上はプレイステイション3のテレビコマーシャルの動画。高級レストランでの食事。
その理由は、まず手の場合、『私は食事と会話を楽しみに来たのです。剣や銃など持っていませんよ。』という姿勢を見せる為なのです。 次に、バッグの件ですが、お料理のサービスは必ず左側から行われます。その左側にバックなどがあると、サービスする方の流れをさまたげる結果になるので、必ず右側に置きます。これも、相手に対する心使いです。背中と椅子の間に置くのがタブーなのは、姿勢が崩れるからです。これらを守れば、この気持ちは食事の相手やフロアサービスの人達にも自然と伝わり、最高の食事を頂くことができるでしょう。
ナプキンの取り扱い-レストランでは、綺麗にナプキンがお皿の上などに折られて置いてあります。ナプキンを取るタイミングが分からなく、サービスの方に「ナプキンをお取りください」と声をかけられた方もいらっしゃると思います。 さて、ナプキンの取るタイミングはいつでしょうか?それは、お料理の来る前でしたら、椅子に座った段階でいつ取っても良いのです。ただし、『女性が取った後に男性が取ります。』これは、席に座る時も同じです。必ず女性が座ってから男性は座ります。まさに、レディ・ファーストです。レディ・ファーストは特に洋食のレストランではきちんと守る姿勢が大事です。
次に、取ったナプキンを膝の上に置きますが、ここで問題なのがどう置くかです。全て広げる?半分に折る?答えは、ナプキンを1/3内側に折って、折り目を手前側にし膝に置きます。折り目を手前にするのは、そうする事で、ナプキンの汚れた部分(ナプキンで口等拭きますね。その汚れた部分です)を食事する相手に見えないように、クルクルと汚した度に奥へ奥へと折り込んで行く為です。そうすれば、相手にベットリとしたソースや口紅等の見苦しい部分を見せなくてすむからです。
皿に手を触れない-西洋のマナーにはお皿を持って食べるという行為はありません。和食はお椀を手に持ちますが、西洋では、マナー違反です。よって、お皿を交換するという行為もマナー違反です。基本的に、お皿に手は触れないものなのです。 そもそも、ソースが違う素材をごちゃ混ぜにするという行為は、作ってくれたシェフに対して失礼にあたります。そのお皿で完成された料理なので、その味を楽しまれ、お互いに感想を言うのもとても楽しいものです。
もし、同席の方に「食べてみる??」なんて勧められたら、さり気なくお断りをしてください。お断りが出来ない場合は、サービスの方に頼みましょう。綺麗に取り分けてくれます。ただし、格式高いレストランでは辞めておいた方が無難です。 持ち上げるのが唯一許されているのが、ティーカップですが、時折ティーカップの銘柄が気になり、カップを顔の上まで持ち上げて裏に表記してある銘柄を覗き込んでいる人がいます。これもマナー違反です。気になるのであれば、サービスの方に聞いてみてください。 親切に他の情報などと一緒に教えてくれるものです。