ラベル 小笠原 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 小笠原 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014年12月11日木曜日

ナスカの地上絵に落書き グリーンピースをペルー政府が法的措置へ―【私の論評】小笠原の珊瑚乱獲は見てみぬふりをして、ナスカにイタズラ書きをするGPや、何もしないSSはやはり単なる利権団体だ(゚д゚)!

ナスカの地上絵に落書き グリーンピースをペルー政府が法的措置へ



ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」で、環境保護団体「グリーンピース」が巨大な落書きをしたことがわかった。

時事ドットコムなどによると、12月8日の早朝に活動家12人が地上絵のある平原に侵入。「変化する時が来た!未来は再生可能 グリーンピース」と、黄色の布でつくったメッセージをハチドリの地上絵の近くに置いたという。温暖化対策の新たな枠組みを協議する国連の会議「COP20」が、ペルーの首都リマで12月9日から始まる前に各国の閣僚へのメッセージを届けるのが狙いだった模様だ。

これに対し、ペルー文化省は9日、「違法な行動により、深刻な影響があった」とし、地元検察当局に通報。責任者を出国させないよう求めたという。イギリスの新聞「ガーディアン」によると、ペルー政府はグリーンピースの活動家に法的措置を取る方針だ。

ペルー文化省のルイス・ハイメ・カスティーヨ副大臣は「ペルー人が神聖だと考える全ての物に対して、平手打ちを食らわせたようなものだ」と激怒した。「地上絵の線は極めて壊れやすく、周辺の立ち入りは厳重に制限されている。その上、彼らが壊したハチドリの地上絵は最も鮮明で、世界的にも有名なものだった」と述べたという。

この記事は、要約です。詳細はこちらから(゚д゚)!

【私の論評】小笠原の珊瑚乱獲は見てみぬふりをして、ナスカにイタズラ書きをするGPや、何もしないSSはやはり単なる利権団体だ(゚д゚)!


グリーンピースやシーシェパードは、過激な活動をすることで有名ですが、ナスカの地上絵付近にイタズラ書きをするという、とんでもないことをやらかしてしまいました。

このようなことを実施するにしても、ペルー政府の領解を得るなどのことはしていません。事前に告知していれば、足止めされて、このようなことは実施できなかったことてしょう。

宝飾品として価値の高い赤珊瑚

それにしても、グリーンピースは、中国船による小笠原の赤珊瑚の乱獲については、何ら行動を起こしていません。

グリーンピースが小笠原の赤珊瑚の乱獲について、実行したことといえば、声明を発表しただけです。以下にグリーンピースのサイトから抜粋したものを掲載します。

2014/11/06 中国漁船の違法サンゴ漁についてのグリーンピース・コメント 
プレスリリース - 2014-11-06 
小笠原諸島と伊豆諸島周辺海域で、中国漁船が違法サンゴ漁を行っていることについて、国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは下記のとおりコメントを発表しました。

「グリーンピースは、小笠原諸島と伊豆諸島海域で行われている違法サンゴ漁に抗議します。同時にグリーンピースは、このような違法サンゴ漁だけでなく、いかなる違法漁業にも反対しています。 
いま、サンゴの白化や、マグロなどの大型魚介資源の枯渇など、海の生態系に深刻な影響が出ています。背景にあるのは、二酸化炭素の排出による気候変動や、グローバル経済にともなう過剰漁業・大量消費です。なかでも違法漁業と乱獲などにより、魚介類などの海洋資源が回復するために十分な時間もないほどの方法で、漁獲され消費されています。このままでは、将来世代に美しい海の生態系や環境を残すことができません。 
小笠原諸島は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界自然遺産に登録されています。赤サンゴの成長は非常に遅く、2010年にはワシントン条約締約国会議で貿易規制対象とするかの議論がされるなど、保護の対象となるべき種です。このような違法漁業は、サンゴが育む海の生態系を著しく損壊させるめ、即時中止を求めます」。
グリーンピース・ウェブサイト「海をまもる」 
http://www.greenpeace.org/japan/ja/campaign/ocean/

グリーンピースは、抗議文を自分のサイトに掲載するだけで、後は何もしていないようです。

あのシーシェパードに至っては違法珊瑚漁に対するコメントも発表していないようです。日本の調査捕鯨船に体当たりしたこともあるのですから、少なくとも、小笠原の海域に船を出して、抗議するくらいのことはしても良いのではないかと思います。

日本の調査捕鯨船に体当たりしたシーシェパードのアースレース号

結局、グリーンピースとかシー・シェパードなどは、利権団体に過ぎないのだと思います。彼らのことを揶揄して、サメのようであると語る人々もいます。

サメの中には、エラがないために、前に向かって泳ぎ続けないと酸素が補給できなくて、死んでしまうものもいるそうです。

自然保護団体も、サメのようなものであり、何か問題を作り続けないと資金が絶たれて、崩壊してしまうのです。

だから、ナスカの地上絵の側に、落書きをしたりして、世間の目を惹きつけて、問題を作り出し資金を集めようとするのです。

シーシェパードなどは、日本の太地町で、イルカ漁をする大人しい地元の漁民などを脅したりしています。

「シーシェパード」を取り扱ったドキュメンタリー番組が日本でもテレビで放映されたことがありましたが、大きな話題となっていました。

その中でも、最も注目された箇所が、以下のものです。

法を犯している訳でもない漁師に対して「なぜ嫌がらせをするのか?」と問われたシーン。


これは、ないですね。とんでもないです。

結局、グリーンピースも、シー・シェパードも、特に日本をターゲットにするのは、金になるからです。

日本としては、彼らには一銭もくれてやらないということで対処すべきです。無論、日本政府はそんなことはしていませんが、日本の企業や個人でも、これらの団体に寄付するのはやめるべきです。

来年あたりは、中国もドイツを除いたEUもアメリカもあまり景気は良くならないようです。日本やドイツだけが、経済がまともで、後は低調ということになりそうです。

そうなると、自然保護団体に回る金も減少するものと思います。

私達は、彼らのやせ細る姿を、自宅で、鯨ベーコンでもつまみにして、お酒を飲みながら、眺めることができるかもしれません。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

【関連記事】

小笠原に押し寄せる中国船、「宝石サンゴ」密漁か 「守るすべない」「島民は不安」―【私の論評】これは第二の尖閣問題に発展するかもしれない!尖閣問題は中国の第一次列島線に関係するが、小笠原侵入は、第二列島線の下準備かもしれない(゚д゚)!

「日本は捕鯨続けるべきだ」和歌山の豪ジャーナリスト 取材で来日、伝統漁法に感銘―【私の論評】今度は日本の近海捕鯨が脅かされる可能性が高い! ノルウェーなみの厳しい方針で臨むべき(゚д゚)!

以下の記事は、多少古いですが、オーストラリアがなぜ日本の捕鯨に反対するのかを記したものです。

オーストラリアが捕鯨に反対する理由





【関連商品】

テキサス親父の「怒れ! 罠にかかった日本人」 (SEIRINDO BOOKS)
トニー・マラーノ
青林堂
売り上げランキング: 62,244

K&K 国産グリンピース無着色缶 85g×6個
国分
売り上げランキング: 60,839

中国人の世界乗っ取り計画
中国人の世界乗っ取り計画
posted with amazlet at 14.10.13
産経新聞出版 (2013-12-20)
売り上げランキング: 59,263

2014年10月13日月曜日

小笠原に押し寄せる中国船、「宝石サンゴ」密漁か 「守るすべない」「島民は不安」―【私の論評】これは第二の尖閣問題に発展するかもしれない!尖閣問題は中国の第一次列島線に関係するが、小笠原侵入は、第二列島線の下準備かもしれない(゚д゚)!

小笠原に押し寄せる中国船、「宝石サンゴ」密漁か 「守るすべない」「島民は不安」



世界自然遺産に登録されている小笠原諸島(東京都)沖に中国船とみられる不審船が押し寄せている。目的は高級サンゴの密漁とみられ、その数は日を追うごとに増加。夜間には水平線に不審船の明かりが並び、島の近くまで接近する船もある。「自分たちの領土で好き勝手にされているのに、見ていることしかできない」。傍若無人な振る舞いに地元漁業にも影響が出ており、国境の島では不安が広がっている。(松岡朋枝)

×   ×   ×

今月8日夜、皆既月食を観測しようと母島のヘリポートに集まった島民は息をのんだ。南の海上に「えらい数」の漁船の明かりが見えたからだ。小笠原では、集魚灯を使用した漁業は禁止されている。

「夜間だけではない。最近は日中にも目撃されるようになった。かなり広い範囲で堂々としたものだ」

小笠原村議会の佐々木幸美議長は説明する。父島と母島を結ぶ定期船からも、航路上で日中に10隻ほどの不審船を確認したとの報告があったという。

父島でダイビングショップを営む男性も、不審船を目の当たりにした一人だ。9月22日、客を連れて訪れた嫁島付近で東の水平線から不審な船が姿を見せた。5隻、10隻、15隻-。鉄製で中国旗を掲げた船団は、あっという間に20隻程度に膨れあがった。

「中国から小笠原沖まで航行して採算が取れるのはサンゴしか考えられない」

東海大海洋学部の山田吉彦教授(海洋政策)は中国船とみられる船の狙いがサンゴの密漁だと分析する。

日本産のサンゴは品質が良く、中国では高値で取引される。日本珊瑚(さんご)商工協同組合によると、「宝石サンゴ」とも呼ばれる赤サンゴの卸値は10年で約5倍に上昇。平成24年の平均取引額は1キロ約150万円で「金より高値で取引されることもある」(同組合)。

宮古島(沖縄県)沖や五島列島(長崎県)周辺もサンゴの生息地だが、山田教授は「警備が厳しくなった結果、小笠原まで足を延ばすことになったのではないか」と指摘。「サンゴは貴重な資源であると同時に、海底の形状にも影響する。サンゴの乱獲は生態系を壊すことにもつながる」と警鐘を鳴らす。


この記事の詳細はこちらから(゚д゚)!

【私の論評】これは第二の尖閣問題に発展するかもしれない!尖閣問題は中国の第一次列島線に関係するが、小笠原侵入は、第二列島線の下準備かもしれない(゚д゚)!

田母神氏は、この事件について以下のようなツイートをしています。
まさにこの通り。

ちなみに、珊瑚は 刺胞動物門花虫綱に属する動物(サンゴ虫)のうち固い骨格を発達させる種で 宝石になるものや サンゴ礁を形成するものなどが有ります。

珊瑚礁の海を泳ぐ女性

珊瑚は宝石の原材料ともなります。

伊サルディ産天然深海赤珊瑚ブレスレット
美しい沖縄の血のり珊瑚
それにしても、中国船のこの傍若無人な振る舞い、決して捨て置けるようなことではありません。尖閣諸島は、過去の日本政府の初動体制が非常に不味かったため、現状のように中国艦船や航空機がしばしば領海や領空を侵犯するようになってしまいました。

その二の舞いにはなりたくないものです。日本政府も毅然とした態度で、これに対処し、徹底的に拿捕や送検をして、このような中国の密猟者たちを徹底的に懲らしめ、二度とこのような事ができないように叩きのめすべきです。

それから、この問題は、環境破壊の問題でもあります。この地域では、本来珊瑚をとってはいけないはすです。グリーンピースや、シー・シェパードなど、こういうときにこそ、この海域に出没して、密猟の妨害をすべきです。
太地町に姿を現したシー・シェパードの面々
しかし、彼らにはそんなことはできないかもしれません。太地町の純朴な漁民やそれを支える地元住民の人々に対しては、自らの身の危険を感じることがないので、抗議活動ができるのかもしれませんが、粗暴な中国の船に対してはできなのだと思います。

今回のこの出来事、以上のような単純なことですめば良いのですが、さらなる不安要因もあります。小笠原諸島というと、実は中国が将来自分のものにしようとする全く自分勝手な、列島線の中にも含まれています。

この列島線には、二種類あって、第一次列島線と、第二次列島線があります。この第二次列島線には小笠原諸島も含まれています。

これに関しては、以前このブログでも紹介したことがありますので、その記事のURLを以下掲載します。
日本が宮古島に地対空ミサイル展開 中国の太平洋への出口封鎖する狙いか(China.org.cn)―【私の論評】このままでは第一列島線確保もままならぬ中国の蹉跌(゚д゚)!永遠に無理か?
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、以下に中国の列島線に関わる部分のみ引用させいいただきます。

第一列島線とは、上の図の緑の線であり、中国の海域における軍事的防衛ラインの一つで、九州・沖縄から台湾・フィリピン・インドネシアの諸島群などを結ぶ線。中国海軍は1980年代半ばに提唱された「近海積極防衛戦略」などに基づいて軍事力を増強し、それまでの沿岸防衛から近海・外洋へと展開してい。この軍事戦略において近海と外洋を分ける目標ラインとされる。 
第二列島線とは、上の図の紫の線であり、中国の海域における軍事的防衛ラインの一つで、伊豆・小笠原諸島からグアム・サイパンを含むマリアナ諸島群などを結ぶ線。中国海軍は1980年代半ばに提唱された「近海積極防衛戦略」などに基づいて軍事力を増強し、それまでの沿岸防衛から近海・外洋へと展開している。この軍事戦略において外洋の範囲を示す目標ラインとされる。
尖閣諸島や、東シナ海、南シナ海への中国海洋進出の問題は、明らかにこの中国の第一列島線に関わる問題です。これについては、もう最近のこれらの地域における中国の挙動によって、誰もがこれらと第一次列島線との関係を認めざるをえない状況にあると思います。

小笠原にも関係する第二次列島線に関しては、ほとんど問題にされてきませんでしたが、今回の中国戦侵入はこれと関係あるかもしれません。だだの欲たかりが、金儲けのためだけに、わざわざこの海域に侵入してきているだけではないかもしれません。

ここで、日本政府の出方が甘ければ、中国は最初はこうした密猟などで既成事実を繰り返し、その後に尖閣周辺でみられたように、中国艦船を出動させ、新たな領土問題をつくりあげる魂胆かもしれません。

尖閣問題は、ある意味中国政府等による、国内デモンストレーションでもあります。中国人民の中国政府に対する批判や攻撃をそらすため、尖閣で示威行動をして、人民の目をこちらに向けるという戦術です。

しかし、これはもすすでに過去に何回もやり、その後一向に進展しないことから、あまり中国国内でも、注目を浴びることはなくなってきています。

そこで、新たな問題を起こして、中国人民の目を新た第二列島線のあたりに惹きつけようという魂胆かもしれません。

こちらのほうが、うまく行けば、第一次列島線のほうも意外とはやくすすむかもしれません。沖縄では、一部の左翼系の馬鹿共が中国の煽りでバカ真似を繰り返しています。選挙も近いことですから、新たな左翼系の馬鹿首長でもできれば、俄然中国にとって有利になります。

そうして、なし崩しで第一列島線を確保し、次の段階の第二次列島線も何とか手にいれようという魂胆かもしれません。

このような、シナリオ単なる私の、当て推測で終わってしまえば良いのですが、こうした悪いシナリオに発展するケースも十分あり得ると思います。それは、過去の尖閣問題という事実もありまし、今後の小笠原諸島付近の、サンゴの乱獲がどのように発展していくかを見れば、わかることだと思います。

今後もこの問題は、注意深く見守り、何らかの新しい動きがあれば、このブログに再度とりあげようと思います。

それにしても、小笠原の海は、平和で安全な海であってほしいです。日本政府は断固たる措置をもって、必ず傍若無人な中国船を排除していただきたいものです。それが先にあげたような最悪のシナリオを避けることにもなります。

珊瑚礁の海を泳ぐトップレスの女性
尖閣問題での過去の甘い対応を繰り返せば、中国はたとえ今回は第二列島線を意識していないのかもしませんが、中国に対して隙を与える結果になってしまう恐れも十分あります。

漁民が安心して漁ができるように、そうして、他の人たちも安心して泳げる平和な海にすべきです。

中国の馬鹿共にむざむざと荒らされるようなことがあってはならないです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

【関連記事】


【沖縄が危ない】中国万歳!? 沖縄で勢い増す「反日」「反米」世論―【私の論評】正しくは、沖縄や沖縄の住民が危ないのではない、左翼系新聞二紙と本州からの外人部隊が危ないのだ!!

沖縄知事選立候補者が唱える“琉球独立論”の不可解 沖縄出身・兼次映利加氏―【私の論評】沖縄独立を語るなら、その1000倍香港、チベット、ウイグル、内モンゴル、満州の独立を語らなければ、全くバランスを欠く発言となる(@_@;)

「沖縄は日本が武力併合」中国共産党機関紙が論文―【私の論評】歴史地図と長期国家戦略地図が示す、侵略国家中国!!弱れば、攻めこまれ領土を奪われるだけ!!

【妄想暴走中国】“言うだけ”オバマ大統領に乗じ沖縄本土強奪を画策する中国―【私の論評】日本の国益を守る立場ではなく、戦勝国の戦後体制を守る立場からみても、中国の暴挙は許せないはずなのに・・・・・・(゚д゚)!

【関連図書】

中国人の世界乗っ取り計画
産経新聞出版 (2013-12-20)
売り上げランキング: 59,263

だから中国は日本の農地を買いにやって来る TPPのためのレポート
河添恵子
産経新聞出版
売り上げランキング: 337,681


特報 米国司法省 IR疑惑で500ドットコムと前CEOを起訴 どうなる岩屋外務大臣―【私の論評】岩屋外務大臣の賄賂疑惑が日本に与える影響と重要性が増した企業の自立したリスク管理

特報 米国司法省 IR疑惑で500ドットコムと前CEOを起訴 どうなる岩屋外務大臣 渡邉哲也(作家・経済評論家) まとめ 米国司法省は500ドットコムと元CEOを起訴し、両者が有罪答弁を行い司法取引を結んだ。 日本側では5名が資金を受け取ったが、立件されたのは秋本司被告のみで、他...