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2012年6月3日日曜日

女の子の股間と太ももの間に現れる奇跡の領域を『股下デルタ』と呼ぶそうだ。 : はちま起稿―【私の論評】分かり切ってると思っていることでも、いまいちど疑ってかかるとか、謙虚に観察するという姿勢は失うな!!

女の子の股間と太ももの間に現れる奇跡の領域を『股下デルタ』と呼ぶそうだ。 : はちま起稿:



女の子の股間と太ももの間に現れる奇跡の領域を『股下デルタ』と呼ぶそうだ。
http://blog.esuteru.com/archives/6277184.html





【私の論評】分かり切ってると思っていることでも、いまいちど疑ってかかるとか、謙虚に観察するという姿勢は失うな!!

セパレーツの水着でボトムの画像でわかりやすいものが多いです

このいわゆる、トライアングルゾーンといわれる『股下デルタ』。これに関しては、私自身は、昔から知っていました。おそらく、小学生の高学年から、中学生のあたりには、はっきりわかっていました。そうして、これに関しては、男性と女性の骨格の違いからでてくることも、高校、大学時代には、はっきりわかっていました。これって、おそらく医学部の学生あたりならわかっている事実だと思います。なにしろ、女性は、赤ん坊を産むために、骨盤が横に広がっていますから、これが原因で、脚のつく位置が、太ももの付け根では、男性よりも、両脚の幅が広くなりますから、その空間が広いか、狭いかは別にして、必然的にできあがるわけです。健康で普通の女性であれば、多くの女性に見られる現象だと思います。本日は、この『股下デルタ』がはっきりと認識できる画像とともに、掲載させていただきます。ちなみに、この写真、探すときに、パンツ(いわゆるズポンという意味)をはいているわかりやすいものを探したのですが、なぜか、ほとんどそのような写真がなく、結果として、掲載した写真のようになりました(笑)。



これは、私は何も、解剖学など勉強などしなくても、ジーンズなどのパンツを着用している女の子などみれば誰にでも理解できることであると思っていました。無論個人差などあり、もともと、このトライアングルができない女性もいます。しかし、それは、圧倒的に少数です。100人いたとして、おそらく、私の感覚では、10人未満だと思います。たとえば、肥満している女性であっても、ある程度以下であれば、この『股下デルタ』はできます。これは、男性でありません。たとえ、痩せてガリガリの男性でもできません。そうして、これは、O脚などとは直接関係ないと思います。


この当たり前事実、意外に知られていないどころか、かなり人が知らないことに驚いたことがあります。それは、大学時代に生物学(無論医学部ではない)のそれも、生物生態学講座の講義で、性の分化について、習ったときです。大学時代の、生物学講座ですから、無論、人間ではなく、カエルを例にとって、発生の段階で、性の分化がどのよう進んでいくかの講義がありました。その講義の本題にはいる前に、教授が、「ヒトの男女の違いついてあげなさい」という質問をしました。


たしか、数十人は参加していた講義だと思いますが、この質問に何人かの人が答えていて、「脳の組織が違う」とか、「女性のほうが皮下脂肪が多いとか」、「骨盤が男性より大きい」、「女性には、乳房がある」、「性器が異なる」などのことを答えていました。そうして、そろそろ、答えがで尽くしたところで、私が答えることになりました。そこで、私は自信をもって、ただし、その当時は、「股下デルタ」なる言葉など知らなかったので、「そもそも、女性と男性とは骨格の形態が異なるので、女性と股下と太ももの間には、空間ができるにもかかわらず、男性の場合はできない」と答えました。




しかし、この答えを聴くと教授は怪訝な顔をして、この答えが正しいとも、間違いともいわず、黙っていたので、私はこのトライアングルについて、言葉を変えていくつか説明を試みましたが、結局理解してもらえませんでした。しかし、こんなんことは、何も普通に女の子が、パンツをはいたり、水着を着用したり、体育で、ブルマーなど着用していれば、すぐにわかることなのに、この教授は、生態学講座の教授なのに、そんなこともわからないのかと思ってしまいました。それに、他の人もそれなりに優秀でしかも女子学生がいるのに、誰一人この事実に気がついていないようでした。意外と観察力がないのだと、つくづく思いました。そういわれてみれば、この授業ではいわゆるTCA回路(クエン酸回路)というのも習いましたが、必要もないのに、今でも、あの回路のことを覚えています。




だから、本日は、上のはちま起稿の記事を見て、まさに、我が意を得たりという心持ちがしました。そうして、上であげた大学のときの講義の内容もはっきり思い出しました。世の中って、意外とこういうことってあると思います。よく見ればわかることなのに、よく見ようとしない。人の話を聞いても自分の概念にあてはまなければ、受け付けない。これが、もっと進むといわゆる知ったかぶりをしてしまう。何でも、よく観察せずに、一目見ただけで、その全部がわかってしまったように思い込むことになります。そうして、頭でっかちになる。その成れの果てが、あの大学教授だと思います。まあ、ただし、この方の名誉のために言っておきますが、特段劣った人というわけではありません。まあ、まともな人だと思います。しかし、こういう人でさえ、ひとたび固定概念を持ってしまえば、人のいうことが耳に入らないということもあるということです。

女子スケート選手のユニフォーム姿ですとライアングルがわかりやすいです
ところで、皆さんは、いかがですか。もし、知らなかったとすれば、世の中かには、まだまだ、知らないことはたくさんあると思うべきです。どちらかというと、物を知らない人に限って、自分は、随分世の中を知っているつもりになるようです。物を知っていて、まわりからもそのように評価されている人のほうが、「自分は物を知らない」と思うようです。そりゃ、そうですね。どんな物事でも、物事を学べば学ぶほど、奥行きも、幅も広いことがわかり、ましてや、一つのことですらそうなのだから、他にも世の中には、学びつくせない様々なことがあることを認識し、自分はまだまだ、物を知らないし、一生かけても学びきれないと思うのが正常なことだと思います。そういう姿勢にあれば、人間はクリエーティブになれると思います。

ジーンズをはいている画像ではこのようなものしか見当たりませんでした
よく、男女間でも、なかなか、理解しあえないことがあるものですが、これは、互いに相手を知っているつもりなっていながら、実は、『股下デルタ』のように、男性はおろか、女性ですら知らないことがたくさんあることがその背景にあるものと思います。やはり、何歳になっても、分かり切ってると思っていることでも、いまいちど疑ってかかるとか、謙虚に観察するという姿勢は失いたくないと思います。

それから、私自身は、最近女の子であまりにも肥満を忌避しすぎて、ガリガリになっている子が多すぎと思います。これは、健康にも良くないし、それに、美的感覚からいってもいただけないです。私は、あまり肥満しすぎて、『股下デルタ』が全くわからないようになってしまっては不味いとおもいますが、水着や、ジーンズなどをはいたときに、『股下デルタ』が出るような状況であれば、さほど問題はないと思います。実際上のスケート選手、筋肉で脚がかなり太いですが、『股下デルタ』ははっきり、見ることができます。脚が細ければ、さらに、このデルタは大きくなっていたことでしょう。私は、ダイエットの指標として、この『股下デルタ』をメルクマール(目印)とすべきと思います。これが鏡など自分でみて、見ることができれば、良しとすれば、無理なダイエットなど減少すると思います。

皆さんは、どう思われますか?

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