岩田規久男副総裁 |
日銀の岩田規久男副総裁は28日、銀行貸出は前年比2%台半ばと過去のデフレ脱却局面と比べて大きく伸びており、マネーストック(広義流動性)も1月は前年比4.4%増と1998年以来の高い伸びであると指摘し、「異次元緩和は極めて効果的」と強調した。
衆院予算委員会での畑浩治委員(生活)への答弁。
岩田副総裁は、異次元緩和は「強力な金利低下圧力や資産入れ替え(ポートフォリオ・リバランス)効果により銀行貸出を増やす方向に作用する。家計や企業のデフレ予想を抜本的に転換し資金需要を生み出すのが目的」と説明。
これまでデフレ脱却局面では企業や家計が現金・預金を大量に溜め込んでいるため「貸出残高はむしろ減り、だいぶ遅れて増え始めるが、今回はすみやかに貸出が増えている」とした。
【私の論評】金融緩和は効き目がないと語っていた経済ゾンビは、全員割腹せよ(゚д゚)!
上の記事に関して、経済評論家の上念司氏は、以下のようにツイートしています。
異次元緩和「極めて効果的」=岩田日銀副総裁 | Reuters http://t.co/dhkyfEpzEw →銀行貸し出しが伸びます。ブタ積みは意味がないとか言ってた人、自分の発言に責任取ってください。紫の人は魔界にお帰りください。
— 上念 司 (@smith796000) 2014, 2月 28
確かに、包括的金融緩和をしても、銀行にお金が蓄積され上積みされるだけで、何も変わらないと言っていた人が大勢いました。それも、日銀が十年以上も金融引締めを継続した結果、デフレ状態が、20年近くも続いていた最中にもっともらしく語っていました。それどころか、金融緩和をすべきと主張した人たちを、頭から間違えていると断じていました。しかも、まともなマクロ経済学では、デフレや不況になれば、金融緩和ょしなさいということを教えているにもかかわらず、こういう人たちが蔓延していました。こういう嘘つきどもは、早く地獄に落ちるべきです。
こういう人たちに皆さんが騙されないように、ここにこの手の人たちの言っていたことを振り返っておきましょう。以下にこのブログで紹介したもののURLを掲載します。
ただし、この人たちの理論については、全部完璧に間違いなので、間違いと最初からわかっているものをここでまた解説するのも嫌だし、疲れるので、URLと写真のみ掲載します。興味のある方は、以下の記事で詳細を御覧ください。
安倍晋三氏の無責任な経済政策 - 池田 信夫氏−【私の論評】安倍総裁を無能呼ばわりしたつもりでしょうが、矛盾点が露呈してますが?!
池田信夫氏 |
【浜矩子】直視せよ!"バブデフレーション"で大格差時代が来る―【私の論評】矩子さまの凄すぎる御託宣(゚д゚)!でも、過去の御託宣はことごとく外れてますね(・・;)
浜矩子 |
消費増税の影響軽視は危険 エコノミストの根拠なき楽観―【私の論評】民間エコノミストには日本の過去の経済史も、イギリスの先行事例も知らない人が多数存在。そもそも、こんな人たちに先の見通しがたつのか、直近の動向だけで判断して本質は理解していないのではないか(゚д゚)!
藻谷浩 |
「経済低迷、子ども少なくなったから」民主・海江田代表―【私の論評】海江田代表ファンタジスタ炸裂!!ファンタジーから抜け出さないと自滅し他人を惑わすだけの存在!!
この方、ファンタジスタに徹していただきたいです。
前原氏「慎重だった日銀に何が…」 2%目標検討に皮肉―【私の論評】でてきたでてきた、自民党公約違反をしろと勧める民主党の有害無比な主張!!そんなことより、今は反省が必要なのでは?
この方も、ファンタジスタに徹してください。
【安倍自民大勝利…永田町時限爆弾】アベノミクス支持者の卑劣な予防線―【私の論評】卑劣な八幡、新手法でアベノミクスを頓挫させようと試みるも、論拠があまりに幼稚か?
八幡和郎 |
さて、上の人達、特に包括的金融緩和に異論を唱えていた人たちです。これ以外にも、大勢このようなことを語っていましたが、論拠は皆同じようなものです。ようするになんだかんだと屁理屈を出したり、数字を出したりして、人々を幻惑して、騙した人たちです。 上念氏が語っていたように、自分の発言に責任取ってください。私としては、上念氏のような生易しいことではなく、全員割腹せよといいたいです。
さて、今年は4月より残念ながら、消費税増税です。そうなると、景気は落ち込み、アベノミクスが腰折れするのは確実です。そのとき、上に出てきた人たちは、またまた、珍妙な理論で、金融緩和は効き目がないなどという馬鹿な説を流布するにちがいありません。
もし、金融緩和の効き目が消えたように見えたとしても、それは、増税によるものであって、金融河が効き目がないなどということは断じてありません。
上のような人たちもそうですが、いわゆる民間エコノミストといわれる人々も、全くマクロ経済を無視した珍妙な説で、金融緩和は効き目がないなどと言い出す輩も大勢でてくると思います。下の、その典型例です。
消費増税の影響軽視は危険 エコノミストの根拠なき楽観―【私の論評】民間エコノミストには日本の過去の経済史も、イギリスの先行事例も知らない人が多数存在。そもそも、こんな人たちに先の見通しがたつのか、直近の動向だけで判断して本質は理解していないのではないか(゚д゚)!
上の亡者ども、ゾンビのようにこれからも、性懲りもなく、また珍妙な説で金融緩和や、財政政策批判すると思います。経済ゾンビはまだまだ他にも大勢います。特に新聞記者などで、悪辣な連中もいますが、本日は過去にブログに掲載したということで掲載させていただきました。いずれまた、経済ゾンビが増税不景気に乗じて、とんでもない経済ゾンビ説を公表するようになると思います。そのときには、また掲載させていただきます。
今年の正しいありかたは、異次元の包括的金融緩和はこれからも続けること。政府の経済対策は5兆円規模であれば、マイナス成長もあり得ること。それを防ぐためには、10兆円規模以上の政府経済対策を打つこと、それも、数年間実施し続けること。15年に予定されている、消費税10%増税は何が何でも阻止すること。
概要としては、このようなことを主張されている人は、経済ゾンビではありません。これ以外の主張をする連中は、ただの経済ゾンビです。
私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?
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