ココアはトランスコスモスとフロム・ソフトウェア、産業経済新聞社の3社が3月12日に設立した合弁会社です。12月3日には伊藤忠商事やフジテレ ビジョン、みずほキャピタル、産業経済新聞社、クオラス、イオン、スクウェア・エニックスを割当先とした第三者割当増資を実施しています。
同社が提供するmeet-meはインクリメントPが提供する実際の地図データを利用して、仮想世界の中に東京を再現した日本発の仮想世界サービス だ。ユーザーが仮想世界内でミニゲームなどを提供することで、アクティブでないユーザーに対しても利用を促す仕掛けを用意します。
アルファ版サービスの利用には、まず公式ウェブサイトでのユーザー登録が必要となります。ユーザー登録後、ココアから招待形式でアカウントが発行され るので、そのアカウントを用いてマイページmeet-meのマイページにアクセスし、専用のクライアントをダウンロードして利用する。クライアントの利用 に必要な環境や推奨するPCのスペックは以下のとおりです。
- 基本環境
OS:Windows Vista、WindowsXP SP2以降(DirectX 9.0以上)
回線:ADSLや光回線などのブロードバンド環境
HDD:2Gバイトの空き容量 - 推奨PCスペック
CPU:Intel Core2Duo T5500(1.66GHz)
RAM:2Gバイト(DDR2-533)
GPU:GeForce7600GTクラス
VRAM:256Mバイト
画面解像度:WXGA(1280x768)
またココアでは、大学や大学のゼミ、部活動といった公認組織に対して、meet-me上で当該大学のキャンパスがある土地を無償開放して仮想世界 サービス内での活動を支援する「アカデミックアライアンスプログラム」を提供します。同プログラムは17日から受付を開始する。詳細についてはココアのウェブサイト上にて公開するとしています。
同社ではアルファ版サービス開始後、順次参加人数や機能、地域を拡大し、2008年春に主要機能を実装したバージョンを一般公開する予定です。
このサービス皆さんどう思われますか?前に、「セカンドライフの空騒ぎ」という内容でセカンドライフについて書きました。私の考えでは、セカンドライフはうまくいかないだろうということです。この「meet-me」に関しても同じような理由からうまくいかないような気がします。
結局は、「meet-me」の中でできる3Dゲームが中心になるのではないかと思います。ゲームにその他の付加機能がついているくらいのもので終わる可能性が高いと思います。
この種のサービスがそれなりに、成功を収めるのは、最早3Dグラフィックの世界では不可能だと思います。少なくとも、ほぼ完璧に近いようなバーチャルリアリティーが出来上がった後のことになると思います。こういうものに精力を使うなら、もう少し有意義なものに使ったほうが良いと思います。