上のグラフの上のほうは、NHKがテレビで報道した、菅内閣の支持率のグラフ。2chから転載した。よく見ると、X軸の縮尺が違う。7月が随分間延びしている。下のグラフが、縮尺を訂正したもの。いかに、菅内閣の支持率が低下したかよくわかる。典型的なNHKによる印象操作だ。
これは、問題外にしても、他の報道もにたりよったりのところがある。下に、共同通信社の報道内容を掲載しておいた。
共同通信社が参院選を受け12、13両日に実施した全国緊急電話世論調査で、菅内閣の支持率は36・3%と発足直後の前回6月調査61・5%から急落した。25・2%だった不支持率は52・2%に倍増した。「首相を辞めるべきだ」は15・2%にとどまり「辞めなくてよい」が52・8%。財政再建や社会保障のための消費税率引き上げに「賛成」と「どちらかといえば賛成」を合わせた回答は52・5%と過半数だった。
今月7、8両日に実施した全国電話調査での内閣支持率は43・4%で、低落に歯止めがかかっていない。
与党が過半数割れした参院選の結果に関しては「よかった」が29・4%で「よくなかった」の19・8%を上回った。「どちらともいえない」は49・2%。
民主党の支持率は31・7%で、前回調査43・8%から12・1ポイント下落。自民党は7・6ポイント増の27・6%に伸びた。みんなの党は8・9ポイント増え16・3%。
消費増税では「反対」と「どちらかといえば反対」を合わせ44・7%。菅直人首相が呼び掛ける消費増税に関する超党派協議を「評価する」が44・9%、「評価しない」は48・0%と拮抗した。
理解に苦しむ内閣支持率
ここのところ、政治向きの話をずっと掲載してきたので、本日こそは別の話題と思ったのですが、本日のこのNHKの印象操作や、アンケート調査、どうも我慢できないので、またまた本日の政治の話になってしまいました。
NHKのものは、説明しなくてもわかりきっているので、詳細に説明しないです。学生の頃、グラフの縮尺についてはかなりうるさく言われたのを覚えています。NHKは高校程度の統計もわからないというのでしょうか?というより、論評に値しません。もう、受信料はらわねーぞ!!!
共同通信に関しては説明しておきます。
菅内閣の支持率は36・3%と発足直後の前回6月調査61・5%から急落した。25・2%だった不支持率は52・2%になったというのに、「首相を辞めるべきだ」は15・2%にとどまり「辞めなくてよい」が52・8%。これって、どういうことでしょう。このアンケートを見る限りにおいては、要するに、菅さんはそのままで、閣僚人事をして人事を刷新するべきということでしょうか?であれば、閣僚人事をすべきかどうかを問う設問をすべきですね。
消費増税では「反対」と「どちらかといえば反対」を合わせ44・7%。これも、なんだか良くわかりませんね。これも、もっと細かい設問の設定が必要な感じがします。
何か、この結果みていると消化不良になった気分します。はやい話が、アンケートの採り方が悪すぎるのだと思います。
とにかく、最近はこの手のアンケートが多すぎます。目的も、方法も、母集団も明らかにしないようなアンケート結果をだすべきではありませんね。見ている人を混乱させるだけで、何の益にもなりません。
もっともっと、根源的な質問を入れてみると物事がみえてくるような気がします。今回の、参院選の争点で、マスコミはその争点をださず、政治家も争点にしませんでしたが、日本国解体法案に関しては、有権者の中ではかなりの争点になっていたはずです。
これに関しては、やはり、アンケートの設問に入れるべきだったと思います。これを入れないということは、やはり、マスコミの印象操作です。
やはり、日本のマスコミは、左翼的ということでしょうか?そういうことなんですね。欧米の人々に、日本の新聞など、訳して、内容を教えるて、この新聞は、左翼的か右翼的か、あるいは、左派的か、右派的かと問うと、何と、日本の新聞のほんどが左翼的であるとの評価を受けます。これは、何も私の翻訳が悪いだけとも思われません。日本のマスコミで翻訳されたものを目にする外国人も多いですが、その人達に意見を聴いてみると良く判ると思います。多くの人が、左翼的といいます。
共同通信社のこのアンケートも、目的を明確化して欲しいです。日本の新聞だけ読んでいると、ほんとうにわけがわからなくなります。遠い昔に読んだ、ある18世紀~19世紀にかけて活躍したイギリスの経済学者の書籍に関して、ドラッカーが面白いことを言っていました。残念ながら、このブログを書いている今は、その著者の名前は思い出せません。今度確認しておきます。
ドラッカーが言っていたのは、「○○は、完全な保守派、それも極端な右翼である。その立場を一生貫いた。だからといって、彼の書いた著作が役にたたないということはない、彼が生粋の右翼の立場で物事をみているということを認識して、彼の著作を読めば、本当にその頃のイギリスの状況が手に取るようにわかる」というものでした。私も、そう思いました。
日本のマスコミこのあたりが中途半端なのだと思います。左翼的なら、左翼的な立場を貫き、その立場を変えずに、自らの立場もはっきりさせて、報道すれば良いものを、その場その場でコロコロ変わるからわかりにくくなるのだと思います。最近は、本当に多くの新聞がわかりにくくなりました、まだ、左翼であることをはっきりさせて報道している赤旗新聞でも読んでいたほうが、真実が見えるような気がします。
マスコミの方々、これは、ここ10年これは、さらにひどくなっていると思います。マスコミのとくに、トップの方々いまのような報道はやめて、立場をはっきりさせて報道するようにしてください。日本国解体を信奉するならするで、それをはっきりさせて報道すべきですし、そこまでいかなくても、どの程度左向きなのかはっきりさせて、報道するべきです。そうでなければ、報道内容も曖昧になるし、読者も離れていくと思います。最近の既存メディアの凋落は、記者などの勉強不足だけではなく、これが大きな原因だと思います。NHKはもうだめだとして、他の報道機関で未だ良心のあるところは、是正できるとこは、是正してください。
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4 件のコメント:
いつも楽しみに拝読しております。
マスコミが自分の立場をはっきりさせていないこと。これは、社会人になってから報道番組や新聞を眺めていると良く分かりました。
産経新聞は反民主の立場を鮮明にしているのは読めば分かるし、赤旗もしばらく前に読みました。これも共産党の機関紙と割り切れば一貫性があります。また、イエローペーパーなので買ってまでして読む気は起りませんが、日刊ゲンダイもここ最近は親民主の立場をとっています。
あと、朝日新聞は行間からは親中国反自民は読めますが、それをアナウンスすることはありませんね。これはこれで卑怯なやり方です。他に朝雲新聞など、まだ読んでいない新聞は多々ありますが、今のところ一貫性のある新聞はこれくらいでしょうか。一方のTVはまるでダメですね。立場を明らかにしていないため、どれも中途半端です。あ、チャンネル桜は別ですね。
色々書きましたが明らかにしてしまうと都合の悪いことでもあるのだと思います。
とはいえ、これからの技術革新でメディアも変革を余儀なくされると思います。地デジになったときにTVを見なくなる人は急増するでしょう。また、新聞もこれからは携帯にDLして読む時代になり、そうなると、新聞の購読料を下げざるを得ず、部数も落ちるでしょう。
こうなってくると、特定の層に受ける紙面作り、番組作りを余儀なくされるように思え、あと半世紀、いや、10年もすれば随分変わってくるような気がしないでもないですが・・・
どうなりますかね?
長々と失礼しました。
グスタフ様 コメント有難うございます。長いコメント私は、最近読むのが異常にはやくなっていますので、ほとんど気になりません。これからも、どんどんしてください。
まさに、おっしゃるとおりです。こちらは、北海道ですが、北海道新聞はもともと酷いので、もう随分前から購読していません。
本来マスコミは、時代の流れを敏感に読み取る必要があると思うのですが、今時代の流れがが一番みえていないのが、マスコミだと思います。
これからも、お気軽におたちよりいただき、コメントを残していっていただければ、幸いです。
こんばんは~(^^)
実は、今回の選挙で私は民主党が大敗する可能性があるために地元では民主党に入れました。その一方で、郵政民営化に反対する国民新党が大勝利するものと確信していましたが、ネット上の期日前投票支持率NO1の敏いとう氏が落選という事態に唖然となってしまいました。少なくとも国民新党が獲得議席0と言うことはありえないと思っています。また、今回の選挙では、「投票用紙二重交付」があまりにも多すぎたので、何か裏があるのではないかと思っています。
突如として消えた国民新党票100万票の行方を探せ (国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」)
http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/472.html
2010参院選は不正選挙!?・・・真実を愛する皆様!是非調査に御協力下さい!
http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/481.html
とはいえ、大手新聞の世論調査(産経新聞、毎日新聞、読売新聞、朝日新聞)のいずれにおいても、夫婦別姓賛成が反対を上回っています。
特に、産経、毎日、朝日の調査では、過半数が賛成です。
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