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2015年3月17日火曜日

三原じゅん子氏「八紘一宇は大切な価値観」予算委で発言―【私の論評】戦後日本平和の象徴"八紘一宇の塔"のある宮崎市の平和公園は、前の東京オリンピックの時のように、次のオリンピックでも聖火リレーの中継点にすべきだ(゚д゚)!

三原じゅん子氏「八紘一宇は大切な価値観」予算委で発言

朝日新聞デジタル 2015年3月16日21時09分



自民党三原じゅん子参院議員(比例区・党女性局長)は16日の参院予算委員会の質問で、「ご紹介したいのが、日本が建国以来、大切にしてきた価値観、八紘一宇(はっこういちう)であります」と述べた。八紘一宇は「世界を一つの家とする」という意味で、太平洋戦争中、日本の侵略を正当化するための標語として使われていた。

三原氏は、企業の国際的な課税回避の問題を取り上げる中で「八紘一宇の理念のもとに、世界が一つの家族のようにむつみあい、助け合えるような経済、税の仕組みを運用することを確認する崇高な政治的合意文書のようなものを、安倍総理こそが世界中に提案していくべきだと思う」と語った。

答弁した麻生太郎財務相は「八紘一宇は戦前の歌の中でもいろいろあり、メーンストリーム(主流)の考え方の一つなんだと思う。こういった考え方をお持ちの方が、三原先生の世代におられるのに正直驚いた」と述べた。

【私の論評】戦後日本平和の象徴"八紘一宇の塔"のある宮崎市の平和公園は、前の東京オリンピックの時のように、次のオリンピックでも聖火リレーの中継点にすべきだ(゚д゚)!

朝日新聞の「八紘一宇は「世界を一つの家とする」という意味で、太平洋戦争中、日本の侵略を正当化するための標語として使われていた」というこの論評は、これだけではバランスに欠けていると思います。

八紘一宇に関して、ウィキペディアから一部を以下に引用します。

"八紘一宇(はっこういちう)とは、『日本書紀』巻第三神武天皇の条にある「掩八紘而爲宇」の文言を戦前の大正期に日蓮主義者の田中智學が国体研究に際して初めて使用し、縮約した語。八紘為宇ともいう。大意は「道義的に天下を一つの家のようにする」という意味である。

そもそもは、『日本書紀』巻第三・神武天皇即位前紀己未年三月丁卯条の「令」にある
「上則答乾霊授国之徳、下則弘皇孫養正之心。然後、兼六合以開都、掩八紘而為宇、不亦可乎」(上は則ち乾霊の国を授けたまいし徳に答え、下は則ち皇孫の正を養うの心を弘め、然る後、六合を兼ねて以て都を開き、八紘を掩いて宇と為さん事、亦可からずや。)
— 日本書紀巻第三・神武天皇即位前紀己未年三月丁卯条の「令」

からの引用である。ここで「八紘」とは、
九州外有八澤、方千里。八澤之外、有八紘、亦方千里、蓋八索也。一六合而光宅者、並有天下而一家也。
— 『淮南子』地形訓
「……湯又問:『物有巨細乎?有修短乎?有同異乎?』革曰:『渤海之東不知幾億萬裡、有大壑焉、實惟無底之穀、其下無底、名曰歸墟。八紘九野之水、天漢之流、莫不注之、而無增無減焉。』……」
— 『列子』湯問

に見ることができる。すなわち「8つの方位」「天地を結ぶ8本の綱」を意味する語であり、これが転じて「世界」を意味する語として解釈されている。また、「一宇」は「一つ」の「家の屋根」を意味している。

昭和21年1946年)より開廷された東京裁判において、「田中上奏文(Tanaka Memorial)」を歴史的真実として判決を導く裁判を進めていた検察側意見では「八紘一宇の伝統的文意は道徳であるが、…一九三〇年に先立つ十年の間…これに続く幾年もの間、軍事侵略の諸手段は、八紘一宇と皇道の名のもとに、くりかえしくりかえし唱道され、これら二つの理念は、遂には武力による世界支配の象徴となった」としたが、東條の弁護人・清瀬一郎は『秘録・東京裁判』のなかで「八紘一宇は日本の固有の道徳であり、侵略思想ではない」との被告弁護側主張が判決で認定されたとしている。"

さて、動画には上の動画においては八紘一宇の塔について、麻生財務大臣が述べている部分もありました。八紘一宇の塔について以下に記載します。

八紘之基柱(あめつちのもとはしら)。宮崎県宮崎市の平和台公園に位置する塔。現在の名称は「平和の塔」。また正面に彫られた「八紘一宇」の4文字から「八紘一宇の塔」ともいう。
八紘一宇の塔で、戦後の日本で最も象徴的だったのは、この塔のある「平和台公園」が東京オリンピックの聖火ランナーの第2の出発点となったことです。

昭和39(1964)年に開催された東京オリンピックのときの「日本での」聖火ランナーの出発点は実は、宮崎県宮崎市でした。宮崎県は、日本神話における天孫降臨の地としても知られますが、そのなかの宮崎市の「平和台公園」が、聖火ランナーの第2の出発点となりました。

なぜ宮崎の「平和台公園」だったのかというと、そこに「八紘一宇の塔」があるからです。この塔は、昭和15(1940)年に、皇紀2600年を記念して、天孫降臨の地である宮崎に建立されたものです。

天孫降臨記念祭における 高千穂之峰の頂上での祭事

この塔は、高さ36.4メートル、面積1070平方メートル、体積834立方メートルという巨大なモニュメントで、世界各地の切石1789個で建造されています。そして正面中央には、巨大な「八紘一宇」の文字が高らかに掲げられている。

この書は、秩父宮雍仁親王(ちちぶのみややすひとしんのう)によるものです。「八紘一宇」というのは、最近の日本人は、八紘一宇=軍事侵略のための旧日本軍のスローガンといったイメージで認識している人が多いようです。

東京裁判のとき、連合国側の検事が、「八紘一宇は、皇道とともにくりかえし唱道された理念であり、武力による世界支配の象徴である」と主張したのは事実です。

これに対し、当時の日本側弁護人が主張したのが、「八紘一宇は日本の固有の道徳であり、侵略思想ではない」というものでした。そうして、東京裁判の結果はどうなったかというと、判決文で検察側の主張は完全に退けられ、八紘一宇は、日本の道徳観であると書かれることになったのです。

弁護人側の「八紘一宇=日本固有の道徳説」が完全に勝利したのです。「八紘一宇=軍事力行使のためのスローガン説」は、あの「3R(復讐(Revenge)の念をもって日本を改造(Reform)し、日本を米国の属国として復活(Revive)させる)のだという、明快かつ意図的な東京裁判ですら、完全に否定されたのです。

では、八紘一宇の概念については、すでに上に掲載しましたが、これをわかりやすく一つまとめると、「世界は一家」ということです。「八紘一宇」は、軍国主義などにも利用されてしまったという側面もありますが、元々はそういうことではなく、きわめて平和的な日本古来の道徳観です。だからこそ、この八紘一宇の塔のある公園は、「平和台公園」という名称になっているのです。

この八紘一宇の塔には、塔の四隅に信楽焼の立派な立像が配置されています。像はそれぞれ武人、工人、農人、魚人のお姿をしています。世界は一家であり、その世界を支えているのは「武人、工人、農人、魚人」だというわけです。

八紘一宇の塔の四隅を飾る武人、工人、農人、魚人のお姿は、そのまま四魂(荒御魂・和御魂・幸御魂・奇御魂)を意味しています。

荒御魂(あらみたま)というのは、悪を誅する魂です。

和御魂(にきみたま)というのは、人の和、仁愛の魂です。

幸御魂(さちみたま)というのは、収穫と豊穣の魂です。

奇御魂(くしみたま)というのは、智慧の魂です。

八紘一宇の塔の4つの像 クリックすると拡大します
四魂は、人々の心の中にあり、「一霊」によって天につながるのだそうです。そして「一霊」とは、人の良心です。これを「一霊四魂」といいます。要するに八紘一宇の塔のモニュメントがあらわしているメッセージは、「人々の良心によって世界はひとつになれるのだ」ということです。

この塔のデザインをしたのは、彫刻家の日名子実三(ひなごじつぞう)氏です。彼は、日本サッカー協会のシンボルマークとなっている、八咫烏のエンブレムをデザインしたことでも知られています。

八紘一宇の塔は、塔の手前の中央通路あたりに、平たい、人がひとり乗れるくらいの石が置いてあります。その石に立って、手をたたくと、ビーンという音がこだまします。





八紘一宇の塔のある平和公園は、戦後においては東京オリンピックの聖火ランナーの第2の出発点となったように、戦後日本の平和の象徴でもあったわけです。

現在の日本で、このようなことをしたら、どういうことになるでしよう。おそらく、中韓が黙っていないと思います。また、日本の左翼系の人たちも黙ってはいないでしょう。おそらく、様々な難癖をつけてくるでしょう。

東京オリンピックの頃の、中韓は明らかに現状のような反日国家ではありませんでした。だから、八紘一宇の塔を平和のシンボルとして、オリンピックの舞台に登場させても全く非難などありませんでした。日本国民も、中韓の国民もこれを少なくとも許容していたはずです。

しかし、あれから数十年を経て中韓は当時と比較すると明らかに変節しました。特に、中韓の政府はまるで自己保身の権化に成り果てました。国民や他国のことなどそっちのけで、自己保身のために、日本を悪者に仕立てて、自分たちに向けた国民の憤怒のマグマの噴出を日本に向けさせてきました。そのために、意図して意識して、反日活動や教育を体系的に繰り返してきました。

しかし、私達としては八紘一宇の言葉やその塔に関して、戦中の戦意高揚という意味ではなく、本来の日本の平和の象徴として語り継ぎ、韓国、中国を含む戦後アジアの発展への日本の寄与の象徴とし、東京オリンピック当時にはなかった、“現在の日本に対する中韓政府の人為的なイメージ”を乗り越え、国際的に共感を得られるように努力すべきものと思います。

世界に向かって、八紘一宇の言葉と、その塔の意味、特に戦後の日本の平和のシンボルとしてこれも発信していくべきものと思います。

Twitterなどをみていると、多くの人が、三原議員の「八紘一宇」発言に批判的ですが、私はそうは思いません。「八紘一宇」の言葉の真意味と、その塔を設立した日本国民の願いが世界に広まれば良いと思います。

三原じゅん子議員のこの発言が、その第一歩となれば幸いです。そうして、次の東京オリンピックにおいても、八紘一宇のある平和公園が、聖火リレーの中継点となるべきものと思います。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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歴史問題は、東京オリンピック当たりまではあまり大きな問題とはなっていませんでした。それらが問題になったのは、80年代あたりからです。中韓政府が、国内の根本的な問題を解決できなかったため自分たちの保身のため日本を悪者に仕立てたというのが真相です。

そんなことは、私達日本人自身が良く知っていたことなのに、戦後70年もたつと、それを知らない人、教えられてない人、知ろうとしない人が増えてきました。

以下の書籍は、歴史問題を考える上で非常に良い、視点を提供してくれます。是非ご覧になって下さい。

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2014年1月24日金曜日

「日中は大戦前の…」発言報道、首相真意説明へ―【私の論評】安部総理を本気でこう言わせるだけの、傍若無人の限りをつくしてきたのが、中国である!これは総理の中国に対するノータッチのタッチを決めたことの意思表明である(゚д゚)!


ダボス会議で講演する安倍総理大臣

菅官房長官は24日午前の記者会見で、安倍首相が日中関係を第1次世界大戦前の英国とドイツの関係と「似た状況だ」と発言したと英国メディアなどが伝えた問題について、「外交ルートを通じて首相の真意をしっかりと説明する」と述べた。

報道したイギリス放送協会(BBC)や英フィナンシャル・タイムズ紙などに対し、在英日本大使館の担当者が実際の発言を正確に説明する方針だ。

首相の発言は22日午後(日本時間22日夜)、スイスでの世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で各国の報道機関幹部らと懇談した際のことで、政府は首相の日本語による発言の一部が正確に理解されなかった可能性があるとみている。

首相は懇談で、沖縄・尖閣諸島をめぐる日中両国の武力衝突の可能性を問われ、「英国とドイツは、第1次世界大戦前、貿易で相互に関係が深かった。日本と中国も今、非常に経済的な結びつきが深い。だからこそ、そういうことが起きないように事態をコントロールすることが大事だ」と述べた。

【私の論評】安部総理を本気でこう言わせるだけの、傍若無人の限りをつくしてきたのが、中国である!これは総理の中国に対するノータッチのタッチを決めたことの意思表明である(゚д゚)!

安倍首相がダボスで「今の日中関係は1914年の前の英独に似ている」と発言したことが、波紋を呼んでいるようです。騒ぎの発端は、FTのRachman記者の1月22日23:38(日本時間)のツイートでだったようです。
Peston記者は、安倍首相との懇談のもようを次のように報告しました。
Well, the most interesting conversation so far was an (unusual) on-the-record briefing for a few hacks by Japan's Prime Minister, Shinzo Abe. 

Well, he volunteered that Japan's current bad relations with China are redolent of the relationship between Britain and Germany 100 years ago, or shortly before World War 1. 
He recognises that - just like Britain and Germany in 1914 - Japan and China are inter-dependent economies, trading partners with huge mutual interests. Peace would therefore be the bulwark of their prosperity and that of the region. 
But he was explicit that he saw the 10% per annum increase in China's defence budget as a provocation.
この記事では安倍氏は「日中関係は英独のように悪い」と語り、中国の軍拡を「挑発」とみなしているので、日中関係はかなり険悪な状況だという印象を与えていますが、このあとRachman記者が懇談の内容をこう書きました。
I asked Mr Abe whether a war between China and Japan was “conceivable”.
Interestingly, he did not take the chance to say that any such conflict was out of the question. In fact, Mr Abe explicitly compared the tensions between China and Japan now to the rivalry between Britain and Germany in the years before the first world war, remarking that it was a “similar situation”.
 
The comparison, he explained, lies in the fact that Britain and Germany - like China and Japan - had a strong trading relationship. But in 1914, this had not prevented strategic tensions leading to the outbreak of conflict. 
Naturally enough, Mr Abe also made it clear that he would regard any “inadvertent” conflict as a disaster - and he repeated his call for the opening of a military-to-military communication channel between China and Japan.
彼が懇談の司会者だったので、この記事が正確だと思われるが、安倍氏が「第一次大戦前の英独とsimilar situation」(Peston記者の表現ではredolent)と発言したことは間違いないようです。redolentとは、香りがするというような意味で、日本語に訳せば、"そのようなこと暗示している"というくらいの意味です。安倍首相は「両国は経済的に緊密な関係にあったが、戦争を防げなかった」とのべ、「偶発的な戦争」を防ぐために日中の軍どうしのコミュニケーションが必要だとしているようではあります。

しかし、TIME誌は、同誌による「日中は戦争に突入するのか?」という質問に「安倍総理は否定しなかった」と書いています。日中関係を戦争直前の敵国との関係にたとえるのは「まもなく戦争になることもあり得る」ということを示唆しているのであって、安部総理は、本当にそうなる可能性もあることを前提として、中国とつき合っていくという相当な覚悟を示したものと思います。

これに関して、菅官房長官などは、真意を理解してもらうようにするなどと語っていますが、そんなことは、しなくても良いのではないかと思います。そもそも、中国はこう言われても仕方ないくらい、我が国に対して、傍若無人の限りをつくしてきました。無礼千万なのは、中国です。いつまでも、中国のペースで日中関係を構築する必要性などありません。

安部総理の発言により、日中は次の次元に入るということです。そうして、次の次元とは、日本の中国に対するノータッチのタッチということで、これにより、日本は繁栄の道を歩むことができると思います。

これに関しては、以前にもこのブログに掲載したことえがありますので、以下のその記事のURLを掲載します。
【アゴラ】日本は、中国や韓国と関われば国家の衰退や危機を招き、欧米と関わると繁栄する…現代史が教える外交の法則―【私の論評】現代史の史実が、中国対応の正しい方法は「ノータッチ」という「タッチ」が最も良い方法であることを教えている(゚д゚)!
中国のハルビン駅に開館した安重根の記念館=19日
テロリストを反日英雄としてまつりあげるような国とまともにつきあう必要はない(゚д゚)!

詳細は、この記事をご覧いただくものとて、この記事では、日本は、中国や韓国と関われば国家の衰退や危機を招き、欧米と関わると繁栄するという歴史上の事実に着目して、さらに、日本がかつてとったノータッチのタッチという外交方針の事例も掲載しています。その部分のみ、以下にコピペしておきます。
歴史問題など、いくら日本が力説しても、中国は理解を示すことはないでしよう。歴史問題に関しては日本は「ノータッチというタッチ」の姿勢で臨むべきです。そうしたほうが、日本は、繁栄するというのですから、そうするべきです。これには、既にその例が現代史の中にあります。大正時代の外務大臣、石井菊次郎がとった大陸政策がそれです。 
石井は、中国に関しては、日本の国益や日本国民の権利が危なくなったときにだけ最小限度の介入をして、大規模な軍事展開は行わないという方策をとりました。中国の動向に関する情報収集は普段から緻密にしておき、いざというときに動ける態勢は整えておきますが、直接的な対話はしなくてもいいというものです。
今こそ、日本は大正時代の外務大臣、石井菊次郎がとった大陸政策である、ノータッチのタッチという方針を思い出し、これを実行することにより、繁栄の道を切り拓くべきです。

私は、安部総理の発言は、確かに誤解される面はあったのかもしれませんが、背後にそうした決意があるものと考えます。

こうすることには、それなりの安部総理の情勢判断もあると思います。これに関しても、以前このブログで掲載したことがあるので、その記事のURLを以下に掲載しておきます。
安倍首相を東南アジアの各メディアが“援護”、「太陽が再び日本から昇る」「中国の挑発を受けて立とうとしている」―中国紙―【私の論評】中国の共産党機関紙ですら伝える安倍首相の快挙を伝えないどころか、麻生発言偽装までするニッポンマスコミの反日ぶり!ただ大醜態を国民に見破られただけか(゚д゚)!
これも、詳細はこの記事をご覧いただくものとして、アジアは日本が中国の挑発を受けてたつことを期待しています。今回の安部総理の発言など、インドや東南アジアにおいては大歓迎を受けると思います。たとえ、総理が後から説明をしたとしても、中国にとっては、大ショックです。またまた、安部総理に翻弄される中国の姿が目に浮かびます。

安部総理は、さらに一段階上の状況に日中関係をもっていき、日本が繁栄する道を選ぼうとしている今日、それを理解できないのが、英国と日本のマスコミです。

英国に関しては、中国からかなり離れたところに位置するので、日本の安部総理や、国民などがらみれば、温度差があるのだと思います。かつて、英国の首相や、閣僚なども、ソ連に対しては、それなりに厳しい発言もしてきたはずです。

日本の総理によるこの発言の背後にはこのような流れがあることを、両者ともほとんどつかめていないと思います。それを理解するのは、日本国民と、中国・韓国・北朝鮮以外のアジアのの国々です。オーストラリアもそうかもしれません。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2013年6月29日土曜日

鳩山「盗んだ尖閣は返すのが当然」と中国でも発言 中国の李首相とも面会し歓迎ムード―【私の論評】こんなに忸怩たる思いをする元政治家、政治家がいるのはなぜ?次からの選挙では、ファンタジスタ退治を実行して空想的社会主義を殲滅しよう(゚д゚)!



先日、鳩山由紀夫元首相が「日本固有の領土は北海道 本州 四国 九州だけ! ポツダム宣言に書かれるでしょ」と発言し問題となったばかり。しかし同氏は再度中国へ赴き清華大学主催のフォーラムに出席。当初は中国へ行く目的は不明だったが、26日になり大学のフォーラムへの参加だと判明。

そこでの発言がまたも問題となっている。そこで鳩山由紀夫元議員は次のように発言した。「盗んだものは返さなければな... 続きを読む

■著者データ
ソル
ガジェット通信で記者をやっています。ニコニコ生放送もやってるので興味ある方はコミュニティに入って下さい。Twitter:@sol_getnews   ネタのタレコミなどはこちらにお願いします: sol_tarekomi@yahoo.co.jp
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ソル


【私の論評】こんなに忸怩たる思いをする元政治家、政治家がいるのはなぜ?次からの選挙では、ファンタジスタ退治を実行して空想的社会主義を殲滅しよう(゚д゚)!

鳩山、この種の発言をするのは、二度目です。少し前にも似たような発言をしていました。それについては、以下のURLをご覧になって下さい。
鳩山「日本固有の領土は北海道 本州 四国 九州だけ! ポツダム宣言に書かれるでしょ」と発言
前の発言では、一応撤回しましたが、このように二度もとなるともう完璧に確信犯です。それにしてはもどうして、こんなことをするのでしょうか(゚д゚)!

本日SakurasoTVの動画を見ていたら、この疑問に対して参考になることがありましたので、以下にその動画を掲載します。


詳細は、この動画をご覧いただくものとして、この動画の中で、山村氏は、鳩山氏は「友愛・リベラル・ウィルス」に完璧に侵されているとしています。私も、そう思います。

そうして、山村氏は、このウィルスは、300年前からあるとしています。それは、空想的社会主義です。これは、大金持ちによる慈善と友愛によるユートピアをつくるというもので、マルクスよりも早い、300年くらい前からある社会主義思想の原型です。

この動画でも、鳩山氏の「日本は、日本人だけのものではない。日本の国益よりも、地球益」という言動にも触れていて、確かにそう言われてみれば、空想的社会主義の域をでていません。

鳩山氏は、現実に対峙せずに、あくまで空想的な社会主義を貫いています。人類は、すでに社会主義に失敗したというのに、もうすでに社会主義はこの世から実質的に消えたというのに、鳩山氏は300年も前の、空想的社会主義の信奉者だということです。

そんなものは、誰も信じていません。中国だって、ソ連だって、社会主義を信奉していた時期もありましたが、それにしても、空想的社会主義ではなく、社会主義でした。そうして、それが良くはなかっので、結局崩壊したのですが、現実に全く対峙せずに、空想を追い求めるという姿勢はありませんでした。

空想的社会主義者はユートピアを目指した!!

現在でも、社会主義を信奉する人々もいますが、それにしても、空想的社会主義ではなく、現実に対峙する社会主義です。イタリアやフランスなどのEUにも社会主義者はいます。フランスのオランダ大統領も、社会主義者であり、社会党出身です。しかし、社会主義的思考の持ち主であっても、無論のことフランスの利益を第一に考え、まさに、現実に対峙した政策をとっています。

しかし、日本のいわゆる社会主義者は、現実に対峙しない、空想的社会主義であるということです。だから、鳩山氏のようになってしまうのです。

どうしてこんな人間が出てくるかといえば、やはり、日本が60年以上にもわたって「戦後体制」にあるということです。この「戦後体制」にどっぷりと浸かり、それが当たり前になってしまえば、そもそも、鳩山さんのように、国家という概念が育まれることなく大人になり、老齢になってしまう人が現れるのも無理もありません。

空想的社会主義者鳩山

結局今の政治は、安倍総理などが、代表する「戦後体制から脱却」を目指す派と、そうではない、あまでも「戦後体制」のままいようする派との戦いなのだと思います。

「そうして前後体制」からの脱却といった場合、見かけの保守とか、革新という単純な対立軸ではないのです。あるは、党による対立軸というでもありません。

あくまで、「戦後体制脱却」「戦後体制温存」という対立軸なのです。だから、自民党の中にも、両派がいます。ただし、現在は安倍総理が、自民党の中で覇権を握っているから、全体としては安倍晋三氏が、総理大臣である限り、安倍自民党は、「戦後体制脱却」を目指しているということです。

そうして、どの政党に所属しているかなどとは関係なく、「戦後体制脱却派」、「戦後体制温存派」が混在しているというのが現実なのです。そうして、「戦後体制温存派」の大部分が、鳩山さんのように、空想的社会主義者か、あるいはその親派ということです。だから、最近の政治は理解しにくいのです。

だから、自民党の中に、親中派・媚中派が存在したり、民主党の中にも保守的な人もいるという状況なのです。

そうして、これは何も、自民党や民主党だけのことてはありません。維新の党や、他の党でも複数の議員がいるところでは似たり寄ったりの状況にあります。

たとえば、最近では、あの維新の党の、幹事長がとんでもないことを語っています。その記事のURLを以下に掲載します。
沖縄基地負担で維新幹事長 『琉球』で独立したほうがいい
 日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は27日、沖縄の米軍基地の負担軽減に関連し「日本国民から『負担は沖縄だけがすればいい』と疎外されれば、沖縄の皆さんも、『琉球』で独立したほうがいい、まだ中国のほうが沖縄のこと思ってくれている、という気持ちになる」と述べた。 
 加えて「これで日本の安全保障が守れるのか、僕が一番懸念するところだ」と述べた。府庁で記者団の質問に答えた。 
 松井氏は29日に大阪市内で開く関西広域連合の会合で、米軍新型輸送機MV22オスプレイの一部訓練を、八尾空港(大阪府八尾市)など連合管内で受け入れる構想について、共同代表の橋下徹大阪市長とともに、首長らに検討を要請する方針。 
 松井氏は「総論賛成、各論反対の二枚舌はやめようと呼び掛ける」と意欲を示した。
「琉球」独立をめぐっては、中国共産党機関紙の人民日報が5月8日付紙面で沖縄の日本帰属を疑問視する論文を掲載。第2次世界大戦に日本が敗戦し「琉球の領有権」は日本になくなったと指摘し、琉球王国に関しては「明、清両朝の時期には中国の属国だった」と強調。これに対し日本政府が、中国側に抗議した経緯がある。
これは、鳩山さんなみのトンデモ発言です。考え方によっては、松井知事のほうがたちが悪いかもしれません。維新の幹事長は、こうした鳩山さんのような空想的社会主義思想の持ち主だということです。

日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事

私は、一日も早く旧たちあがれの議員をこの泥船から救わないと足を引っ張られると思います。早く決断をするべきです。今の魔までは、泥船はいずれ沈みます。次の選挙で必ず沈みます。であれば、ここで、「戦後体制脱却派」と「戦後体制維持派」は、思い切って袂を分かって、各々新党を作り出すべきと思います。

このようなことは、他党でも似たり寄ったりのところがあると思います。だから、今の日本、政局が乱れるのです。これは、いずれ是正サれなければならないと思います。

最近、参院で安倍総理に対して問責決議案が提出されました。これは、本当にどうかしていると思います。総理なって未だ半年にしかならない総理大臣に対して、問責決議案を可決するとは、本当に異常です。まだ、たった半年ということとと、この短い期間では、目立って大きな失政をしようにもできません。

それに、安倍総理は、たとえば、安全保障のダイヤモンドを総理大臣になった次の月には、海外サイトに掲載しています。そうして、発表するだけではなく、実際にそのように行動しています。私として、アベノミクスより、こちらのほうが、余程凄いことだと思っています。そうして、アベノミクスも、着実に実行しています。

両方とも、民主党や、他の万年野党などには、およびもつかない速度で実行してます。こんな総理大臣を問責するのですか?常軌を逸しているとしか思えません。

空想は頭の中だけにして、現実世界と向き合うべき!!

こんな問責を主導する連中は、結局どの党にら所属していようと、鳩山首相と同じ空想的社会主義者であると思います。空想で、政治を司っていただいては、鳩山と同次元です。

私は、すべての日本の政党に中にいるこうした、空想的社会主義者をファンタジスタと呼びたいです。鳩山のように、空想的で、バカ真似をし、奇異な振る舞いをしても、それを何とも思わない連中を総称で「ファンタジスタ」と呼びます。

そうして、私たちは、次の選挙でも、まだその次の選挙でも、とにかく選挙ということなれば、これら「ファンタジスタ」を退治しようではありませんか、殲滅しようではありませんか!! それが、明日の新しいに日本をつくっていくと私は、思います。皆さんはどう思われますか?

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2013年5月30日木曜日

池田信夫 blog : 自称「慰安婦」の矛盾だらけの証言 - ライブドアブログ―【私の論評】池田先生GJ(・.・;)従軍慰安婦問題を語る輩は余程の馬鹿か、詐欺師(゚д゚)!ところで、橋下氏は策士?

池田信夫 blog : 自称「慰安婦」の矛盾だらけの証言 - ライブドアブログ

慰安婦問題には物的証拠は何もなく、彼女たちの「証言」が唯一の根拠だ。しかしNYタイムズの田渕記者などは、いまだに記者会見で橋下徹氏に「慰安婦が嘘つきだというんですか!」などと詰問しているので、彼女たちが嘘つきであることを証明しておこう。

金福童

橋下氏に面会するといって来日しながら、なぜか直前にキャンセルした金福童(87)と吉元玉(84)の2人は、大阪市内で開かれた集会には参加した。朝鮮新報によれば、「金福童さんはまず、14歳の時に軍需工場に連れて行くと騙され、南洋群島の戦場に慰安婦として送られた」という。彼女の証言は次のようなものだ。

吉元玉

 最初、中国・広東の慰安所に入れられた。そこには陸軍司令部の本部があり、私たちは将校と軍医官に身体検査をされ、すでに用意してあった部屋に行かされた。日本政府は『自分たちがやったことではない』と言っているが、民間人がどうやって軍人相手のための慰安所を作ることができるのか。

まず彼女が最初に送られたのが南洋群島(パラオ・サイパンなど)なのか広東なのかという事実が、同じ記事の中で食い違っている。さらに金は「広東から香港、マレーシア、スマトラ、インドネシア、ジャワ、シンガポール…、前線地帯の戦地を日本軍と共に転々とした」という。日本軍の部隊でも、このように太平洋を数千kmも移動した将兵はなく、まして慰安婦がそれに随行することはありえない。

金は87歳というから、「14歳の時」というのは1939年か40年だ。そのころ朝鮮半島に徴用令は出ていないので、「軍需工場に連れて行くと騙した」のは民間人だろう。軍医が身体検査をするのは当然で、衛生管理のためである。「民間人が軍人相手のための慰安所を作る」のはもうけるためで、何の不思議もない。要するに、彼女は民間人にだまされて民間の慰安所で働いたと言っているのだ。どこにも「強制連行」は出てこない。

この記事の詳細はこちらから!!

【私の論評】池田先生GJ(・.・;)従軍慰安婦問題を語る輩は余程の馬鹿か、詐欺師(゚д゚)!ところで、橋下氏は策士?


池田信夫

池田氏というと、私は嫌いですし、このブログでは、過去には非難ばかりしてきました。しかし、上の記事は素晴らしいです。私が見たなかでは、最高のグッド・ジョブです。池田氏はこんな論考もするのですね。経済の論考はげんなりするものばかりですが、これは素晴らしいです。池田氏もう、経済の論評はやめて、従軍慰安婦問題とか、反日とかに特化すると良いのではないかと思ってしまいます。

私も、 橋下氏に面会するといって来日しながら、なぜか直前にキャンセルしたのは、弁護士でも橋下氏に徹底的に追求されるのを恐れてであるというように以前このブログで掲載しました。そのURLを以下に掲載します。

「謝罪パフォーマンス」情報源は日本?韓国? 元慰安婦面会キャンセル―【私の論評】橋下市長のパフォーマンスは半端ではないことを恐れた、韓国人女性と市民団体の退散(゚д゚)!!?さよなら韓国(・.・;)!

詳細は、この記事をご覧いただくものとして、以下に一部分のみコピペさせていただきます。
 従軍慰安婦だったとする、韓国人女性と、その支援団体、橋下市長との面会について、軽く考えていたのが、実際に会う段になると、自分たちにとって非常に危険であると察知し、取りやめたのだと思います。

何しろ、橋下市長は元弁護士です。それに、過去においては大阪府で徹底的にどのような妨害にもたじろがず地方公務員改革をやってきた人間です。一筋縄ではいかないのは、当然のことです。
これに関しては、維新の中山成彬氏も似たようなことを語っており、誰がみてもそのようにしか見えないのだと思います。彼女らが、詐欺師でないというのなら、どうどうと橋下市長と渡り合うべきだったと思います。

ところで、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は29日の記者会見で、旧日本軍の慰安婦をめぐる自身の発言について「今は国民の皆さんの理解を得られていない」との認識を示しています。

一連の発言が国内外から批判を受けているのを踏まえ「日本だけが不当な侮辱を受けている。言うべきことは言わないといけない」と重ねて主張。「そうしないと外交戦争で負けっぱなしになる」と持論を展開しました。

 6月中旬の米国視察中止に伴い、キャンセル料約180万円が公費負担になることについては「個人では負担しない。そんなことしたら、この仕事は務まらない」と発言しました。

また、維新が夏の参院選で敗北して自身が共同代表から退く事態に至った場合でも、大阪市長は辞任せず、職 務を継続する意向を明らかにしています。「(共同代表辞任と)市長とは全然関係ない」と語っています。ちなみに、橋下氏の市長任期は2015年 12月まです。
橋本氏、私は何らかの意図や戦略があって、あのような発言の仕方をしたのかと思いましたが、どうもそうでもないようです。発言の仕方、順序、背景について少し間違ったのかもしれません。

しかし、今回は、やはり戦略的なものもあったのかもしれません。橋下氏はもともと、今回の参院選には出馬しないと語っています。これは、私のうがった見方かもしれませんが、今回もし維新が参院で大勝利をするということにでもなれば、国会議員でもない橋下氏の影は薄くなります。最近、東京と大阪で、意思の疎通がうまくできていないことがクローズアップされていました。もし、参院選大勝利ということにでもなれば、この亀裂がさらに大きくなって、収拾がつかなくなるかもしれません。であれば、まだ国会議員でもない橋下氏にとっては、何も良いことはないです。

大飯原発稼働容認発表をした橋下市長
今回の参院選は、大勝利とまではいかないほうが橋下氏にとっては都合が良いのかもしれません。これに関しては、あの大飯原発の稼働容認のことが思い出されます。あれに関しては、私は、もしどこまでも稼働反対として突っ張っていれば、橋下氏は、政治生命を失ったと思います。まあ、国会議員にもなれて、維新の会の代表にはなれるかもしれませんが、大きな流れになることは完璧に不可能になったことでしょう。

あのとき、橋下氏をかなり見直しました。それまでは、あまり政治のことを知らなすぎ、特に国政に関しては知らなすぎと思っていました。しかし、橋下氏はかなり勉強しているようで、日に日に変わっています。今回もし、橋下氏が、私が述べたような背景で、あのような発言を意図して意識してしたとしたら、橋下氏相当器が大きいですし、相当の策士ですし、将来大物になると思います。いずれせよ、後一二年は見てみないとわからないとは思いますが、私はそう思います。皆さんは、どう思われますか?

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【ガジエット通信】国会で語られた「朝日新聞の慰安婦捏造」問題をどこのメディアも報道しないのはなぜ?―【私の論評】今度こそ何が何でも、中山先生を守りきろう!!守れなければ俺たちの「戦後体制からの脱却」はさらに遠のくばかりだぜイ!!

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2012年5月27日日曜日

【大前研一のニュース時評】中国の経済統計、信用できず!副首相“発言”が示唆−【私の論評】大前研一氏が今更指摘するまでもなく、中国の統計はデタラメ!!気をつけなければならないのは、それだけではない!

【大前研一のニュース時評】中国の経済統計、信用できず!副首相“発言”が示唆:

李克強(り・こくきょう)氏

英フィナンシャル・タイムズ紙は、15日付で「中国経済、予想を超える急減速か」と題する記事を掲載した。来年3月に温家宝首相のあとを継ぐとされる李克強(り・こくきょう)第1副首相が、かつて経済成長を評価する際に「GDPではなく、電力消費量、鉄道貨物輸送量、銀行融資の実行という3つの統計を重視する」と語っていたことを紹介したうえで、最近発表されたこれらの数値がいずれも落ち込んでいる、と同紙は指摘したのだ。

繁栄と貧困が混在する中国社会
李氏は、「今度、首相になる予定の私は統計のことをよく知っている。だから(GDPではなく)、こういう即物的な(電力消費量などの)指標をみるという癖がついています」と言いたかったのだろう。逆にいうと、中国政府が発表するGDPなどの経済統計は信用できないことを示唆したわけだ。

中国でも大人気の大前研一氏

これは非常に重要なことだ。中国経済で信用できるのは、李氏の言うとおり電力消費量、貨物輸送量、融資のペースなのだ。不動産の売買、ガソリン売上高などを加えてもいいだろう。最近の即物的指標はたしかに、全部マイナスになっている。



【私の論評】大前健一氏が今更指摘するまでもなく、中国の統計はデタラメ!!気をつけなければならないのは、それだけではない!


中国が発表する統計資料は、何も、大前研一氏が今更指摘するまでもなく、以前からデタラメであることは、周知の事実であったと思います。本日は、このことと、あとは、中国人女性に関して、中国健康的女性群画像集(笑)とともに掲載させていただきます。


まずは、2010年4月時点で、以下のような記事を私のブログに掲載しています。
上海市とチベット自治区を除く中国29の省、自治区と直轄市が25日、第1四半期の国内総生産(GDP)成長率を発表した。新疆ウイグル自治区以外の28の一級行政区(省・自治区・直轄市)はいずれも、全国GDP成長率の11・9%を上回り、その中でも18の省、自治区、市の成長率は15%を超えた。これについて、インターネットでは疑問と批判の声が多数寄せられている。
発表を行ったすべての一級行政区は、GDPの「成長」を遂げた。特に海南省は同期比、25・1%という数字をたたき出し、全国トップとなった。昨年上半期で唯一、マイナス成長となった山西省は19・1%の増加で大躍進を遂げ、上位にランキング。全国のGDP成長率11・9%を下回ったのは新疆ウイグル自治区(11%)のみだった。
「各地のGDP成長率が全国の数字を上回るのはよくあることだ」と北京工商大学経済学院産業経済研究センターの周清傑執行主任は語る。「統計のやり方に問題があるほか、地方政府が業績を上げるために、データを水増しした可能性もある」と指摘する。
中国は、他民族なので、西欧系かと見まがう女性もいる

これに関して、当時中国のネット界では、「躍進以来の大躍進」などと揶揄の声が多数上がっていました。さらに、この年の前の年のことに関しても、下記のように掲載しています。
昨年は、鉱工業生産が著しく伸びているという統計を発表しながら、片一方では電力消費量が大幅に減っているという統計を発表しています。元々中国の統計は、かなり疑問であるといわれきました。昔は、ほとんど細かい情報など発表しなかったので、それを鵜呑みにするしかありませんでしたが、最近では中途半端ではありますが、各種情報をだすようになってきたので、こうした矛盾が目立ようになってきました。その後、電力消費量の統計をださなくなりました。どうしてなんでしょうか?
中国中央政府はどうして、こんな初歩的なヘマばかりするんでしょう。おそらく、元々出鱈目なのだと思います。特に、地方政府から中央政府に統計を出すときに、かなり粉飾されているのでしょうが、それを中央政府がチエックする術もないのだと思います。さらには、統計を出すときにも、矛盾すらチェックもできないのだと思います。

まあ、これに関しては、何も私が指摘するまでもなく、多くの中国専門家らが、前々から指摘していることです。いまさら、降ってわいた話ではありません。


このようなことは、中国ではあまり珍しいことではありません。特に、人間関係でも同じことがいえます。人間関係で気をつけなければならないのは、特に、男女関係などです。これに関しては、私の知人で、中国人女性と結婚して離婚した人がいます。この人のいうには、どうしても我慢できなかったことがあるそうです。しかし、これは、私などがこうした少ない事例を述べるよりは、もっと、広く中国の事情に詳しい人の話を聴いたほうが良いと思いますので、以下にその動画を掲載します。


上の動画は、東洋史家の宮脇淳子氏をお迎えし、元産経新聞記者のジャーナリスト・福島香織氏と御一緒に著された新著書『中国美女の正体』を御紹介いただきながら、外見からは想像もつか­ないほどに、精神性も価値観も日本人とは大きく異なる中国人の、中でも"美女達"の繰り出す謀略から、自身と国を守るための術はあるのか、日本人が知っておくべき彼らの本­音と思考について、温かい叱咤激励とともに お話しいただいたものです。


ただし、私自身は、この動画をみて、中国人などという人種は存在しない以上、中国人女性という言い方もおかしく感じました。特に、私は、中国人というと、昔うちの会社のレストランでバイトをしていた、女性の方を思い出してしまうのですが、その方、レストランのその他の日本人よりもはるかに日本語ができ、私たち日本人の考え方も良く理解していました。よく言われるように、謝ることは絶対せず、自己主張だけ激しいなどということなく、ごくまともな方でしたので、すべての中国の女性が上の動画の類型にはてはまるなどとは、思いたくありません。


その方は、ご主人様も中国人で、当時は、ご主人が北海道大学水産学部の教授でした。中国にご主人ともどももどられて、しばらくしてから、船の事故でご主人様がなくなって、今は、函館のイカ釣りロボットの会社の大連の合弁企業で働いていらっしやいます。先日、NHKのテレビで大連の合弁企業のことが放映されていて、おそらく、その女性と思しきかたが、通訳などをしているところが、写っていました。


だから、すべての女性がそうだというわけではありませんが、上の動画の内容は、それなりに、真実でもあると思います。私たち、日本人は、中国人の容貌が日本人と似ていること、さらには、漢字などの共通文化や、儒教などの共通の文化があるので、ついつい、共通点が多いと思ってしまいがちですが、決してそうではないことを銘記しておくべきです。そうして、謀略には、個人レベルから、国家レベルの大きなものまであることを認識しておかなければなりません。


国家レベルというと、中国でいうところの、超限戦の一環でもあるハニーとラップにかかる人もかなり多いとききます。これは、何も、国の重要な機関に所属している人だけに関係していることではありません。とにかく、影響力の大きい人などには、これにかかる可能性は常にあると考えるべきです。


中国のハニートラップに関しては、以前のこのブログにも掲載しました。その部分と、ハニートラップに政府筋から利用されようになった、女性邵小珊さんの告白です。以下にのその部分をコピペしておきます。ついでに、邵小珊の写真も再掲します。

































女性スパイを使って、相手の男性から機密情報を手に入れる「ハニートラップ」。中国では、今でも盛んに行われている疑惑が浮上した。
日本でも近年、「わな」を仕掛けられたとされる外交官や自衛隊員が情報漏えいを迫られ、果ては自殺にまで追い込まれる悲劇が報じられた。最近では、中国の民主活動家にも女性スパイを接触させ、活動の妨害を図っているようだ。
「明日にでも毒を盛られ、殺されるかもしれない」
上海の美しい夜景の裏に潜むものは…
「外交官の息子と交際していた私に、中国軍当局はスパイ活動を強要した」
「軍の命令を拒んだ私は2年間にわたって監視、いやがらせを受けてきた」

 2011年7月31日、中国人女優の邵小珊さんはブログと、中国版ツイッター「新浪微博」に長文でこう告発した。「こんなことを書けば、明日にでも毒を盛られ、自然死に見せかけて殺されるかもしれない」と身の危険を感じながらも、当局の仕打ちに怒りを感じてインターネット上に公表した。
 

上の記事では、疑惑としていますが、これは疑惑ではありません。事実です。 まさに、中国は、国家の真の姿も偽り、海外からの投資をつなぎとめようとしています。さらに、女性を使って、ハニートラップを仕掛けて、情報を引き出したり、自分の都合の良いように動かそうとするのです。個人レベルでも、かつての儒教の教えは雲散霧消したどころか、偏狭な個人主義が蔓延しています。

最近中国のネット界で、清楚な少女として話題となった画像
他にも、危ない情報は、多くありますが、今日はこのくらいにします。とにかく、日本人は、中国のこうした側面をあらかじめ知ったうえで、つきあっていくという心構えが必要なのは間違いないことです。

それにしても、情報通で、このようなことは以前から十分承知のはずの大前氏が、わざわざ、これをいまさら取り上げて、文末で、「最近は米国も日本も、1人あたりのGDPをいくらにするといった目標は、さすがに掲げなくなった。こういう目標を掲げるのは途上国の特徴ともいえる」などと締めくくるという発言には、一体どういう含みがあるのでしょうか?

大前氏の主張には確かにときどき矛盾があります。しかし、中国経済に対する分析を一括してみてみると、中国の応援団と呼ぶに相応しいです。

現在日本は、デフレ・円高の真っ最中です。この状況であっても、日銀は、増刷拒否の姿勢を崩さず、政府・財務省は、一体で増税をしようとしています。この状況が続けば、ますます、日本のGDPは縮小し、さらに円高となります。これは、中国を利する行動に他なりません。大前氏よる、この文末の意味は、この日本による、中国経済応援システムをこれからも、続け日本の1人あたりのGDPをこれからも、減らし続けて、その分中国に上乗せしろと、言っているように聴こえるのは、私だけでしょうか?




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