最初に皆様に文書が長大になってしまったことを謝罪させていただきたいと思います。言い訳になってしまいますが、捕鯨に関して調べれば調べるほど、現在のアメリカ型自由主義経済に関して疑問を感じざるを得ず、これを皆様に理解していただくためには、いわゆるワンワードポリシーのようなやり方は、通用しないと思い敢えて長文のまま掲載させていただきました。
■食べ物としての鯨
最近日本料理が世界を席捲しています。現代フランス料理はもともと、江戸時代から日本の影響を受けていますが、それが最近では、さらに日本の味を取り入れ ています。アメリカでも、日本酒を飲み、なれない手つきで箸で日本料理を食べる人が増えています。醤油、味噌は普通のスーパーで売れています。日本料理の 中には、勿論美味しい鯨肉を使ったものも沢山あります。鯨の種類にもよりますが、鯨の尾の身 など、はっきりいって、マグロのトロより美味しいですから・・・。
最近では長い間捕鯨をしていなかったので、日本人の中にも、美味しい鯨肉があることを知らない人も増えてきています。同じ鯨肉でも、赤身、尾の身、コロ、サエズリ、バラ、ハラミ、上ミノ、テッチャン、生セン、テールなどいろいろ種類があること、さらには鯨の種類などによっても違うということを知らない人も増えてきています。まあ、細かいところまで、知らなくてもいいですから、少なくとも、同じ鯨肉でも、部位や鯨の種類によって美味しいものから、不味いものまでさまざまあるということくらいは知っておいてもらいたいと思います。近海で捕獲される、ツチクジラなど肉の色がどす黒くて、見た目も不味そうですし、食べても不味いです。まあ、最近では牛肉の部位ですら知らない人もいるので仕方ないところもあるかもしれません。
最近では、中国人がマグロを食べるようになりました。日本人が美味しいというものは、世界でも美味しいとの評価を受けた事例だと思います。数年前までは、火を通していない料理など中国人が食べるなどということは考えれませんでした。中国四千年(1000年前は食べていたこともあるそうです。ただし、食文化としては断絶したものと思います)の食の歴史の中でも始めてのことだと思います。
今や、欧米でも、刺身や鮨など全く当たり前になっていますから、欧米でも鯨肉を食べ始めるかもしれません。欧米では食文化が違うので、なかなか普及しないかもしれませんが、韓国ではすでにその習慣があります、中国でも意外と抵抗なく受け入れられるようになる確率は高いです。人口が爆発的に増えている国など、贅沢は言っていられないから受け入れるようになるかもしれません。
日本でも、江戸時代にはいわゆる四足の動物は食べていなかったのに、明治維新とともに、肉食の習慣はあっという間に広まり、すき焼きや、肉じゃが、芋煮などの新たな牛肉の和風調理方法も開発され、今では全く違和感なく日本人に受け入れられています。捕鯨をしているロシアなど、意外と抵抗なく受け入れるかもしれません。
美味しいものは世界共通ですから、いろいろなところで、鯨肉は受け入れられるかもしれません。そうなると、巨大産業である牛肉の消費が落ち込むこともありえます。牛肉には、BSEの 問題や、大量の穀物などを必要とするという問題があります。もしそうなったら、アメリカなどの食糧による覇権構造は崩れてしまいます。
Authors@Google: Masaharu Morimoto
■環境問題としての鯨
以上は、誰にも親しみやすい食べ物としての捕鯨に焦点をあててきましたが、もっと違った環境問題としての鯨に焦点を当ててみます。
実は、日本を含む世界全部の捕鯨国が獲りたいとしている量をとったとしても、資源問題にも環境問題にもほとんど影響を与えません。日本の捕鯨、いや世界の捕鯨に関しては、すでに狭義の意味(広義の意味での環境問題は後で述べます。ここでは、狭義の環境問題=環境問題として受け取っていただいて結構です)では、環境問題とは関係ありません。これは、この世界の専門家である科学者の間では、十分コンセンサスが取れています。ここでは、細かい数値などは掲載しませんが、確かめたい方は信憑性の高い、日本の数字や、各国の専門家のデータをあたってみてください。
では、なぜ環境問題に関して、いろいろな国があれほど反対して、日本も食文化の問題だと反論して、この問題に決着がつかないのでしょうか。それは、はっきりしています。それはマスコミなどによる情報操作と、捕鯨の問題に関して決着せずに長引いた方が、得をする、お金儲けをできる人達がいるからです。それは、たとえば、今回調査捕鯨に対して妨害活動をしているグリーンピースやシーシェパードのような自然保護団体とそれを支持する人達です。
たとえば、グリーンピースであれば、年間の歳入は200億円以上にのぼります。日本の東証に上場している一部上場企業でさえ、これほどの売上高のあるところは、そんなに多くありません。グリーンピースのような団体は、最初は本当に自然保護などを目指して設立されたのでしょうが、規模が大きくなるにつれて、当初の目的よりも存続を続けることに力点が置かれるようになりました。いつも世界に対して自らの存在価値を示し続けなければ存続の危機にさらされます。これが、アメリカの海兵隊のように、いつも組織変革を遂げて、その時代、時代で海兵隊の存在価値を示すことができればよかったのでしょうが、よからぬ方向に向いてしまい、弊害の多い官僚型組織のように既得権を主張する集団に変質してしまいました。このような団体にとっては、捕鯨の問題が片付いてしまえば、大きな資金源が断たれてしまいます。だからこそ、手を変え、品を変え、いろいろと問題があるように人々を煽り立てます。資源、環境、情感、マスコミ、人種の問題など総動員します。だから、多くの人が惑わされて、反捕鯨派、捕鯨賛成派に分かれて、なかなか決着がつかなくなっています。
■食糧戦略や覇権構造からみた鯨
さて、食料戦略や、各国の覇権構造からも焦点をあててみます。ここでは、鯨の問題は広義の環境問題として関わってきます。
現在、原油が値上がりし、バイオエタノールの問題などで、穀物相場も上がっています。テンフォーなどのピザ宅配業に関わりの深いチーズの相場も上がっています。また、牛肉などの肉の相場も上がっています。これらが、私たちの生活に直接影響を及ぼしつつあります。
この中で、特に牛肉に焦点をあててみます。牛肉は、特にオーストラリアや、アメリカにおいては巨大な輸出産業に育っています。もし、ここで捕鯨などが全面的に解禁になり、かなりの量の鯨肉が日本やロシア、中国、韓国、その他の国々になだれこんだとしたらどうなるでしょう。特に、日本はオーストラリアからの最大の輸入国です。これらの畜産農家は大打撃を受けるに違いありません。だからこそ、これらの国々や、畜産で成り立つ国々はおいそれと捕鯨反対の立場を崩すことはできないのです。
アメリカに関してもう少しみてみると、小麦やトウモロコシはアメリカの覇権を強めるための戦略物資でもあります。日本などの自給率の低い国は、アメリカなどの国から、これらの物資を輸入できなくなったり、量を減らされたら大変なことになります。
ご存知のように、アメリカでは牛肉を穀物で育てています。さらには、穀物でつくるバイオエタノールもアメリカの戦略物資として積極的に推進することをブッシュ大統領も認めています。こうしたときに、捕鯨が解禁になったらどうなるでしょうか?捕鯨国に関しては、あるいは鯨肉を受け入れる国にとっては、穀物を多量に用いて育てる牛肉を全部とはいわないまでもかなりの部分を輸入しなくてもすむようになります。そうすると、捕鯨は長期の環境問題にも寄与するとは思いませんか?
そうすると、国家戦略にもある程度狂いが生じてくるとは思いませんか?そうです、オーストラリアにとってもこれがあてはまります。覇権を強める道具としての、牛肉や穀物の価値が下がってしまいます。これは、ひいてはアメリカ国内で巨万の富を求める一部の人達(誰とはいいませんが、巨大ファンドを操る人達もその一派です)の権益にも関わることです。せっかく手塩にかけて育てあげた、戦略物資による富を生み出すシステムの一角が崩されることになります。だからこそ、おいそれと反捕鯨の立場を崩すことはできません。
■富製造システムの創設者にとって最も怖いのは、調査捕鯨を含めた海洋資源の開発
さてここで話はがらっと変わります。皆さんの中には、文化(culture)という言葉がラテン語(だったかな?)の耕作するという言葉が語源になっていることをご存知の方も多いでしょう。実際どの文明も、耕作するという技術、農業という技術がなかったら存在しえなかったと思います。
現在世界は、いろいろな面で、行き詰っています。政治のシステム、金融システム、エネルギーシステム、経済システムなどさまざまです。これらのシステムはいずれ変えていかなければなりません。このシステムを直すためにはどうするかなどについてはここでは述べません。その前には、多くなりすぎた人口を養うだけの食料、飲料水の十分な確保が重要となってきます。
そうでなけば、新たなシステムを構築することは不可能です。これを成し遂げるためには、ちょうど文明を発生させるのに必要だった農業のような新たなシステムを創設する必要があります。しかし、そんなことは可能でしょうか?世界中の農業が今まで、ものすごい勢いで生産性をあげてきていて、今もあげています。ただし、アフリカは遅れています。アフリカの農業生産性をアジアなみにしただけで、世界の食料の問題は完全に解決するという説もあります。ところが、現在では気候変動などにより、飢饉が発生したり、不安定な部分も多すぎです。新たなシステムを生み出すためには、安定したエネルギー、食料の供給は不可欠です。特に現在では、バイオエタノールにより、食料の安定供給は危険にさらされています。
では、人類は新しいシステムを作り出すために、宇宙開発など待たなければならないのでしょうか?いえ、実は本当に身近なところに、莫大な資源が眠っています。そうです。それは海洋資源です!!
海洋資源については、すでに漁労や、養殖などいろいろやっているではないかという意見もあるかもしれません。しかし、農業と比較するとまだまだ未知です。海洋資源となると、陸上の資源と比較すれば、まだ手つかずといってもいいくらいです。海には、魚、鯨、海老、海洋プランクトン、さらに深海にはマリンスノーという海洋プランクトンの死骸が手付かずで今でも蓄積され続けています。最近の研究では、このマリンスノーが石油の原料になっているらしいことも判ってきています。さらには、植物プランクトンはバイオエタノールの原材料として使えるかもしれません。ご存知のように、地球では海の面積の方が、地上の面積よりはるかに広いし、深さも地上ではエベレスト山の高さが一番ですが、海にはその何十倍も深いところがあります。その他に、レアメタルなどの資源も豊富です。海は宝の山です。しかも、昔は技術的に不可能だった海洋への取り組みは、現代のテクノロジーの発達でどんどん可能になりつつあります。
経営学者の故ドラッカーは、海は人類にとって地球最後のフロンティアだと語っています。特に海洋牧場の重要性について語っていました。「陸上で放牧をしているように、将来は大規模な海洋牧場が出来上がることだあろう」と語っていました。
この海洋牧場では、魚などの資源のほかにも、鯨やシャチなども育てるべきでしょう。資源としての、海洋資源を守るためにも、一定以上魚が増えすぎたり、減った場合の調整に必要になることでしょう。鯨なども安定した資源になる可能性が大です。いずれにせよ、こうした海洋資源にしても、無限ではありませんから、持続可能な開発を行うべぎです。昔欧米諸国がやったように、鯨を工業製品のように扱い、油をとったら捨ててしまうという考え方では、海洋資源も枯渇してしまうでしょう。古の日本人がやってきたようには、一度獲った鯨は、すべてを大事に使い尽くすこと。また、鯨を生活の糧として大事に、敬う姿勢が必要になります。
しかし、この海洋資源の開発に関して、今どこの国もあまり大きな声では発表しません。なぜでしょうか?穀物によるバイオエタノールより、海洋植物や植物プランクトンによるもののほうが、良いと思います。さらには、大量のマリンスノーの使い道を考えるべきだと思います。この海洋牧場や海洋資源の開発は何も空想の産物ではありません、日本でも実際に小さな規模で稼動しています。こちらは、函館ですが函館の近くの上ノ国町にも海洋牧場があります。ここは、私自身も訪れたことがあり、水産関係の方からお話をうかがったこともあります。
アメリカなどの一部の巨万の富を得るためのシステムを作り出した人々、それを真似てアメリカのシステムを利用する他国の一部の人々、あるいは自分の国でこの種の新たなシステムを作り出そうとする人達にとっては、これは邪魔なのです。最近何かと話題のサブ・プラムローンも彼らの富製造の一つだったと考えられます。しかし、このツールは彼らの予想を裏切り、役立たずになってしましました。産油国の一部の富める人々にとっても、こうした海洋開発が急速に進めば、都合の悪いことはいうまでもありません。エネルギー、食料の安定供給に関して、常に世界中人々の中に不安感を植えつけておくことができなければ彼らの富製造システムはうまく機能しません。
調査捕鯨は、これら一部の人達にとって脅威です。調査捕鯨や、捕鯨解禁だけだったらまだ、先のシステムもたいした被害は蒙りません。その一角が多少崩れるだけですみます。しかし、蟻の一穴という言葉もあります。わずかのほころびが、大災厄につながる場合もあります。オランダで堤防の小さな穴を必至に腕でふさいだ勇敢な少年の話は皆さんご存知でしょう。今、アメリカなどの国の一部の巨万の富を求める人々は、この少年のように必至になって崩壊を防ごうとしています。彼らは、無論、グリーンピースやシーシェパードなどの有力な資金源となっているでしょう。賢い彼らですから、無論間接的に供与しているでしょう。しかし、この捕鯨に世界人々が冷静になって、無駄な対立をやめ、協調するようになり、これをきっかけにして海洋資源に眼が向くようになり、本格的な開発が始まったらどうなるでしょうか?彼らにとっては、崩壊の序曲の始まりです。だからこそ、調査捕鯨に対しておいそれと反対の立場を崩すことができないのです。
■終わりに
日本は、国 家戦略として調査捕鯨は続けるべぎですし、今世紀最後のフロンティアとしての海洋資源を最大限に活かしつつも、持続可能なエネルギーと食糧の生産の獲得を目指した、鯨を 含む海洋資源の養殖事業、海洋植物のエネルギーへの転用などを目指すべきと考えます。日本にはそれだけの力と知恵があります。今でも日本は省エネに関してはトップクラスの力を持っています。しかし、省エネだけでは限界があります。海洋資源の開発は私たにとって緊急の課題であると考えます。
また、日本は国民全体、いや世界のために貢献するという姿勢が求められると思います。一部の人達の富製造システム、アメリカ流自由主義経済に飲み込まれることなく、世界を救う真のリーダーとしてリーダーシップを発揮していくべきと考えます。
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31 件のコメント:
楽天ブログの三月ウサギのティタイムの管理人です。コメントありがとうございました。
海洋牧場とエネルギーの問題が調査捕鯨にあったとは驚きです。
SSやGPの団体の黒幕はその関係者ですか。
大きな問題ですね。
ハンドボールの中東の笛なんかよりずっと大きな問題なのですね。
1月25日付けの毎日新聞の海外の目というコラムに、元駐日豪大使ダルリンプル氏の記事が載ってました。題は「捕鯨の漸減こそ日本の国益」ですって。内容は理解できない内容でした(笑)
sakuchan様コメント有難うございます。少し私の書き方が悪かったのか誤解があるようです。
SSやGPの黒幕は、海洋牧場やエネルギー問題に取り組もうとしている人、あるいはそれを利用してお金儲けをしようとしている人達をさしているではありません。
その黒幕とは、冒頭にも、文中にも書いてあるように、アメリカ型の自由主義経済の悪い側面を活用して、お金儲けになるならなんでもしようとする連中のことを指します。
自由な投資活動などを通して、原油でも、穀物でも、住宅でも、長期的な展望や、環境問題なども何もかも関係なく、自分のために富を生み出すならなんでもしようとする輩のことです。
彼らは、原油、穀物、住宅などを活用して、公益とは全く関係なく、自らのためだけに富を生み出すシステムを構築しました。彼らには、短期的な視点しかないので、ひょっとしたら、海洋開発など自らにもかなりの富を生み出すかもしれないことに気づいていません。
だから、自分たちの築いた既存のシステムを少しでも壊されると都合が悪いと思い、調査捕鯨活動や、その他海洋開発に関わる事柄に関して、反対の立場から、マスコミ、世論、環境保護団体を操作しているのです。
yutakarlsonさん,拙ブログにおいで頂き有り難うございます。このエントリーは,とても分かりやすいと思います。
一方で,例えば中国1国だけで完全に水産資源依存になると21世紀中に,海洋資源は消滅するほどの試算になります。海に資源を求めるとメジャー帝国の支配からは離反できますが,栽培可能な世界ではないので,行き届いた海洋資源保護と過度の搾取にならない綿密な計画が必要なのです。今の調査捕鯨が,それに見合った調査データの集積と解析をやっているかということについては,私は生態屋として,疑問もあります。本来は,反対国がいろいろな論議をやらねばならないときに,日本の水産庁のデータを使わざるを得ないという状況でなければならないのですが。
既に中国もは食糧輸入国になってしまい,これはここんエントリーにある穀物メジャー帝国の侵略が進んだ結果ですね。
過度の搾取というモデルにおいては,かなり前に予測されていたことです。Nの枯渇するスケジュールは直ぐなので,クジラなど意識もしていないというポーズをとっている国が,武力にものをいわせていきなり方針転換をしてくるのは時間の問題だと思います。
グリーンピースも,所帯が小さいときと違ってますね。北海道のとある海獣問題でダブルスタンダードを感じてから,生態屋には,政治的なスタンスが遙か前から透けていますが,S・Sに比べれば,善意だけで関わっている人もいることも確かです。
楽しく読まさせていただきました。
ラテン語の耕作culturaが語源となっている英語は、「culture」カルチャー:文化です。
中国では疫病予防のため法律で禁止されたので、この1000年ほど刺し身を食う食習慣が途絶えていましたが、古くはありました。
唐代まではかなり一般的な食い方で、特に酒の肴として食べられていました。それは現代の日本と同様です。
ブログ徒然なるままの、よしです。コメントありがとうございました。
反捕鯨の裏側には、富と覇権を狙うアメリカ流自由主義経済があったのですね。勉強になります。
政治にしても、経済にしても、あの国はやりたい放題。
でも音楽や文学には素晴らしい面もあって、なんだかアンビバレンツな心境です。
>捕鯨の問題が片付いてしまえば、大きな資金源が断たれてしまいます。
コメントありがとうございました。
真正面から反捕鯨の問題を扱う
論客という印象です。
只単にアクセス件数を稼ぎたいとかで食文化を扱ってはならない。
complex cat様、コメントありがとうございます。中国は完全にアメリカ流自由主義経済の罠にはまって、いずれ分裂すると思います。
匿名様、コメントありがとうございます。
「ラテン語の耕作culturaが語源となっている英語は、「culture」カルチャー:文化です」。でしたね。想いだしました。昔は、中国も刺身を食べていたのですね。でも、1000年間も食べなければ、食文化としては断絶したと同じではないかと思います。
よし様、コメント有難うございます。アメリカでも、本当に捕鯨や海洋資源開発によって自らの利権を失う人達は、ほんのわずかな人達だと思います。過度に投資をしていない人達は、逆に海洋資源で金儲けをしようというように変わるかもしません。
どこの国でも、邪悪な人間もいれば、善良な市民もいるとおもいます。
Shinkai様、コメント有難うございます。確かに、今、どこからかコピーしたとか、センセーショナルな部分だけ拡大して、ブログに取り上げる人が大勢います。アクセス稼ぎにしても、ひどすぎる内容のものが増えてきていると思います。短くても、簡単でもいいので、自分の考えを表明してもらいたいものだと思います。
こんにちは、hiro-dotです。
私のblogの方でコメントを書きましたので転載します。
以下、書き記事より転載。
こんなことをして誰が得をするのか→シーシェパードの妨害行為
To iza104さま
>ピザテンフォーのyutakarlsonです。
どうも、hiro-dotです。
>最近のグリーンピースや、シーシェパードによる調査捕鯨への妨害活動、IWCにおける日本をはじめとする、捕鯨国の理解がなかなか得られないことなど、捕鯨に対する対立はなかなか解消に向かいそうもありません。
>その背景に関して、私のブログで解説しました。是非ご覧になってください。
>http://yutakarlson.blogspot.com/2008/01/blog-post_27.html
結論に関しては特に異論はありませんが、いわゆる反捕鯨団体が反捕鯨と言う立場を取っている理由は『違う』と思います。
もしも彼らが理性的に、自らの利益を追求するためにそのような立場を取るのであれば、その行動も『自らの利益を追求するため』に行うはずです。
しかし、この記事でも指摘した通り、彼らの行動には(私から見て)全く
利益がありません。むしろ、危険極まりない行動を取ると言うどう見ても損な行動しかしていません。
それで金儲けしても、死んでしまっては意味がありません。
逆説的に言えば、私には価値が全く見出せないような行動に、彼らは自らが死んでしまっても良いような価値を見出している、と言うことになります。
つまり、ここに価値観の絶対的な相違があると考えられるわけです。
そういう理性的ではない理由によって行動しているために、このような『テロ』に走るのではないかと思います。
以上、転載終わり。
中国四千年の歴史とは言いますが
中国共産党政権になる以前は中国じゃないので50数年が良いとこですね
って突っ込みどころ違いましたか…
捕鯨を止めてしまうと魚などが減り続けると思うのです。だから、反対する団体は何なのでしょうかね
鯨は逃げ切れば殺されなくて済むのです。
でも、家畜として飼育されてる牛や豚は確実に殺されます。
どちらが酷いのか
一度、クジラの肉を食べたことはありますが美味しくなかったような記憶が…
拙ブログにもご訪問、コメント有難うございました。
匿名さんのコメントへの補足みたいになりますが、civilization の語源は「都会人にする、都市化する」ということです。文化と文明を区別すれば、文化 culture は農耕に通じる土着のもの、文明 civilization は都市を背景にして成立するものだと言えます。
yutakarlson さん
コメントありがとうございました。
この問題について、私はすでに結論に至っています。
シーシェパードやグリンピースのバックがどこであろうが、どちらでもいいことなのです。
捕鯨問題は、もはや科学的合理主義から離れ情念の問題になってしまっているからです。
だから、理を尽せば尽すほど、逆効果となります。
動物愛護団体の活動ぶりを見ればわかると思いますが、彼らは非寛容です。
一切の異議申し立てを受け付けません。
日本はすでに敗北しているのです。
実証(調査捕鯨)による数値になんの説得力もありません。
鯨を野放しにしておくと、増えすぎて他の水産資源が枯渇するというのも、如何にも科学的主張のように見えますが、このような主張は似非科学であります。
生態系は必ずバランスをとり、鯨が増えすぎるなどと言うことはありえません。
人類が捕鯨をはじめたのがいつごろからかは判りませんが、そんな理屈が正しいとするなら、そのころに海は鯨だらけになっていなければならないからです。
また、日本の独自の食文化を盛んに主張しますが、これも事実とは言いがたい。
私が鯨を最後に食べたのは、およそ50年も昔のことです。
いま鯨肉がどこで売られていますか?
スーパーで大売出しでもしていますか?
鯨が日本の食糧(タンパク質)の1%でも占めているのならまだしも、なくなったからと言って消費者が困ることはありません。
赤字で廃止になる鉄道を惜しむ人々が必ずいますが、そんなに惜しんでくれるのなら、もっと利用してくれたらいいのにと、私は考えます。
捕鯨を業としている人々は困ると思いますが、いったい何人いるのでしょう。
100人にも満たないのではないかと思います。
それらの人々は、当然救済されるべきですが、それは捕鯨枠の確保によってではなく、転業指導と転業資金の提供であるべきです。
このように日本の主張が科学的、合理的主張のように見えながら、実はこれも情念に過ぎないのです。
国際捕鯨協会やグリンピースなどとやりあい、動物愛護団体を敵に回してまで調査捕鯨にこだわる合理的理由がありません。
そんなところに金と労力を使うのなら、捕鯨業者に転業資金として無償供与したほうがよほどましです。
捕鯨にこだわり、世界から孤立する危険を冒すより、堂々と捕鯨から撤退を宣言し、ついでに国際捕鯨協会も脱退したほうがよほど日本の国益にかなうはずです。
ども、【エロい人】雲哭斎です。
捕鯨問題は宗教問題の側面もあると思うのです。富の蓄積を悪と規定し信者に教会の羊たれと説くカソリックと違い、プロテスタントは勤労による蓄財を神の栄光をたたえる術であると正直に欲望を肯定してます。邪魔する輩は「神の敵」として打倒すべき存在なのかもしれません。
ファイブスターの富の源泉たる北米中西部の穀倉地帯なのですが、比較的降水量が少ないため穀物栽培には地下水に頼りきりです。その地下水は何十万年という長い時間をかけて滞水してきたものなのですが、21世紀中葉までには枯渇する恐れが有るほど無造作に汲み上げられ利用されてきました。あと数十年で合衆国は穀物輸出ができなくなるかもしれないのです。畜産物も同様でしょう。
長期的には食料は戦略物資なので、食料安保のためにも海洋資源の有効利用について日本の取り組みは間違ってはいないと思います。
……というより今更止めようがないというのが事実でしょう。
はじめまして、FC2ブログで書かせていただいている綺羅乃たまみといいます。
ブログへのコメントありがとうございました。
実は、私はレビューを書くときはニュース記事のみで、あまり他のレビューを見なかったのですが、非常に関心を持ちました。
なるほど、と思う部分も多く勉強になりました。
私は、シーシェパードの活動は貿易的な利益というよりも、「どこかで宗教的な考えが入っている」と見てます。
あちらの宗教では、階級をつける傾向が多々みられます。
私は、彼らが白人主義の主張に鯨を利用しているようにも見えます
もちろん、団体の中には純粋に鯨を守ろうと考えるヒトもいるのでしょうが…
どちらにせよ、反捕鯨運動は今では純粋な活動と見れない。そのことはほとんどの人が感じていることだと思います。
日本が仮に捕鯨をやめたとしたら、次はどうなるのでしょう?
騒ぎを起こしてニュースになれば注目が集まり、資金も集まる。暴力的環境保護団体にそういう目論見があるのは間違いなさそうに思います。日本のメディアが仮に静観しても他国の報道機関が取り上げるでしょうから、彼らをすぐにおとなしくさせる手立ては残念ながら思いつきません。
しかし、世界人口の激増、気候変動等による農業生産の落ち込みによって食料不足がそう遠くない将来に予想される今、海洋資源に目を向けるのは当然だと思います。捕鯨国仲間は少数ですが、捕鯨の火を消さないことが21世紀後半の人類を救うことにもつながるのではないでしょうか。アメリカやオーストラリアという国やその文化は大好きですが、グローバリズムの名の下に彼らと心中する必要はありません。
海の食物連鎖の上位にいる鯨には、海の汚染物質が蓄積するとも聞きます。鯨を食べられるということは、海の環境が守られているということ。本来は環境保護団体と方向性が一致するはずなのですが・・・・。
はじめまして。当方のブログでこちらの記事を紹介させていただきました。
http://blogs.yahoo.co.jp/kunokai/20856675.html
事後承諾となりますがどうぞご了承下さいますようにお願い致します。
冷静かつ詳細な内容ですので多くの人に目を通していただきたいですね。
こんばんは。拙ブログへのコメントを有難うございました。
記事をとても面白く読ませて頂きました。反捕鯨の裏の事情には陰鬱な気持にさせられます。ネットの一部には中共による日豪離反策との陰謀論も見られましたが、たとえそれがあったとしても、「富製造システム」(表現が巧い)が主力です。
綺羅乃たまみさんが上記で書かれている通り、シーシェパードは十字軍と基本的に同じだと思います。やはり一神教は所詮このような行為に出るのかと感じさせられました。教条主義と神秘主義の混合といった様子。
たまみさんも疑問を呈してますが、仮に日本が捕鯨を止めたところで感謝されるでしょうか?譲歩すればますます要件を突きつけるのが国際社会なのです。チャーチルは日本人は外交を知らないと回顧録で書いてますが、アングロサクソンのやり方は今も同じ。
「日本人は無理な要求をしても怒らず、反論もしない。笑みを浮かべて要求を呑んでくれる。しかし、これでは困る。反論する相手をねじ伏せてこそ政治家としての点数があがるのに、それができない。それでもう一度無理難題を要求すると、またこれも呑んでくれる。すると議会は、いままで以上の要求をしろという…」
iza!の方にコメント頂きありがとうございました。
もっと早く返事せねばと思って居ましたが、遅れて申し訳ありません。
東シナ海のガス田にしても、我が国が手を出さなかった背景には白人社会、特にアメリカあたりの干渉があったのでは?と思っていました。
GPやSSを活動資金の面から見れば、確かに欧米の強い意志が感じられます。
狂信的では無く、確信的な行動なら、改心させる事はまず無理ですね。
拙ブログのもう一つの方で関連した記事を書いていますので、よろしかったらどうぞw
ぼちぼち行きましょ!ブログにご訪問いただきましてありがとうございました。
気ままに私の思ったことを綴っておりまますので、政治的な背景などについては考えが及びませんでした。
色々難しい背景があるのだと改めて思いました。何にしても日本の立場は強くはありませんね。
ご訪問ありがとうございます。
yutakarlsonさんのブログ、読ませていただきました。大変すばらしく、私なんて、琴線に触れたコトのみ書いてるので、恥ずかしい限りです。
yutakarlsonさんのコメントに
《函館では正月には鯨汁を食べる習慣があります。鯨汁を食べないとお正月が来たという感じがしません。おそらく、全国の港町にはこのような風習が残っていると思います。
捕鯨派、反捕鯨派に分かれて争うなんて、全く意味がないと思います。それよりも、大事なことがこの地球には沢山あると思います》
その通りです!!拍手!!
お気に入りの本、映画、ジャズ。
結構、好みが似てます。うれしいです。
また、「マインドマップ」私も、仕事で使ってます。
これから、勝手に、巡回させていただきますが、よろしくお願いします。
皆様折角コメントしていただいたのに、対応が遅れて申し訳ありませんでした。
hiro-dot様、コメント有難うございます。確かにグリーンピースなどの先頭に立って走る人達は層だと思います。でも、それを操る人達がいることも真実だと思います。
レン様コメント有難うございます。
鯨肉も鯨そのものの種類や、部位によって美味しいものも、不味いものもあります。函館では、近海ものの鯨肉が販売されることがありますが、大抵はツチクジラという種類のものであり、肉そのものが、どす黒く、見た目も、本当に食べてもおいしくありません。
yy10000、コメント有難うございます。そうですね。ここは、cultureとしたほうが良いかもしれません。
tazaemon様 コメント有難うございます。
函館では、今でも正月に鯨汁を食べる習慣があります。鯨汁を食べないと正月が来た気がしません。このような風習は、函館に限らず、全国の港町にあると思います。
また、現在鯨肉が一般消費者に好まれていないとか、需要がないということもありますが、現在の食糧事情が未来永劫にわたって続くという保証はどこにもありません。
安全弁として、調査捕鯨もつづけておくということには、十分根拠のあることだと思います。
エロイ人〇〇〇(どう変換したら良いのかわからないので、〇〇〇で失礼します)様、コメント有難うございます。
そうですね。仮に水が十分補給されたとしても、牛肉の消費にはいずれ限界がくると思われます。
また、私は、巨大ファンドによる、バイオエタノール工場や、原油などへの巨大な投資が、第二のサブプライム問題を生み出すのではないかと危惧しています。
綺羅乃たまみ様コメント有難うございます。
確かに間違いなく、宗教的な側面もあると思います。それをうまく、利用されている側面はあると思います。
日本が捕鯨をやめたとしたら、また新たな問題をつくり出すと思います。
何だかなぁ様コメントありがとうございます。
鯨には水銀などが含まれていて、危険だなどいう記事もブログ上で掲載されていますが、北海道医療大学の人だけがそういっているようで、他の人達はそのようなことは言っていないので、今のところは大丈夫そうです。海洋資源を守るためにも、環境汚染対策には力をいれなければいけないと思います。
環境保護団体は、昔は環境のことに関して貢献しようとして、結成されたのですが、いまや巨大化した上に自己変革も遂げられなかったため、完了組織のようになってしまい、自らを継続させることにばかり精力を費やしているのだと思います。
Sora様 コメント有難うございます。このブログは冒頭に書いてあるように、リンクフリーです。転載も結構です。多くの人の目に触れていただければ、それで満足です。これからもよろしくお願いします。
mugi様コメント有難うございます。
わずか、10数年前までは、確かに環境保護団体など反対の意向をしめしていましたが、他の一般の人はそうでもありませんでした。事実10数年前に私が所属していた大学の研究室(生物学講座)に、オーストラリアの大学教授が留学していましたが、彼に捕鯨問題についてどう思うかを聴いてみたところ、全然反発はしていなかったですし、「あれは、一部の人がやっていることで、大部分のオーストラリア人には全く関係のないことだ」と語っていました。昨今の反捕鯨に関しては、多分に人為的なものを感じます。
あるぱか様 コメントありがとうございます。関連記事はまだ見ていないので、早速みさせていただきます。
kyon2様 コメントありがとうございます。私は、サブプライム問題がより深刻化して長引いたり、巨大ファンドのバイオエタノール工場や、原油開発などへの巨大な投資などが、第2のサブプライム問題になって、本格的にアメリカ不況が長期化した場合、確かに世界にとって一時的に大きなダメージにはなるかもしれませんが、日本にとって一つのチャンスになるかもしれないと思っています。EUも新たな経済秩序をつくることはできないと思います。中国はそのとき霞むでしょう。オーストラリアは行き場を失うでしょう。
もし、そうなって、第2の経済大国である日本が内需拡大路線に走ったとしたら、日本の立場はかなり強固になると思います。その時世界の国々は手のひらを返したように親日的になるかもしれません。
そのようなときには、調査捕鯨、いや商業捕鯨に関しても、私がこのブログで示した最後の部分のような姿勢で取組めば、世界も納得することでしょう。
そのため、アメリカ経済の破綻は、世界にとって一概に悪いことではないと思っています。経済の破綻は、それまでのやり方が間違っていたという
明白な査証ですから、その後の世界はかなりかわってくると思います。
今回のサブプライム問題に関しては、巨万の富製造システムにとって、打撃だったと思います。
こんにちはmobilesearchiwateです。コメントありがとうございました。yutakarlsonさんのブログを拝見して、この捕鯨問題の根幹が見えた気がします。今の時代、ニュースを見ても何が真実なのかわからず、一つのニュースの真実を知りたいという欲求は高まるばかりです。
捕鯨問題に関しては特に日本側も大きな関係者ですから、ニュースの報道にもなんらかの規制や圧力があるのではないか・・・実は反捕鯨が正しいのではないか・・・いや、でも反捕鯨国家の利権の一部も見え隠れしているから、やはり利権絡みで反対活動を行っているのではないか・・・それらが頭の中で入り混じって何を信じていいのかわかりませんでした。
こちらのブログが100%真実ではないかもしれませんが、でも間違いなく一つの真実だと思います。
ありがとうございます。
拙ブログへのご訪問ありがとうございました。ほぼ写真のみでblogをやっている身としては、自分も関心のある問題を丁寧に解説いただいて、頭が下がります。
捕鯨問題について記述されたblogでは私の目にした限りでは質量ともにもっともすばらしいと思います。知り合いにも紹介させていただきたいと思います。
こんにちわ。ブログへのコメントありがとうございます。
捕鯨に関して色々な切り口で考察されており参考になりました。
「捕鯨を止めることが日本の国益」との意見もあるようですが、
止めると今以上に押せば引く日本と各国から思われる恐れもあるかと思いました。
しかし意固地になって続けるのもイメージが悪いと考えると、
政府ののらりくらりとした対応が正解にも思えてきたので不思議です(笑)
mobilesearchiwqte様コメント有難うございます。同じ事象を見ても、一人一人見方、立場が違いますから、真実は一つとは限らないと思います。
特に歴史とはそういうものだと思います。名前は、忘れてしまいましたが、イギリスの古い歴史家に、極右的な考えを持っている人がいました。しかし、その人は生涯一環して極右的な立場で物事を書きとおしたので、後世の歴史家は彼の著作は非常に分かりやすいと評価しています。最近のマスコミなど、その時々で立場がふらふらしているとか、そもそも、他国の立場に立って書いているなど、非常に分かりにくいものになっていると思います。
くまお様コメント有難うございます。他の人にも見ていただければ、幸いです。よろしくお願いします
crea++様、コメント有難うございます。政府もそれなりに、良い匙加減で、対応しているのだと思います。特に水産庁の方々は、粘り強く活動されていると思います。
当方のブログにコメントいただいた者です。
グリーンピースや既存の富製造システムのお話。
一度出来てしまった組織やシステムって、生存しようと、あの手この手を尽くすものですね。およそ組織/システム自身の理屈に基づいて。
当方のブログにコメントありがとうございました。
感想は
http://toranonikki.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_7e2b.html#comment-22850970
の方にも書かせていただきました。
自分は「おばさんがTVの前で文句を言っている」ようなことを書いているので、お恥ずかしい限りですが、こちらでは「事の裏事情」をわかりやすく説明されていて勉強になりました。
こんにちは。
ORGANIC STONEのPTDと申します。
当ブログにコメントありがとうざいました。
捕鯨問題に食肉産業の利害関係が絡んで来ている、という視点、新鮮でした。なぜ思いつかなかったんだろう!
私はさっさと捕鯨を諦めて他の食料資源を探るべく税金を使ってくれぃ!と思っていましたが、仰る通り、鯨は貴重な海洋資源。上手くコントロールして利用するべきであります。
ただ、現在の捕鯨問題は感情論に流されているように見えます。というか、感情を刺激するような方向に仕向けられているのですね?
日本も反捕鯨連中を刺激するようなやり方は止めた方がいいのに、と思っています。牛を殺していいのに鯨はダメか、牛はかわいそうじゃないのか、なんていう感情的議論を続けている限り、決して妥協案は出てこないと思います。
ではでは。
yutakarlson 様
書き込みから参りました。記事おもろしく拝見しました。
捕鯨問題が環境ではなく、資源・エネルギーの問題であるとのこと、富・金銭の問題であることはその通りだと思います。
ただ、それに扇動されている民衆は、その正論は通じるでしょうか?もはや鯨信仰のようになっています。
自分らが何を食べて生きているのか、何を殺して生きているのか、生きるとはどういうことなのかを気づかせない限り、鯨宗教を妄信しているものに科学的理屈は通用しないと思います。
可愛いから殺してはダメなのか、可愛くないから殺していいのか、見えるところだからから虐殺で、見えないところだと虐殺ではないのか。
裏で金勘定しているしている自称環境保護運動家よりも、無知で扇動されている民衆の扱いが問題だと思います。日本はもっと目に見える形で、このようなバカの人種差別思想の矛盾を訴えていかなければと思います。
鯨を食べていないからやめればいいとか言う人がいますが、鯨をやめたら次はまぐろです。彼らにとって自分の価値観と会わないものはすべて野蛮なのですから。
HPの継続がんばってください。
今年の秋にAnimal PlanetでSea Shephard関連のシリーズが放送されるそうです。
題して「Whale War」
英語圏の子供に人気のAnimal Planetですから影響が怖いですね。
コメントに対応できなかった方々、時機を逸してしまいましたが、貴重なコメントの数々誠に有難うございます。参考にさせていただきます。
それから本日コメントをいただきました、匿名さま、コメント有難うございます。
私は、あまり気にしていません。今英語圏の人々の関心事は、チベット問題です。ロンドンなどでも、最大の関心事はチベット問題です。オリンピック開催まで、この話題で持ちきりだと思います。さらに、オリンピック開催後は、中国バブル崩壊で世界の耳目は完全にそちら側に釘付けになります。そうして、シーシェパード、グリーンピースの活動資金は集まりにくい状況となるため、しばらく影を潜めるでしょう。変わってチベット問題等、人権問題に関して活躍する保護団体が脚光を浴びるでしょう。
チベット人や、カンガルーや、日本人の命よりも鯨の命の方が大事だという国は世界広しといえども、オーストラリアくらいですから・・・・・(笑)。オーストラリアは中国との結びつきを強化しようとしています。中国バブル崩壊を機にして、この方針は間違いだったと、オーストラリアの人々も理解するようになり、現政権への風当たりも強くなることでしょう。
なお、最近中国関連の記事も書き始めています。是非ご覧になってください。
http://yutakarlson.blogspot.com/2008/04/blog-post_08.html
興味深く拝読しておりますが、
日本側の弱点を指摘するブログもあるのですが、
日本側の弱点があればそこは一刻も早く
解消を…と思うのですが、
そのあたりについては何かご存知ではないでしょうか?
日本が他国の先住民の枠について反対してしまったとか、
調査捕鯨中に、ミンククジラのほか、絶滅危惧種まで一緒に含めて
殺していることがあるとか、
いろいろ検索で見つかるのですが…?
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