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2013年7月28日日曜日

天皇皇后両陛下の福島ご訪問が“私的な”旅行となった理由―【私の論評】麗しき皇后陛下のお気遣い、天皇皇后両陛下、万歳、万歳、万歳!!日本の伝統文化である惻隠の情を体現してきた朝廷文化を維持継続してきたからこそ、日本は素晴らしい!!

天皇皇后両陛下の福島ご訪問が“私的な”旅行となった理由

福島に僥倖された天皇皇后両陛下

72013.07.28 01:00:52 by NEWSポストセブン

天皇皇后両陛下が東京駅のホームに姿を見せられたのは、午前11時少し前のことだった。天皇陛下が皇后陛下(称号は、管理人が改変)の右手をしっかりと握られ、おふたりはゆっくりとした足取りで階段を上ってこられた。

7月22日、両陛下は午前11時発の新幹線特別列車で、定刻通り、福島に向けて出発された。東日本大震災後、両陛下は2011年5月、2012年10月に福島県を訪問されており、今回で3度目となる。

福島に到着された両陛下は、早速、飯舘村の菊池製作所福島工場を視察された。工場は福島第一原発事故の影響で居住制限区域(年間被曝量20ミリシーベルト超~50ミリシーベルト以下)にある。両陛下が同区域内に入られるのは、今回が初めてとなる。

今回の福島訪問では、これまでの“慰問”と異なる点があった。それは“公式”ではなく、あくまで“私的”なご訪問だということである。



・・・・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・・・・・・・

では、なぜ今回の福島ご訪問は“私的”な意味合いになったのだろうか。ある皇室記者がこう語る。

「両陛下は、これまで被害の大きかった岩手、宮城、福島の3県を2回ずつ慰問されています。
もし今回も公式に福島を訪問されれば、“どうして福島だけ3回なのか”といった声もあがりかねないと宮内庁は考えたようで、そのため当初の予定通り、“私的”な旅行というかたちを取ったそうです」



美智子さまが頸椎症性神経根症や腰椎の痛みのため、ご公務を休まれたのは6月中旬のこと。前述した通り、美智子さまは、ただ立っているのもおつらい状況で、歩かれるときには陛下の支えを必要とされることが多い。今回の福島ご訪問中も、左足を気にされている姿が見かけられた。

本来ならご静養を取られ、体を休める時間が必要なはず。それでも“被災地の人々を励ましたい”と願われ、実践されたのだ。

【私の論評】麗しき皇后陛下のお気遣い、天皇皇后陛下、万歳、万歳、万歳!!日本の伝統文化である惻隠の情を体現してきた朝廷文化を維持継続してきたからこそ、日本は素晴らしい!!

今回のご旅行は、自らを犠牲になされても、「被災地の人々を励ましたい」との皇后陛下のお気遣いと、それを気遣いおささえになられた、陛下力があったからこそ、実現されたものであると思われます。

素晴らしいことです。天皇皇后両陛下が被災地を思いやる、陛下が皇后陛下を思いやるということで、私たちも普段忘れがちな被災地へまた、思いを馳せることができるのです。両陛下は、自分たちの背中で私たち国民に訴えておられるのだと思います。何か伝えたい時にしばしば、外国などでは、言葉で理屈で伝えようとする傾向がありますが、私たち日本人、そうして日本の文化では、このような伝え方をすることが多いです。

子供のころから、言葉だけではなく、このような伝え方で、本当に大事なことを伝えられてきた、日本人には、海外の文明国でもみられないような、日本独自の惻隠の情を発展させることができました。言葉での訴えがなくても、人々の心が読めるようになれることこそ、日本人の日本人たる所以でもあります。

このことは、何も天皇皇后陛下のことを例に出さなくとも、最近日本では薄れたとはいえ、日本人ならあらゆるところで日常的に経験しているところであると思います。無論、最近のニッポン人(日本の伝統文化を背負っていない日本人という意味)には、そもそもそのような情がないので、気が付きもしないかもしれません。

しかし、このことは、震災直後の震災地でも多く見られ、ごく最近もそのような出来事がありました。

落ちた乗客を助けるために電車を押す乗客たち
一週間ほど前に、大宮発磯子行き普通電車から降りようとした30歳代の女性乗客がホームと 車両の間に落ち、腰のあたりを挟まれました。  
車内やホームにいた乗客や駅員ら約40人が協力して車両を押し、 隙間を広げて女性を救出。女性は病院に運ばれたましたが、目立ったけがはないといいます。 
現場に居合わせたある新聞社の記者によると、事故当時、ホームで 「人が挟まれています」というアナウンスが流れ、電車の 乗客らが自主的に降車。車両を押していた駅員を手伝ったそうです。  
女性は作業から数分で救出され、乗客らから拍手が起きました。  
JR東日本によると、ホームが直線の場合、車両との隙間は20センチ程度だそうです。 事故のあった車両は10両編成の4両目で、車輪を含めた1両の重さは約32トン。  
車輪のある車台と車体の間にサスペンションがあり、 車体を押すとサスペンションが伸縮し、車体だけ傾くのだそうです。 
この影響で京浜東北線に最大8分の遅れが出た。 

乗客が、自主的に駅員を手伝い、落ちた女性客に怪我もなく、列車の遅れもわずか8分ということで、素晴らしい結果だったと思います。

これは、日本人独特の惻隠の情というものがなければ、できなかった仕業であり、奇跡だと思います。

このニュースは、世界中に広まり、各国で様々な反響を呼びました。各国のニュースを以下にまとめます。
米CNNテレビは22日夜(日本時間23日午前)、キャスターが「日本から素晴らしいニュースです」と前置きし、写真と共に女性救出を報じました。キャスターは「生死に関わる状況で、駅員と乗客が冷静に協力した」と称賛。「おそらく、日本だけで起こりうること」として、電車が約8分後に通常運転を再開したことも合わせて伝えました。 
英各紙がロイヤルベビー誕生の特集紙面を組む中、23日付ガーディアン紙は、「(駅員や乗客が)集団で、英雄的な行動を示した」とするAP通信の記事と写真を国際面で使いました。 
イタリアの主要紙コリエーレ・デラ・セラのウェブサイトには「イタリア人だったら眺めるだけだろう」といったコメントも。香港でも、中国政府寄りの論調で知られるフェニックステレビのウェブサイトに、「中国で同様の事故が起きれば、大多数の人はやじ馬見物するだけだ」といった書き込みが見られました。 
対日関係が冷え込む中国では、政府の指導下にある有力ニュースサイト「中国ネット」が24日、日本での報道を引用する形で事実関係を論評抜きで報道し、国営新華社通信(電子版)などが転載。韓国でも聯合ニュースなどのメディアが、多くは、読売新聞の報道を引用して伝えました。23日の朝鮮スポーツ紙(電子版)は「乗客が力を合わせて救助する感動の写真が話題になっている」と指摘しまし。 
ロシアの大衆紙「コムソモリスカヤ・プラウダ」(電子版)には「どうしてこんなに迅速に乗客が団結できたのだろうか」「他人の命に対して、我々ロシア人も無関心であってはならない」と、驚きのコメントが寄せられました。 
タイのニュース専門チャンネル最大手TNNは、乗客による救出の写真を、「日本の人々が生来の結束力を余すところなく示し、困っている人に助けの手をさしのべた、素晴らしいニュース」と紹介しました。タイのソーシャルメディアでは、この写真をシェアする人が多く、フェイスブック上では「日本が、また世界を驚かせた」「とっさにこのような行動ができる日本人は、どのような教育を受けているのか」との声も出ています。
海外の驚嘆は、当然のことだと思います。この事故で救われた、女性も感謝感激で、この日のことは不運でしたが、いざとなれば、個人のために多くの人々が協力しあうことを知り、本当に感激したに違いありません。

これらは、日本人特有の惻隠の情が発達しているからこそ、成し得た奇跡であるといえます。

こうした、日本独特の惻隠の情に関しては、日本の伝統文化であり、昔から連綿と受け継がれてきました。これに関しては、このブログでも、何度となく掲載させていただきしまた。その代表的なもののURLを掲載させていただきます。
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この記事の中で、本日の話題と特に関係する部分のみ以下にコピペさせていただきます。

ドナルド・キーン氏
先日のNHKのクローズアップ現代は、余生を日本で過ごすことに決めたドナルド・キーンの特集をしていました。ドナルド・キーン氏は、米国コロンビア大学の日本文学の教授で、無論米国人です。ドナルド・キーン氏は、今回の東日本大震災により、日本で余生を過ごすことに決めたそうです。それも、日本国籍を取得して、日本に住むことを決めたそうです。 
NHKクローズアッフでドナルド・キーンが日本人に魅せられた経緯について説明がありました。 
それは戦時中に書かれた日本人捕虜の日記や、文筆家たちの日記でした。キーン氏は、無名の捕虜たちの日記にも心打たれたそうですが、作家のものにも心を打たれ、その中の一つの例として、高見順のものをあげていました。 
次の文は、東京大空襲で焼け野原となった東京から母を疎開させるため、上野駅にいった作家高見順が、そこで見た秩序正しく、我慢強、列車の順番を待っている無数の人々の姿について書いたものです。 
「私の眼に、いつか涙が沸いていた。いとしさ、愛情で胸がいっぱいだった。私はこうした人々と共に生き、共に死にたいと思った。否、私も、-私は今は罹災民ではないが、こうした人々の内のひとりなのだ。怒声を発し得る権力を与えられていない、何の頼るべき権力もそうして財力も持たない、黙々と我慢している、そして心から日本を愛し信じている庶民の、私もひとりだった」。 
この度の東日本大震災で、世界的に話題となった日本人の秩序正しき姿は、戦前から変わることなく受け継がれていたのです。 
そうして、高見順の語った、こうした人々と共に生き、共に死にたいと思った人々の心は、被災地の人々の中に生き続けています。そうして、自衛隊の方々にも、そうして、私たちの中にも息づいています。
高見順氏

この文書にも書いたように、「高見順の語った、こうした人々と共に生き、共に死にたいと思った人々の心は、被災地の人々の中に生き続けています。そうして、自衛隊の方々にも、そうして、私たちの中にも息づいているのです」ということを体現したのがまさにこの出来事なのだと思います。

そうして、この惻隠の情の模範となり、規範を示され続けているのが、日本の伝統文化の体現者であり、継承者である天皇皇后両陛下であり、皇族の方々でもあるのです。

海外と日本との違いは、まさに日本が朝廷文化、日本の伝統文化を維持継承してきたにほかなりません。もし、これがなければ、日本人はニッポン人に成り果て、上記のような行動はとっくに消え失せたものと思います。

私は、高見順が語った、「私の眼に、いつか涙が沸いていた。いとしさ、愛情で胸がいっぱいだった。私はこうした人々と共に生き、共に死にたいと思った。否、私も、-私は今は罹災民ではないが、こうした人々の内のひとりなのだ。怒声を発し得る権力を与えられていない、何の頼るべき権力もそうして財力も持たない、黙々と我慢している、そして心から日本を愛し信じている庶民の、私もひとりだった」ということばの通り、私自身も、心から日本を愛し信じている庶民の一人だと信じて疑いません。

私は、基本的には本当の意味での個人主義も悪くはないと思うのですが、それでも、「日本を愛し信じている庶民」の一人であり、これは、今生きる人達の一人ということではなく、過去の人々とも、未来の人々の悠久の歴史の中でつながっていると思うのです。だから、愛おしい人々のため少しでも役に立ちたいと思うのです。

このような心持ちは、おそらくニッポン人には、分からないでしょう。これは、本来は、左、右、上、下ということとは全く関係ありません。高見 順(たかみ じゅん、本名・高間芳雄、1907年1月30日 - 1965年8月17日)は日本の小説家、詩人ですが、左派系の人でもありました。しかし、左派系である前に彼はあくまでニッポン人ではなく、日本人でした。だからこそ、敵国人でもあるドナルド・キーン氏の心を打ったです。どんなに、聡明で知的な左翼であったとしても、真の日本人でなければ、そんなことにはなりません。

世の中が移り変わろうと、新しいものが次々と登場しようと、万葉の昔から継承されてきた、万葉の心は、朝廷文化として、今日も引き継がれており、多くの日本人はたとえ意識していなくても、それが骨の髄まで染み込んでいます。この文化の悠久の流れの中で、生きる人々は、強く、健全でいられると思います。恐れることもないと思います。どんなに時代が変わろうと、失ってはならないもの、連綿と続いているがあるのです。その存在を認めない人、どんなに虚勢を張ってみても、強くはなれないのです。私は、そう思います。皆さんはどう思われますか?

天皇皇后両陛下、万歳、万歳、万歳!!



最近は、似たようなことをTwitterでも非定期につぶやいていますが、本日はブロクでも叫んでしましいました。

日本を貶めて異国の為政者たちに力を貸したり、朝廷を貶めたり、日の本の民に事実を隠し、虚偽を植え込み、自らのためだけに、戦後利得を保持しようとする大手マスコミのものどもや時の為政者も、所詮歴史の悠久の流れの中に咲いた一時の徒花に過ぎません。

1,000年に一度の震災や津波、原発事故や戦後体制でさえ、悠久の歴史を持つ我が国の歴史からみれば、ほんの一時のことに過ぎません。朝廷をはじめとする私たち日本人の日本の伝統文化、それに勤勉で実直な国民性は、古から今に至るまで、継承されてきましたが、これからも悠久の歴史の中に燦然として輝き続けるどころか、さらに輝きを増すことでしょう。そうして、こうした勤勉と実直さを強く継承してきた東日本の人々も近いうちに、復興をなしとげ、悠久の歴史の中で共に燦然と輝くことになることでしょう。このような国日本が、次なる大飛躍をせず、そのまま萎んでいくことなど考えられません。皆さん、次の飛躍に備えましょう!!その日は近いです!!

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