【私の論評】この動画を参考にクソ度馬鹿スパイ朝日新聞委員原真人に限らずコミンテルン工作員全員をフルボッコにしよう(゚д゚)!
本日は、上念司氏のツイートを見ていたら、以下のような内容が掲載されていました。
コミンテルン工作員で朝日新聞記者の原真人が若田部先生にフルボッコにされております。こちらの動画の35分ぐらいのところからご覧ください。今頃北京では大騒ぎです。原はカサンドラ収監だな。ざまぁw http://t.co/Bk0qNIZWpX
— 上念 司 (@smith796000) July 13, 2013
この動画、実際に視聴しましたが、結構重要なものだと判断しましたので、本日はこれを取り上げることにしました。
この動画の見どころは、何と言っても、原真人と若田部先生のやりとりです。上念氏が掲載しているように35分あたりからです。このやりとり、以下に文字起こしを掲載します。
原:
朝日新聞の原です。私はアベノミクスに、まぁ、一貫して批判的なんですが、あの、大きく言って2つアベノミクスには罪があると思います。
えー、第一の罪というのは、正にその若田部さんが、あの、アベノミクスの効果が第一の矢が一番大きいと、効果的だと仰ったんですけれども、私は最も罪があるのが、第一の矢の金融緩和である、という風に思います。
あのー、まぁ、超金融緩和の、黒田日銀がやってる、あの異次元緩和というのは、要は、あの、お金をジャブジャブにするってことなんですけれども、まぁ、これによって、こう、何と言うんですか、実体経済でお金がまぁ未だ回っていないわけですから、賃金も上がらないし、消費にも結び付いてない訳ですから、そのお金がこう資産市場に回ってきてですね、株が上がるっていうのは、ある意味、当然の結果で、今の株価の高騰がですね、まあ、ここまでの株価の高騰が、えー、その、景気が良くなったと勘違いしてはいけないと思うんですよね。
あのー、お金がジャブジャブにしたら、そういうことは起きる、と。ただし、それで、事が済むんであれば、世界中の国がそれをやっている訳ですけれども、何故それをやらないのか、というのは、やっぱり、副作用が非常に大きいからであって、えー、アメリカのバーナンキさんが、あのー、今、アメリカの景気だって、まぁ、まだそんなに、あの、足腰が強い訳ではないけれども、既に、あの、量的緩和の出口を目指す発言をして、まあ、あの、非常に足下では少しそれで混乱した訳ですけれども、そういう混乱があっても、何でアメリカが量的緩和からの脱却を目指すのかと、今、急ぐのかと、いうのは、やっぱりあのー非常にこの量的緩和の政策に、こう、副作用が大きいからだと思うんですよね。まあ、それが非伝統(的金融政策)。
まあ、それが一点と、まあ、もう一点。あのー、もう一つのアベノミクスの罪は、これは先ほど、ソーブルさんが仰った、えー日本の政治は決められなかったけれども、決められる政治になった、というように仰いました。
えー何もやっていなかった、その、マヒしていることがその何かやっている、と仰ったんですが、私はチョットそれとは意見が異なります。えー、アベノミクスによって、えー変える力を封印してしまった、と。
えー、例えば、えー、世界最高速のですね、超高齢化社会を迎えて、社会保障を早く組み立てなければいけない。消費税もですね、きちんと上げる、と。えー、政権が約束しなければいけないけれども、それを全部選挙後に安倍さんは先送りしておりますし、あの、社会保障改革も選挙後に先送りして、まあ、今回は、参院選の争点が無いのは当然なんですよね。
重要問題が全部、選挙後に先送りしてしまってますから。それでも、安倍政権が、それほど批判を浴びないのは、私は、アベノミクスのセイだと思ってます。アベノミクスが何かを解決してくれる、と。えー、アベノミクス頼みで、えー、重要問題が、全て封印されてしまった。変える力を失ってしまった、という風に思ってます。はい。
若田部先生: (満面の苦笑)正に典型的な朝日新聞の原さんの記事を伺いまして、あの、心がなごみました。あの、はじめまして、どうも、若田部です。
えーとですね、まず、実体経済に影響を及ぼしていない、というのは一体どこの国のことを言っているのか、というのは、あの、正直疑います。
消費が増えてます。
それで、その雇用が(失業率)4.1(%)で有効求人倍率が0.9(%)になってます。
で、それで、えー、例えば、雇用の差といえば、地方で雇用が悪くなっているという状況も全然ありません。今、高校を卒業した就職の内定率というのは、ほとんど全県で上がってます。
で、えー、まず、例えば、その時給なんかも上がってます。パートタイマーの時給なんかも上がってます。
一時金も上がってます。
ですから、その所定内賃金みたいな、例えば、正規の労働者の得ている賃金というのが上がっているかというと、それは時間がかかります。
しかし、市場にさらされているような、一番敏感に反応する部分の賃金する今や反応しつつある訳ですよね。
なので、こう、実体経済に影響が無い、ていうか、未だ、そんなことは起こっていないというのは、ですね、まあ、一体、どのデータを見ればそのようなことが言えるのか、というのが非常に不思議です。
それで、あの、こう、例えば、何故世界中の国は、アベノミクスみたいなことをやらないのか、ということですけれども、世界中の国は、Except(除く)日本で、ほとんど、リーマンショックの後、アベノミクスの原型にあたるようなことをやってきたわけですね。
アメリカがなんで、今、量的緩和を手じまおうとしているかというと、まあ、実際に手じまうかどうか、分かりませんよ、これは。
だけれども、彼らが言っているのは、失業率がある程度のところまで下がってきた、と。
つまり、金融緩和の効果が出てきて、で、それで、金融緩和をすると、原先生が仰っているのとは違うように、実体経済にやっぱり影響があった、と。
で、それで、失業率が下がってきている、ということの効果を見極めて、それで出口に行く、と言ってるわけっですよね。
なので、その、正に世界中の国Except(除く)日本が、やって、まあ、来たことを、我々が遅まきながらやっている、ということになると思うんです。
なので、その意味で言うと、私は日本の政策転換というのは、正にこう、遅きに失した、というふうに思いますよね。
で、ケネス・ロゴフっていうアメリカのハーバード大学の教授、この人が色々と最近、財政再建の問題で、論文のデータを失敗したということで、色々と批判されていますけれども、ま、彼が例えば、今年の1月にダボスの世界経済フォーラムで何と言っているかというと、アベノミクスがやっていることは正しい、と。
10年前にやるべきだったと。
インフレ目標なんてのは、もっと前にやるべきだと。
実際にロゴフさんは言ってたわけですよね。
で、それとスティグリッツ、ジョセフ・スティグリッツであるとか、ポール・クリーグマンとかそういう人たちも、この人たちは、左派の経済学者の人たちですよね。
(これらの人たちが)アベノミクスは正しい、と言っている訳ですよ。方向性としては。
経済学からしたら、そうしか(アベノミクスの方向性が正しいと)普通は見えないと思います。
どうして、そうした政策が批判されて、他のことが、なんかこう、もてはやされているのかが、一向にわからないですよね。
だから、まず、その部分を変えなくては、いけないんじゃないかと思いますよね。
この国の政策をきちんとしたものにする、と。
で、インフレ目標なんていうのは、世界30何カ国がもう既にやっていて、そのもとで、リーマンショックですら、克服しつつあるわけですよね。
足りないとか、そいう色々な議論はあっても。
何で同じようなことが日本でできなかったのか、という方が問題なんじゃないですかね。原氏は、若田部氏のいうことなど、本当はすべてわかっているのだと思います。その上で、詭弁を弄しているだけにすぎません。世界の事例、日本の過去の日本銀行の失敗など、一応新聞記者という肩書きを持っている人間ならば、理解できないはずはありません。理解していないというのなら、ただの馬鹿です。悪い奴というのはこういう奴のことを言うのだと思います。
(了)
私のブログでは、金融緩和の正当性については、事あるごとに掲載してきました。それに、不況のときに何をすべきかといえば、高校の現代社会という科目の教科書ですら、「金融緩和」すべしと説明しています。前にも、このブログで掲載しましたが、センター試験で、デフレのときにすべきは、何ですかという選択問題があったとして、「金融引締め」と答えたら、それは完璧に間違いとされます。
正解は、「金融緩和」です。どのように金融緩和をするか、期間はどの程度にするか、あるいは順番はどの程度にするかという難しい問題はあるにせよ、この問に対する正解はこれ以外にありません。そうして、現代社会の問題としては、かなり簡単な部類の問題です。選択科目として、現代社会を選び、この問題に正解を言えない人は、おそらくまともな大学には合格できないでしょう。それほど、基本中の基本です。
これは、政治経済を担当している高校の先生か、予備校の先生にでも聴いてみても、明らかだと思います。
日本では、この事実がなぜか歪曲され、原のように、クソ度馬鹿か、スパイのいずれかの人間のようなことを言う奴がつい最近まで、幅を利かしていました。こんな意見を聴くたびに忸怩たる思いがしたものです。そうして、その時々で思ったのが、こいつら「日本を潰す」気かというものです。
ドイツ軍のパリ侵攻を見て泣き出すパリ市民。日本人にまたこのような思いをサせてはならない!! |
皆さんは、どう思われますか!!
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