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【私の論評】社会変革を大成功させる新たな「ビジネス・モデル」を打ち立てよ!!
「コーセラ」なかなか、良さそうです。これに類したものは、過去にもいくつかあったと思います。たとえば、iTunes Universityなども含めて結構いまでもあるのですが、結局どれも中途半端で、実際に受講したことはありません。
特に提供している内容が良いと思います。これらの内容など、社会人にも興味が持て、やってみようという気になるものが多いです。それに、英語の勉強にはかなりなりそうです。変に、英会話の勉強するよりははるかに実践的な英語が身につきそうです。
これらなら、どれかのコースを選んで私も受講してみたいと思ったので、実際に登録してみました。そうして、あるコースも登録しました。そうして、気づいたのですが、これは一般に良くeラーニングにみられるように、いつでも受講開始ができるというものではなく、普通の大学のように、講義がスタートし、そこに一斉に受講者が受講を開始し、中間には中間試験もあるし、期末には、期末試験もあります。個々の講義の後には、質問や、課題もあります。最終的に教授からの評価もあります。もし登録して、実際に受講をはじめたら、このブログでもその内容など、掲載させていただきます。そうして、本日は、セクシーな先生の画像とともに掲載させていだきます。それにしても、こんなセクシーな先生ばかりだと、あまり勉強が身につかないかもしれません。やはり、eラーニングのほうが、良いかも(笑)!!
それにしても、このような教育システムいまこそ必要だし、重要だと思います。
ドラッカー氏は、かつて、成人の教育に関して以下のようなことを語っています。
まもなく、あらゆる人が、数年ごとに学校に戻ることが当然となることも語っていました。成人が学校に戻ることが常識になるとも言っていました。ただしこの書籍を読んだ時には、「そうなれば確かに良いのだか、本当にできるのだろうか?」という半信半疑な気持ちがありました。しかし、今日のeラーニングの興隆や、この「コーセラ」を見ていると、今日では、可能であると確信するに至りました。学習が、大人になれば止めるものでなく、生涯継続すべきものとなったからには、学校もまた継続学習に向けて組織されなければならない。(『断絶の時代』)
現在なら、SNSもあり、SNSでは、動画は見られるものの、ビデオチャツトもできるわけですから、可能性は無限です。ただし、やはり、何らかの形でスクーリングも実施すべきと思います。ただし、ビデオチャツトなどで、普段から話をできるようにしておけば、スクーリングの時間もかなり密度の濃い実りのあるものにできる可能性が高いです。
それから、ドラッカーは、18歳で学校に行くのをやめたからといって、知識労働に必要な知的資質を欠いていると見なすべき理由はないと語っています。むしろ逆だと言っています。
確かにそうです。今では大学はおろか、中学、高校でさえ、勉強することの意味を見いだせない人間で溢れています。そんな人が大学に行っても、あまり学問など身につかないと思います。ただし、このブログにも以前紹介したように、いわゆる、中学・高校時代にある程度以上の詰め込みをしておかないと、その後リーダー的な資質を持つことは困難になるようです。ただし、すべての人が、リーダーになるわけではないので、リーダー教育は別として、多くの人が、学びたい時に学べる環境を整えることは良いことだと思います。10年もすると、誰もが学校に戻りたくなる。そのとき彼らは、その強い動機づけのゆえにきわめて意欲的な学生となる。
知識社会における現在では、人生のいかなる段階にあろうと、さらに高度な知識労働への道を開くことができなければなならないと思います。そして社会は、年齢にかかわりなく、いかなる人をも受け入れなければならないのです。そのようにして、組織の多様性も確保されます。
知識が仕事に不可欠になったからには、継続学習、すなわち成人を何度も学校に帰らせることが必要です。日本でも、社会人学生が増え、専門職大学院が次々に設立されています。
今日すでにあらゆる分野の人たちが、自らの再教育のために学校に戻り始めています。
知識社会では学校と生活は切り離されたものではありえない。学校と生活は相互にフィードバックしあうという有機的なプロセスとして結合される。これこそが、継続学習が目指すものである」(『断絶の時代』)さて、上ではドラッカーの『断絶の時代』のなかから、いくつか言葉を選んで掲載させていただきました。この著作が出版された時代には、無論、eラーニングなど存在していませんでした。しかし、その後の著作の中には、無論でてきて、ドラッカーもこれ成人教育に大きな役割を果たし大きな社会変革になるであろうことを語っていました。そうして、eラーニングが、今世紀の大きな産業になるであろうことも語っていました。
欧米では、営利企業だろうが、非営利企業だろうが、いわゆる事業はビジネスと呼び、そのモデルは、ビジネス・モデルと呼びます。ぜひとも、この社会変革を大成功させる新たな「ビジネス・モデル」を打ち立てていただきたいものです。そうして、私たちも、このようなモデルをみならって、ビジネス・モデルの破壊者をめざしたいものです。
そうして、この「コーセラ」のやりかたは、このブログでも、しばしば述べている現在アメリカで、大潮流となっている「スペンド・シフト」という消費動向に適合した動きであります。
スペンド・シフトは、以前このブログにも掲載したことがありますので、ここでは詳細は述べませんが、簡単に触れておくと、以下の様なものです。
コーセラは、自分を賢くするために時間を使うことになりますし、受講者どうしで絆を深めることもできるし、自ら創造する人になるための手助けをしてくれるものともなるということで、この潮流にも十分のっているものと思います。いずれゴーセラも、何らかの形で利益などをあげて、このような事業を継続できるようにするビジネス・モデルの全貌が見えてくると思います。素晴らしいチャレンジだと思います。実際に評価するのは、それからになるとは思います。しかし、私たちも、このようなチャレンジを見習いたいものてす。自分を飾るより ⇒ 自分を賢くするためにお金を使う。
ただ安く買うより ⇒ 地域が潤うようにお金を使う。モノを手に入れるより ⇒ 絆を強めるためにお金を使う。
有名企業でなくても ⇒ 信頼できる企業から買う。
消費するだけでなく ⇒ 自ら創造する人になる。
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