上は、中国の正月料理を説明する動画。
上手なメニューの選び方-中華 食事そのもの 中華料理は、大皿に盛って出され、大勢がそこから自分の皿に取り分けて食べるため、一番小さい皿でも2人前以上です。分量的には、小盆を3~4人前、中盆を5~6人前と考えて良いでしょう。中国といっても広いですから、各地の料理の概要を知った上で注文することも重要です。
北京料理には川魚の料理はありますが、海産物のものはありませんが、羊肉や鴨肉の料理、小麦粉を使った料理が豊富です。上海料理は魚介類を使った料理が豊富です。味は淡白で、上品な醤油味が基本です。広東料理は、素材を活かし、あっさりとした料理が主流です。味付けは、香港が西洋文化の窓口だったことから、ケチャップやマヨネーズ、各種スパイスなど本来中国にない調味料を使っている料理が多いことも特徴です。また、四川料理は酸味と唐辛子の辛味が強いのが特徴です。
中華料理は「五味、五色、五法」から成り立っていて、「五味」は、甘い、酸っぱい、辛い、しょっぱい、「五色」は、赤、青、黄、黒、白の5色の色、五法は調理法で焼く、蒸す、揚げる、煮る、生の5つです。これらを上手く取り合わせたメニューを選ぶことが大切です。
料理のいただき方-「乾杯」は普通最初に一回行われるだけですが、中国では料理と料理の間にホストが「では乾杯をしましょう」と呼びかけ、みんなで乾杯をします。飲み干した後グラスを少し傾けて底を見せるようにします、お酒を飲めない人でもグラスに口をつけるのがエチケットです。
中華では大皿に盛られた料理を個々人の小皿に取り分けます。小皿を大皿に近づけてサーバーのスプーンを左手に、フォークを右手に持ち、スプーンを手前にしてフォークとともに具を上下で挟んで取り分けます。サーバーを戻す時は、裏返してフォークを下に、上にスプーンを重ね、頭の部分をお皿の縁に掛け、次の人が取りやすいようにしておきます。
スープをよそう時には、小さなスープボールを大きなスープボールより少し下げて縁につけて、レードルに8分目程度を目安によそいます。麺類が入っているときは、麺だけを先に取り分け次に箸で具をレードルにのせます。そして具の入ったレードルでスープをすくって取り分けます。 取り皿は、どんどん替えます。味が違うものを同じお皿にのせないように気を付けましょう。