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2012年2月27日月曜日

ネットスーパーをスーパー便利にする拡張機能−【私の論評】ネットスーパーと通常のeコマースとは異なる?!

ネットスーパーをスーパー便利にする拡張機能


こんにちは。日本生まれのアメリカ育ち、世界中の「面倒くさい」の解消を追究している、enthumble(アンサンブル)です。

ネットスーパーを使われるあなたへ。今回は、ネットでのお買い物をさらに便利にする方法をご紹介します。


例えば、「イオンネットスーパー」を利用するとしましょう。使ってみて感じるのが、商品を選ぶのが意外と面倒ということ。1ページごとに20個の商品しか表示されないので、1回の買い物で「次の20件を表示」という小さなボタンを何度も押すことになります。ページを行ったり来たりするのも億劫です。これでは、やっぱり実際の店舗の方がラクだね...と言われかねません。

そこで、Firefox/Chrome/Operaなどのブラウザを使用している方は、次ページを先読みする拡張機能「Autopager」を導入しましょう。導入すると、ネットスーパーの「次の20件を表示」というボタンを押さなくても、その先のページが自動的に読み込まれて表示されます。つまり、ページをスクロールするだけで商品が延々と表示されるわけです。まるで、スーパーマーケットの棚を端から端まで見ているかのような気分になれますよ。

今では、私たちはスーパーの店頭で、バーコード検索をして、商品情報を得ることができる

この拡張機能、もともとはGoogleなどの検索結果を連続して表示するものとして有名でした。そのため、検索サイトをそこまで使わない...という方が導入していることは少ないと思います。現在は有志のおかげで、対応webページも増えているようです。商品比較のためにページを行ったり来たりするネットスーパーにはぴったりの拡張機能となっているので、この機会に是非試してみてください。

Autopager(Firefox/Google Chrome/Opera)

(enthumble)

【私の論評】ネットスーパーと通常のeコマースとは異なる?!

私は、上のentumbleさんの語っておられることが、一瞬何のことか、よくわかりませんでした。しかし、最後まで、読んでみて、何となくわかりましたが、この違和感は、何なのだろうともう一度よく考えて、はたと気づきました。本日は、そのことを掲載します。


まず、entumbleさんと私の違いの一つ目は、おそらく、近くにネットスーバーではなく、リアル店舗のスーバーがあるかないかの違いだと思います。私の家からは、ダイエーが歩いて3分間のところにあります。半分ダイエーの駐車場に家があるようなものです。あまり、大きなダイエーではないのですが、それでも、食糧品などはだいたい揃っていますし、他の日用品も結構あります。そのためでしょうか、私自身自身はいわゆる、ネットスーパーなるものは、見たことはあるのですが、実際に買い物をしたことがありません。だから、ネットスーバーを見ていて、enthumbleさんのように、イライラしたことは一度もありません。



それから、もう一つこれは、私自身のことですが、私がeコマースを利用するとすれば、たいていは、Amazonであり、それも、バソコンとか、タブレットなどのがジエットとか、食糧品にしても、いわゆる、日常品ではなく、たとえば、御節料理とか、ある程度価格以上のものです。そうして、これらの場合、買い物はいわゆる、楽しみとしてのショッピングです。

しかし、ネットスーバーであれば、購入するものといえば、こうした楽しみとしての、ショッピングではなく、日々の決まりモノとか、重いもの、嵩張るものだと思います。entumbleさんも、このような買い物はをされているのだ思います。であれば、日々使うものを多数比較しながら、ざーっと見ることが必要なのだと思います。そんなときに、わざわざ、20個ずつ表示されるのではイライラしてくるということなのだと思います。それこそ、スーバーの棚の端から端までみるように見ることができれば、かなり便利なのだと思います。要するに、楽しいショッピングというわけではなく、なるべく合理的に素早く買い物をしたいというニーズがあるのだと思います。

対して、私などの場合は、Amazonで買い物するのは、日々購入するするものではなく、せいぜい、年に数回とか、場合によっては、数年に一度買うものであり、買うこと自体が非日常的であり、楽しみであるということです。そのためでしょうが、結構時間をかけて、何回も見ることがあり、また、そのこと自体が結構楽しかったりします。


やはり、eコマースでも、業態により、要求される、機能は異なるということです。ネットスーバーには、ネットスーバーという業態の機能が必要だということです。にもかかわらず、ネットスーバーでも、通常のeコマースのような商品の見せ方しかできないようになっていて、それが、イライラの原因になるということだと思います。



こう考えるとeコマースにも、まだまだ、改善の余地があるのだと思います。そういわれてみれば、このブログでは、Googleが、不動産検索システムや、ファションサイトで失敗していることを掲載したことがあります。これらの失敗も、ひよっとすると、この事例のように意外と商品の見せ方などのことに原因があったのかもしれません。

最近、Amazon Showcaseなるアプリが提供されるようになりましたが、これは、個々のユーザーの興味の対象を表示する新しい方式で、それこそ、 enthumbleさんのようなニーズに対応するという意味もあるのだと思います。


Amazon Showcaseの画面


いずれにせよ、eコマースでも、リアルの店舗と同じであり、業態によって、商品の見せ方など、変えなければならないということです。これを忘れると、あまり業績をあげられないということなのだと思います。


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