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2010年11月23日火曜日

韓国:北朝鮮から砲弾数十発 対応射撃80発 負傷者も―【私の論評】世代交代のための軍事行動か!!これだけですめば良いのだか?

韓国:北朝鮮から砲弾数十発 対応射撃80発 負傷者も



韓国軍の統合参謀本部によると、23日午後2時半ごろ、韓国西方の黄海に浮かぶ延坪島(ヨンピョンド)に数十発の砲弾が着弾した。韓国軍は対岸にある北朝鮮黄海南道(ファンヘナムド)の海岸砲基地からの砲撃とみて、対応射撃をした。韓国軍全軍が非常体制に入っている。

聯合ニュースによると、延坪島の陸上や海上に50発以上が着弾。韓国軍側も80発以上で対応し、空軍戦闘機も非常出撃した。ニュース専門テレビYTNは、海岸に近い街から幾筋もの煙が上がっている様子を伝えている。同テレビによると、2人の負傷者が出ているという。

延坪島は、海上の境界である北方限界線(NLL)の南側に位置する。


【私の論評】世代交代のための軍事行動か!!これだけですめば良いのだか?
最近、北朝鮮では、三男、金ジョンウン氏(27)への権力継承が行われている最中です。わわれが、気をつけなければならないのは、北朝鮮でのトップの世代交代とは、単なる跡継ぎを決める程度の生易しいことではないということです。世代交代には、権力・権威の継承も必要です。そのためには、北朝鮮の政府の幹部から後継者と認められる必要があります。

北朝鮮でのこの前の権力継承は、金正日から、金日成主席から金正日総書記への世代交代でした。これに関しては、実はそう簡単にはいきませんでした。そのため金日成主席の側近ら幹部に後継者を認めてもらうためにプレゼントが贈られたり、革命歌劇を作るなどが行われたといいます。

後継者になるには北朝鮮では軍の支持も必要と言われており、大韓航空機爆破事件も金正日総書記が軍での実績を作るためといわれました。

大韓航空機爆死事件の金賢姫元死刑囚は日本の偽造パスポートを用いた爆破工作員で、日本の拉致問題はこの事件がきっかけで明らかになりました。

さて、この事件も、おそらくは、金ジョンウン氏が絡んでいると推測できます。やはり、北朝鮮人民解放軍の幹部連中を納得させるためには、特別なことをしなければならなかったということだと思います。

しかし、前回の権力継承のときの事件と比較すると、これはあまりにも小粒です。前回、もし金賢姫死刑囚が自殺に成功していたとしたら、誰も証言するものがいなかったので、大韓航空機事件は日本人の手によるものと誤解された懸念が十分ありました。

日本としては、もうすでにこの手のテロ活動が北朝鮮によって行われる可能性が十分あるとして行動していなければなりません。しかし、中国に対する弱腰外交で露呈したあのお粗末な民主党外交では、無理かもしれません。

何もやっていないだろうし、どのようなことが起こるか、そのシミレーションもしていないでしょう。シミレーションをしていないから、何かおこって初めて考えて、行動を起して、右往左往して、結局は弱腰外交をやるのだと思います。

今回の、砲撃だけで、権力継承がすんでくれるように、祈るばかりです。それにしても、一番悪いのは、北朝鮮です。権力継承のために、他国民の命を奪うような、軍事行動など許されるものではありません。ならず者国家、悪の枢軸などと呼ばれても仕方ありません。事実ですから。


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