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2007年3月15日木曜日

単独世帯の増加

前にも掲載したように、オーブンレンジやシステムキッチンを家庭内で活用することは、日本国内のホーム関連市場では最後のフロンティアであるが、それを妨げるような脅威があります。それは、前回述べたようにオーブン調理の参入障壁の高さです。それと、本日掲載する単独世帯の増加です。

少子高齢化ということが、従来からいわれていて子供の数が減ること、高齢者の数が増えていくことは多くの人がなんとなくご存知だと思います。しかし、具体的には何がどうなるのかはあまりピンと来ていない方も多いとも思います。その具体例であり、もうすでに起っていることが、単独世帯の増加です。















社会保障・人口問題研究所の人口推計より以下のことが判ります。
(1) 一般世帯総数は、2000年の4,678万世帯から2015年の5,048万世帯まで増加を続ける。その後、減少に転じるが、2025年の一般世帯総数は4,964万世帯で2000年より286万世帯多い。
(2) 世帯規模の縮小が続き、一般世帯の平均世帯人員は、2000年の2.67人から2025年の2.37人まで減少を続ける。
(3) 今後増加するのは「単独世帯」「夫婦のみ世帯」「ひとり親と子からなる世帯」で、減少するのは「夫婦と子からなる世帯」「その他の一般世帯」である。
より単純で小人数の世帯が増加する。特に「単独世帯」は、増加を続け、一般世帯数が減少に転じる2016年以降も増加は止まらない。現在では「夫婦と子からなる世帯」が一番多いが、2007年以降は「単独世帯」が最も多い類型になると予想される。

なんと今年から日本国内で「単独世帯」が最も多い「世帯」の累計であるということです。もちろん高齢化社会で、核家族化していことから一人暮らしの老人世帯も多いのですが、いままでの世帯というとお父さんがいて、お母さんがいて、子供がいて、たまにはお年寄りのいる世帯もあるなどという考えは全く通用しなくなります。

こうした単独世帯で何か新しいことを始めるのかというと、なかなか大変だということが良くわかると思います。ただし、単独世帯であっても若い人たちはホームパーティーを開くなどのことが考えられます。さらには、高齢者世帯であっても、今後はホームパーティーを開く人もでてくると思います。なにしろ、最近の高齢者は元気な人が多いです。特に高齢者になった団塊の世代の感性や価値観など一昔前の高齢者とは違います。左の写真はある学校(小中学校一環教育の学校)でいわゆる団塊の世代といういわれる人たちの最初の年代が人が中学校1年生になったときに、撮影したものです。数の多さがはっきり分かりますね。

はっきりしているのは、従来どおりのやり方をやっていれば、小売業、飲食業、その他の産業も衰えるしかないということです。

こうした時代への変化に対応している事業の一つがオイシックスの事業だと思います。高齢者に対しても(特に高齢者向けとはうたっていない)質の良い、安全で、しかも宅配という形式で野菜をはじめとする食材を提供しています。




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