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2013年12月17日火曜日

『黒子のバスケ』脅迫事件、容疑者は2chでスクリプト爆撃の常習犯?―【私の論評】動機が判然としない犯罪があるにせよ、平成14年以来一環して犯罪が減少し続ける日本。最近では毎年平均8万件以上の暴動が発生する中国。どちらがまともか一目瞭然(゚д゚)!

『黒子のバスケ』脅迫事件、容疑者は2chでスクリプト爆撃の常習犯?


少年ジャンプの人気漫画『黒子のバスケ』をめぐる脅迫事件で、警視庁捜査一課は15日、大阪市東成区に住む渡辺博史(ひろふみ)容疑者(36)を威力業務妨害容疑で逮捕した。逮捕容疑は、漫画作者の藤巻氏の出身校・上智大学に「俺は藤巻が憎い」という内容の脅迫文とともに同大学の体育館2階に硫化水素を発生させたプラスチック容器を置き、大学の業務を妨害した件による。

一連の件では、およそ400通もの脅迫文がアニメ制作会社やマスコミ各社に送り付けられ、「喪服の死神」「怪人801面相」などと名乗る犯人の正体が話題に。また、脅迫文により、コミックマーケットなど『黒子のバスケ』関連イベントの中止、店頭からコミックスが撤去されるなど、大きな騒動になった。今年10月にはセブンイレブンあてに「毒入り菓子を入れた」とする脅迫文が届き、複数の報道機関にも同様の脅迫状と菓子が送り付けられていた。

いったい、犯人は誰なのか?「腐女子の仕業」「関西圏在住ではないか」など、ネットでもさまざまな憶測を呼んだが、今回逮捕されたのは36歳男性。しかも、2ちゃんねるでスクリプト爆撃を仕掛けていた固定ハンドルではないか?という噂が流れている。
「アラフォーで博ってこのBEだったりして ちょうど13時から行方不明だし 」
「まじでこいつじゃねーの」
「本当にこいつかも」
「腐女子関連のスレ、黒子関連のスレに事件前から書き込んでるし ゆうちゃん関連で警察嫌いっぽい 」
「流石にこじつけだろ、知らんけど」
「捏造でもいいからもうちょっと根拠だせよ」
2ch内の反応はいろいろ。ちなみに、スクリプトとは、掲示板を荒らすためのプログラムのこと。種類は連続投稿やURLクリックでのスレ立て、投稿などさまざま。2ch内では、最近特にスクリプトによる荒らし被害も増えている。

捜査一課によると、容疑者は「ごめんなさい。負けました」と容疑を認め、一連の事件についても全部自分がやったと話しているという。大量の脅迫状を書き送る一方で、2chでも暗躍していたのだろうか?今後の供述に注目したい。

画像・記事引用 黒子のバスケ脅迫事件の犯人はν速スクリプトスレを立ててた嫌儲民だったより
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1387120765/l50 

※この記事はガジェ通ウェブライターの「相澤マイコ」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

【私の論評】動機が判然としない犯罪があるにせよ、平成14年以来一環して犯罪が減少し続ける日本。最近では毎年平均8万件以上の暴動が発生する中国。どちらがまともか一目瞭然(゚д゚)!

テレビで報道された犯人の顔

人気漫画「黒子のバスケ」をめぐる一連の脅迫事件で逮捕された渡辺博史(ひろふみ)容疑者の供述が、ネット上で憶測を呼んでいます。渡辺容疑者は嫉妬で犯行で及んだと供述していますが、「黒子のバスケ」の作者である藤巻忠俊さんと面識はありませんでした。赤の他人である藤巻さんを、渡辺容疑者がなぜ嫉んだのかが現時点では不可解です。

いくつかの新聞報道によりますと、渡辺容疑者は「作者と面識はありません。バスケットボールの漫画で藤巻氏が成功を収めたことに対するやっかみがあった」と供述しました。しかし、ネット上では「少年ジャンプの連載漫画では『ONE PIECE』の方がもっと人気があるのに」「なぜバスケの漫画で成功すると嫉むのか?」と、首をかしげる人が多いです。

それに、本日渡辺容疑者は、送検されたのですが、送検時に撮影された写真が以下のものです。

この笑顔本当に嬉しそうてす

人生ではじめて多くの人々から関心を持たれた?

多くの報道陣の集まりに大満足か?

一体この満面の笑みは何なのでしょう。やはり、動機は、注目を浴びたかったからということでしょうか?多くの注目を浴びた結果大満足したのでしょうか?頭がおかしいというより、幼稚というレベルに見えます。

実際、私自身もこの犯罪の動機が良くわかりません。単なる嫉妬でこれだけのことをやらかすというその心理が全く理解できません。

昨年10月以降、渡辺は約500通の脅迫文を送るために九州や関東まで足を運んでいたことがわかっています。

捜査関係者によると、渡辺容疑者は派遣会社に登録し、数日ごとに職場が転々と変わる作業員をしていました。自宅は大阪にありましたが、東京都内や静岡、愛知、福岡など少なくとも7都府県から脅迫文を送付したとみられ、同庁で裏付け捜査を進めているそうです。

しかも、渡辺は「一連の事件に共犯者はいない。すべて自分一人でやった」と供述していることも、報道されています。

送りつけられた脅迫文などでは、複数の人物の関与が示唆されていました。しかし、警視庁は渡辺容疑者が捜査を攪乱(かくらん)するために共犯者の存在をほのめかしていた可能性があるとみています。

たがだか、嫉妬くらいでこんなにエネルギッシュに行動するなんて全く理解に苦しみます。


何か、全く見当違い、方向違いのところに多くのエネルギーを割いているようで、こんなことをして、一体何になるのか全く見当がつきません。直接被害を受けたとか、積年の恨みがつのってということもなさそうです。全く理解不能です。動機が全く薄弱です。普通の人なら、このような犯罪は犯しようがないと思います。いずれ、この事件の全容が明るみに出るとは思います。捜査当局に期待です。

このような、動機が全く薄弱な犯罪が発生していますが、犯罪そのものは減り続けています。それは以下のグラフをご覧いただくとご理解いただけると思います。


刑法犯の認知件数(図1参照)は,平成14年に戦後最高を記録しましたが,近年は減少傾向にあります。

しかし,戦後を通じてみればまだ相当高い水準にあるばかりでなく,再犯の状況(図2参照)が示すように,一般刑法犯(刑法犯全体から自動車運転過失致死傷等を除いたもの)の検挙人員については,再犯者率(検挙人員に占める再犯者の人員の比率)が上昇しています。

再犯の状況(図2参照)からは,近年,初犯者と再犯者が共に減少しつつあり,初犯者の減り方に比べ再犯者の減り方が鈍いことが分かります。このように,再犯者率の上昇だけをもって治安が悪化したと判断はできませんが,効果的な再犯防止対策を推進することは重要だと考えられます。

なお、以上の資料は、法務省のサイトからのものです。詳細は、このサイトをご覧になってください。

最近は、確かに理解に苦しむような犯罪がテレビで報道されますが、それにしても、犯罪そのものは、平成14年をピークにして下がり続けているということです。この傾向はいつまで続くのかは、わかりませんが、犯罪そのものが減りつつあるということは喜ぶべきことです。

そのせいでしょうか、最近は警察が犯人を取り逃がしたりしたときとか、何か不祥事があったときには、報道されたり、批判をされたりしますが、それ以外にはあまり批判されたりすることもありません。批判したとしても、上の資料がある限り、警察が何もしていないとか、怠慢などという批判はあたらないということになります。ただし、これが警察の努力によるものなのか、あるいは別の要因によるものなのかは判然とはしませんが、犯罪が減っていること自体は間違いないです。

中国のクリスマスは、暴動? これが冗談ではすまないのが現代中国(゚д゚)!

さて、この状況、中国と比較するとどうなのでしょうか?中国では、最近犯罪統計が発表されましたが、それによると犯罪は減っていることになっています。しかし、どうもこれは胡散くさく、おそらくGDPの発表のごとくほとんど信用できないものだと思います。

その証として、中国では最近暴動件数がうなぎのぼです。中国では暴動が犯罪ではないのでしょうか。暴動という犯罪はないかもしれませんが、暴動をするときの実際の行動など、犯罪にあたるものはいくらでもあります。

2000年代には、中国政府の発表で、毎年5万件ほどの「集団事件」と呼ばれる官民衝突や集団抗議等(いわゆる暴動)が発生していました。平成17年(2005)には年間8万7000件、発生したと発表されました。その後、政府は暴動件数を発表しなくなりました。これは発生件数が一層増加しており、都合の悪い数字は出さないものと見られます。2008年リーマン・ショック、欧州債務危機等による世界経済危機の影響で、中国では失業や賃金不払い等により生活を破壊された国民が多くなりました。

胡錦濤政権の末期となった平成23年(2011)には、暴動・騒動事件の発生件数が18万件を超えたといわれています。これは毎日全国どこかで約500件が発生していた計算になります。暴動の内容も警察の車両や地方庁舎を襲撃する暴動が続発しています。土地を失った農民や就職のできない若者、環境汚染で生活に不安を持つ住民等が激しい行動を起こしているのでしょう。胡政権最後の年である今年の国家予算に計上された「治安維持費」は当年度の国防費を上回りましたた。それほど、中国社会は大きく乱れているのです。

さて、中国の人口は13億人ですから、日本のだいたい10倍です。だから、暴動件数など単純比較はできません。それにしても、18万件という数はすさまじいです。十分の一にしても、1万8千件です。日本でこれだけ、暴動が起こったら、大変なことです。毎日、600件もどこかで、暴動起こっているということになり、それこそ、毎日暴動のニュースが流れていることになります。これは、いくら中国の人口が多いとはいえ、あまりの多さです。

中国共産党は、政権を維持するには、どうしても成長率8%を維持しなければなりません。年8%以上の経済成長率を維持していたときでさえ、年間数万件の暴動が発生していました。成長率が8%を切ると、1億人以上の労働者に仕事を与えられなくなります。中国は、日本や他の先進国とは異なり、発展途上ですから、これくらいGDPが毎年伸びないと、雇用を確保することすら困難となります。そうして、実際中国は少し前からそのような状態です。ですから、大学を卒業しても就職口がなかなか見つからないといことが起こっているのです。

ところで、今年の9月は、昨年9月とうって変わって、中国では大規模な反日デモはありませんでした。実は、昨年の9月の反日デモのほとんどは、官製デモでした。要するに中国政府が主導したものでした。「釣魚島是中国的 薄熙来是人民的(尖閣諸島は中国のもの 薄熙来は人民のもの)」。昨年の反日デモで、こうしたフレーズが横断幕や車のステッカーとして掲げられていました。中国では現状に不満を持ち、市場経済に移行する前の中国が良かったと考える労働者や農民は少なくないです。そうした底辺の人々が反日デモに参加すれば、薄被告支持の反政府、反中央、反共産党の政治運動に発展しかねないです。薄被告の裁判が続き、石油産業を中心とする巨大汚職の摘発によって、共産党に対する国民の目が厳しいなかで、中国指導部は反日デモを起こさせたくなかったのです。だからこそ、本年は政府主導の大規模な反日デモは実施させなかったのです。

昨年9月の反日デモのスローガン

他方、「反日デモゼロ」で日本政府が尖閣の問題は峠を越えたとみることも中国側にとって受け入れがたいようです。尖閣周辺での中国の艦艇、航空機の挑発的行動は「尖閣の現状を中国は容認しない」というメッセージです。去年の9月と今年の9月の落差、中国国内と尖閣周辺の落差は、中国指導部が直面する問題を浮き彫りにしています。

落差は物理学ではエネルギーのたまった状態を意味する。中国指導部は落差をつけることで、尖閣問題、薄熙来裁判、経済格差の拡大など国内問題にうまく対応したように考えているかもしれないですが、落差はいずれ解き放たれれば、エネルギーの奔流となります。奔流が向かうのはどこでしょうか?もう反日官製デモも挙行できなくった中国、そのエネルギーは今までのように政府が期待したとおりに、日本に向けられるとは限りません。

このような中国の有様とは対象的に、日本では動機のわからない上記のような犯罪が注目を集めています。中国の暴動の動機はあまりにはっきりしすぎています。それは、直接的には雇用の問題です。しかし、その背後には、中国では民主化、政治と経済の分離、法治国家化が不十分ということがあります。これが解決されないことには、いつまでたっても暴動は増え続けるだけです。さて、先の中国内と尖閣との落差を埋めるために、いずれ人民の憤怒のマグマのエネルギーは噴出します。それは、どこに噴出するのでしょうか?

日々こんなに暴動がある国と、暴動など滅多になく、犯罪も減少しつつあり、注目を集める犯罪があったにしても、動機がはっきりしない犯罪の発生する国。

どちらが良いかといえば、後者が良いに決まっています。どこの国に行っても、頭のおかしい奴が理解に苦しむ犯罪を犯すということはあります。しかし、日本のように暴動がほとんどなく、犯罪も少ない国で、人口がそこそこあって、しかもある程度経済・社会が発展している国などそうはありません。日本のような国は、これから発展していくでしょう。特にデフレから脱却したときには、すさまじい潜在能力を発揮すると思います。しかし、中国はこのままたと崩壊するのは必定です。日本で毎日600件も暴動が発生していれば、誰もがそう思うはずです。腐れマスコミ以外は!!

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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