2010年5月19日水曜日

女性との結婚意思装う=子宮収縮の錠剤3日分-不同意堕胎事件・警視庁―この医師の倫理崩壊をどうみるか?

女性との結婚意思装う=子宮収縮の錠剤3日分-不同意堕胎事件・警視庁(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)


交際していた女性の同意を得ず、薬を点滴するなどして堕胎させた事件で、東京慈恵会医科大学付属病院の医師小林達之助容疑者(36)が女性に結婚する意思があるように装っていた疑いのあることが19日、捜査関係者への取材で分かった。

婚姻届を用意したとの情報もあり、警視庁捜査1課は同容疑者の交際の実態と堕胎させた経緯を詳しく調べている。

捜査関係者によると、小林容疑者は結婚していたが、これを隠して女性と交際。女性から妊娠したと聞かされた。

女性は「(小林容疑者を)信じていた」と説明。言動などから結婚できると思っていたといい、同容疑者が婚姻届を用意した形跡もあり、同課が詳しく調べている。

女性は子宮収縮作用のある錠剤3日分6錠を受け取り、一部を服用。妊娠6週の時期に、自宅で点滴を受けた直後にトイレで流産した。使われた陣痛誘発剤は効果が強く、同課は小林容疑者の強い意思を示しているとみている。(2010/05/19-13:13)

この医師の倫理崩壊をどうみるか?
この医師の犯罪、今までにはあまり例がないものだったと思います。この医師、全くプライベートに、同僚の女性をだまし、自分の子供を妊娠させ、意図的に流産させたということで、まさに、医師として、社会人として許すまじ行為だと思います。

本人は、否定しているようですが、十中八九この医師がやった犯行に間違いないと思います。この医師、犯行が明るみにでるのは、あまりにも明らかなのに、全く頭も悪いとしかいいようがありません。

それにしても、最近政治家にせよ、学校の先生にしろ、医師にしろ、職業倫理的に重大な影響を及ぼしそうな職業の人が、倫理観喪失を思わせるような犯罪を犯すことが多すぎるような気がします。

大部分の医師は、まともに働き、まともに考え、行動しているのでしょうが、この医師が例外中の例外であることを願ってやみません。

最近あるこに気づいたことがあります。それは、日本文化に関することです。会社の中で、中間管理職を評価する機会があったのですが、私が評価した限りでは、やはり、日本文化に関して身についている中間管理職のほうが、相対的に能力が優れているという結果になりました。

やはり、日本の伝統文化は、基本中の基本であって、これがまず、身についていないようでは、他のことも結局はできないのではないかと思います。なにせ、日本人として生まれついている人が、日本の伝統文化も身につけていなければ、他ことなどできないのが当たり前というものです。旧きを学ばずして、新しいことをしようとしても、何が新しいことなのかも理解できないし、結局何もできません。結局根無し草であっては、何も意味のあることはできないのです。

日本文化というしっかりした、精神的背景を持っていなければ、自らがどの位置にあるのか、理解できません。相対的な位置関係はわかっても、絶対的位置がわからなくなります。要するに自らの座標軸の原点がどこにあるかわからなくなります。だから、自らの考え方が、どの方向に向かっているのか、変化しているのか、成長してるのかもわからなくなります。他者との比較でしか、自らを評価できなくなります。だから、他者と正常、正統な関係を構築できなくなります。

この医師も、学業だけは優れていたものの、日本文化などとは縁遠く、結局は根無し草であり、日本的な倫理観も持ち合わせていなかたのでしょう。彼の持ち合わせていたのは、医療技術などの背景ともなっている西洋的合理性の精神だけだったのだと思います。これだけでは、結局正しい判断もできず、新しいものも生み出せないのです。そうして、道を踏み外しても、踏み外したと認識できなくなるのです。

日本の伝統文化の中には、当然日本に根付いた日本独特の倫理観があります。多くの日本人は、子供ころに、伝統文化とともに、これも教え込まれていました。たとえば、武士道の基本的な菅が書かたであり、神道、仏教の倫理観です。子供のころ、お寺などで地獄図絵を見たことがある人も多いと思います。日本には、本来昔からこうした倫理観醸成の仕組みが多数あり、家庭でも、地域社会でも、学校でも倫理観が叩きこまれていたはずです。

倫理観などは、子供の頃から、理屈などは別にして、潜在意識の中に叩きこんでおく必要のあるものだと思います。その中でも、避けて通れないのは、皇統です。日本では、大昔から天皇陛下が国の統合の要でした。歴史的にみても、キリスト生誕よりも古い時代から皇統は続いており、これこそが、日本文化の基本の中の基本であり、他の国の文化とは異なる特徴を体現するものです。

これは、このブログでも以前掲載したように、文明の衝突を著した、あのサミエル・。ハンチントンも認めるところです。日本は、その特殊性の故に、東アジア文明の中には組み入れられないのです。

今の世の中、日本の伝統文化など消滅してしまったかのようです。特に、民主党政権になってからは、そのような気がします。いや、それどころか、民主党は、日本の伝統文化を破壊しようとしています。民主党は、改革、改革などばかり言っていて、結局何もできないでいます。

やはり、旧きを真摯に学び身につけるという姿勢がなければ、何もできないという事だと思います。家庭でも、学校でも、職場でも、今一度日本文化を見直し、身につけさせる機会を多くし、倫理観、価値観などを醸成していく必要があります。そうして、日本の社会、社会を構成する数多くの共同体を再構築していく必要があります。

特に各界のリーダーといわれる人たちは、これを意図し、意識して、実施できるような環境づくりをしてかない限り、ありとあらゆるり組織が機能不全にいたり、何も新しいもの生み出せないばかりか、組織の破壊・崩壊を招くことになることでしょう。

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