2010年4月20日火曜日

上海万博、パクリもみ消し工作判明―現代中国の崩壊の兆しか?

上海万博、パクリもみ消し工作判明(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)


5月1日に開幕する上海万博のPRソングが、シンガー・ソングライターの岡本真夜(36)の1997年のヒット曲「そのままの君でいて」の盗作との疑惑が出ている問題で、問題発覚直前に上海万博事務局が関係者を通じ、岡本の所属レコード会社に「岡本さんの楽曲をカバーしたい」と申し入れをしていたことが19日、分かった。“もみ消し工作”も判明したことで、事態は急展開。事務局側は事実上盗作を認める形で同日、正式に、岡本側に楽曲の使用を申請し、岡本側は使用を認めた。
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公式PRソング「2010君を待っている」の盗作を、上海万博事務局が事実上、認めることになった。岡本の事務所によると、万博事務局からの楽曲使用の正式な申請は19日に電子メールであったという。近日中に詳細を打ち合わせるとし、事務局側が盗作を認めたかどうかについては明らかにしていない。

中国ではネットユーザーを中心に万博当局の対応に批判が起きており、問題を長引かせないよう、異例の対応を取ったとみられる。また、当局が問題の“もみ消し工作”をしていたことが発覚したのも致命傷になったもようだ。

関係者によると、今月14日には、万博事務局の依頼を受けた中国人の音楽関係者が、岡本の所属レコード会社に「上海万博のテーマソングとして岡本さんの楽曲をカバーしたい」と電話で要請。「15日の昼ごろまでに話をクリアしたい」と結論を急いでいたという。疑惑は15日に中国メディアが報じ、日本でも公になった。中国メディアの取材に、万博事務局は慌てたのだろうか?

レコード会社はすぐに岡本の事務所に連絡。PRソングのビデオはすでに放映されており、岡本側はカバーの依頼を承知し、曲は類似でなくカバーであることを認めるよう求めていた。また、万博事務局は非公式ながら盗作疑惑について謝罪のために来日することも岡本側には打診していたという。
万博事務局は岡本側への楽曲使用の申請について、共同通信の取材に「分からない」としている。
なお、騒動の影響で、岡本の「そのままの君でいて」は、最新のレコ直総合ランキングで、圏外から30位に上昇した。

現代中国の崩壊の兆しか?
北京オリンピックでの、いろいろなパクリで、中国の偽装体質が日本国内でも一般に知られるようになりました。その体質、そのまま変わっていないです。

通常、オリンピックとか、万博などでは、偽装をしようなどとは思わないのが普通です。一体、どうなっているんでしょうか?オリンピックでの偽装問題の教訓は、今回も活かされなかったということです。中国は一般に国で、個人でも、面子を重んじるといわれていますが、これも怪しいものです。どうしようもないことで失敗したときに何とか面子を保とうとするのはわかりまずか、このようなことで最初から失敗することが判っているのに、そんなことをしてしまうのは、面子を重んじているということにはなりません。

これは、単なるワガママや傲慢というものです。このブログにも、以前にも掲載しましたが、現代中国は我々が漢文などで親しんだ昔の中国とは違います。そこからは断絶し、建前上は、今から60年ほど前の建国の時に、共産主義を導入してそれが、思想的バックボーンとなっているはずですが、それも現在ではソ連崩壊後、共産主義など誰も信ずるものもいなくなり、思想のバックボーンとは成り得ていません。さらに悪いことに、共産主義の導入とともに、宗教は麻薬として退け、それまでの歴史や伝統文化も捨ててしまったのです。

ようするに、現代中国には、思想的にも精神的にもバックボーンとなり得るものが何もありません。さらに,悪いことには、日本のように、伝統的に大昔から国民統合の要となってきた天皇制もありません。そうなのです、中国には、国民統合の要となるような、英雄も存在しないのです。

本来であれば、共産主義ですから、マルクスや、レーニンなどを英雄にしても良いのですが、やはり、外国人、それも中国に済んだこともない外国人を英雄にしても、多くの国民には共感を覚えることはできません。

毛沢東などを英雄にも出来ない事情があります。なぜなら、毛沢東は、酷い人命軽視の考え方で、通算で判っているだけでも、数百万人もの人間を様々な理由で処刑などして殺害しています。だから、現代の中国人のほとんどの人が、親兄弟や、親戚のうち誰かを毛沢東のせいで、今となっては無実の罪で死んでいるからです。

だから、現代中国人には、まともな規範というものがなくなり、あるとすれば,その時々の中国の指導層による、派閥の拮抗関係でうつろいゆく考え方と、金銭的尺度しかなくなってしまったのです。だから現代中国人の道徳水準は世界でも最低レベルにあります。

金銭に関しては、中国は過去に素晴らしい経済発展を遂げてきて、今年中にGDPが、日本を追い越し世界第二の経済大国になるともいわれいました。ところが、それとても叶わぬ夢になりました。そもそも、中国の経済統計は、ほとんど出鱈目ですし、至るところに矛盾があります。経済も駄目になった中国、唯一の取り柄もなくなってしまいました。これに関しては、以前にもこのブログに詳細に掲載してあります。そのURLを下に掲載しておきますので、興味のある方はこちらを是非ご覧になってください。

Google自主規制18項目の解説と中国バブル崩壊の危険性―第二の経済大国になれない中国に変わって日本への期待が高まりつつある!!

さて、今回の偽装は、私は現代中国の崩壊の兆しであると考えます。崩壊といっても、いろいろあまります。まずは、間近に迫った経済崩壊です。次に、思想や精神的支柱の完全崩壊です。それに続く社会的不安・混乱による社会崩壊です。最後に,どうしようもなくなって、現体制の完全崩壊へと続きます。おそらく、現体制の完全崩壊は10年以内に訪れることでしょう。これに関しては、このブログでも随分前に書きました。これは、下の【関連記事】に貼付けておきますので、興味のある方は、こちらもご覧になってください。

【関連記事】
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■「光る食肉」、中国各地で報告 化学汚染が原因か―中国で日本が超高級飲食業をやればとてつもなく儲かるわけ?
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