2010年3月29日月曜日

警察庁長官銃撃事件が時効=実行役特定できず-「被疑者不詳」書類送検へ・警視庁―松本智津夫被告の4女が明かすオウムの将来の危険性とは?!

警察庁長官銃撃事件が時効=実行役特定できず-「被疑者不詳」書類送検へ・警視庁(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)


1995年3月、国松孝次警察庁長官(当時)が自宅マンションで銃撃され、重傷を負った事件は30日午前0時、殺人未遂罪の公訴時効(15年)が成立する。警視庁は「被疑者不詳」で書類送検し、東京地検は証拠物を精査した上で、不起訴処分にする。

警察組織のトップを狙った前例のないテロをめぐり、同庁南千住署捜査本部は延べ約48万人を投入。オウム真理教の組織的犯行とみて容疑者逮捕に全力を挙げたが、実行役を特定できず、真相は闇に包まれたままだ。

松本智津夫被告の4女が明かすオウムの将来の危険性とは?!
あれから、そんなに時が経ってしまったのかと驚くばかりです。本日ニュースステーションを見ていたら、松本智津夫被告の4女が出ていて、インタビューに応じていました。

この4女は、現在20歳で、家族のもとを4年前に離れて、今は自分で働きながら一人で暮らしているそうです。働いていても、身分が明るみに出ると解雇されるので生活は大変そうでした。オウムにいたときは、新聞も読めない状態で、自分の父親が逮捕されている理由も良くわからなかったそうです。その後、自分で新聞を買いにいったり、インターネットで見たりして、わかったそうです。

この人は、現在は立ち直って、オウムに関しては否定的です。しかし、この人が気になることを言っていました。自分の弟が将来教祖に祭り上げられることもありそうで、そうなると、非常に危険で、また同じようなことが再発するかもしれないと言っていました。現在の信者や弟のほうも、事態を客観的に見ることはなく、すべて社会のせいにしているところがあるそうです。

私は、この女性見ていて、この女性は誰にもある反抗期のときに、丁度オウムのことを知って、親や周りの信者を嫌いになったのだと思います。特に、女性の場合は、この反抗期の時期に父親を一時的に徹底的に嫌う時期があります。こういう時期を経ないと、女性に心理的にまともにならないともいわれています。こういう時期を経ないと、後からまともに恋愛もできないとか様々な異状がでてくる場合もあるそうです。この人は、丁度16歳になる直前に、きっと反抗期で父親のことが大嫌いなったのだと思いす。

そうして、16歳になって、家を飛び出したので、現在のように正常な状態になれたのだと思います。これが、家を出ないでいれば、そのまま一時の反抗期で終わってしまった可能性が高いと思います。この女性にとっては、真実に目覚めたということで良かったのではないかと思います。

しかし、この人の弟は反抗期を迎えたかどうか分かりませんが、家を出ないで、そのまま、社会に対する反抗心など持ったままなのだと思います。だからこそ、この女性が心配しているのだと思います。

思い返せば、この事件、あまりに過激であり、さらには、大胆不敵だと思います。やはり、オウム真理教に関しては、破防法を適用すべきだったと思います。これを適用しておけば、弟が反社会的であろうと、反社会的な信者などが存在しても、新たに犯罪につながるようなことはないはずたったと思います。時の政治家や,法務大臣などに勇気がなかったためだと思います。おそらく、オウム真理教は、この女性が指摘しているように、きっと、将来多くの人が忘れかけたころに、新たな犯罪を起こすと思います。ここに、予言を掲載しておきます。

それから、これを書いていて、気になったのですが、反抗期は人にとって、一度通過しなければならい大切な時期だということです。松本智津夫のこの4女の女性も、反抗期を経たことと、家を飛び出したことでまともになれたのです。この人は、運悪く生活などにはこれからも恵まれないかもしれません。しかし、まともな大人になれたと思います。そうして、ある意味逞しいと思います。そのうち、理解してくれるまとも男性も現れるかもしれません。

一方最近では、友達関係のような親子が増え、子供がまともに、反抗期も経ないで大人になる人も増えているようです。そうなると、心理的に問題のある大人になる可能性が高いです。場合によっては、遅い反抗期を迎えて、まともな大人になっていく人もいるようですが、大部分は、心理的に虚弱になってしまいます。それこそ、ガラスの神経とでも呼べるような過敏でストレス耐性が全くない大人になってしまうこともあります。

オウム真理教のことを心配して書いていたのですが、何かこちらのほうが不安になってきました。3月は、一年で一番自殺の多い季節だそうです。こうした自殺者の中にも、いわゆるガラスの神経の人もいるのでないかと心配になってきました。

ガラスの神経の人は、神経が傷つきやすく、普通の職場に入っても、わずかのことで傷つき、なかなか人にも認められなく、それを人のせい社会のせいにして、あげくの果てはオウム真理教のようなカルト宗教に入信するなどのこともあるのかもしれません。オウム真理教の背後にはこうした、背景もあるのかもしれません。

世のお父様がた、特に娘には、一度徹底的に嫌われる必要があります。その覚悟は、おできになっていますか?でも、これは女性がまともな大人の女性の心理に発達するための通過儀礼なのです。何も、一生嫌われ続けるというわけではないのですから、一度徹底的に嫌われましょう!!

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4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

TVは観ましたが事情があって話は聞いてませんでした。
20歳で確りした娘さんの印象はありましたが・・。
要約を知らせて頂き感無量です。
拙宅にもオヤジを嫌う娘が約2名居りますが、少しでも件の4女さんに似て欲しいくらいで、未熟でじれったい限りです。
またまた物騒な出来事が起こらぬよう政治的な防波堤の構築に微力でも注ぎたいものです。

山田 豊 さんのコメント...

匿名様 コメント有難うございます。オウム真理教に関しては、いろいろなことを考えさせられます。娘さんがたは、きっと順調に成長していらしゃるのだと思います。嫌われるのは、ある意味仕方のないこととあきらめるしかないですね・・・(笑)。
これからも、お気軽にお立ち寄りください!!

Unknown さんのコメント...

ご訪問いただき、ありがとうございました。
そして、コメント有難うございます。
まったく同感です。毎日のように、報道される、児童虐待、いじめ等もこの歪んだ性格から来るのだろうと、いつも心を痛めています。
今日、元厚生省次官らを殺傷した、小泉毅被告も34年前の愛犬チロの敵討ちも、歪んだ愛情の現われでしょう。
人間と愛玩動物との区別がつかなくなるのも、悲しい現象です。
yutakarlsonのブログ拝見させて頂きました。感激です。
私のと、月とスッポンの隔たりを痛感いたしました
知識、能力の差でしょうね。努力して足元に及べるようにがんばります。有難うございました。

Nixe さんのコメント...

私のブログに訪れて頂き、コメントありがとうございます。
四女に関しては、脱洗脳が施されているため大丈夫だと思っています。
その下に男の子がいたとは知りませんでした。
確かに、不自然な家族が増えていると思います。私も不全家族の元暮らしているため、現在に至るも多くの障害に突き当たっています。
オウムで問題になるのは、そういうものに魅力を感じてしまった(今もそうなのかな?)若者たちだと思います。
コメント欄では書ききれませんが、どれも大きな問題だと感じています。

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