2007年4月13日金曜日

日本のBOBOsとPOBOBOについて-Japanese BOBOs

左の写真は、健康と環境に配慮した生活を志向する層の全般をLOHAS(ロハス)と呼び、LOHAS(ロハス)層の中でも富裕層をターゲットにしたものをBOBOS(ボボス)と呼び、今度はLOHAS(ロハス)層の中の女性層をターゲットにしたものをLUXE(リュクス)と呼ぶそうで、そのリュクスのイメージ映像です。アメリカかフランスの直輸入の概念でしょうか? BOBOsのように日本では、定着するどころか一時的なトレンドにもならないような気がします。日本のマーケターは未だ発想が貧困ですね。かえってスーパーの店頭などで働いている人の眼のほうが確かだと思います。日本と外国では、全く環境などが違うのですから、日本独自のオリジナルな考えをすることはできないのでしょうか?私のPOBOBOの概念はそのまま、日本で普及するとは思いませんが、方向性は正しいと確信していますし、そもそも私自身のオリジナルです。

ところで、日本国内の話では、ここしばらくBOBOsの話は棚上げして、POBOBOばかり掲載してきましたが、日本にも当然BOBOsは存在します。少しこのへんで日本国内の話をおさらいしておきます。私は日本では、少なくとも年収が2,000万以上(日本では年収2000万以上は20万人、200万以下は2000万人)なければ、残念ながらBOBOsにはなりえないと思います。だからこそ、BOBOsは日本では大きなムーブメントになりえなかったのだと思います。それは以前からに述べているように日本では土地や家屋、さらに養育費などが高く、1,000前後の年収ではといもボボズ気分は味わえないからです。

アメリカだとこのくらいの年収でも、BOBOs気分が味わえるし、心情的には完全にBOBOsの人が多いと思います。日本だと、これくらいの水準だと、気分的には一般庶民感覚ということになると思います。だからこそ、わざわざPOBOBOという区分を設定しました。POBOBOは一見普通の人々の中に埋没していますが、普通の人々と際立った違いがあります。それは、商品・サービスへの評価水準が非常に高いことです。 だからこそ、これらの人々に着目することが重要になります。この層の人々が受け入れる商品・サービスはもっと多くの人々にも支援され、受け入れられることになると思います。私はPOBOBOに関心をもつこと、POBOBOであることを彼ら自身に認識させるような活動をすること、育てていくことがこれからの日本の市場に活性化につながっていくものと確信しています。

0 件のコメント:

特報 米国司法省 IR疑惑で500ドットコムと前CEOを起訴 どうなる岩屋外務大臣―【私の論評】岩屋外務大臣の賄賂疑惑が日本に与える影響と重要性が増した企業の自立したリスク管理

特報 米国司法省 IR疑惑で500ドットコムと前CEOを起訴 どうなる岩屋外務大臣 渡邉哲也(作家・経済評論家) まとめ 米国司法省は500ドットコムと元CEOを起訴し、両者が有罪答弁を行い司法取引を結んだ。 日本側では5名が資金を受け取ったが、立件されたのは秋本司被告のみで、他...