★ミルク(飲み物)←→シーフードヌードル(カップ麺)★
★塩(調味料)←→キャラメル(砂糖を原料とするお菓子)★
★カレー(複数の香辛料)←→鍋(調理道具)★
第二点目としては、どの商品も、一見とんでもないもののようですが、それなりに昔から原型のようなものがあって、その話をきくと納得できて、最初の奇異な感覚が払拭されるというものです。
ミルクシーフードヌードルに関して詳しくは私のブログにも掲載していますが、北海道などでは最近のことではなくて、数十年も前から、石狩鍋などの鍋物に牛乳を隠し味として用いています。また、クラムチャウダーやジャガイモ、コーン、カボチャなどのポタージュ系スープは必ずといっていいほど、牛乳を入れます。これを知っている人、あるいは知らない人でも、知ったあとではミルクシーフードヌードルも特に奇異な感覚を持たないはずです。
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よく考えてみると、昔からあった塩味と甘さによる味の調整なんですが、最近はあまり「おはぎ」など実際につくる人がいなくなったので、この事実が今の人、特に若い人には新鮮に写るのかもしれません。そこにきて、フランスの塩キャラメルがもてはやされ、『フランス』というイメージからいわゆるパティシエなどの良いイメージと結びつき、伝統と文化に培われてきたいわゆる隠し味が「表味」となって現代に登場してきたのかもしれません。
カレー鍋に関しても、カレーヌードルはあるし、カレーウドン、ソバ今では、カレーラーメンもあります。カレー味のスナック菓子もあります。それと、カレー鍋の原型は、有名な日本の映画監督故小津安二郎が原型を作ったといわれてます。すき焼きにカレー粉を入れて食べたのが原型だそうです。これも、最近のことではなく、何十年も前からあります。こうしたことから、最近カレー鍋がブレイクし、特に今年の冬あたりから人気ですが、あまり奇異に思う人はいないでしょう。容易に味の想像がつくのですが、実際に食べてみると野菜が非常に甘く感じられるなどの面白さもあります。そのため、野菜嫌いのお子様でも野菜が食べられるようになるそうです。
さていよいよ、ピザテンフォーの
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開発は困難を極めました、簡単なようでいてかなり難しいものでした。完成した味は世界のどこにもないものでした。全くのテンフォーのオリジナルです。私は、美味しいと思いました。具は、和風のものと、中華風がありました。味噌とチーズは、もともと両方とも発酵食品であり相性が良く、なんとも表現しがたい、絶妙なコラボレーションでした。困難を極めた開発も終了してようやく発売を開始しました。
でも、その当時は、消費者の中ではまだピザとミソは全く結びつくものではなかったようです。一部に熱狂的なファンがいらっしたのですが、多くの消費者に賞味していただける機会もないまま時期尚早ということで、残念ながらメニューから姿を消したのです。非常に残念な思いをしたのを覚えています。(ショウユソースは味噌ソースの前に開発し、多くのお客様に受け入れられ、今でも人気メニューです)
ところが、最近では、ミソチーズラーメンなどがラーメン屋さんで提供されているとか、家庭でも味噌味ラーメンに粉チーズをかけて食べるとか、居酒屋さんでミソピザを売っていたりします。味噌の鍋物にチーズとご飯をいれて、まるでリゾットのようなオジヤをつくる人達もいるそうです。さらに、上のように、一見奇異なものが流行っています。味噌とチーズのコラボレーション、きっと違和感なく受け入れられると思います。今年や、来年あたり売れば、お客様への告知の仕方によっては大ブレイクし、受け入れらて定番メニューになる可能性もあると思います。皆さはどう思われますか?忌憚のない意見をコメントしていただければ幸いです。
今回、ミソソースピザの写真を掲載しようとしましたが、10年以上も前のものなので、デジカメではなく光学式で撮影したものしか残っていないため、掲載できませんでした。いずれ、何とか掲載したいと思っています。ミソピザといっても、見かけは全く普通のピザです。
なお、テンフォーでは「さんあんシリーズ」ピザを9月から販売しています。そのコンセプトは、「安心、安全、安価です」。
ミルクシーフードヌードルに関しては、このブログでも味のことや、変わった食べ方、他のブログの紹介などしてあります。是非ご覧になってください。