女性の下着は、洋服に負けないくらいたくさんの種類があって、その女性の趣味や個性が出るところですよね。
職場の規定で地味な格好しかできないかわりに、毎日派手な下着を着けたり、体型を維持するために上下で数万円の機能派な下着を着けていたりする女性もいるようです。
下着選びは女性にとっては楽しみのひとつですが、外から見えないだけに、“お小遣いがピンチの時”は最初にお金をカットされるのが下着。
みなさんは一年間にどれくらい下着を買いますか? 最新の総務省統計局の調査から一年間に女性用下着に費やす下着の金額をランキングしてみました。
今、下着にお金をかけられる女性が多い県は、一体どこなのでしょうか……?
■1位:滋賀県(大津市) 9,745円
日本最大の湖、琵琶湖が県の中央にある滋賀県。京都に隣接し、歴史的には近江の国としてゆかりのある文化財が多い土地。(左写真は、最年少
の女性市長 越 直美 さん)
昔からの質素倹約を旨とした近江商人の気質からか、特に大企業や工場地帯があるわけではないけれど、県民所得が高いのが特徴です。
琵琶湖の自然や近江牛といった地場産物に恵まれて、2010年の調査では全国6位にランクインし、近隣の兵庫や京都よりも所得が高いそう。
女性の所得がそのまま、反映されているのでしょうか?
■2位:熊本県(熊本市) 9,531円
世界一大きいカルデラで有名な阿蘇山がある熊本県。国立公園など雄大な自然に囲まれ、水が豊かなのも特徴です。
古くは「水の都」といわれ、熊本市内の水はすべて地下水で賄われています。(左は、月刊誌「クマモト」の表紙)
農業も盛んで、お米はもちろん、ミカンやスイカなども有名です。特産品のからしレンコン、おいしいですよね。
旅行好きが多いともいわれる熊本県、旅行のために新しい下着を買っているからなのでしょうか?
■3位:石川県(金沢市) 8,745円
小京都といわれる城下町の金沢は、北陸地方の政治や文化の中心。数多くの文化遺産や伝統工芸が現代に受け継がれています。教育熱心で、進学率や社会人の学習意欲が高く、そのため質素倹約を重んじる風土があるようです。(左画像は、金沢市の女性救命士)
下着にお金をかけるのは、コスパを見越してのことなのでしょうか?
次いで、トップ10には群馬県(前橋市)、広島県(広島市)、茨城県(水戸市)、栃木県(宇都宮市)、奈良県(奈良市)、宮城県(仙台市)、愛媛県(松山市)がランクインしました。
ランクインしたのは県庁所在地が多く、働く女性が多いからかもしれませんね。
ただ平成19年の調査と比較すると、19年は1位が12,648円(静岡県)なので、全体的には下着にかけるお金はダウンしているようです。
【私の論評】下着と景気の関係?景気が良いと、派手な下着と、巨乳がはやるらしい?!!
上の記事を読んで、やはり、景気のことに意識が向いてしまいました。特に上の記事の最後の部分で、「平成19年の調査と比較すると、19年は1位が12,648円(静岡県)なので、全体的には下着にかけるお金はダウンしている」というところが気になりました。やはり、デフレがさらに進行しており、それが女性の下着にまで現れれているということなのだと思います。
昨年テレビでやっていましたが、女性の下着でモノトーンが売れるときは、景気が悪いらしいです。実際、米国の調査で、白、黒などの単色がリーマンショック以降はよく売れているそうです。理由は、気持ちが落ち込みがちで、華やかな下着に手がいかないからではないかって、解説していました。これは、日本でもある程度あてはまると思います。
昨年の震災直後のファッションにも変化があらわれたことは、このブログでも掲載しました。年初に、ピンクや赤のカラーがはやるとされていたにもかかわらず、震災直後には、白を中心とした落ち着いた色調の服が人気となりました。やはり、ファッションは、人々の心理を反映するものなのです。だから、下着にも人々の心理が大きく左右するのだと思います。
でも、単色でもピンクのように明るい色はあります。それに、白の単色だってフリルでも付いていればかわいいし、黒の下着はけっこうセクシーです(おっと脱線)。理由はよくわからないけど、そういう傾向があるようです。
一方、男性の場合は、色や柄との関連はないようです。男性は同じ下着を長く使用するのに抵抗があまりない人が多く、景気が悪くなると、下着を買い換えなくなるそうです。すなわち、男性下着が売れなくなってくると、景気が悪化すると予測できるようです。
昨年アメリカは、景気どん底の米国でしたが、少し男性下着の売れ行きが回復基調にあるという報告があったそうで、実際今年雇用が回復したという報告もありました。
それから、これは、『週間プレイボーイ』という雑誌に掲載されていたことですが、「巨乳ブーム」と、経済には密接な相関関係があるようです。その内容の要約を以下に掲載しておきます。
アイドルや女優のトレンドのひとつである巨乳。芸能界にはおよそ10年周期で「巨乳ブーム」がやってきているが、このブームと景気の間には密接な関係があるという。
どういうことか、さっそく巨乳ブームと景気の相関関係を見ていこう。まず、日本における第一次巨乳ブームは、第2次オイルショックの翌年、未曾有の好景気の始まりともいえる1980年にやってきた。河合奈保子のデビューや宮崎美子が脚光を浴びたこの年を、おっぱい評論家の杜(もり)哲哉氏は“巨乳元年”と位置づける。
「1980年というのは、アイドル界にとってエポックメイキングな年といえます。というのも、それ以前は『神聖なアイドルに巨乳はあっちゃいけないもの』という認識だったんです。例えば、当時の某アイドルは巨乳を隠すために胸にサラシを巻いていたといわれています。かの榊原郁恵さんでさえ、バストはあまり露出しない傾向にありました。それがこの80年以降は、アイドルの巨乳が一気に世に放たれたのです」
巨乳が市民権を獲得した80年から、日本経済は成長の一途をたどる。86年にはバブル景気がスタートし、ピークとなった1989年には第二次巨乳ブームがやってきた。かとうれいこが第16代クラリオンガールに選ばれ、かたやAV界では松坂季実子がデビュー。実は「巨乳」という言葉が一般化したのも、この年である。
かとうれいこ |
そして小泉内閣が発足した2001年から2002年には、井上和香、松金洋子、夏目理緒、根本はるみら、そうそうたる爆乳グラドルが続々とデビューし、第三次巨乳ブームがやってきた。同時に、08年まで続く「いざなみ景気」がスタートしたのもこの年である。
本誌ボイン学園のハマノ理事長によると、「巨乳ブーム=好景気」の相関関係があるとのこと。ということは、ブームが終わると景気も悪くなるのだろうか?
「91年にバブルが崩壊。と同時に、牧瀬里穂、宮沢りえ、観月ありさという『3M(スリーエム』の時代がやってきたのである」(ハマノ理事長)
宮沢理恵 |
「96年に広末涼子さんがトップアイドルの座に就くと、金融ビッグバンが……」(前出・杜氏)
確かに、第三次巨乳ブームの2000年代に目を移しても、南明奈がブレイクした2007年にはサブプライム住宅ローン危機、そして翌年にはリーマン・ショックが発生して、いざなみ景気は終わりを告げた。
南明奈 |
ハマノ理事長によると、美乳・微乳ブームが不景気を呼ぶのではなく、「巨乳ブームは好景気の前兆なのであ~る!」とのこと。つまり巨乳ブームが来ると好景気が始まり、不景気にさしかかると巨乳ブームも終わるということらしい。
例によって“巨乳評論家”たちの分析なので鵜呑みにはできないが、経済界の人たちは株の動きだけでなく、女性の胸にも目を光らせる必要がありそうだ。さて、極彩色の下着を身に着けた、巨乳の女性が巷に現れもてはやされるようになれば、景気は相当良くなるということのようです。さて、どうなることやら、残念ながら、直近では、このブログにも掲載したように、「小さく見せるブラ」が売れているそうですから、やはり、統計資料などでも、わかるように、日本では、デフレが続き、今年でとうとう26年目に突入です。もはや、「失われた10年」など通り過ぎ、「失われた20年」も通りすぎ、後もう少しで、「失われた30年」に突入しそうです。
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このようなデフレから抜け切れていない、最中に、増税したり、金融引き締めばかりしていれば、「失われた30年」は確定したも同然と思います。これからも、 美乳・微乳ブーム や、モノトーンの下着が、定着していくのだと思います。
しかし、そろそろ、政局だけ考える民主、自民などの既存政党には、政治の表舞台から去っていただき、新たな政治勢力が、政権を担い、積極財政を行うとともに、日銀法を改定して、日銀本来の役割を果たさせるようにすべきときと思います。
そうして、巷に、 極彩色の下着を身に着けた、巨乳の女性が巷に現れもてはやされるようになれば、 良いと思うのは私だけでしょうか?
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