日刊SPA!
モデルに憧れダイエットをし続けた結果、25kgという
ありえない体重になってしまった女性、「ヴァレリア・レビチン」
日本のアパレル業界の女子もこのような姿に?
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今や「単身女性の3人に1人が貧困状態にある」という調査結果もあるほど、もはやニッポンの大問題として取り上げられることも多い「女性の貧困」問題。彼女たちはいかにして貧困に沈んでいくのか。長年「貧困問題」について取材を続けてきたSPA!取材班が、「女性の貧困」問題について改めて徹底調査。世代別に彼女たちの貧困ぶりを見ると、そこにはさまざまな「共通項」が浮かび上がってきたのだった――。
ここでは、「20代女性の貧困問題」について、その壮絶な実態を一部紹介する。
◆食費を削って服を買い、薬を飲んで耐えています
~前島知美さん(仮名・28歳)/アパレル関係~
若い女性が多く働くアパレル業界。華やかに見えるが、実は低賃金で過酷な労働を強いている面がある。契約社員としてショップ店員を務める前島さんの年収はおよそ150万円。休みはほぼなく、もちろん、福利厚生など皆無だ。
「19歳のときに『カリスマ店員』に憧れて飛び込んだものの、現実は華やかな世界どころか、若いコを倒れるまで使い潰すのが当たり前のブラックな業界でした。徹夜で残業をしたり、休日出勤も当たり前なのに手当ては一切出ない。一人当たりの売上げノルマもあるのに、13万円しかない月給のなかから自腹で自分の店の服を買わないといけない。食費を削って服を買うコも多いので、ガリガリに痩せて病気になったり、みんな常に大量の薬を持ち歩いています」
同じ職場の10代の女性は劣悪な環境に耐え切れず、ストレス性の糖尿病で倒れたという。
「『アパレルには健康なスタッフはいない』というのが業界のあるあるネタです。若いコは生活苦や体を壊してどんどん辞めていく。それでもアパレルに憧れたコはどんどん入ってくるから、ブラックな体制は何も変わらない。私も数年単位でお店を転々としていますが、どこも似たりよったりで、生活は全然楽になりませんね」
時折、ふと疲れた顔を見せる彼女もまた、精神的にギリギリの状態で働いていた。
「資格を取る時間もないし、みんな目の前の仕事をこなすことしか考えられない。それに職場は10代や20歳そこそこの若いコばかりなので、法律の知識がないから辞めた後も泣き寝入りするしかない。業界もそれを知ってて利用してるはず。人を追いつめて使い潰す業界の体質そのものが、貧困女子を量産しているんだと思います」
他業種へ転職できるようなスキルも身につかず、心と体を壊せば再起するにも時間がかかる。きらびやかな世界の闇は異様に深い。
<私の未来予想図>
資格もスキルも取れない以上、結婚に逃げるしか術はないです
5/12発売の週刊SPA!に掲載されている大特集『ニッポンの大問題[女の貧困化]が止まらない!』では、上記のような「リアルすぎる実例」が世代別で続々登場。彼女たちの未来予想図にもぜひ注目してほしい。20代、30代、40代別で「女性の貧困」問題を検証していくと、「ワーキングプア」「シングルマザー」「隠れホームレス」などさまざまな問題が浮かび上がり、貧困大国ニッポンの真の姿に誰もが驚きを隠せないことだろう。
果たして、新局面を迎えた「女性の貧困」問題に我々はどう向き合えばいいのか、ぜひとも考えながら読んでいただきたい特集なのである。 <取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>
【私の論評】貧困女子をなくすには、ブラックを叩いても効果はない!叩くべきは昨年増税キャンペーンを繰り返した愚かな者共だ(゚д゚)!
上の記事、まったく薄っぺらな内容で、ただただ、貧困女子の有り様を描くだけで、何の救いもありません。週刊誌だから仕方ないのかもしれませんが、週刊誌以外の報道でも似たり寄ったりのところがあります。
なぜ、上記のようなブラック企業のような企業がはびこるのか、その理由はあまりにもはっきりしすぎています。その根本原因はデフレです。デフレを解消しない限り、このようなブラック企業ははびこるし、他のまともな企業だって、ブラック的にならざるを得ない状況に追い込まれてしまうのです。
上の記事を見ていると、このような根本原因には全く触れず、ブラック企業、ブラック業界の内情をつぶさに報道するだけで、その根本原因や解決方法など全く解説しません。
平成13年度から日本では、日銀が金融緩和に転じたため、そのまま緩和を続けていれば、今頃かなりデフレが解消され、賃金も上昇し、そもそもブラック企業の存立基盤が失われることになっていたはずです。
ご存知のように、デフレ下では、モノが売れないため、物価がじわりじわりと下がり、それに連れて賃金も下がります。そうなると、多くの人の消費意欲も減退し、さらにモノが売れないため、物価が下がり、それに連れて賃金も下がるという悪循環を繰り返すことになります。
このようなことが繰り返されると、雇用状況が悪くなり、雇用条件の悪いブラック企業のような企業が人を募集すると、仕事がないため、そのような企業でも我慢して勤める人が出てくるようになります。
この悪循環の連鎖を断つのが、金融緩和策です。金融緩和をすることにより、景気が良くなるだけではなく、雇用も改善します。雇用が改善するということは、賃金も上昇するし、日本国全体の採用枠も広がるということです。
そうなると、ブラック企業に勤めていた人も、もっと賃金や他の雇用条件が、良い企業に転職するようになるし、雇用枠が広がったことから、最初からブラック企業に勤める人もいなくなります。そうして、働き手のいなくなったブラック企業はこの世から姿を消すことになります。
平成13年4月に、日銀は異次元の包括的金融緩和に転じ、今頃は日本は、デフレから完璧に脱却するとともに、実質賃金なども上昇して、ブラック企業の存立の基盤はとうに崩されていたはずです。
この金融緩和の段階的な進行については、以前のこのブログにも以前掲載したことがあります。その記事のURLを以下に掲載します。
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、この記事では、金融緩和の進行の段階を掲載しました。その部分を以下に掲載させていただきます。
それでも、金融緩和は継続していたので、雇用情勢など、かなり改善されましたが、増税のため実質賃金は一時下がるとか、ブラック企業がはびこる状況には変わりなく、ブログ冒頭の記事のように最近でも、このような悲惨な状況がまだ続いてます。
しかし、このようなことブログ冒頭の記事では何も報道していません。日本のマスコミはなぜかブログ冒頭の記事のように、ブラック企業がはびこる真の原因について報道しません。
本当に無責任です。無責任といえば、これは何もマスコミに限ったわけではありません。
本日は、高橋洋一氏による以下のような記事をみつけました。
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、以下に一部を引用させていただきます。
ここでは、「20代女性の貧困問題」について、その壮絶な実態を一部紹介する。
◆食費を削って服を買い、薬を飲んで耐えています
~前島知美さん(仮名・28歳)/アパレル関係~
若い女性が多く働くアパレル業界。華やかに見えるが、実は低賃金で過酷な労働を強いている面がある。契約社員としてショップ店員を務める前島さんの年収はおよそ150万円。休みはほぼなく、もちろん、福利厚生など皆無だ。
「19歳のときに『カリスマ店員』に憧れて飛び込んだものの、現実は華やかな世界どころか、若いコを倒れるまで使い潰すのが当たり前のブラックな業界でした。徹夜で残業をしたり、休日出勤も当たり前なのに手当ては一切出ない。一人当たりの売上げノルマもあるのに、13万円しかない月給のなかから自腹で自分の店の服を買わないといけない。食費を削って服を買うコも多いので、ガリガリに痩せて病気になったり、みんな常に大量の薬を持ち歩いています」
同じ職場の10代の女性は劣悪な環境に耐え切れず、ストレス性の糖尿病で倒れたという。
「『アパレルには健康なスタッフはいない』というのが業界のあるあるネタです。若いコは生活苦や体を壊してどんどん辞めていく。それでもアパレルに憧れたコはどんどん入ってくるから、ブラックな体制は何も変わらない。私も数年単位でお店を転々としていますが、どこも似たりよったりで、生活は全然楽になりませんね」
時折、ふと疲れた顔を見せる彼女もまた、精神的にギリギリの状態で働いていた。
「資格を取る時間もないし、みんな目の前の仕事をこなすことしか考えられない。それに職場は10代や20歳そこそこの若いコばかりなので、法律の知識がないから辞めた後も泣き寝入りするしかない。業界もそれを知ってて利用してるはず。人を追いつめて使い潰す業界の体質そのものが、貧困女子を量産しているんだと思います」
他業種へ転職できるようなスキルも身につかず、心と体を壊せば再起するにも時間がかかる。きらびやかな世界の闇は異様に深い。
<私の未来予想図>
資格もスキルも取れない以上、結婚に逃げるしか術はないです
5/12発売の週刊SPA!に掲載されている大特集『ニッポンの大問題[女の貧困化]が止まらない!』では、上記のような「リアルすぎる実例」が世代別で続々登場。彼女たちの未来予想図にもぜひ注目してほしい。20代、30代、40代別で「女性の貧困」問題を検証していくと、「ワーキングプア」「シングルマザー」「隠れホームレス」などさまざまな問題が浮かび上がり、貧困大国ニッポンの真の姿に誰もが驚きを隠せないことだろう。
果たして、新局面を迎えた「女性の貧困」問題に我々はどう向き合えばいいのか、ぜひとも考えながら読んでいただきたい特集なのである。 <取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>
【私の論評】貧困女子をなくすには、ブラックを叩いても効果はない!叩くべきは昨年増税キャンペーンを繰り返した愚かな者共だ(゚д゚)!
上の記事、まったく薄っぺらな内容で、ただただ、貧困女子の有り様を描くだけで、何の救いもありません。週刊誌だから仕方ないのかもしれませんが、週刊誌以外の報道でも似たり寄ったりのところがあります。
なぜ、上記のようなブラック企業のような企業がはびこるのか、その理由はあまりにもはっきりしすぎています。その根本原因はデフレです。デフレを解消しない限り、このようなブラック企業ははびこるし、他のまともな企業だって、ブラック的にならざるを得ない状況に追い込まれてしまうのです。
上の記事を見ていると、このような根本原因には全く触れず、ブラック企業、ブラック業界の内情をつぶさに報道するだけで、その根本原因や解決方法など全く解説しません。
存立の基盤を崩壊させなければ、ブラック企業ははびこり続ける |
平成13年度から日本では、日銀が金融緩和に転じたため、そのまま緩和を続けていれば、今頃かなりデフレが解消され、賃金も上昇し、そもそもブラック企業の存立基盤が失われることになっていたはずです。
ご存知のように、デフレ下では、モノが売れないため、物価がじわりじわりと下がり、それに連れて賃金も下がります。そうなると、多くの人の消費意欲も減退し、さらにモノが売れないため、物価が下がり、それに連れて賃金も下がるという悪循環を繰り返すことになります。
このようなことが繰り返されると、雇用状況が悪くなり、雇用条件の悪いブラック企業のような企業が人を募集すると、仕事がないため、そのような企業でも我慢して勤める人が出てくるようになります。
この悪循環の連鎖を断つのが、金融緩和策です。金融緩和をすることにより、景気が良くなるだけではなく、雇用も改善します。雇用が改善するということは、賃金も上昇するし、日本国全体の採用枠も広がるということです。
そうなると、ブラック企業に勤めていた人も、もっと賃金や他の雇用条件が、良い企業に転職するようになるし、雇用枠が広がったことから、最初からブラック企業に勤める人もいなくなります。そうして、働き手のいなくなったブラック企業はこの世から姿を消すことになります。
平成13年4月に、日銀は異次元の包括的金融緩和に転じ、今頃は日本は、デフレから完璧に脱却するとともに、実質賃金なども上昇して、ブラック企業の存立の基盤はとうに崩されていたはずです。
この金融緩和の段階的な進行については、以前のこのブログにも以前掲載したことがあります。その記事のURLを以下に掲載します。
【日本の解き方】経済予測をことごとく外してきた面々は合理的な推測をしているのか―【私の論評】奴らは論評をしているのではない!論病に過ぎない(゚д゚)!
増税の影響がはっきり見られる |
1.日銀がマネタリーベースを増やす
2.予想インフレ率が約半年かけて徐々に上昇し、実質金利が下がる
3.消費と投資が徐々に増える
4.外為市場で円安が起こり、徐々に輸出が増える
5.約2年~をかけて、徐々にGDPが増え、失業率が下がり、賃金が上がり、インフレ率も上昇する。その過程で株価も上がる。金融緩和を実施し続け、増税などというバカ真似をしなければ、今頃上の金融緩和の5段階まで進んでいたかもしれません。しかし、増税したため、金融緩和の効果は腰折れとなり、帳消しとなりこのこの段階の振り出しに戻ってしまったというのにが、昨年の状況です。
それでも、金融緩和は継続していたので、雇用情勢など、かなり改善されましたが、増税のため実質賃金は一時下がるとか、ブラック企業がはびこる状況には変わりなく、ブログ冒頭の記事のように最近でも、このような悲惨な状況がまだ続いてます。
しかし、このようなことブログ冒頭の記事では何も報道していません。日本のマスコミはなぜかブログ冒頭の記事のように、ブラック企業がはびこる真の原因について報道しません。
本当に無責任です。無責任といえば、これは何もマスコミに限ったわけではありません。
本日は、高橋洋一氏による以下のような記事をみつけました。
増税の影響「なかったこと」にしたい日銀総裁や学者 誰も口にしないお寒い現状
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、以下に一部を引用させていただきます。
日銀が2%のインフレ率目標達成時期について「2016年度前半ごろ」と、事実上後ろ倒しにした。その理由について、黒田東彦(はるひこ)総裁は、昨年4月の消費増税の直接的な影響について語らず、ほとんどのマスメディアも言及しない。一体なぜなのだろうか。
黒田総裁が「消費増税があったので需要が落ち込んだ」と言えないのは、黒田総裁自身が消費増税に積極的で、「消費増税の影響は軽微である」と言っていたからだ。実際には影響は軽微どころではなく、黒田総裁の見通しは大外れであったが、それを認められないのだ。そこまでして消費増税を進めたい黒田総裁は、日銀総裁というより、まるで古巣の財務省職員のようだ。
マスメディアも、消費増税に賛成した大手紙などは、今さら消費増税の影響が大きかったとは言えない。だから、黒田総裁と同じ穴のムジナである。マスメディアの場合には、下手に質問して、黒田総裁の感情を害したら、その後の取材活動にも影響しかねないので質問をセーブする気持ちもあろう。
こういう場合には、学者などの知識人が問題を指摘しなければいけない。しかし、学会でも、財政政策に関して、「消費増税の影響」という話題はさっぱり盛り上がらない。というのも、日本の代表的な一流学者を含む多くの学者が
「影響なし」と主張していたものだから、議論にならないのだ。
一昨年は、財務省をはじめ、マスコミ、政治家、識者の多くの人たちが、増税大賛成であったため、安部総理自身は、アベノミクスを成功させるため、増税などしたくはなかったのですが、押し切られてしまい、増税を決めるしかない状況に追い込まれ、8%増税を決めてしまいました。
さて、ブラック企業がはびこる原因は、もうお分かりになったと思います。それは、デフレであり、デフレからの脱却を遅らせたのが、8%増税です。
そうして、これを強引に迫ったのが、大増税キャンペーンを主導した財務省であり、それに乗ったマスコミであり、日銀黒田総裁であり、政治家、似非識者どもということです。
これで、貧困女子の本当の敵は、ブラック企業ではなく、ブラック企業の存立を許してしまうような、経済状況をつくりだしてしまった、連中というわけです。
貧困女子が増える原因を作ったのは、もう一度言います。それは、大増税キャンペーンを主導した財務省であり、それに乗ったマスコミであり、日銀黒田総裁であり、政治家、似非識者どもです。
貧困女子を救うためには、ブラック企業や、ブラック業界を叩いたとしても、なくなりはしません。デフレを退治しなければなりません。デフレを退治するために、またぞろ、増税などと言い出す輩を徹底的に糾弾して粉砕してしまわなければなりません。
貧困女子をなくすには、ブラック企業・業界を叩いても効果はありません。叩くべきは昨年増税キャンペーンを繰り返した愚かな者共です。
私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?
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【日本の解き方】経済成長なくして財政再建なし 歳出カットのみ主張なら財務省の術中―【私の論評】財務省・内閣府の嘘吐き官僚には、徹底した報復人事を行い、政治主導を達成せよ(゚д゚)!
8%増税の影響を軽視した日銀黒田総裁 |
さて、ブラック企業がはびこる原因は、もうお分かりになったと思います。それは、デフレであり、デフレからの脱却を遅らせたのが、8%増税です。
そうして、これを強引に迫ったのが、大増税キャンペーンを主導した財務省であり、それに乗ったマスコミであり、日銀黒田総裁であり、政治家、似非識者どもということです。
これで、貧困女子の本当の敵は、ブラック企業ではなく、ブラック企業の存立を許してしまうような、経済状況をつくりだしてしまった、連中というわけです。
貧困女子が増える原因を作ったのは、もう一度言います。それは、大増税キャンペーンを主導した財務省であり、それに乗ったマスコミであり、日銀黒田総裁であり、政治家、似非識者どもです。
貧困女子を救うためには、ブラック企業や、ブラック業界を叩いたとしても、なくなりはしません。デフレを退治しなければなりません。デフレを退治するために、またぞろ、増税などと言い出す輩を徹底的に糾弾して粉砕してしまわなければなりません。
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以下に、最近の貧困女子の驚くべき実態をあらわした書籍をセレクトしました。ただし、これらの書籍も、貧困女子が発生する真の要因については述べていません。
貧困女子が生まれる原因は、デフレであることを念頭に置いて読まれることを希望します。
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