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2011年12月20日火曜日

大学生を雇って勉強を無料で指導? ファストフードのトリビア−【私の論評】宅配ビザテンフォーのトリビア?




大学生を雇って勉強を無料で指導? ファストフードのトリビア:


ファストフード(fast food)をめぐって、知っておくと面白いトリビア知識を探ってみた。

この記事の続きは、こちらから

【私の論評】宅配ピザテンフォーのトリビア?

上の記事のトリビア、なかなか面白かったです。モスで勉強を教えていたことなど初めて知りました。これは、なかなか良い方法だと思います。ただし、店舗数が、増えていくにしたがって、標準的に実施すことができなくなったため姿を消したのだと思います

どのチェーンでも規模が大きくなったり、時をへると段々と画一化してくるという傾向があると思います。なかなか冒険ができなくなるのだと思います。とは、言いながらも、各チェーン、次々と、新機軸を打ち出しお客様に、飽きられないよう工夫をしています。

ここで、ピザテンフォーのトリビアも掲載します。まずは、名前の由来から説明させていただきます。テンフォーは、今から24年前の10月4日に、函館市に中道店をオープンしたのが始まりです。

この最初の店を開店した日の10月4日を10.4(テンフォー)として、商標とさせていただきました。その意味は、最初のお店をオープンした時の、あの「本当に、お客様から注文していただけるのだろうかと、待っていた、あの気持ちを、忘れないように」ということです。

無線を使う方は、ご存知だと思いますが、無線におけるテンフォー・コードとは、直接関係は、ありません。ちなみに、このコードは、アメリカのCB無線や、警察無線で使用されている、テンコードの一つで、その意味は、「了解」です。これは、航空用語の「ラジャー」と、同じです。

しかしながら、テンフォーは、アメリカ人のお客様からは、覚えやすいということで好評です。

現在の中道店、店の上は、コールセンターになっている
テンコードにどのようなものがあるのか、興味のある方は、以下のURLをごらんになってください。

http://www.ne.jp/asahi/yuzo/hidaka/10code.htm


さて、店をオープンしたばかりの頃には、ピザ宅配そのものの知名度が低く、お客様が、洗濯屋さんと勘違いして、洗濯物を持ち込むなどのこともありました。それも2、3年するとなくなりました。

ビザテンフォーでは、以前は、型破りなピザも販売していました。たとえは、トンポーローが載ったものとか、オムレツが載ったものとか、キンビラゴボウが載ったものとか、色々ありました。

変わっては、いましたが、全部度重なる試食をして、コンセプトもしっかりとして、十分お客様に出せる物として確認したものばかりでした。そのせいでしょうか、お馴染みのお客様には、よく売れていました。これらのピサがメニューから姿を消したときに残念がるお馴染み様も多数いらっしゃいました。

そのようなビザがあった時に、店舗で受注していて、お客様に、「どんなピザがあるの?」と、聴かれ、こうした変わったビザばかりを、お勧めしたところ、「ノーマルのは、ないのか?」と聴かれ冷や汗をかいたことがありました。そう言われてみれば、今は、お店で受注することは、ありません。いまは、上の写真の中道店の中道店の上の二階、三階にある、コールセンター(テンフォーの会社である、オーディンフーズ100%出資子会社)で店の受注をいってに引き受けています。


テンフォーのコールセンターも実施している、株式会社C&Cの詳細は、以下のURLを御覧ください。

こうしたピザを出していたテンフォーですから、今でもそのなごりがあります。たとえば、カントリー男爵です。これは、男爵芋が載ったピザです。
サニーナポリというピザが、ありぁます。これは、簡単にいえば、パスタのナポリタンが載ったピザです。
エビカレードリアというピザか、あります。これは、文字通りエビカレードリアが載ったピザです。
これらは、それまでの常識からいえば、おきて破りのピザともいえるものですが、創業の頃からあるもので、今でも相変わらず売れています。ただし、利用されたことのないお客様のなかには、敬遠されるむきもあるようです。本日もブログをみていたら、本州のある地方都市のかたが、「食べて見たら美味しかった」とか、「普通のピザもある」などと書かれていました。


これらのピザは、ハナタレナックという北海道のローカルテレビ番組で、ナックスのメンバーが、ピザバトルを行うというものの中で、イタリア人シェフにも試食していただきましたが、「これはピザじゃない」「でも美味しい」と評価していただきました。テンフォーは、もともとイタリアやアメリカのピザを目指したものではなく、日本の家族のピザということで、あくまでも日本人にあったピザということで、出発していますから、この評価はある意味では正しいと思います。




ちなみに、ピザバトルでは、ナックスメンバーのそれぞれが、ピザを作成して、どのピザが本当に売れるのかを競いました。その中で、私が一番売れると思ったのは、大泉洋さんの、「ジンギスカンピザ」ですが、本当に一番売れました。そのメニューは今でも、残っています。それが、下の画像です。商品名は「マヨカルビ」です。ちなみに、5人のメンバーのうち、佐藤さんは、司会役で、他の4人は当時の研修センターにきていただき、研修を受けていただきました。その後に開発していただき、それをさらに、当社でアレンジして実際に発売させていただきました。
他にも、テンフォーのトリビアは、あります。それは、ビザソースです。テンフォーは、トマトソースだけではありません。他のピザ屋さんにはない、ショウユソースがあります。それにかつては、味噌ソースもありました。これは、あまりに時代にさきがけすぎていたので、今はメニューから姿をけしていますが、今なら復活しても良いのではないかと思います。

さらに、きわめつけは、海草ピザを販売していたことがあります。それは、以下の写真のように、チーズはなく海草が、載ったものです。




これは、当時、ネット上でその賛否を巡って大論争を巻き起こしました。今でもそれは、ネット上に掲載されていると思いますので、興味のある方は、「テンフォー  海草ピザ」などのキーワードで検索して見てください。

この海草ピザ独自のコンセプトで、しかも、きちんとお客さまに売れるものとして、自信作ではあったのですが、結局はメニューから姿を消しました。それから、3年くらいしてから、イタリアで海草ピザのコンテストがあって、確か日本人が優勝したとかのニュースが飛び込んできました。イタリアでも作られていて、しかも、コンテストがあったというくらいですから、海草ピザも多くの人が思うほどには、突飛なものではないのだと思いました。

なぜ、このような独特のピザができあがったかといえば、函館の独特の食文化というものがあると思います。函館、いまだにロイヤル・ホストはありません。いわゆる、全国チェーンの飲食店も現在の函館にも結構あるようになりましたが、進出して来たのは、他の地方都市と比較すると、かなり遅かったです。進出してきても、うまくいかなくて、撤退するところも相次ぎました。あの、マクドナルドですら、最初は撤退して、再進出してきたということもありました。ビザハットもそうでした。

函館港は、日本で横浜などとならんで、最初に開港した港の一つです。そうして、函館は、他の港とは違い、外国人居留地などなく、函館の外国人が住みたいと思うところに自由に住むことができました。だから、他の港よりも、市民との交流が広く深かったのです。そのときに、多くの海外の食文化も入ってきました。それを函館風にアレンジしたものが、その頃の函館の住民に広まりました。また、日本で一番最初のフレンチレストラン(雪河亭、現五島軒)が開かれた街でもあります。そうして今でもそのような、西洋風、和風、さらに西洋と和が折衷された建物が残るエキゾチックな町並みを残しています。

また、ご存知のように、海産物の豊富なところであります。こんなところから、他の地方都市とは、異なる独自の食文化ができたのだと思います。ピザテンフォーは、このような街に最初にオープンしたピザ宅配サービスなのです。おそらく、こうした地場の食文化に多大な影響を受けていると思います。


さて、ここまで読んでいただき有り難うございます。まだまだ書きたいことはたくさんありますが、このへんにして、その他は、下の【関連記事】をご覧になってください。

なお、ビザテンフォーは、北は、稚内から、南は鹿児島まで出店しています。最近では、九州の鹿児島や宮崎に主に出店中ではありますが、東京や、大阪には、出店していないことから、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれないので以下にURLを掲載しておきます。

http://www.pizza104.biz/

さて、ピザテンフォーの配達エリアに住んでいらっしゃ方々は、テンフォーをご注文されたときには、このようなピザテンフォーのトリビアを思い出しつつ召し上がっていただけたら、幸いです。また、そうではない地域に住んでいらっしゃる方も、函館は観光地ですので、是非いらしてください。そうして、ピザテンフォーのピザも味わっていただけたら幸いです。

また、今月は、クリスマス用のローストチキンなどともに、セットメニューも用意してあります。今年のクリスマスは、是非ピザテンフォーもご利用ください。

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ちなみに、今回の投稿は、すべてiPadを使用して行いました。キーボードもiPadのソフトキーボードのみ(ただし、フリック入力)を使っています。以前、書いたものを訂正するくらいのことには、使ったことがありますが、全部をiPadで作成したのは今回が初めてです。十分できますね。これから、いつでも、どこでも、寝転がりながらでも、できるということを実感しました。

【関連記事】

『テンフォー』というキーワードを含むこのブログの過去の記事は、こちらから!!


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