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http://journal.mycom.co.jp/news/2011/08/10/063/index.html
【私の論評】iPadは人々のライフスタイルを変えつつある?!
まずは、上の文章では、"グラフの第2四半期における第1の数字(左)は、いわゆる「ノートPC」を純粋に比較したシェアなのに対し、第2の数字(右)では「タブレット」を集計対象にしている"などと書かれていますが、肝心のグラフが掲載されていないので、何のことやらわかりませんが、原文から、そのグラフを持ってきてコピペしたのが、下のグラフです。これは、「第2の数字「タブレット」」を集計対象としているものです。
上の文章で第2の数字(右)としていたもののグラフ |
ただし、多くの人が、インターネトがない時代から、当たり前となっていた、デスクトップ型パソコンや、ノート型パソコンに慣れ親しんでいたため、最初は、これらと決定的に差別化しなければ、売れなかったということだと思います。
だから、アップルは、iPadを既存のデバイスとは、全く異なる売り方をしました。それと、iPadでないとできないようなことも用意しました。それは、例のApp Store(アプリ・ストア)で販売されているアプリや、それを多数の人が作ったり、多くの人が、安心して購入できる仕組みそのものを構築したことです。日本では、まだですが、たとえば、iBookなどの仕組みです。
私は、最初は、iPhoneや、iPadなどの記憶容量が16Gとか、最大でも、64Gということで、既存のパソコンから比較すれば、非常に少ないことに不安感を感じていました。しかし、実際に使ってみると、これで十分であることが良くわかりました。書籍や、アプリなどかなり入れて入れまくっても意外とメモリを使いません。パソコンと比較すると段違いです。
私は、詳しくは仕組み自体は知らないのですが、おそらく、これは、iOSなど本当に単一のデバイスのみ使うことを前提に作られているので、パソコンなどと比較するとOS自体が担う部分がかなり多くて、記憶装置としてのメモリもあまり使用しないからだと思います。このあたり、簡単に説明できる方がいらっしゃったら是非教えて下さい。
これは、実際に、iPhoneや、iPadでいくつものアプリを購入して使ってみたことがある人ならわかると思います。ただし、音楽や、動画などはそのようなことはなく、やはり、かなり記憶容量を喰いますが、音楽に関しては、いくら、iPhoneにたくさん曲を入れたとしても、日々聴く曲はほんとに限られていますから、普段は、少しだけ入れて、頻繁に取り替えればよいだけの話です。さらに、写真や、動画だと、とったものは、片端から、facebookや、Google+、あるいは、エバー?ノートや、ドロップ・ボックスなどの外部ストレージにも入れられますから、あまり気にする必要もなくなりました。
それに、音楽だって、アマゾンは、もうすでにクラウド上に保存できますし、iTuneも、iOS5になれば、クラウドができて、そこに保存できるようになります。そうなれば、音楽など、たくさん保存しているのと何も変わらなくなります。
それと、一つ忘れてはならないのは、このような使い方をするなら、今では、wifiルーターなど必須だと思います。iTuneはもともと、iPhoneなどからは、3G回線ではアクセスできませんから、ルーターが必須だと思います。私は、以前は、URoad7000というwifi.ルーターを使っていましたが、ごく最近URoad8000に買い換えました。理由は簡単なことです、URoad7000のバッテリーが3時間しかもたなかったからです。URoad8000は、9時間持ちます。これで、iPhoneと同程度に持つわけですから、両方もと持ってあるけば、本当にモバイル環境は完璧です。
いつどこでも、インターネットに接続でき、ほんどのことができます。それから、あまり予期していなかった副産物もありました。それは、7000と比較すると、8000は、アップルTVとの相性がかなり良くなったということです。7000は、アップルTVと接続していると、切れることが多く、特に、1時間も継続してつないでいると、切れてしまうことが多かったです。それが嫌なので、映画のレンタルなどは、通常は、パソコンに録画する方式をとっていました。しかし、8000では、そんなことはなく、アップルTVで直接見ていても、今のところ、切れたりすることはありません。7000をお持ちの方で、このような不具合がある方は、変えてみる価値があると思います。
この8000,大きさは、本当に小さくなり、外見は、まるで女性のメイキャップ用のコンパクトのようです。ただし、厚さは、iPhoneの倍ほどになりました。しかし、厚さはほとんど気になりません。おそらく、ルーターは、iPhoneのように手で長時間操作するものではないからだと思います。下にiPhoneとURoad8000を並べた写真を掲載しておきます。
話が脱線したので、もとに戻します。アップルは、iPad、iPhoneなどに関して、この秋リーリースされる、iOS5から路線を変えます。これは、皆さんご存じたと思いますが、iOS5より、iPadも、iPhoneもパソコンに同期をする必要がなくなり、単体で使えるようにします。これによって、販売当初は、既存のパソコンなどと差別化していて、すでにアップルか、ウィンドウズのパソコンなどをすでに持っている人を販売対象として、それでも、かなり売れるような状況でしたから、iOS5以降では、現在パソコンを持っていないか、持っていたとしても、あまり頻繁に買い替えしない人も対象になります。
このことは、前から、このブログでも何度か掲載してきましたが、まさに、そのような状況になると思います。そうなると、人々のデスクトップ型パソコンや、ノートパソコンに対する考え方がかなり変わってくると思います。そうして、ライフスタイルが変わってくると思います。なにせ、iPadや、iPhoneでも、インターネットを用いるということでは、ほとんど変わらないわけですから、会社では、既存のパソコンに似たデバイスを、外出先や、自宅では、iPadのようなデバイスを使うということになると思います。
なにせ、従来のパソコンなどなくても、アップルTVがあれば、iPhoneや、iPadの画面をテレビに写すことができますから。それに、ソフト・キーボードではなく、本当のキーポードが欲しいと思えば、安く
うっていま。それに、アップルTVは無論のこと、最近のキーポードは、無線でつながりますそのう家にパソコンがあっても、ほとんど使わなくなると思います。私自身も、そうなりかけています。それに、従来型のパソコンにもあまり興味がなくなってきました。もう、パソコンなど、数十年も使いましたから、何か、いまとなっては、古いものの代表のようにすら思えてきます。場所は、とるにし、重いし、起動までに時間がかかるし、画面は今のテレビに比較すれば、はるかに小さいし・・・・・・。
そのうち、中身は、ほとんど、iPadや、iPhoneあるいは、アンドロイドタブレットなのに、形は、従来のノートパソコンであるとか、デスクトッフパソコンのようなものもでてきて、売れるようになるかもしれません。それから、インターネットにつかながるデバイスとして、バソコン、スマホ、タブレット以外でも、考えもしなかったようなものが出てくる可能性があります。
いずれにせよ、アップルのiPadの売り方は大成功だったということだと思います。そうして、これからも、しばらく、いずれ、とんでもないデバイスが出てくる前までは、上記の記事のように先頭を走り続けると思います。
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