2010年3月25日木曜日

Gmail不正ログイン警告機能―もうすでに警告が出ました!!

Gmail不正ログイン警告機能(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)


もうすでに警告が出ました!!
一週間ほど前でしょうか、実はこの警告が私の使っているGmailに出ました。それも、英語ではなく、しっかり日本語で警告が出ていました。会社でGmailを見ようと思ったら、見慣れない警告が出ていたので、どっきりして見てみると、何と私が自宅で使用するときに使ってログインしているのを不正なログインとみなしていることがわかりました。そうして、プロバイダーと、おおよそのアクセス場所の地図まででてきてびっくりしました。結局自分のアクセスを検知したことがわかったので、結局は何もしませんでした。でも、安心したと同時に、頼もしいと感じました。Googleは、ユーザーに何も提示しないで、新サービスを始めることがあるのでびっくりすることがありますね。なんでも、Gmailは、アカウントへ最後にアクセスがあった時刻や現在も他の場所で開かれているかどうかなどの情報が、すでに受信箱の最下部に表示しているそうですが、そんなものは見たこともないし、とにかくGmailを開いたとたん警告が出たのでびっくりしました。

しかし、この機能は素晴らしいと思います。しかし、今から考えると残念です。あの画面とっておけば良かったです。特に、不正アクセス場所の地図の画面など・・・・・・・。実は、私は、2年前くらいあるネットカフェで、グーグル・ツールバーをネットカフエのパソコンに一時的に入れて、使ったことがあります。そうして、ネットカフェをでるときにそのツールバーを外してから店を出ました。そんなことをしたのは、一度だけですが、でも、その一度の行為に関してなんとなく不安感を持っていました。あれから、特におかしなことは発生していないので、たぶん大丈夫だとは思うのですが、誰かに不正行為されたらどうしようとなどと考えていました。しかし、そうした不安もこれで払拭されたわけです。

Googleの場合、Gmailのアカウントそのものが、すべてのサービスのアカウントにもなっています。これは、非常に便利な反面、誰かにこのアカウントを知られてしまえば、すべてのサービスの関して、のっとられてしまうようなものです。しかし、この機能でその不安も払拭されたと思います。

しかし、この機能に関しては、中国の検閲も関わっているのではないかと思います。中国の検閲などとは、関係なくあった方が良い機能ではありますが、やはり、中国の検閲など相当意識したものだと思います。

この不正ログイン警告機能に関して、私の知ってるいる人などにも聞いてみましたが、あの時点では警告が出ていた人は誰もいませんでした。私の場合、ブログにもかなり中国関係のことを掲載していますし、以前ブログに中国公安当局らしいところからのアクセスがあったこともあります。多くの人はご存知ありませんが、日本にはスパイ防止法がないので、日本国内には中国のスパイがたくさんいるそうです。Googleのほうでは、中国からアクセスの多い人、あるいは、中国というキーワードをたんさん使う人などに優先的に警告を発したのではないかと思います。あれで、もし、中国内から不正アクセスでもあれば、早急にアカウントを変更したかもしれません。

Googleは中国から撤退しますが、中国人や、中国と関係のある人々の間でもGoogleのアカウントを持っている人たちがいて、この人達がGmailなどを使って情報交換などする場合も多々あると思います。私も頻繁に交換していたときもあります。これに対する検閲を牽制しようとする意図もあるのではないかと思います。

いずれにせよ、Gmail、迷惑メールの振り分け機能などがあるし、容量も個人で使うにはタップリだし、無料だし、便利で使っていましたが、この機能がついたおかげて、ますます安心に使えるようになりました。iPhoneでも使っています。

【関連記事】
■グーグル問題で試される香港の「一国二制度」―もう世界第二の経済大国になれない、中国からは完全撤退が望ましい?
■Googleが次世代広告配信技術を発表、売り上げ最大化へ4分野改良-やはり広告にもイノベーションですね!!
■Gmailに統合された“つぶやき”ネットワーク「Google Buzz」発表-面白そうだが普及するか?
■動画:Google Wave発表、リアルタイム・コラボレーションの基盤へ―Google Waveはリアルタイムのやりとりを革新し社会を変革するか!?!
■米Googleのメールサービスが一時ダウン-完璧なシステムなどありえない?!
■グーグル検索結果すべて「コンピュータに損害を与える可能性あり」、原因は人為的ミス-人為的ミスは避けられないことを前提として運用すべき!!
■Googleで検索ストーリーを作成しました-本年は、大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします。
■ついにGDrive実現、「Google Docs」に オンラインストレージ機能-ますます使いやすくなってきましたが・・・・!

■中国分裂の筋書-(7)忘れてはいけない中国の不良債権



ADs by yutakarlson
ピザテンフォー昨年10月4日で、創立21周年です!!
長い間のご愛顧真に有難うございます!!
YUTAKARLSON、USA 市長からのお願い
ランキングは、ありきたりのは面白くないので、私の街に是非投票してください。この私の街は、サイバー上のアメリカ国内に設置してあります。街の名前は、YUTAKARLSONと いいます。この街は、皆さんからのアクセスがあれば、アクセス数が街の住民数となり発展していきます。職場整備、交通の整備などはひと段落していますので、今度は人口を増やす必要があります。せびポチッと一つお願いいたします。

6 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

木曜日にブログ拝見し、参考にさせていただき私もブログ書きました。
Googleは何の知らせもなく、新たなサービスを導入することは、私も感じています。
今回の新機能はビッグですね。他のメールサービスにはこのような機能無いと思います。
Googleの発表によると「特定の国からログインした数時間後に別の国からログインしたような場合」
の説明がありますが、
yutakarlsonさんが体験した例は、
ログインしたお互いの距離差と時間差はどの位あったのでしょうか?

山田 豊 さんのコメント...

久里風コメント有難うございます。
ログインしたお互いの距離は、せいぜい数百メートルです。なにせ、自宅と会社がかなり近いですから。時間差として、長くても3日~
4日だと思います。
木曜日にはブログ上には、書いていませんでしたが、Googleにアカウントを持っていて、過去に中国に行って、中国国内でGoogleを利用したとか、Gmailを発信したとか、、ブロガーにしょっちゅう中国のことを書いたりとか、そのブログに中国からのアクセスが頻繁にあるとか、Gmailで中国と頻繁に連絡を取っているような人は、優先的に警告を出したのではないかと思っています。一般の人はあまり知らないことですが、日本にはスパイ防止法がないので、日本国内には中国のスパイが多数いるそうです。中国だけではなく、アメリカ、ロシア、北朝鮮などもたくさん入り込んでいると思います。随分前沖縄では、中国のスパイ活動を垣間見たことがあります。とは、いっても直接的には危険ではありませんでしたが、人のいい地元の人に親中的な観念を植え付ける程度のものでしたが・・・・。
しかし、この時代に検閲なんて、とんでもないと思います。それだけ、中国は国家体制が弱いということの現れだと思います。

taichi.fukushima さんのコメント...

ブログ訪問ありがとうございます。

ブログ拝見させていただきました。
なるほど、だいたいの位置まで特定できてしまうというのは、恐ろしいようで頼もしいようで、複雑ですね。

ネットは匿名ではない。という証だと思います。
個人的には、匿名でない方が、責任の所在も明らかになり、それによる行動は理性的になるので、(匿名性による重要な情報が出るという利益を差し引いても)良いとは思っています。

また、よろしくお願い致します。

山田 豊 さんのコメント...

taichi.fukushima様、コメント有難うございます。もともと、IP番号が調べられれば、かなりのことまで分かってしまいます。市販のウィスルソフトでも、地図がでるものもあります。私も、以前ウィルスを送り込まれそうになりましたが、ウイルスソフトでブロックして、どこから送り込まれたものなのかを調べたら、ソウルからでした。プロバイダーもわかりました。インターネツトでは、匿名などありえないという事だと思います。私自身は、前から匿名だと重つたことはありまん。匿名だと思って、書き込みをする人は愚かだと思います。
これからも、御気軽にお立ち寄りください!!

かっちゃん さんのコメント...

訪問&コメントありがとうございました。
IPアドレスが違うだけで警告が出るんでしょうか?
私は自宅からしかログインしていないのでわかりませんが・・・
私のようなユーザにとっては頼もしい機能です。

山田 豊 さんのコメント...

かっちゃん様 コメント有難うございます。警告が出た人の人数は、あまり多くないようですから、IPアドレスが異なるだけでは発信していないと思います。たとえば、過去に中国で発信したことがあるとか、googleのアカウントでできるサービスで、中国に発信したとか、中国からアクセスがあったとか、そのような人たちに対して優先的に発信している可能性が高いと思います。そのへんも、Googleのほうは、基準など公表しないので定かではありません。ただし、なんらかの基準があることは確かだと思います。
これからも、お気軽にお立ち寄りください!!

特報 米国司法省 IR疑惑で500ドットコムと前CEOを起訴 どうなる岩屋外務大臣―【私の論評】岩屋外務大臣の賄賂疑惑が日本に与える影響と重要性が増した企業の自立したリスク管理

特報 米国司法省 IR疑惑で500ドットコムと前CEOを起訴 どうなる岩屋外務大臣 渡邉哲也(作家・経済評論家) まとめ 米国司法省は500ドットコムと元CEOを起訴し、両者が有罪答弁を行い司法取引を結んだ。 日本側では5名が資金を受け取ったが、立件されたのは秋本司被告のみで、他...