2007年5月31日木曜日

社内SNS-PNEBIZ

従来グループウエアというものがさかんに取りざたされていました。確かにこれを導入すると効果があがりそうでしたが、費用がかかるとか面倒などとして、導入をためらっていた会社もあるのではないかと思います。
しかし、グループウェアは単に便利であるとか、効率があがるというほかに様々な利点があります。
いろいろありますが、ここでは「学習する組織への転換」という視点を挙げてみたいと思います。
学習する組織には、現場のリーダーと、エグゼクティブ゛リーダー、さらには組織内のネットワーカーが必要になります。
何か新しい事柄を導入しようとした場合、まず現場のリーダーが必要です。新しい学習能力が、ビジネスの成果につながるかどうかを実際に検証するリーダーが必ず必要になります。いままで、この現場のリーダーなしに大きな前進を見た例はありません。

エグゼクティブリーダーの役割も大きいです。ただし学習する組織においては、権力を振るうというのではなく、教師や執事や設計者としてリードすることにより、微妙かつ持続的な、長期の役割を果たすことが重要になります。現場のリーダーシップを支持し、学習の基盤を整備し、学習する環境を理念として確立するのです。さらには、学習に関する規範と行動を確立する上での模範ともなることにより、学習をより確実に進める役割を担うのです。

以上二つは、いままでの経営理論の中でも繰り返し述べられて、いまや常識化しているものです。

しかし、ここでもう一つ足りないものがあります。

それは、組織内のネットワーカーです。彼らは、変革への確信と明確な考え方を持っています。新しいコミュニティーの構築者、新しい「種を運ぶ人」ともいうべき人達です。

彼らは、組織内を自由に動き回ることができます。すべてとはいいませんが、若手の人が多いです。かれらは、職位も低く、大きな権限を持ちませんが、権力をもたないことによる権力を大きく発揮します。

そうして、変革の因子を持つ人を見出し、変革の実験の手助けをし、新しい学習を普及します。無論彼らは、公式の存在ではありませんが、彼らが新しい学習を普及させるのです。このような人を多く輩出する企業こそ、変革や学習を成功させる確率が高まるのです。

無論彼らは、不可欠の存在ではありますが、現場のリーダーやエグゼクティブリーダーと協働してはじめてその力を発揮します。

こうしたとき、効力を発揮するのがコミュニケーションです。その中でも、SNSは大きな力を発揮します。SNSを使い慣れた彼らは、組織を自由に動き回り新たな文化を次々と定着していくことでしょう。

これら組織内のネットワーカーやそれらに準ずる人々を会社の中に多くつくっておく必要があります。そのために、SNSは大きな役割を果たします。
PNEBIZは社内SNSを構築を容易に実現します。ミキシーやウィズリを使用するのとほとんど同じ感覚で操作できるため、難しさはありません。学習する組織を目指しいている企業の幹部の方は一度検討なさってはいかがでしょうか。PNEBIZは下のバナーをクリックして説明を見ることができます。

親子deピザ作り体験教室










父の日にお子様と一緒にピザ作り!
父の日の送り物に手作りピザ!




◆体験内容

●シェフが教える「生地のばし」

●自分で伸ばした生地に「具材をトッピング」

お客様が作られたピザはお店で焼き上げ、その場でお召し上がりいただけます。お持ち帰りにしていただいてもOKです。

大人・・・23cmピザ1枚+ソフトドリンク1杯サービス
小人・・・17cmピザ1枚+ソフトドリンク1杯サービス
開催日時:6月16日(土)・17日(日)
 各自14:30~16:30
募集組数:1組2名(大人1名・小人1名) 1日7組程度
参加料:1組2,500円
お持ち物:各自エプロンをご持参ください

申し込み・問い合わせ先
リストランテ ル'ブォン
函館市本通1丁目22-22
TEL・FAX 31-3838




2007年5月30日水曜日

テンフォーのもう一つの人気商品-ジューシーラップス

テンフォーにはピザ以外にも、サイド・メニューがありますが、その中でも日本では、珍しいジューシー・ラップスがあります。これは、中にチーズと具材が入っており、いわゆる包みピザのようなものですが、いわゆるアメリカでいうところのラップスの部類に入るものです。
現在は、ポークフランク、ハンバーグ、イカステーキ、パンプキン、スウィートアップルの4種類があります。
いわゆる、ホット・ドッグなどとも違い独特の賞品です。価格は1本210円。3本セットでは598円です。少しお腹がすいたときとか、持ち運びに便利という点でピザとはまた違った食べ物です。
このラップス、英語では包むという意味ですが、アメリカではラップスが根付いており、ラップスといってこの商品をみせてもあまり違和感はありません。ただし、日本にはラップス文化が根付いていないため、普通の人はなんだか得体が知れないと思います。
このような商品は世界中に普及しています。近いうちに、世界のラップスの紹介などしていきたいと思います。

2007年5月29日火曜日

求人情報サイト 『キャレオ』

下は、テレビドラマ『派遣の品格』の一こまです。単純な労働力、その派遣に頼っているのは誰ですか?正社員さん。春子ぶち切れです。

このような職場も存在すると思います。しかし、あの経営学のグル(大家)であるドラッカーは彼の著書で語っています。「知識社会に突入して、人事の仕事は変わりつつある。知識社会においては、いわゆる正社員でない人々の動機付けをどのように行っていくかが主要な課題となる」。そうなのです。今後、通常の職場では、正社員でない人々の比重の方がはるかに高まっていくのです。こんな社会では、上のビデオのような感覚でいる上司は業務を効率的に遂行することはできませんね。
求人 情報サイトのキャレオでは、あなたにピッタリの派遣先を探すことができます。サイトであらかじめ派遣先を知ることができるわけですから、上記のような職場にあたる確立は少なくなると考えられます。一度、あなたもサイトを覗いてみてください。きっといい仕事が見つかります。

知っているようで知らないクジラ-ネットTV「くじラブ・ワゴン」

地球上で一番大きい哺乳類のクジラ
知っているようであまり知らないこのクジラについて楽しく教えてくれるのが、このネットTV番組「くじラブ・ワゴン」です。


この番組を見て私なりの感想を述べます。話の筋や内容はこのテレビを見ていただければ判ることなので、一切省略します。
クジラについて、みなさんどのような思い出をお持ちでしょうか。私の子供のころは、まだクジラ肉そのもやベーコンがスーパーなどでも安価で売られていました。
今では信じられないかもしれませんが、クジラ・ベーコンも安く販売されていました。そのころのクジラ・ベーコンは豚のベーコンよりもはるかに安く、安物の代名詞でした。高校にはお弁当を持って毎日通っていましたが、そのお弁当にはときおり、クジラカツがおかずとして入っていました。今は、懐かしいクジラ肉で、ときおり今でも食べることはあります。
私が住んでいる函館では、今でも近海でクジラ漁が行われていて、本日もテレビでツチクジラが水揚げされたので、市場などでツチクジラが出回る旨をローカルニュースで流していました。
今では、すっかり値上がりしてしまって、クジラベーコンなど高嶺の花になってしまいしまた。居酒屋さんなどでもクジラベーコンを注文するとわずか5枚程度でも数千円します。
このクジラの味、私は何回も食べているので、はっきりいいますが、決して美味なものではありません。もし、市場に大量に出回ることになれば、また昔のように安いものになることでしょう。
現状では、供給が少ないので、値段が高くなっているだけです。ただし、私が美味しくないと思う、クジラ肉もここ、函館では、1年に一度だけ、必ず思い出す時があります。それは、クジラ汁です。クジラ肉と野菜などを煮込む料理ですが、ここ函館では昔はお正月はクジラ汁が必ず食卓にあがりました。クジラ汁はお正月にはなくてはならないものでした。しかし、現在では残念ながらここ函館でも、クジラ汁を正月にいただく家庭は少なくなっています。
話が長くなってしまいましたが、ここでそろそろ結論をのべます。現在クジラについていろいろと問題になっているようではありますが、クジラは食べられなくなったとしてもほとんど私達日本人の生活に影響はないと思います。ただし、クジラ汁のように伝統に基づいた料理などはできたら残すべきです。クジラ汁に入れるクジラ肉はわずかでも良いのです。クジラを大事にいただくことにより、クジラに対する先祖の愛着の念も受け継がれていくのではないでしょうか。
ただし、商業主義によって操られた、異常に高いクジラ肉ではなく、本当に文化を伝承する程度のものであれば、クジラ漁は許されるべきであると考えます。
昔クジラ漁をしていた人から話を聞きましたが、日本では、クジラを獲ると、そのクジラのほとんど全部を活用していたそうです。それに比較すると、諸外国では、ほとんど活用せず、油や一部の内臓などを取るだけで、肉などは捨てていたそうです。そもそも、アメリカがペリーを日本に差し向けて国交を迫ったのは、捕鯨のための燃料・食料補給のための中継基地がほしかったためです。その当時のアメリカの捕鯨は油をとることが目的だったのです。アメリカの捕鯨などは、いわゆる地下資源などを採る感覚とほとんど同じであったと考えられます。
しかし、日本各地に残る捕鯨に関しては、獲ったクジラはすべて極限まで利用する、海の恵みを最大限に利用するという意味で全く違ったものです。自分達の生活の糧であるため、それこそ、農民がお米に感謝したように、捕鯨をする民は、クジラに対して限りない愛情と、感謝の気持ちを持っていたのです。だから、お正月のときに、クジラ汁にして感謝の気持ちを家族みんなで分け合うとい習慣が生まれたのです。
だからこそ、日本では捕鯨など一部許すべきであり、これを否定することは、文化の否定にもつながる暴挙といえると思います。生態系を脅かすことのない範囲で許容されるべきものであると考えます。

2007年5月28日月曜日

ピザ特集(3)-世界のピザ

世界のピザというより、ピザに似た世界の食物を中心として、小麦粉文化を広く紹介する。
ⅰ.イタリア
近代ピザの原型であるマルガリータ。さらに、南北で非常に異なる料理の数々。包みピザのカルツォーネ。
下は、カルツォーネの写真です。持ち運びには便利です。

ⅱ.ドイツ
ドイツ風ピザ、フラメンクーヘン。旧ドイツ領、アルザス・ロレーヌ地方の郷土料理。ドイツ国内に広く普及。ソースは(サワー)クリーム系。
ⅲ.ロシア







ハチャプリ(グルジア風ピザ。上左写真)。パンの中にはチーズが入っている。中央の窪みにはアツアツ・トロトロの卵。チーズがこってりしていて、卵の甘さがあって、非常に美味い。
ただし、食べ方が難しい。中の柔らかな卵をこぼさないように、しかも溶けたチーズを上手くパンに混ぜ込みながら食べる。意外に難しい。
ロシアにはクレープと同じような小麦粉でつくった生地であるブルヌイ(写真上右)がある。ロシアのブルヌイには、さまざまな種類があって、バターたっぷりの素朴派から、ジャムに練乳にと甘い系もあればイクラやハム、チーズなんかをはさんだり、多種多様である。
ⅳ.フランス
日本でクレープというと菓子以外の何物でもないが、フランスでは軽食としてのものが広く普及している。小麦粉を用いるものもあるが、そば粉を用いるものもある。そば粉のクレープは、フランスのブルターニュ地方の郷土料理だ。本場ブルターニュ地方に行くと、ハムやチーズや野菜を使った主食用のものから果物やジャムを使ったデザート用まで、さまざまな種類のクレープがある。もちろん、フランス風にアレンジされたピザもある。

下はガレット(フランスのそば粉のクレープ)の写真

ⅴ.中南米
小麦粉を用いたものの他に、トウモロコシの粉を用いたものもある。ラップス系のタコス、ブリトーがある。 下はタコスの写真

下はブリトーの写真、トウモロコシのものは日本では少ないがメキシコでは一般的。 ⅵ.インド
インドのナンは日本国内でも広く普及している。今や巷のスーパーマーケットでも販売されている。また、インド・バングラディシュで広く主食とされているチャパティも存在する。
下はナンの写真


ⅶ.ギリシャ
ギリシャにはピタパンの一種であるヒーロスがある。去年の夏、アテネ五輪開催のギリシャブームに乗って東京都内にヒーロスを提供するファーストフード店がオープンした。ヒーロスは、色々な具材をピタパンにはさんだもの。ギリシャらしく、数種のハーブが効いた味付けで、生野菜も多く見た目よりアッサリしている。ハーブに漬け込んでから焼いてあるチキンが美味い。腹持ちがもかなり良い。
下はヒーロスの写真

ⅷ.トルコ
愛知地球博では、トルコ風「地中海ピザ」が人気を呼んだ。正式にはトルコのピザは「Pide(ピデ)」と呼ぶ。ピデ屋を「pideci(ピデチ)」と呼ぶ。ピデはイタリアのビザの原型ともいわれている。トルコの典型的なピデチで提供されるピデの特徴は生地が肉厚でどちらかというとパンに近い感じで、細長い楕円形をしている。大人数の場合は2メートルほどの長さで、独特の高い台に置いて提供されることもある。

下はピデの写真。
うまさの秘訣はやはり、ちゃんとした釜で焼いていること、そしてトルコ共通の材料の良さに尽きると考えられる。注文を受けてからトッピング、釜に入れてチャイ(トルコ茶)でも飲みながら待つこと約10分でできあがる。
トッピング(というのとはだいぶんイメージが違うのだが)でポピュラーなのはクイマル(kıymalı:kiymali:挽肉)、ペイニール(peynir:チーズ)、ウスパナック(ıspanak:ispanak:ほうれん草)。それぞれにユムルタル(yumurtalı:yumurtali)を付けて注文すれば、卵を上に載せて焼き上げてくれる(非常にうまい)。ピデに似た料理でラーマジュン(lahmacun)というのもある。ピデよりも薄い生地に挽肉やタマネギを載せて同じくオーブンで焼いた料理。「ピデでは量が多いな」というときにはこちらにするとよい。
ⅸ.スペイン・ポルトガル
スペインのコカ。スペイン語のコカはケーキのこと。コカはピザ風とデザートと2種類あって「コカ・デ・~」(何何~のコカ)という。普通に「コカ」というと日本人にはピザ風コカのこと。ピザに似ているが、パリッとしたクラッカーにも似ている。スペインのコカでは、チョリソを用いることがあるが、スペインの元々のチョリソはメキシコのように唐辛子ではなくパプリカを使用しているため辛くない。
下はコカの写真
ポルトガルでもピザは普及しており歴史も古い、ポルトガル産のピザのような産品はないものの、ポルトガルの豊富な水産物を使ったピザが美味しい。

ⅹⅰ.その他
韓国ソウル市のソンデピジャ(韓国ではピザではなく、ピジャと発音する)というピッツエリアにはキムチを用いたピザがある。韓国の代表料理のキムチを刻んで肉、野菜、煮唐辛子などのトッピングと一緒に焼き上げたキムチピザは、見た目は普通のピザと変わらないが、食べるとピリッカラッとしておりなかなかのものである。韓国にして初めてできたピザといえる。さらにソンデビジャでは緑茶を生地に練りこむなどして新たなピジャに挑戦をしている。


下は韓国のピジャの写真

モンゴルでも最近はピザが普及してきたという。下北沢の『遊牧民』で初めてピザ(普通の)を食べたモンゴルの人が、そのおいしさに感動してモンゴルに持ち帰ったことから、あっという間にピザがモンゴルに広まり、現在ではモンゴルにピザ屋が軒を連ねている。
下はモンゴルの一般家庭に伝わるピザ風の食べ物。このようなものが伝承されているので、ピザも普及しやすかったのだろう。
これらのようにピザは輸入されたり、逆輸入されたりして今日でも発展している。輸入された国では、その国独特の食材などを用いてさらに新たなものを開発したりしている。このようなピザも日本国内に紹介していく。ほかの国でも変わったトッピングがある。例えば、ブラジル:グリーンピース、インド:しょうがの漬物、マトン、タンドリ・チキン、ロシア:サーディン、ツナ、にしん、鮭とオニオンのコンビネーション、フランス:オニオンとクリームのコンビネーション(フランベという)、パキスタン:カレー、コスタリカ:ココナッツ、チリ:ムラサキガイ、ハマグリなどがあり、これらとその背景となっている食文化などをいずれ皆さんに紹介する。

2007年5月27日日曜日

ピザ特集(2)--ピザの普及

本日は、先のピザの歴史に続いて、ピザの普及を掲載します。

ピザが本当に普及したのは第二次世界大戦後のことで、イタリア戦線に従軍(1941~1945)したアメリカ兵がイタリアで食べたピザの味を忘れられず、ピザの店に通い出すようになってからである。
日本でピザの店開店【1955】
日本で初めてできたピザの店は、アメリカ人のニコラス・ザペティの「ニコラス」という店で、1955年(昭和30年)、東京でオープンした。アメリカ陸軍の部隊をターゲットに店を始めたが、日本人の若者に大当たりし、日本でもピザが広まっていった。
下は、今でも六本木にあるニコラスのエントランスです。

アメリカで冷凍ピザが作られ、田舎のスーパーマーケットでも冷凍ピザが売られるようになる。【1957】
日本で冷凍ピザが作られる【1970】
A.イタリアのピザ
生地は薄く、直径は約40センチ程あるのが一般的で、これが1人前。(ちなみに日本の宅配ピザでは直径35センチ程で4~5人前)
B.アメリカのピザ
シカゴ、ニューヨーク、ウエストコートの3種類があるとされる。シカゴスタイルは、ディープディッシュとも呼ばれ、その名の通り、深皿で作ったような分厚い生地をしている。トッピングが二重になっているものもある。シカゴスタイルのピザはなぜか日本では一切販売されてない。あのシカゴピザですら、本来の意味でシカゴ・スタイル・ピザを売っていない(宅配では作成に時間がかかりすぎて適さないためか?)。
ここにシカゴ・スタイル・ピザの作り方を特に記載する。
ピザ生地にバターを入れややリッチな生地にする。(粉は5カップ)コーンフラワーを混ぜるか、皿に敷いて焼く。
ソースは缶詰のホールトマトか生のトマトをゆでて作る。そのトマトをつぶし、オレガノとバジル、オリーブオイル、塩、つぶしたガーリックを入れる。・詰め物は、生のホウレンソウを刻み、細かいモツエラリアチーズを混ぜる。
発酵した生地を2つに分け、良く延ばし、深めのパイ皿かケーキを焼く皿に入れ整形する。そこにホウレンソウとチーズを入れる。その上に延ばした生地を乗せ、パイのようにする。生地に切れ目を薄く入れ、ソースを流し込む。230℃に加熱したオーブンで35分から45分間かけて焼く。中の詰め物に好みによりソーセージや茄子などを入れても良い。後は好みの味を作るだけである。充分ディナーになる満足感のあるピザである。

下はシカゴ・スタイルのピザ。ずいぶん厚くて、ボリュームがあります。
ニューヨークスタイルは、ナポリスタイルとも呼ばれ、クリスピーな生地が多い。直径は約40センチだが、6~8枚に切り売りされている。ウエストコートスタイルは、15~22センチの小さめのピザ。
c.日本のピザ
■日本のピザには大きく分けて4種類ある。
・アメリカ経由の「ピザパイ」と呼ばれるもの。生地が厚く、チーズは少な目。同じくアメリカ経由でカリカリのクリスピータイプ。
・本格的なイタリア風のもの
生地は薄めにパリッと焼き、モッツァレラチーズを使うのでさっぱりはしているが、味気ない。
・当社のピザ
パン生地のようにふわふわでもなく、クリスピーのようにパリパリでもなく、薄いが程よいモチモチ感がある独自の生地。
■イタリアのピザと日本のピザのチーズの違い
イタリアではモッツァレラチーズを使う。当社を含む日本では、エメンタールチーズまたはゴーダチーズが一般的に用いられる。
■オーディンフーズ独自のピザ
パン生地と、クリスピータイプの中間で日本人にとっては、非常に食べやすく、チーズはてんこ盛りと言ってよいほどタップリ。具財も大きく、「日本の家族のピザ」というキャッチフレーズで、独自(以前お話をした元祖和風カジュアルともいえる)の路線のピザ。
■日本独自のトッピングやソース
「明太子ピザ」や「照り焼き地鶏ピザ」など日本独自のトッピングのピザが発売されている。日本ではコーンをトッピングに使うのは一般的だが、日本以外ではそうでもない。当社においては金平ゴボウなど従来には考えられないほど多様な日本独自のトッピングを実施してきたし、その傾向は近年ますます強くなっている。ソースに関しても、醤油ソースなど独自のものがある。当社では味噌ソースなどもあったが現在販売していないが、国内で復活の兆しがある。海草ピザも開発したが、未だ時期尚早であったため、再度チャレンジする予定で、現在販売を中止している。

2007年5月26日土曜日

ピザ特集(1)-ピザの歴史

私の会社はオーディンフーズといい、正式名称「フードファクトリー・テンフォー」という名称のピザ宅配を生業としています。だから、今回から数回にわたり、ピザ特集を組みます。本日は、その第一回目です。今回はピザの歴史を掲載します。ピザというと、皆さん知っているようで知らないことが、沢山あると思います。これに機会にピザの歴史を知っていただき、さらにピザに対して親しみを持っていただければ幸いです。

①ピザ(pizza)
日本語では「ピザ」とも呼ばれるが、イタリア語の原音に忠実に表記すれば「ピッツア」となる。英語では「ピザ」と言う。
②ピザの定義
小麦粉、イースト、塩、オリーブオイルで作られた円盤状の生地の上に、色々なトッピングを乗せて焼いたもの。
③pizzaの語源
説① pizzaと言うのはイタリア語の古語で意味は「ポイント」
説② ラテン語のpinsereの過去形で意味は「押しつぶす、打ち砕く、粉にする」
説③ 語源は不明
④ピザの歴史
円盤状の丸パンは、イタリアだけでなく、世界各地の文明に存在していた。
イタリア・トスカナ地方に住んでいたエトルリア人の丸パンが、現在のフォカッチャ(focacia)に発展し、ピザの原型となったとされている。
フォカッチャというのは、「火で焼いたもの」という意味である。フォカッチャは、プレーンなパンで、チーズと一緒に食べたり、肉や魚介類を乗せて食べたりしていたようである(乗せて焼くのではない)。
pizzaという言葉ができてから200年くらいは、ピザはフォカッチャに似たものだったようである。
下は、フォカッチャの写真です。私の記憶では、20年前にフォカッチャと言っても誰も知りませんでしたが、いまでは多くの人が知っています。

ⅰ.【16世紀】
ピザの誕生。ピザが初めて作られた正確な年号は分からない。トマトが伝来する以前のピザは、フォカッチャに限りなく近かった。 
トマトの伝来【1522】
伝来した当初は、トマトには毒性があると信じられており、鑑賞用として栽培されていた。そんなトマトを料理に使用し出したのは、ナポリの貧しい民衆で、彼らは、丸パンをトマトと一緒に食べるようになった。
「トマト」はイタリア語では「pomodoro(金のりんご)」と呼ばれる。
16世紀の後半から17世紀にかけての間に、トマトは食用として栽培されるようになったが、本格的に食用として普及したのは18世紀に入ってから。
ⅱ.【17世紀】
ピザはナポリ以外の地域ではあまり知られていない、ナポリの郷土料理のような存在だった。これまで、ピザは民衆の食べ物だったが、ナポリ王フェルディナンド2世【1578~1637】がピザを気に入り(きっかけは不明)、城に、ピザ作り用のキッチンを設置したことで貴族達の間にもピザが広がっていった。
ⅲ.【18世紀】
トマトが本格的に料理に使用され始める。
最も古いピザの公式レシピができる。
ⅳ.【19世紀】
ナポリでピザの店開店【1830】
しかしまだ、ピザはナポリ以外の地域ではあまり知られていない食べ物だった。
ピザ・マルガリータ(Pizza Margherita)の誕生【1889】
ピザに興味を持ったイタリア王のウンベルト1世とマルガリータ王妃は、ピザ職人の中で最も有名だったラファエル・エスポシートを城に呼び、ピザを献上させ、エスポシートは、緑色のバジル、白色のモッツァレラチーズ、赤色のトマトでイタリア国旗を表現したピザを献上した。このピザを王妃がとても気に入り、そのピザは王妃の名前にちなんで「ピザ・マルガリータ」と名づけられた。このことがあってから、ピザはナポリ以外の地域でも知られる料理となった。19世紀の末、イタリア移民によって、ピザはニューヨークにもたらされた。
下は、ピザ・マルガリータの写真です。大きいですね。
ⅴ.【20世紀】
ニューヨークでピザの店開店【1905】
Gennro Lombardiによってニューヨークにピザの店がオープンしたが、ピザはあまり一般化されなかった。
シカゴスタイルのピザの誕生【1943】 Ike Sewellによって作られる。これも普及しなかった。

次回は、ピザの現代史ともいうべき「ピザの普及」を掲載します。楽しみにしていてください。






2007年5月24日木曜日

Beatnik-Slide Show

ビートニク・スライド・ショウそのものは削除しました。ブログにアクセスすると、スライドが自動的にダウンロードされるのはいいのですが、音楽も自動的に鳴り出し、うるさいというユーザーさんからの連絡がありましたのでスライドショーそのものは残念ながら削除させていただきます。ただし、下のバーから スライドを作成したり、イメージを見ることができます。よろしくお願いいたします。(5月28日)





最近は、ブログを書かせるための工夫が随所でなされているようです。上記はslideshow.comというサイトで作成したものです。誰でも簡単にできます。私は、以前に掲載したBeatnikのスライドショウを作成しました。

少し前だと、この程度のものをつくるのでさえ、画像用のソフトを購入してきて作成したものですが、今はサイトにアクセスすれば、無料でできます。Shareするのも簡単です。このサイトで作成すると、livedoor、myspaceなど複数のサイトにブログを書いたり、作成したスライドを投稿するように要請されます。また、友人に送る機能もついていて簡単に発信すことができます。

この手のサイトどんどん増えてきています。今後もっと面白くて役に立つようなものが出てくれば良いと思います。今後のインターネットの発展に関しては、技術的にどうのこうのというより、このようなアィディア出していかに集客できるかが鍵になると思います。

2007年5月22日火曜日

Web2.0的話題-キーワードの選定に役立つ分析ツール

以前にグーグル・トレンドについて掲載しました。グーグル・トレンドは特定のキーワードの特定期間のトレンドを表示するものでした。このツールも非常に役立ちます。特定のキーワードがいつ話題になるのか、過去の繰り返しのパターンが判ると次のパターンも読めてきます。

下は、グーグルトレンドに「水着」というキーワードを入れて得られたトレンドです。なんとなく周期性がみられますね。もっと細かい分析もできます。興味のある方は実際にご覧になってください。



下は、同じくグーグル・トレンドに「すき焼き」というキーワードを入れて得られた結果です。
やはり、秋ごろからトレンドが増加して、年末にピークを迎えるというパターンになっています。すーぱーでは、秋ごろに、まだ寒くもないのに、気温が25度を切ると、すき焼きなどの品揃えをすると、売れるそうです。しかし、今後はグーグルトレンドなどをみて品揃えを決めるところもでてくるかもしれませんね。

Kizasi.comでは、本日のブログで使われたキーワードの順位を示しています。これは、説明するより見ていただいたほうが早いので、下にURLを掲載したのでご覧になってください。
http://kizasi.jp/

kizasi.comでは、それだけではなく水着というキーワードを入れると本日水着に関して掲載されたブログの中からキーワードを示します。 さらには、キーワードのトレンドのグラフも表示されます。

5月22日(火)に語られた水着といえば…

1本 女子高生 100円 アイドル動画 ダウンロード販売 水着姿 プール ラコステ 画像 彼女 スクール水着 詳細 ビキニ アイドル 動画 グラビアアイドル デビュー 極小 キャラクター 写真 しょこ DVD グラビア 登場 撮影 写真集 着て 温泉 秋葉原情報 見る 続き パンツ 後藤真希 読む いい 流行 ブログ
上記の一本という、キーワードが気になっので、クリックしてアクセスしてみたところ、あるブログにつながり、そのブログからさらにリンクがはってあって、DMMという動画配信のサイトにつながっていました。そのサイトのキャッチフレーズは、「人気アイドル動画をダウンロード販売!水着、グラビア、女子高生など1本100円から!」でした。1本とは、この1本を意味していたのですね。ちなみにどんな動画なのか下にその画像を表示します。

アダルトまではいかないようですが、若者向けのちょっとHな動画配信サイトのようです。多くのブログで、このサイトの紹介をしていることがわかりました。このサイトではきっとキャンペーンを張っているのだと思います。kizasi.comには、これらと思しきブログが10件掲載されていました。おそらく、ブログにこの動画配信サイトの紹介をするといくらかもらえるのだと思います。kizasi.comでは関連したブログを表示するだけではなく、関連した画像も表示します。水着に関して何か書こうと思ったときこれを見ると非常に参考になります。少なくとも、本日は水着について何か書こうとしたら、こうしたキャンペーンが張られていることは意識しなければならないでしょう。

それから、ちょっとHな若者(というより普通の健康な若者と表現したほうが良いかもしれません)のニーズに対応するため、動画配信会社、ブログを掲載する会社(積極的にアライアンスしていないことが、わかりました。ブログから画像配信会社に飛ぶ直前に「これかから○○とは関係ないサイトに移行します」などというようなメッセージが表示されました)、ブロガーの間でアライアンスが組まれているということです。こうしたアライアンスはこれからのビジネスでは多様されていくでしょう。もしこの会社が自分のサイトだけで、動画を紹介していたら、多くの顧客を獲得するチャンスを失うことでしょう。

Yahooのブログ検索では、ブログのみのトレンドを見ることが出来ます。水着というキーワードを入れると水着のキーワードのトレンドを期間を指定して細かくみることができます。これも、説明するより、実際に見ていただいたほうが判りやすいので以下のURLをご覧ください。

http://blog-search.yahoo.co.jp/

その他の分析ツールで、キーワードを入力するとポジティブな表現とネガティブな表現を表示するものもあります。gooでブログ検索をすると(ログインする必要があります)、検索結果の右側に評判グラフというグラフがでてきて、良い評判、悪い評判などが表示されます。これも、ブログをつくるときに役立ちます。

ながながと書いてきましたが、いまやブログを一つ書くにしても、このような無料で参照できるツールが多く出てきて便利になったということです。 なぜ、こんなツールがでてくるかといえば、先ほどの水着の例でいえば、若者の見たい動画を配信することで、配信会社も利益が上がるということです。だから、こそわざわざこのようなことをしているというきことが見て取れます。一つ勉強になったような気がします。

2007年5月21日月曜日

子供を育てることについて

以前散発的に、受験勉強のテクニックみたいなことを掲載したことがありますが、今回はこれをまとめて掲載し、さらに私の思うところも付加したいと思います。

私は、受験勉強にあまり苦労したことがありません。私は北海道大学出身ですが、大学に入るのにさほど苦労したという意識も記憶もありません。親戚では、父方のほうの私の同年輩(いわゆる、いとこ)にあたる人たちは、東京大学、東北大学、千葉大学などに入りました。母方の方は、早稲田大学、慶応大学、上智大学などです。一人甘やかされてあまり勉強しなかった子で愛知医科大学に行った子がいますが、この大学だって医学部ですから、地方の良い大学に入る程度の学力は必要だと思います。

無論私も、この私も親戚の人たちもそれ相当の受験勉強はしています。ただし、変な苦労はしていません。世間でいうところの常識とはかけ離れた勉強法をしていたかもしれません。そうして、親戚の中でもある程度共通した内容の勉強法があったと思います。

それは、以下のようなものです

1.英語はとにかく、リーダーというものは、中学でも、高校でも内容を暗記していた。
これは、非常に非合理的に感じられるかもしれないが、明治の先達は全部これを行っています。少ない教材の内容をとにかく、お経のように全部何回も何回も読んで、暗記してしまう。誤解しないように強調しますが、あくまで英語の方を覚えるということですよ!ある人で英語ができない人で、自分の神童ぶりを自慢している人がいましたが、どうしてだろうと不思議に思っていました。ある日判明したのが、なんとこの人、訳した日本語の方を覚えていたそうです。これでは、英語の学習になりません。

とにかくこれを行うことにより、文法からイディオムなども完全に覚えます。英語はまずこれをやって、余力がでてきたら、他のことも手がけること。(リーダーも暗記もしないうちに、他に手を出すなということ)

2.数学(その他理科関係)は暗記科目
数学は応用ではなく、暗記科目であることの認識。とにかく、暗記が重要で、学校で与えられる問題集の教材など、模範解答例は完全に暗記してしまうこと。その問題を解答するには、頭ではなく手が覚えているような状況にもっていくこと。ある大家の数学者が、数学という学問そのものも、記憶や暗記が重要であることを強調していました。

3.社会科に関しては、マインドマップ的な覚え方をしていた
とにかく、教科書などから、キーワードを引き抜いてきて一枚の紙に落とすなど、マインド・マップのように系統的ではなかったが、近い感じのことをしていた。現代ならマインド・マップをつくるべきです。

これらは、親に教えられた側面が大きかったと思います。以上のことを確実にお子さんに実行させることができれば、誰でも簡単に私の母校の北海道大学程度ならやすやすと入る事が出来ると思います。本当はここに東京大学と書きたいところですが、自分自身が経験していないことを書くことは無責任ですから、敢えて書きません。

それと、家庭環境というものもあるかもしれません。私の父は昔から、朝食のときにはドイツ語のカセットテープをかけてしまた。私は、子供ころから毎日、毎日これを聞かされたので、簡単なドイツ語は小学生の高学年でなんとなく覚えてしまいました。こうした、環境も受験テクニックだけでなく、重要になってくると思います。

こうした、環境づくりなどに関して、以下の書籍を参考になさってください。
伸びる子の法則 は、環境づくりに関することも記載されています。おおいに参考になると思います。
伸びる子の法則
この記事はブログルポの依頼により執筆しました。

2007年5月20日日曜日

地図を活用したSNS『ちずる』

『ちずる』DCキャッシュワンが運営しているSNSです。ちずるは、地図を活用した全く新しいSNSです。『ちずる』に入るとGooglemapに自分の家を登録することができます。無論日本国内の自分の好きな場所にです。ここで簡単に『ちずる』の楽しみ方を掲載します。

◆ちずるの楽しみ方
【その1】 家を登録します!ちずるにアクセスしたら、まずは自分の家を地図に登録します。登録した家の近くのクチコミ情報を手に入れたり、近くに家を建てた人たちとのコミュニケーションを楽しめます。家は、実際に住んでいる場所に登録する必要はありません。興味のある地域や、よく遊びに行く場所など、自由に登録できます。

【その2】 ご近所さんにご挨拶家を登録したら、自分のマイページがご利用できます。マイページに表示されるご近所マップには、たくさんのお友達の家が表示されています。まずはご近所さんのマイページを訪問して、訪問帳に挨拶をしてみることができます。

【その3】 マイ地図を作ろう!マイページには、ご近所マップだけでなく、クチコミマップも表示されています。このクチコミマップは、自分がクチコミを投稿したスポットだけが表示されるマップです。自分が訪れたお店や観光地など、自分の思い出を地図に残すことができます。自分だけの地図を完成させてみてください。

以上は、入ってすぐに理解した内容です。まだまだ豊富な機能がありそうです。それは、追ってまた報告させていただきますが、まずはご自分の目でお確かめください。無論無料で登録できます。

SNS ちずる←クリックしてください。ちずるに入れます。

私はとりあえず、千代田区1-1東宮御所に登録してみました。お公家さんの言葉になんとなく、愛着があったので、何気なく登録してしまいました。ご近所様には「麻呂はルンバ山田(ハンドルネーム)でごじゃる。先ほどお目にかかった嵯峨山様は元気であらっしゃいました」などと挨拶しています。

この、ちずる、まだ使い始めたばかりなので、その効果のほどはまだわかりませんが、かなりの潜在可能性があると思います。ちょっと思いついただけでも、

①自分の好きなところ、あこがれている場所に仮に住んでみる。
たとえば、 暖かいところに住んでいる人であれば、雪の降る寒い町に住んでみるとか、寒いところに住んでいる人は暖かい町に仮にすんでみるとか。都会の人は田舎に、田舎の人は都会に住んでみるとか。遠距離恋愛している彼氏や彼女のすぐそばに家を登録するとか?
②以前住んでいたところに家を登録する
子供のころに住んでいた、まだ友達も存在するところに家を登録してみるなど。
③マーケティング調査
従来だと地図をみるだけでしたが、バーチャルな住民が住んでいるですから、そのバーチャルな住民にあたらに立てる店などの、アンケートや、希望、要望など聞いてみるなど。宅配ピザのテンフォーのような業種では非常に重宝しそうです。

とにかく思いついたのはこれくらいですが、まだまだ沢山利用方法がありそうです。
下のバナーをご覧になってください。『ちずる』に入ることができます。
↓下をクリック!
SNS ちずる

2007年5月19日土曜日

wizliにマインド・マップのコミュニティーを設置しました

wizli(ウィズリ)はご存知でしょうか?これは、ビジネス・パーソンを対象としたSNSです。ミキシーなどの、お子様中心のSNSに飽きた方は一度お試しになってはいかがでしょうか?このSNSはミキシーのように紹介がなくても入れますし、紹介で入ることもできます。下の画像をクリックするとwizliに入ることができます。

なお、コミュニティー開設に伴い、残念ながらWizliにはファイル交換の仕組みがないため、新たに「マインド・マップ研究会」のグーグル・グループも開設しました。

このグーグル・グループは、誰でも入ってファイルをダウンロードできます。現在あるファイルは五つて゜、ドラッカーやコトラー等の著書のあらすじをマインド・マップ化してあります。なお、このマインドマップをダウンロードしてご覧になるためには、以前紹介させていただいたように、無料のソフトウェア、フリーマインドをダウンロードしておく必要があります。

「マインド・マップ」研究会のURLは以下です。

http://groups.google.co.jp/group/mindmapstudy?hl=ja

中身を見たり、ファイルをダウンロードするためには、あらかじめGoogleのアカウントを取得しておくひつようがありますが、アクセスすれば、アカウントを取得するようにメッセージが出てくると思います。

なお、念のためフリーマインドのダウンロード先も掲載させていただきます。

http://www.freemind-club.com/

興味ある方、あるいはよくビジネスなどでマインド・マップを日ごろ使われるている方是非ともwizliのコミュニティーもしくは、グーグル・グループにご参加ください。

私自身あまりマインド・マップに詳しいわけではありませんが、多くの方の知恵をいただき充実した内容にしていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。


2007年5月18日金曜日

Google Analiticsで調べた利用ネットワーク順位

アナリティクスで調べたこの1ヶ月の累計のブログ利用ネットワークの順位は以下のようになりました。

上位5位よりならべてあります。

1位は、オーディンフーズ経由、当社の社員などがアクセスしているということです。ところが、2位と4位はNew Media Co.,Ltdとなっています。これは渋谷に本社のある、ニューメディア総研という企業に関連するネットワークです。この会社もしくは関連の方のアクセスが結構多いということだと思います。ニューメディア総研の皆様いつもアクセスありがとうございます!

1位 Odin Foods Company 29.76%
2位 New Media Co.,Lt 20.76%
3位 japan network information center 19.72%
4位 new media co.ltd 4.84%
5位 Open computer Network 4.50%

これを出すと、ニューメディア総研の人には、どれくらいアクセスがあるブログなのかわかってしまいますね。私個人の知人・知り合い以外の人からこれほどのアクセスがあることをありがたいことだと感謝しています。

ニューメディア総研、どんな企業かと思い、少し調べさせていただきました。

たとえば、駅収入管理システムを作っている会社なんですね。


これは、JRにおいて駅や車内での乗車券等を発売した時の収入を集計し、JR会社間の清算を行う業務を、システム化したのが駅収入管理システムです。このシステムにより膨大な業務の省力化が図れ、収入に関する情報の即時把握を行って経営判断に供することができます。NMSでは、このシステムの開発に携わっているそうです。


ニューメディア総研の皆様、本当に有難うございます。ブログを運営していて、いつも気になるのは本当にどのような方が訪れているのかということです。

ニューメディア総研の方に限らず、何か問合せや要望などございましたら、是非メールなど発信していただきたいと思います。

私のメールアドレスはYamada.Yutaka@gmail.comです。これからもよろしくお願いいたします。

2007年5月17日木曜日

アマゾン在庫一掃セール

アマゾンで在庫一掃セールやっています。下の画像をクリックするか、右バナー郡の中のリンク集から是非、私のアマゾンストアにお立ち寄りください。私のアマゾンストアでは、在庫一掃セールのみの販売を行っています。よろしくお願いします。

2007年5月16日水曜日

ファストカジュアルって?!-テンフォーは?

以前、ビジネスモデルのターゲットを掲載したときに、「ファストカジュアル」という言葉を何ら定義もせず使用しましたが、今回はファストカジュアルの定義とさらに、この言葉とテンフォーとの関わりあいを掲載します。

ⅰ.フードファクトリー10.4は最初からファストカジュアル
当社の宅配ピザ『フードファクトリー10.4』の商品は宅配ピザとしては、もともと高品質であり、一枚から手作りであり、米を食べる国にあわせた商品づくりを実施してきました。もともと商品を作成するのに他のピザ宅配チェーンのものより時間と手間がかかります。そのため、配達時間が余計にかかります。

店内に入ると、テイクアウトができてファストフーズ様のつくりであり、まさしく設立当初から現在最もトレンディーで脚光を浴びているアメリカ国内で成長が著しいファストカジュアル業態※(2005年当時、年率20%近伸び率)でした。

モスフードの「緑モス」や、マクドナルドの「マックダイニング」(結局失敗し今は営業していない)のようにアメリカから輸入したコンセプトで実施しているのではなく、設立当初からファストカジュアルにごく近いコンセプトで運営してきました。 無論100%同じコンセプトではありませんが、95%程度は同じといえます。 下は、緑モスの写真です。モスバーガーの緑モスです。モスバーガーは、最初からファストカジュアル的だったとは、思いますがテンフォーほどではなかったと思います。
テンフォーでは、ありとあらゆるものが、手作りだったのを思い出します。お客様の要望を満たすため、ソースからなにから何まで手作り、食材に関するこだわりは尋常ではなかったと思います。創業当時の従業員の苦労は大変でした。ノウハウを直輸入したピザハットやドミノピザなどとは出自が違います。、


この「和風元祖ファストカジュアル」に関しては、現在の当社の社員にはなかなか理解できないようです。最初からそうだったので、かえって判りにくくなているものと考えます。かえって、渋谷近辺に出没する若者達や、渋谷に勤めるピザハットの本社社員の方が、判りやすいかもしれません。顧客に理解されないものは販売できません。都内にファストカジュアルの考え方が定着しつつある現在、テンフォー=ファストカジュアルという考え方(たとえ100%イーブンではないにしても)はお客様に受け入れやすいのではないかと思います。しかも、小麦粉は100%北海道産であり、北海道発というイメージはいかにも都会受けすると考えます。

ⅱ.顧客のニーズを満たすためには日米の地域差をのり超えた当然の帰結?
特に設立当初から4~5年では使用する食材も冷凍食品が少なくソースそのものや他の食材も手作り部分が多く、まさしく完全に『元祖和風ファストカジュアル』と呼べる業態でした。

ただし、創業当時はオープンキッチンスタイルの店舗は少なかったため、青森市内で最初に開店したときには、ファストカジュアルという業態(当社自体も『当社独自のコンセプト』などとして、説得力のある説明ができていなかった)を顧客が理解できず、ファストフードと勘違いして、男性顧客がテイクアウトの時間指定をしてその指定時間の5分、10分前に店にやってきて「まだできないのか!?」と声を荒げるものも多く見られました。

多くの顧客が、テンフォーはファストフードであり商品もスーパーにおいてあるようなすでにトッピングもしてある冷凍ものと同じように、冷凍庫から出して電子レンジで2~3分間温めて出すファストフードと思っていたようです。

しかし、結果として『元祖和風ファストカジュアル』は青森市民にも受け入れられ、爆発的に成長し青森市は現在でも当社のドル箱となっています。これは、1990年代初頭の頃である。時を同じくしてアメリカにも同じようなことが起こっていました、いわゆる現在ファストカジュアルと呼ばれるさまざまな業態が産声をあげていました。新たな消費者ニーズに真摯に応えようとした結果、国は違っても同じようなコンセプトが同じような時期に発生していたのです。

ⅲ.なぜ10.4は地方都市に出店して大都市にはあまり出店しなかったのか?
当社のフードファクトリー10.4は地方においては圧倒的な支持を得てきたが、大都市部ではなかなか認知されてきませんでした。それはファストフードやファミレスなどが全盛であったためこうしたコンセプトが幅を利かせていて都会では当社のコンセプトがなかなか理解されなかったためでした。 テンフォーの説明のしかたは独自のコンセプトなどとして、判りにくいものでした。
地方都市では比較の対象が少なかったため、比較的素直に受け取られたという経緯があったものと考えます。

アメリカ国内でも、ファストカジュアル業態は当初は地方都市で発祥し、地方で絶大なロイヤリティを得ていて、その後に都市部に進出してきてから爆発的な成長をし全国的に認知されたという業態が多いです。

日本国内でファストカジュアルという言葉が定着しつつあることを機に従来は当社の独自のコンセプトとして説明しにくかったコンセプトが日本の大都市部も含めた社会に大々的に受け入れられる機運が高まってきたいうことです。また、当社自身もチーズの仕入れ価格が中国などの影響を受けあがりつつあるのに、敢えてチーズの量を平均30%増やし、質にこだわるというファストカジュアル的要素を深めつつあります。 もうそろそろ、テンフォーも都心に店を出してもよい時期にさしかかっているものと考えます。さらには、アジア、ヨーロッパ、アメリカに進出しても良い時期ではないかと考えます。


※ファストカジュアル (2005年当時の日本経済新聞からの抜粋)
ファストフードとカジュアルレストランの中間的な業務形態の飲食店。アメリカで高額所得層を中心に人気上昇中で、市場規模は70億ドルと言われる。セルフサービスによる短時間提供でありながら安全で新鮮、店舗も洗練されているのがウリ。洗練された店舗とはいっても従来の薄暗いニュヨーク、シカゴタイプの落ち着いたリッチな雰囲気ではなく、オープンキッチン型などでカリフォルニアなどの解放感溢れる明るい雰囲気の店構えである。日本の外食業界でもこの形態は注目され始めており、モスバーガーはこれまでの店舗をファストカジュアル形態の「キッチンモス」に徐々に転換していくと発表。高級路線バーガーの販売や喫煙席もしくは完全分煙の設備などの基準を設け、3年間で1000店舗以上の転換を目指す。ジェイアール東日本フードビジネスは「ベッカーズ」のファーストカジュアル店舗を、すかいらーくの米国法人ラークヒルズ・コーポレーションはシアトルに「桃風」をオープンした。狂牛病や鳥インフルエンザなど食の安全性に消費者が敏感になっている現状から見ても、今後支持が高まるのは確実と言えそうだ。

2007年5月15日火曜日

マインド・マップ-フリーマインド(無料のソフトウェア)

ここしばらく、ビジネス・モデルのターゲットを掲載してきました。これは、もし渋谷などの都市にピザを販売するとしたら、ターゲットとしてはどのような層を狙うかという基本的な考えたを示したものです。本日はその話題からは離れて、マインド・マップに関して掲載します。

ビジネス・モデル自体や、ターゲットを考えるとき、その他いろいろ考え事をするときに、頭の中身や、多数のデータを整理するのに、マインド・マップは非常に役に立ちます。

マインド・マップとは表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを図の中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを繋げていくことで、発想を延ばしていく図解表現技法です。この方法によって複雑な概念もコンパクトに表現でき、非常に早く理解できるとされ、注目されいます。 人間意味ネットワークと呼ばれる意味記憶の構造によく適合しているので、理解記憶がしやすくなっています。
本来はペンで描くものですが、コンピュータ上で描くための専用ソフトウェアもいくつか存在します。


下記のURLでマインド・マップ用のソフトウェアである『フリー・マインド』の説明と、ダウンロードができます。


皆さんも是非試してみてください。手書きも良いのですが、手直しをしたり、書き加えたり順番を変えたりということになると、やはりソフトウェアで書くほうが便利です。

下は、マインドマップのガイドラインに関するマインド・マップです。手書きマインドマップなどではできない、ノード(枝)の折りたたみが自由にできます

マインド・マップは東大受験のドラマ「ドラゴン桜」にも出てきた手法です。以前に、英語の勉強の仕方で、リーダー3年分丸暗記が最も効果があがると書きましたが、これに加えて社会科関係の事項をマインドマップにすること、それともう一つ数学、特に受験数学は暗記科目(数学の大家も学問としての数学も暗記、記憶が重要だと語っていました)だと悟れば、大学受験で相当難しい大学(東大医学など)など受験するというのでなければ、十分合格できると思います。私の母校の北海道大学くらいであれば、さほど苦労することもなく楽に合格できると思います。

もしマインドマップをご存知でなかった方は是非、ご自分で使って見てください。何か物事を考えているとき、これを使ってみると整理が簡単です。さらに、何か考えていたつもりでも、いざマインド・マップに書き込もうとしても書き込めなければ、未だ情報が十分集まっていないか、良く考えが練れていないかのどちらかです。

それからお子さんがいらっしゃる方は、お子さんにこれを教えあげるといいと思います。最初は、教科書の目次をそのまま入れ、後は各項目からキーワードをピックアップして書き込むなどすれば、十分と思います。さらに、自ら工夫していくつかのマップをつくるようになれば、いわゆる暗記科目なども心配しないすむようになります。以前インターネットを見ていたら、子供用教材を販売していて、価格が9,800円でした、案内の中身を読み進むと、何のことはない、マインド・マップの説明でした。しかも、ソフトウェアもつかず、解説書だけでこの値段です。この先にご紹介したサイトをご覧になれば十分な内容です。是非ともこちらをご利用ください。日本では、まだ珍しいようですが、外国の留学生でノートをとるにマインド・マップ方式でとっているのを何回も見たことがあります。こうしたツールは使いこなして、初めて効果がでてくると思います。

下に私のお勧めのマインド・マップ書籍を掲載しておきますので、よろしかったらご覧になってください。以下から直接アマゾンで購入できます。よろしく御願いいたします。


2007年5月14日月曜日

ビジネスモデルのターゲット(4)

(3)ボリュームターゲット(10年後は日本国内ではサブターゲットもしくはメインターゲット、海外ではボリュームターゲット)
①年齢層
50歳以上 FFに慣れ親しんだ都市部のシニア層 体の機能が低下し始める層(骨折予防には蛋白質とカルシュウム)
②特徴
この世代ではさすがに「負け組み」「勝ち組」の差は昔から歴然としていました。たとえば、銀行であれば、相当前から取締役など経営者になれない社員は50歳以上になると賃金はあがらず、通常職位は解かれ50歳以上の人たちの特別な職位で業務を遂行するというようなことが行われていました。市場経済化してより、この傾向はさらに顕著になってきました。従来は負け組みであっても区別されることはなかったが、最近では区別されることも多く、「負け組み」が「負け組みで」であることを認識せざるを得ない状況になりつつあります。

この世代は、他の世代と比較するとはるかに大きな多様性が存在する世代です。経済的にも成功者は世界で有数の資産家であり、逆に貧困層も多く存在します。学歴も小学校卒から大学院卒まで多様。健康度合いも、60歳台の寝たきり老人から80歳台の現役政治家・社長、医師なども存在します。

我々ががターゲットとするのは、「普通組み」(勝ちでも負けでもない層)、「勝ち組」層です。日本では「普通」であっても、我々の進出するアジア・オセアニアでは立派な金持ち層です。この層をここでは『シニア層』と呼ぶことにする。この層で、都市部に住んでいる、あるいは過去に住んでいた経験のある人であれば、若い時代にFFなど経験したり、海外留学や旅行の経験をしたりしているため、我々の業態にも馴染めるはずです。



自ら進んで行かないとしても、子供や孫と一緒に入ること、あるいは若い人たちと一緒に利用することなどにさほど抵抗感はないと考えられます。さらに女性に関してはこの層がもっともピザ(レストラン、宅配、手づくりを含めて)過去1年間もっともピザを食べたとか、ピザを食べるときにワインを飲む率が最も高いなどのアンケート調査もあります。消費の牽引役として今後注目していく必要があります。

函館市立函館病院のシニア層(医師など)は、コンビニに入ることにさほど違和感を示しません。負け組み(低所得の入院患者)は「コンビニ」に入ることに違和感を覚えがちです。さらに、コンビニでお握りを買うことに激しい抵抗感を覚えます。特に自分で買うのでなく他の人が買う場合でも「もったいない」と感じていて、「お握りとはそもそもコンビニで買うものではなく、自分のうちでつくるものである」という固定観念を持っています。また負け組みは「やれ昔は大変だった、貧乏した、苦労した」を連発する人が多いです。(函館市立函館病院にてインタビューした中高年者につき、このような顕著な傾向が見られた、特に医師などのシニア層と、その他の職種の中高年層、入院患者などの中高年層との間では認識に大きな差異が見られた)

2007年5月13日日曜日

ビジネスモデルのターゲット(3)

(2)サブターゲット(今後5年間程度、それ以後日本国内ではメインターゲット、海外ではサブ)
もともと、内容がある報告書からそのまま引用していますので、なかなかわかりにくい点もあると思います。判らないことや疑問があれば、連絡をください。

①年齢層
30歳~49歳 都市部のアダルト 働き盛りの層(生活習慣予防に食物繊維が強い味方となる)
②特徴
この層は、メインターゲットと比較すると席朝族や外朝族は少ないがそれでも朝食市場を形成する程度には存在します。この層では大まかに二つのグループに分かれます。まだ、日本が市場経済化されておらず統制経済下にあった時代には均一性があり、いわゆる単なるひとつの「おじさん、おばさん層」だったが、市場経済化が進み、負け組み、勝ち組がこの世代でもはっきりするようになってから大まかに二分化できます。


おっさん達が集まる立ち飲み処一つはいわゆる「負け組」みもしくは「負け組みに準ずる層」で、いわゆる「おっさん」「おばさん」層です。もう一つは、「勝ち組」もしくは、負け組みになることが決まっていない「勝ち組に準ずる層」であり、これらを統一してここでは、『アダルト層』と呼ぶことにします。当社目指す新業態は、ここでいうアダルト層を目指します。我々が進出するアジア・オセアニアでは出生率も高く若い層に対して、アピールする業態を目指します。そうした中で「おじさん」「おばさん」層にアピールするような業態は、これらアジア・オセアニアの比較的平等で上昇志向の強い若い層に関してはアピールしません。
上は恵比寿の立ち飲み屋さんです。




いわゆる憧れの対象にならなければならない。「おっさん」「おばさん」層が店に入ってくることを最初から拒むものではないが、これらの人たちが店内に多く出入りするようになれば、業態開発は失敗したみなすべきです。



渋谷などの繁華街で立地を選択するにしても、最初からオジサン、オバサンが多く集まるようなところに立地していては最初から失敗です。下に「繁華街、駅前」のごく一般的な立地のシミュレーション図を掲載しましす。

我々が立地すべきは、無論おじさんエリアではなく、ヤングビジネス・OLエリアです。

2007年5月12日土曜日

ビジネスモデルのターゲット(2)

ⅱ.緑の豊富な都市部での外昼食
函館市柏木町近辺 。緑が少ない。



渋谷近辺。緑が多い。



上記の航空写真は函館柏木町近辺と東京渋谷近辺の航空写真です(縮尺は両者とも同じ)。渋谷近辺では緑が多く、神宮公園、代々木公園などが青々としています。さらに、随所に小さな緑が見て取れます。渋谷区立公園だけで110もあります。


これに比較すると函館の場合は極端に緑が少なく、五稜郭公園と競馬場の一部とそれ以外にわずかに緑があるだけです。さらに、渋谷などの大都市の場合、函館などの地方都市とは違って公共の交通機関が発達しています。渋谷近辺では昼ご飯時になると、公園でお弁当やテイクアウトしたお握りやお総菜を広げて食べる姿です。

しかし、函館ではそのような光景は滅多に見ません。あるとすれば、お花見などのときくらいです。函館の場合だと普段わざわざ外で食べるという感覚はありません。さらに、休み時間などに公園に足をのばして行ってみようなどと考える人も少ないです。

渋谷などでは通勤で長い距離を歩くのは当たり前のことで、休み時間に公園を散歩しついでに昼食をとってしまうなどということは日常茶飯事の風景です。さらに、渋谷などの公園で食事をとる人々を見ていると、多くの人がいわゆるマンウォチングをしていることがうかがわれます。インタビューをした女性も、公園では行きかう人々を見ていることが楽しみの一つであったと語っていました。公園などで良く食事をする大都市部の人々は、こうしたマンウォチングをするため、流行やトレンドに敏感になります。さらに、開放的で明るい雰囲気に普段から慣れ親しんでいます。

神宮公園入り口
青山霊園付近

噂のネオ屋台には女の子がこぞって行列

これは函館などでは見られない光景です。都心部であれば、こうした公園がたくさんあることと、昼食時にレストランなどが混雑することや、函館などに比較すれば、冬でも比較的暖かいなどのことがあり、インタビューした女性も、昼は良く公園などで昼食を摂ったと語っていました。近くに大小種々様々の公園があるため、みんなで誘いあわせて行っていたといいます。いわゆる普通の公園だけではなく、勤め先の近所の病院や官公庁などの公園も良く利用したといいます。さらに、こうしたライフスタイルの延長上に、屋台の利用があります。ネオ屋台も繁盛している。屋台も都内であれば、いわゆる昔からのオデンや、ラーメンだけでなく、さまざまな種類があって同僚同士で誘い合わせて良く行ったものであると語っていました。また、テラスの多さも函館とは対象的です。

ⅲ.好奇心の強さと飽きっぽさ
この層は特に好奇心が強く、新しい店ができたり、新しいサービスがあったりすると口コミ情報がすぐに流れます。渋谷近辺だと、飲食店も数限りなくあるため、特に口コミ情報が重要だといいます。

新しい店ができたとしても、いつまでも同じような商品で特に品質も良くなければ、すぐに飽きてしまう。季節には敏感で、たとえば「早春のアスパラの○○」とか「秋の京ナス××」などの商品が出るとついつい買ってしまうといいます。

さらにこの層の女性では、ワインブームの置き土産ともいうべき現象で外食して夕食ということになるとほぼすべてがワインを選択します。インタビューした女性は、渋谷の「タントタント」では、店のグラスワイン用の業務用の大きなワインを開けてもすぐになくなってしまう光景を何度も見たといいます。

赤・白ともにかなりの需要があるという。また、「タントタント」との商品に関して非常に高い評価をしておりパスタもピザも良かったと語っていました。テンフォーのピザに関しては、評価が非常に高くタントタントより味的には良いと語っていました。この水準のピザであれば十分渋谷で販売可能で、売り方さえ間違わなければ必ず成功するだろうと語っていました。

渋谷にもいわゆるイタリアン専門店が林立しているが、ピザなど食べてみるとそれほどでもなく意外であったと語っていました。いわゆるイタリアン専門店でお気に入りもあったが、そこの店が気に入っていたのはいわゆる小さなデザートピザがありそれが気に入っていたのと雰囲気だけであり、本命のピザはそれほどではなかったと語っていました。

ⅳ.どんな店が入りやすいか?
最近はカリフォルニアタイプのオープンキッチンの極めて明るいタイプの店が出店しつつあるため、やはりインタビューでもまず第一声が「明るい店」ということでした。さらに、グループでならどんな店でも同僚や友人と一緒に厭わず入るが、一人であれば、ファストフード形態の店が一番入りやすいとのことだつた。これらを総合すると、この層ではファストフード型が普及して安心感を感じる一方で品質にこだわりがあり、明るい内装が好みであることから、最近アメリカで一番伸びている業態であるファストカジュアル業態(後述)に近い業態であると考えられます。

ⅴ.癒しが最大のキーワード
日本のサラリーマン(雇用者)の平均所得は年間400万円台、事業者のそれは昨年はじめて600万円台を割りました。渋谷でも一部上場企業などに勤めているメインターゲットのOLは勤務年数が長くなると年収500~600万円前後は普通です。

こう聞くと高いように感じるが、市場経済化の進行により都市部ではリストラも進み若い層にその皺寄せが及んでいます。若くても、女性であっても正社員であるからには責任ある業務を任され日々四苦八苦してプレッシャーを感じています。場合によっては地方都市の幹部より責任の重い仕事をしています。

残業、早出になることもしばしばであります。家に帰るにも地方都市よりははるかに時間がかかる。だからこそ、高い賃金を対価として受け取っています。だからこそ、地方都市では珍しい朝席や外朝をする、スーパーでなくコンビニエンスストアで洗濯用石鹸や日常品を買い込みます。少しでも時間を節約して自分の時間を持ちたいからです。

だからこそ昼広々と開放的な公園で食事をしたいと思う。新業態ではこれらのメインターゲットのニーズに応えるとともに、こうしたライフスタイルをとるその根底にあるものは「癒し」であることを忘れてはなりません。アメリカで「ファストカジュアル」の業態が従来は地方で絶大なロイヤリティを得ていていながら、なかなか都市部には出店できなかったのが、都市部に出店しだし知名度を向上させ、猛烈な勢いで成長しているのは、この「癒し」というキーワードに着目しそれを実現したからに他なりません。特にカフェ業態はその傾向が強いと思います。

2007年5月11日金曜日

ビジネスモデルのターゲット(渋谷で飲食店を出店する場合)



ビジネスモデルのターゲット
(1)メインターゲット (今後5年間程度、それ以後は日本ではサブターゲット、海外ではメイン)
①年齢層
18歳~29歳 都市部のヤング層 ライフスタイルに変化がある層(栄養バランスが重要な世代)。女性に重きを置く。男性は女性に連れられてきたり、グループで来る場合を想定する。



大都市部(渋谷)で数年OLの経験をした人((株)サトー、東証一部上場企業、本社秘書課勤務、最終職歴秘書課長、2002年退職)からのインタビューによれば、渋谷や恵比寿などでは、この年齢層は完全に朝席族か外朝族であることが判明した。残業が遅くまであったり、朝が早やかったりする人が多いため、この年齢層のほとんどの人が朝食を家でとらず、会社の近くのファスト・フード(ファースト・キッチンの小さなピザ)で食べるか、コンビニなどでテイクアウトして会社の自分の席で食べるという。
女性の場合もほとんどこうした形で、早く会社に出勤する女性は、自分の席で食事をとるが、勤務時間ギリギリで来る人たちは、給湯室や更衣室で食べていたそうである。上司(インタビューした元OL)もそれを知っても10分前後なら黙認していたそうである。

大都市の朝食需要は非常に大きいものがあることが判明した。このスタイルは、ニュ-ヨークなどでは20年ほど前から当たり前の光景であったが、日本も市場経済化されるにあたり極力余分な時間を削減する時間への欲求が高まってきたことを物語っている。この世代では日本国内は均一的である。経済的にも極端な差はない。日本の平等な社会ではこの年代では、後半になってくると別だがまだあまり「負け組み」「勝ち組」の意識も希薄である。しかしながら、経済的な水準は明らかにライフスタイルに影響を与えることから中以上を狙う。





2007年5月10日木曜日

函館、渋谷人口比較など

まずは、一般的な函館と渋谷の人口比較など掲載したいと思います。渋谷に若者向きの業態(業種ではなく、商売のあり方で分類する方法)を設立する是非について掲載します。

アジア・オセアニアの人口動態を調べてみると少子高齢化の傾向が著しい日本とは違い、まだまだ出生率も高く若年層が圧倒的に多いです。日本においては相当少子高齢化が進んでいますが、若い世代は東京などの大都市に集まる傾向が高く、大都市(人口100万以上の都市か、100万以上ではなくても区制を敷いている都市)ではまだ若年層の数が多いです。東京や関西圏などを除き地方都市では、若年層は相当数が減り、現状では50歳台が一番多く、これからもさらに高齢化していきます。日本国内とアジア・オセアニアではおのずとメインターゲットは違ってきます。



渋谷の若年層の人口は減りつつありますが、東京区部の年齢別人口増加率から、平成7年から12年の20から24歳(現在は、25歳から29歳)の増加率が最も高かったため、渋谷以外から日々来る若年層の数も合わせると、まだ若年層相手の業態は、今後10年程度は十分成り立つものと考えます。
函館市日本の大都市部でも最近は少子高齢化に対応する動きが顕著になってきています。このようなときに都市部に若年層を狙った業態を確立することはいささか時代遅れの感がありますが、5年以内に業態を日本国内で渋谷などの先進的でファッショナブルな町によるブランドを構築しこれを海外に用いるのが妥当と考えます。5年以降は日本国内ではすべて少子高齢化に対応できる業態へとシフトすべきです。函館市ではすでに高齢化が相当進んでいまする。さらに、近隣から若年層が函館市内に流入する数も少なく、少子高齢化に対応する業態を開発するには適した土地柄です。

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