれば、縦にして見れば良いだけです。


しかし、こうなると、縦長すぎると見にくいとか、使いにくいということをおっしゃる方もいるかもしれません。でもそんなことは、ありません。最近では、縦長のノートが流行っています。


縦長のノートは、日本のコクヨが世界で一番最初に開発しました。ノートのサイズに関しては、原紙の大きさ(A判・B判等)をもとにJIS規格化されています。規格サイズは生産面での無駄も少なく、現在、ノート市場の95%以上は規格サイズのノートが占めています。一方、ノートの使われ方は多種多様で、机上で「書く」だけではなく、手に「持つ」、さらに、持って「読む」、といった様々なシーンで活用されています。コクヨS&Tはノートのサイズを「使われ方」の視点で一から見直し、さらに、人間工学の視点も取り入れた新サイズ「SlimB5」を、新たに開発して販売しました。

このノートかなり売れています。実際使いやすいし、見やすいです。ノートに文章を横一杯に書き込んでしまうと、目をある程度動かさいなと一片にはみえませんが、このノートだと一覧性が高いです。


それに、手帳は、昔から縦長のものがありました。縦長だとポケットに入れやすいです。


こんなことを見ていると、iPadやiPadminiが、縦長であったほうが、良いと思います。iPhone5は、ある程度操作性を犠牲にはしましたが、縦長にして、動画が見やすと思います。

他社が、19:9、21:9のアスペクト比のものを出しているのに、アップルだけが、旧来のテレビの5:4のサイズのiPad,iPadminiを変えなければ、そのこと自体が、ネックになるかもしれません。そういわれてみれば、amazon Kindle Fireはすでに後継機種もでていますが、最初から、アスペクト比率が16:9です。なぜ、アップルが特に古いテレビのアスペクト比5:4に拘るのか理解できません。

皆さんは、どう思われますか?




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2012年8月1日水曜日

「Wi-Fi Direct」:スマホで自動車との衝突事故を防止―【私の論評】新たな技術は、自らの産業の外からやってくる!!

「Wi-Fi Direct」:スマホで自動車との衝突事故を防止:

サッカーのフィールド2つ分の有効範囲を持ち、端末同士の接続にかかる時間は1秒になるという「Wi-Fi Direct」。車載インフォテインメントでの補助的な機能にも利用出来る可能性が指摘されており、Bluetoothに置き換わる可能性がある。

【私の論評】新たな技術は、自らの産業の外からやってくる!!

WiFidirectすごいですね。確かに、通信距離の短いBluetoothなど、これができたら必要ないです。それに、既存のwifiもこんなには、距離がないですから、これも、とて変わられることになりそうです。


スマホでも、これくらいの距離がとれるということになれば、いろいろなことが根本的に変わることになると思います。



それにしても、まずは、上の例のように、交通安全に使われるようになれば、本当に素晴らしいことです。以前このブログに、原発をすぐに全廃してはいいけないことのたとえに、車の事例を出したことがあります。



そうです。車が危険で事故があるからといって、車が社会の深くまで浸透した現在においては、急に車を全廃したとすれば、社会に及ぼす悪影響ははかりしれず、そんなことは絶対にできないし、そうした考えが、多くの人に共有されているからこそ、交通事故撲滅運動の社会運動は存在するが、車そのものを廃止しろなどという社会運動は存在しないということです。

それにしても、WiFi DERECTが一般に導入され、すべての車、すべてのスマホに搭載されるようになれば、かなり事故を減らせると思います。



それと、インターネットのやり方が、根本的に変わるかもしれません。インターネットは、もともと、データが他の人の端末を経由するということで、成り立っていました。他の人の端末を経由するということで、導入当初は、相当安全性に問題があるものとされましたが、これだけ普及すると、安全性もかなり高いものとなり、今でそのようなことを言う人はほとんどいなくなりました。



いずれ、このインターネットのように、WiFi DERCTにより、他の人の車に搭載されいる端末や、携帯端末などを経由して、インターネットの情報が行き交う時代がくるかもしれません。そうなれば、今のようにWiFiルーターを持ち歩いたり、しなくても、携帯端末さえあれば、他の人の車や、携帯を使ってインターネットができるようになると思います。これは、すごいです。



田舎や、人があまりいないところは、従来のようにアンテナをつけて補完するということになり、日本など、どこでも、携帯や車さえあれば、インターネットが手軽につながる時代がやってくるかもしれません。



いろいろな、イベント会場などでは、会場にいる人達に、直接様々な情報を提供できるようになると思います。位置情報システムも、今まではインターネット経由でしたが、そうではなくて、WiFi DERECTで情報を配信できるようになると思います。


また、新しい可能性が広がっていくということです。それにしても、交通安全の技術、車産業からではなく、全く思いもしなかったところからやってきて、そうして、今度は成功しそうです。



これについては、ドラッカー氏が、随分前から言っていることです。昔は、特定の産業の技術は、その産業内で開発されたものだが、今ではそうではないということです。たとえば、製薬会社では、従来は、薬学、化学、生化学などの知識で、産業内で開発されたものが、最近では、生物学によるバイオテクノロジーによる開発が主流になっているという事例があります。



上の例もそうです。車の安全ということであれば、従来であれば、自動車産業内での技術で開発されたものが、今では、エレクトロニクスの新たな技術によるというものです。



さて、原発事故以来、日本のエネルギー行政に関して、批判が高まり、さらに現在では、原発反対運動が盛り上がりをみせています。しかし、私、原発は当面稼働させるしか方法はないと思います。そうして、いろいろな人が、日本のエネルギーに関していろいろなことを行っていますが、何十年もたてば、上の例のように、エネルギーといえば、火力、原発、バイオ燃料、自然エネルギーなど、すでに電力産業内の技術ではなく、全く異なる分野から思いもかけない新技術が生まれて出くるのではないかと期待しています。

皆さんは、どう思われますか?


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2012年5月1日火曜日

1万円台からの低価格Android 4.0タブレット「nextbook Premiumシリーズ」が発売中―【私の論評】パソコンレスの時代が到来か!!

1万円台からの低価格Android 4.0タブレット「nextbook Premiumシリーズ」が発売中:

MVPenテクノロジーズが1万円台からとリーズナブルな価格のAndroid 4.0タブレット3機種の販売を同社運営のオンラインショップ等において開始しました。製品は米国EFUN社のnextbookシリーズのもので、ラインアップは7インチ(解像度800×480ピクセル)の「nextbook PREMIUM7」、8インチ(解像度800×600ピクセル)の「nextbook PREMIU... 続きを読む


■著者データjuggly.cn国内・海外のAndroid(アンドロイド)スマートフォン・タブレットに関するニュースや情報、AndroidアプリのレビューやWEBサービスの活用、Android端末の紹介などをお届けする個人運営ブログウェブサイト: http://juggly.cn/TwitterID: juggly


【私の論評】パソコンレスの時代が到来か!!

詳細は上の記事をご覧いただくものとて、このくらいの価格であれば、スペックがどうのこうのなどというより、低下価格で、ある程度以上の性能があれば良いということになると思います。それにしても、安くなりましたね。ユーザーとしては、選択肢が増えて嬉しい限りです。


もう、高価格のパソコンはいらないという感じてす。これに、ケースと、キーボードなどつければ、十分パソコンの役割を果たします。もう、パソコンを購入しないとか、あまり購入しないという人が増えてくるのではないかと思います。パソコンも安くは、なっていますが、いまの状況を考えると、本当に10万以上もするパソコンなど購入する気になれません。


タブレット型の端末は、キーボードがついていませんが、いまでは、キーボードもかなり安く売っています。下手をすると、キーボード+タブレット端末でも、ノートパソコンよりも安いと思います。ただし、タブレットは、ハードディスクがついておらず、SSDでその容量も16G前後と小さいです。しかし、この容量もほとんど気にする必要はなくなりました。


パソコンを長い間使ってる人なら、ご存知でしょうが、最も記憶容量が嵩むのは、画像や動画です。特に動画は、容量が大きく、これをたくさん保存するとすぐに容量がいっぱいになる都いう具合でした。


しかし、ごく最近では、様々なストーレージが現れていましたが、それにしても、結構割り高でした。ストーレージを使うか、それとも、テラギガ級のハードディスクを使うか悩ましいところがありました。

しかし、最近では、Google+で、写真のインスタントアップロードというものができるようになりました。以前SNSでも、写真をアップロードできるものは、あったのですが、このインスタントアップロードは、動画も受け付けています。そうして、あまり大きくない画像であれば、アップロードは無制限です。


そうして、iOSの場合は、Google+を起動したときや直後に、アップロードされるようになっていますが、Androidの場合は、設定すれば撮った写真はすべて自動的にアップロードできます。そうして、この自動のアップロードは、本当に自動で、特に自分でどれが新しい写真かなど自分で区別しなくても、そのままにしておけば、自動的に新しい写真をアップロードしていきます。だから、ほとんど意識しなくても、カメラに蓄積されるようにGoogle+のクラウドに蓄積されます。

ここで、iOSの人というか、iPadは受け付けないので、iPhoneの人は、気をつけて欲しいことがあります。私は、iPhoneを持っているので、てっきりGoogle+アプリを起動しっぱなしにしておけば、自動的にアップされると思い、そうておいたのですが、そうではありませんでした。


Google+を起動しっぱなしにしておいても、アップロードはされません。やはり、通常は、起動しないでおいて、起動した直後もしくは、しばらくたってから、アップロードされるようです。

それにしても、画像、動画ともに、自動もしくは、半自動でアップされ容量無制限ということになれば、もう、ハードディスクディスクなどの大きな記憶装置はいらないということです。それに、文書や表計算んも、Google Documentに蓄積すれば、良いわけですから、わざわざ自分のパソコンに蓄積する必要もないわけです。それに、これは、まだ使っていませんが、最近、Google DriveというGoogleのストーレージもできていますから、これなど使えば、パソコンに蓄えておくよりはるかに安全だと思います。


私は、残念ながら、今のところ携帯電話も含めて、Android端末は、持っていないのですが、これくらいの価格であれば、そのうち、様子を見て購入したいです。

Android端末は、既存のディスクトップパソコンのキーボードを使えますから、これを併用すれば、ノートパソコンのようにも使えますから。私は、iPadですが、アップル純正のワヤレスキーボードを併用すると、これはまるで、アップルの格安ノートパソコンといってもいいくらいです。


このようなことを考えると、ノートパソコンはもういらないです。私も、最近パソコンを購入したのですが、ノートパソコンではありません。タワー型の安いものです。それでも、AMDのCPUが二つ入ったもので、CPUののクロック周波数は、3.1GHZです。OSは、無論、Windows7です。ハードディスクディスクは、500Gです。さすがに、メモリは少なく、2Gですが、これなど数千円で購入できます。これで、本体だけで、3万円を切っていました。あまりに安かったので、衝動的に購入しました。ただし、購入してから、あまり出番もなく、何のために購入したかと思う時もあります。

こんなことから、少なくとも私は、これから、ノートパソコンを購入することはないと思います。iPadだと、ソフトキーボードで、フリック入力もできますし、純正のキーボードでも打てますし、アップルのキーボードは特に小さくて軽いので、両方を鞄に入れて持って歩いても軽いです。これは、Android端末も同じことだと思います。


もう、本当にノートパソコンはいらないと思います。そうして、これから、私のように考える人も増えてくると思います。もしかして、パソコンそのものも必要性を感じない人が増えてくると思います。パソコンは、特に会社なら、定期的に大量の計算が必要な、財務・経理さらには、大学や研究機関など、大量の科学計算が必要なところに限られてくるようになると思います。


もうすでに、タブレットがこれだけ安く出回っていること、さらに、テレビがスマート化され、インターネットや動画がみられるようになるのは時間の問題です。今や、一昔前のように、特定のパソコンや携帯電話に割り当てられたメールアドレスによる、メールが時代遅れになりつつあるように、パソコンそのものもの時代遅れの産物つと化す時代がすぐそこまで迫っていると思います。



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