2010年9月21日火曜日

Amazon.co.jp、日用品を安価に購入できる「Amazon定期おトク便」を開始―定期配送にはとてつもないビジネスチャンスがある?

Amazon.co.jp、日用品を安価に購入できる「Amazon定期おトク便」を開始(この内容すでに、ご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)


大手通販サイト「Amazon.co.jp」が日用品を安価に購入できるサービス「Amazon定期おトク便」を開始しました。

ティッシュや洗濯洗剤、シャンプーなどの日用雑貨や子育て時のおむつなど、消耗品を外出することなく安価に購入できるようになるため、忙しい現代人の生活にとって非常に便利なサービスであるほか、「買い物を終えて家に帰ってから日用雑貨の買い忘れに気がつく」といった悲惨な事態を回避することも可能です。

Amazon.co.jpの公式ページによると、同社は新たに「Amazon定期おトク便」を開始したそうです。

「Amazon定期おトク便」は1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月のうち、指定した頻度で商品を自動的に発送するというサービスで、毎回10%の割引価格が適用されるというもの。毎回の配送料は無料であるほか、キャンセルも可能であるとされています。

注文の流れはこんな感じ。発送手続き前に前もって発送手続きに入ることを知らせるメールが届くといったサービスや、都合に合わせて発送頻度や数量、発送先などを変更することも可能です。


「Amazon定期おトク便」は以下から。

Amazon.co.jp: Amazon定期おトク便








定期配送にはとてつもないビジネスチャンスがある?
さて、アマゾンの定期配送サービス、いよいよできました。前から、なぜこのようなサービスができないのかと不思議に思っていました。こういうサービスこれからは、必須になるのではないかと思います。

買い物にも、いろいろあって、たとえば自分の好きなものを買うのには、時間をかけたり、お金をかけたりするのも気にならないどころか、それ自体が楽しみでもあります。

しかし、日々使うもののうち、重いモノ、嵩張るモノ、決まりモノともいわれる、商品は、買うのが楽しみどころか、苦役といつてもいいくらよいで、なるべく楽に済ませたいと誰もが思うと思います。

このような商品を購買する顧客としては、高齢者や、子供が生まれたばかりか、まだ、乳幼児である若いお母さんたちなどだと思います。

現在は、少子高齢化ともいわれ、特に、高齢者の方、買い物に行くのが大変ですから、最近は、これらを相手の事業もいろいろでてきています。

アマゾンでは、まずは、若いお母さんたちに、的を絞って販売を開始するのだと思います。現在、高齢者の方々まだまだ、パソコンなどインターネットでのeコマースなどには馴染みがないので、まずは、若いお母さんたちに的を絞っているのだと思います。

今のところ、ゆわゆるヘルス&ビューティーが主なアイテムのようですが、これは、様子をみてどんどん範囲を広げていくのだと思います。定期的に購入する米や飲料水、その他もろもろに広げていくと思います。さらには、いずれ時がたてば、いわゆる高齢者の方でも、パソコンでeコマースが当たり前の時代がくるので、それにも照準を合わせているのではないかと思います。

そんな時代にあわて、今から、準備をして、いずれ、アマゾンの定期配送を当たり前にしようと考えているのだと思います。

ただし、このような商品、本来であれば、フェース・ツー・フェイスで昔から行われていたように、御用聞きが一番馴染みのある商売の仕方です。昔の御用聞きは、個々のお客を良く知っていて、そろそろ何が足りなくなるかわかっていて、その商品を勧めたり、あるいは、お客様の好みが良くわかっていているので、今まで販売した商品だけではなく、いろいろ新たなものも勧めていました。

最近は、田舎では、車で、高齢者のところまで、直接配達し御用聞きをするサービスなどもでてきています。都会では、牛乳配達や、行商スタイルの豆腐屋が復活しています。生協などでも、個配などを行っています。

ネットでは、残念ながら、このような御用聞きはできません。しかし、アマゾンでも、こうした大きなニーズなどもつかもうとして、今回このような事業に参入したのだと思います。

お客のほうもこのような選択肢が増えるのは非常に良いことだと思います。もう十分に商品知識があり、ただ、購入するだけのものは、アマゾンなどを使い、まだ商品知識に乏しいものに関しては、既存の小売や、最近新たにできた新しい御用聞きなどを活用するなどということが考えられます。

いずれにせよ、これから、この事業がどのようになってくのか、このブログでも追求していきます。

なお、今回のアマゾンの定期おトク便のインスタントストアを作成してみました。下に掲載してあるのは、そのウィジェトです。Amazon定期おトク便 : ヘルス&ビューティーのベストセラーを掲載しています。ウェジェトからも商品をお求めになれますが、"Yutakarlson's Store"というストア名のところをクリックしていただければ、インスタントストアのほうにとぶことができます。インスタントストアを見ていただければ、今回のアマゾンの商品の対象がどのようなものか、概要がわかります。気に入ったものなどありましたら、是非お買い求めもお願いします!!




【関連記事】

写真に撮って商品を検索!! AmazonのiPhoneアプリ登場 - 日本独自機能も搭載―顧客リレーションシップを大事にするアマゾン!!

アマゾン、Kindle本の販売数がハードカバーを上回る―目立つ日本の立ち遅れ?!

今度こそ電子書籍に火がつくか-Amazonkindleついに発売!








ADs by Yutkarlson
ピザテンフォーのサイトから直接注文できるようになりました。

2 件のコメント:

グスタフ@mixi さんのコメント...

ここは決定的にブログ主さまと認識が異なるところでしょうが、アメリカはまだ日本を疑っているのだと思います。

日本の、特に政治家と官僚を信頼できないのですよ。

日本国内では色々と意見があるでしょうが、パールハーバー、あれはアメリカにとっては「騙し討ち」で、それに対しての日本の主張が全くないところに信を置けないのではないでしょうか?

しかも、こともあろうにアメリカが中共を仮想敵国にしたくても、東アジア共同体やら管談話など中韓におもねる政策は、アメリカにとって日本不信へと導かせることはやぶさかではないでしょう。

最近、ブログ主さまの影響でドラッガーの『ネクスト・ソサエティ』を読了しました。ドラッガーの日本評としては、日本は一瞬で社会の仕組みを変えられる、とありました。

いまの日本はここまで機動的な国家ではないと思うのですが、アメリカの首脳部がドラッガーを鵜呑みにしているとすれば、日本はまだまだ危険な国、信用のおけない国である、と考えているかもしれません。

こんなことを書く根拠としては、9.11のテロについてラムズフェルドの記者会見のバックが真珠湾で燃えているアメリカ戦艦でした。

わたしはこれを見た時に大変ムカついたのですが、よくよく考えるに彼等は9.11のテロと真珠湾攻撃を同様に見ていることの証拠です。

日米開戦に向けては色々な意見がありますが、日本はアメリカを仮想敵国とする必要はまったくなかった。中国とソ連だけを見ていればよかった。変に海軍力をつけすぎたことで却ってアメリカに目をつけられた、という考えです。

そのあたりについて細かく書くのは余談になるので省きますが、韓国にF15を売っていること、韓国のイージス艦建造を認めたこと、F22を日本が買うのを断ったこと、などなどから、東アジアについての軍事パートナーとしては、アメリカは日本よりも韓国に重きを置いているのではないでしょうか?

もっとも、そのあたりは民主党政権よりも憲法改正や軍事力の見直しを怠り、中国や韓国に対して弱腰だった自民党こそが悪いと思いますが。

山田 豊 さんのコメント...

グスタフ@mixi様 コメント有難うございます。これは、明らかにAmazon.co.jpの定期おトク便に対するコメントではなく、他の記事に対するものだと思います。ところが、どの記事に対するものなのか判断できないため、どのような返答をすべきかわかりませんが、
私も、アメリカは今でも、日本を仮想敵国としていて弱体化をはかっていることには変わりないと思います。これに関しては、以下のURLをご覧ください。
http://yutakarlson.blogspot.com/2010/09/blog-post_23.html
だから、特にグスタフの認識とは異なるとは、思いませんが・・・・・?

ただし、アメリカにはこの認識を改めていただくのと、アメリカ一極主義は成り立たないことはあきらかなので、はやく多極主義(複数国kパワーオブパランス)を容認し、それらパワーのうち一つを日本にすることを認めるべきだとは思っています。

それは、アメリカにとっても良いことだと思っています。

日本弱くし隣国富ませる「再エネ賦課金」即廃止せよ 河野氏答弁に批判噴出、問題の本質は中国「ロゴマーク付き資料」ではない―【私の論評】内閣府の再エネTFは重大な決定をさせてはならない、ただのド素人集団

有本香の以読制毒 ■ 日本弱くし隣国富ませる「再エネ賦課金」即廃止せよ 河野氏答弁に批判噴出、問題の本質は中国「ロゴマーク付き資料」ではない まとめ 内閣府のタスクフォースでの中国国営企業のロゴマーク使用問題について河野太郎規制改革担当相の国会答弁が問題視される エネルギー政策へ...