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2016年7月13日水曜日

完勝の安倍首相、今こそ「お金バラマキ」政策を実行すべきである…財政悪化せず―【私の論評】ヘリマネは、新しい概念でもなんでもない!2014年4月以前のアベノミクスに原点復帰すること(゚д゚)!

完勝の安倍首相、今こそ「お金バラマキ」政策を実行すべきである…財政悪化せず

2016参院選で改選過半数を獲得し、喜ぶ安倍晋三首相
アベノミクスの是非が問われた参院選は、自民・公明の与党が勝った。獲得議席は自民56、公明14、民進32、共産6、おおさか維新7、共産はやや期待外れ。そして、改憲に賛成する4党の議席数が参議院の3分の2を超えた。

野党がダメなのは、アベノミクスの第一の矢である金融政策をわかっていないところに根本原因がある。金融政策として重要なのは雇用政策だというのは、世界標準である。欧州の左派政党が最も重視する政策であるが、日本の左派政党はここがわからない。理解できていない人ばかりが日本の左派政党の幹部になっている。

もちろん民進党のなかにも、金融政策が雇用政策であることをよくわかっている人もいる。金子洋一氏である。彼は元内閣府官僚であり、国際経験も豊かなエコノミストだ。左派政党に必要な希有な人材を、今回の選挙で失ってしまった。ますます民進党が復活する可能性は少なくなったにちがいない。

安倍晋三政権は早速動き出した。安倍首相は12日、参院選で訴えた経済対策の準備に入るよう石原伸晃経済再生担当相に指示した。財源を心配するマスコミ報道もあるが、実はヘリコプターマネーの手法を使うと、それほど心配することもない。欧州などでヘリコプターマネーをめぐる議論が浮上しているが、これは中央銀行がカネを刷ってヘリコプターから人々にばらまくようなものだ。

ただし、実際にこれを行うのは難しい。「いつどこにヘリコプターがお金を撒くのか教えてほしい」というジョークすらある。現在のように中央銀行と政府が役割分担している世界では、中央銀行が新発国債を直接引き受けることで財政赤字を賄うことを指す場合が多い。

このアイデアはかつてノーベル賞経済学者のミルトン・フリードマン氏によって論じられ、2003年にベン・バーナンキ氏(当時FRB<米連邦準備制度理事会>理事、その後同議長)によって再び取り上げられたものである。

バーナンキ氏は名目金利ゼロに直面していた日本経済再生のためのアドバイスとして取り上げたのだが、具体的には国民への給付金支給や企業に対する減税を国債発行で賄い、同時に中央銀行がその国債の買い入れることを提案している。中央銀行が国債を買い入れると通貨が発行されるので、中央銀行と政府のそれぞれの行動を合わせてみれば、中央銀行の発行した通貨が給付金や減税を通じて国民や企業にばら撒かれることになる。その意味で、バーナンキ氏の日本経済に対する提案はヘリコプターマネーというわけだ。

  財政赤字悪化を伴わない

この方法は、実質的な政府の債務残高を増加させないし、家計・企業は減税に伴う将来の増税懸念がないというメリットがあるため消費が増加する。金融政策と財政政策は名目消費を押し上げ、それが一般物価を押し上げる。

もちろん、この政策は国債の貨幣化であり、過度に行えばインフレを招くだけであるが、デフレによって悩まされているのであれば、経済回復を促進することになる。しかも先進国ではインフレ目標という歯止めもあるので、インフレが過度に加熱しコントロールできなくなる恐れもない。

もっとも日本では、政府が国債発行によって補正予算をつくるとともに、日銀が国債買いオペによって量的緩和を行えばいい。今の国内GDPギャップが10兆円程度であることを考慮すれば、20兆円の国債発行による補正予算と同額の量的緩和であれば、今後の経済を活性化するはずだ。

しかも、ひどいインフレにもなりにくい。この財政政策と金融政策の合わせ技は、実質的な債務残高の増加にならず、財政赤字悪化にならない。日銀保有国債については、利払い費や償還負担が発生しないからだ。この方法は、インフレ率が低い時には弊害がないのがいい。

(文=高橋洋一/政策工房代表取締役会長、嘉悦大学教授)

【私の論評】ヘリマネは、新しい概念でもなんでもない!2014年4月以前のアベノミクスに原点復帰すること(゚д゚)!

ヘリコプターマネーについては、上の記事でも解説していましたが、再度説明します。 

ヘリコプターマネーは、ノーベル経済学賞受賞の米経済学者、ミルトン・フリードマン氏(故人)が1969年に提唱しました。中央銀行はお札を刷って市中銀行に供給します。デフレ圧力が強いと、カネは銀行から家計や企業に細々としか流れないのでデフレが慢性化します。そこで中央銀行資金を政府財政に回せば迅速に家計や企業に行き渡らせられるので景気がよくなる-というもので、ヘリコプターからカネを大量に散布する寓話(ぐうわ)に例えました。バーナンキ前FRB議長はフリードマン氏の弟子でもあります。

ミルトン・フリードマン氏ー
安倍晋三首相周辺で、「ヘリコプターマネー」政策の導入が検討課題に浮上してきたようです。

前内閣官房参与の本田悦朗駐スイス大使が最近、首相に「今がヘリマネーに踏み切るチャンスだ」と進言しました。

首相は本田氏らの勧めに応じて12日に官邸でバーナンキ前米連邦準備制度理事会(FRB)議長と会談。菅義偉官房長官は記者会見で、ヘリマネーに関して「特段の言及があったとは承知していない」と述べましたた。一方で、バーナンキ氏が「金融緩和の手段はいろいろ存在する」と指摘したことを明らかにしました。

バーナンキ前FRB議長
バーナンキ氏は、2008年のリーマン・ショックでは、ただちにドル資金の大量発行に踏み切り、金融恐慌を終わらせ、米景気を回復させた実績を持ちます。

8%増税により、デフレ傾向で消費が萎縮する中で金融緩和しても、民間の借り入れ意欲は乏しいです。日銀は今年2月にマイナス金利政策を導入したのですが円高は止まりません。財政を活用しない限り、アベノミクスは効果を発揮できそうにありません。

ヘリコプターマネーには、異論も多いです。日銀が財政資金を直接賄うようだと財政規律がないと市場にみられ、円や国債への信認が失われる恐れがあるとするものです。しかしながら、国債の金利がかなり低い現状で、しかも円高傾向が止まらない現状であれば、そうした心配はほとんどあてはまりません。

黒田東彦日銀総裁も消極的ですが、日銀が金融機関保有の国債を買い上げる現行方式で、もヘリマネーと言って良いものです。アベノミクスの第一と第二を真面目にやればヘリコプターマネーです。つまり、2014年4月の前までアベノミクスは、ヘリマネと同意語と言っても良いです。ただし、2014年4月からは、消費税増税という緊縮財政をしてしまったということで、ヘリマネではなくなってしまいました。

黒田東彦日銀総裁
いまさらヘリマネというのは、従来のアベノミクスを真面目にやれということであって、決して新しい政策ではないということに注意すべきです。

日銀は市場で買い取った国債を再売却せず、インフレが加速しないかぎり半永久的に保有するようにします。そうなると、政府の債務増加分は日銀の資産増加で相殺されるので、政府の債務は実質的に増えません。

そうして、インフレ率が一定程度上昇すれば、日銀は国債購入を打ち切り、政府が消費税率を引き上げるようにすれば、財政規律にも沿うことになります。

上記のことを理解できない、エコノミストや、野党の政治家や、マスコミなどが、ヘリマネなどというと、またまた頓珍漢で奇妙奇天烈なことを言い出し、財政破綻するとか、国債が暴落するとか騒ぎ出すことも十分考えられるので、菅義偉官房長官は記者会見で、ヘリマネーに関して「特段の言及があったとは承知していない」と述べたのは、そうした誤解によって国民が惑わされることを避けるためであると考えられます。

このようなこともあるので、政府としては、馬鹿で経済が理解できないエコノミストや、野党の政治家、マスコミなど騒がせないようにするため、アベノミクスの金融緩和を再度しっかりするということで、「ヘリマネ」などということば使わないほうが良いでしょう。

ヘリマネは結局最初のアベノミクスの第一の矢と、第二の矢を真面目にやるということ

この言葉を使うのは、マクロ経済を正しく理解できる人たちの間だけで、馬鹿で愚かで、自分が経済を理解できていないことすら自覚していない人たちに邪魔されないようにすべきです。

そうして、実際に大成功し誰の目にもうまくいったと認識されたときに、「ヘリコプターマネー」という言葉を大々的に流布して、浸透させ、次に「ヘリコプターマネー」を実行しなければならない時がきたときに、やりやすいようにすべきと思います。

しかし、それでも、経済を理解できないエコノミストや、野党の政治家、マスコミなどの人たちは、理解できないかもしれません。彼らは、それを理解しないまま、棺桶に片足を突っ込むことになると思います。その時には、時代遅れの旧い人ということで、影響力も何もなくなったただのボケ老人として見られることになると思います。

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2015年11月23日月曜日

【東アジア首脳会議】「完勝だ!」 3年越し…安倍首相、南シナ海「対中包囲網」に成功―【私の論評】中国の嫌がることだけを、やり続ければアジアは平和だ(゚д゚)!


李克強首相(右)と言葉をかわす安倍首相=22日、クアラルンプール
東アジア首脳会議での南シナ海情勢をめぐる議論は、日米両政府による対中包囲網が奏功し、安倍晋三首相の「完勝」(同行筋)に終わった。ただ、東南アジア情勢をめぐる駆け引きでは、世界中で“爆買い”を展開し、その豊富な資金力で東南アジア諸国連合(ASEAN)への影響力を強める中国と、民主主義や日米同盟を前面に関係強化を図る日本との間で、今後も攻防が続きそうだ。

突然、近寄ってきた李克強首相だが…

「本当に良かったな」

安倍首相は東アジア首脳会議後、安堵の表情を見せた。南シナ海情勢で1カ国を除くすべての国が中国を非難し、国際世論で自制を促すことができたためだ。

2年前はこうではなかった。首相は今回と同様に中国の海洋進出を非難したが、参加18カ国で懸念を表明したのは「8カ国程度だった」(同行筋)という。

“変化”の兆しは会議の直前に表れた。控室にいる安倍首相に中国の李克強首相が突然、近づき語りかけた。この時、李氏は日本語の堪能な通訳を同行させていた。李氏は、話を続けながら各国報道陣がカメラを構える通路を一緒に歩く一幕も演出した。政府高官は「友好的な関係を演出し、首脳会議で日本から南シナ海で厳しい批判がでないようにしたのではないか」と分析する。

首脳会議では、安倍首相が口火を切ることなく次々と中国非難が発言され、安倍首相は最後に発言を求めるボタンを押した。

「軍事、民生利用を問わず恒常的な変更を与える一方的行動を自制すべきだ」

軍事利用でなくても岩礁埋め立てなどを自制する必要があると訴えた。

習主席、APEC夕食会では下座に

李氏は今月1日の日中韓首脳会談のように日本批判を展開することもなかった。首脳会議が終わると、オバマ大統領が安倍首相の席に近づいてきた。2人は会議の成功を確認し、中国覇権の阻止に向け、3年越しの外交努力を続けてきた労をねぎらい合った。

首相周辺は東アジア首脳会議を「完勝だ」と振り返る。フィリピンで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の歓迎夕食会では、議長のアキノ大統領の横にオバマ氏、その横に安倍首相が座り、中国の習近平国家主席は同じ円卓の下座だったという。 (クアラルンプール 坂本一之)

【私の論評】中国の嫌がることだけを、やり続ければアジアは平和だ(゚д゚)!

ブログ冒頭の記事で、"南シナ海情勢で1カ国を除くすべての国が中国を非難"とありますがこの一カ国というのがわからないので、いろいろ調べたのですが、結局わかりませんでした。ひょっとすると、それは中国のことなのかもしれません。いわずもがなのことなので、わざわざ記載しなかったのかもしれません。

これは、いかにもありそうなことです。あれだけの埋め立てを平気の平座でやり抜くくらい、傍若無人、厚顔無恥なのですから、当然といえば当然です。

それにしても、今日アジアのほんどの国が、中国の南シナ海での振る舞いについて非難するようになったのは、日本の安倍総理による行動がものをいっています。

上の記事では、それについてあまり詳しくは掲載していませんが、これは安倍総理が最初に総理に就任する直前に、「安全保障のダイヤモンド」の構想を打ち上げ、打ち上げるだけではなく、その後全方位外交を通じて、各国に訴えてきたものによるものです。

それについては、このブログにも掲載したことがあります。その記事のリンクを以下に掲載します。
安倍首相の「安保ダイヤモンド構想」、対中抑止へ完成間近-【私の論評】鳩山の構想は報道しても、安部総理の構想は一切報道しない日本のマスコミの存在意義を問う(゚д゚)!
安倍晋三首相とインドのモディ首相
この記事は、昨年9月2日のものです。インドのモディ首相が日本を訪問した際の記事です。この記事から一部を以下にコピペします。
安倍晋三首相とインドのモディ首相との会談で、両国の外務・防衛閣僚協議(2プラス2)設置の検討で合意したのは、海洋進出を進める中国を牽制(けんせい)し、南シナ海やインド洋などの海上交通路(シーレーン)を守る狙いがある。安倍首相は海洋安全保障強化を図るため、日本とハワイ(米国)、オーストラリア、インドの4カ所をひし形に結ぶ「安全保障ダイヤモンド構想」を提唱しており、今回の会談は構想実現に向けた大きな一歩となった。 
ダイヤモンド構想は、首相が第2次政権を発足させた直後に英文で発表した論文「アジアの民主主義 セキュリティーダイヤモンド」で披露した戦略。中国は、バングラデシュやスリランカなどインド周辺国への支援を通じてインドを包囲する「真珠の首飾り戦略」を進めており、首相はダイヤモンド構想が中国と隣接するインドにとってもメリットがあると踏んでいた。 
首相は7月の日豪首脳会談でも、共同声明に「特別な」の文言を明記した。豪印両国との連携が進み、ひし形の完成は間近といえる。
一昨年のアジア首脳会議では、中国の海洋進出を非難したのは、参加18カ国中「8カ国程度だった」のが、安倍総理の「安全保障のダイヤモンド構想」に基づいた昨年の具体的な外交活動により、今年の首脳会議では、ほとんど全部のアジアの国々が、中国の海洋進出を非難したのです。

さて、中国外務省の洪磊副報道局長は23日、李克強首相が22日にマレーシアのクアラルンプールで開催の東アジアサミットの前に安倍晋三首相と立ち話をした際、「改善に向かっている中日関係は依然、もろくて弱い。日本が約束を守るかどうかを見なければならない」と述べたと発表しました。安倍氏が、南シナ海問題などで中国を批判していることにくぎを刺した発言です。

李氏は「中日関係のさらなる改善に悪影響を与えないように、日本側が、両国の相互理解にとって有益な話を多く語るべきだ」と述べたとされています。
李克強は20日付のマレーシアの中国語紙「星洲日報」への寄稿の中で、「外部の干渉が招いた一部地域の混乱が続いており、その悪影響は外にもあふれ出している」と述べ、暗に米国の中東戦略を批判し、南シナ海問題への干渉を牽制(けんせい)していました。

李氏が指摘する「一部地域の混乱」は、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が勢力を拡大するイラク、シリア情勢を指すとみられます。また「悪影響」は、米国が主導する有志連合による空爆などが引き金になったとされる、パリでの同時多発テロを意味するとみられます。

さらに、李は、積極的な対外政策で明の黄金期を築いた永楽帝の重臣、鄭和が行った南方への大航海が、「海賊を駆逐し、衝突を鎮め、海上の安寧を守った」などと強調しました。人工島建設に対する国際社会の批判に対し、航行の安全を守るためなどと反論する中国の主張と重ね合わせました。

しかし、鄭和の大航海については、艦隊が通過した国々が、明の実質的な支配下に組み入れられたとの説も根強い。当時の明は、軍事力と経済力でアジアの国々を影響下に置いたとの見方もあります。

「中華民族の偉大な復興の実現」を掲げ、「海洋強国」の建設を進める習近平指導部の理想像の一つが、明代の隆盛である可能性も否定できません。

さて、前近代の中国といえば、朝貢貿易が思い出されます。朝貢とは、中国の皇帝に対して周辺国の君主が貢物を捧げ、これに対して皇帝側が確かに君主であると認めて恩賜を与えるという形式を持って成立します。

中国は、いずれこの朝貢を現代的な形で、再興させようとしています。近世においては、日本は朝貢はしていませんでしが、琉球を含む多くの国々が朝貢を続けていました。

そうして、朝貢をしていた琉球、今の沖縄は、中国の領土であるとするのが現代中国の見方です。しかしながら、アジアの他国も朝貢をしていましたから、沖縄だけを中国領とするのは、非常に奇異な話です。

これは、結局のところ、現中国の屁理屈に過ぎません。前近代に自国の領だった版図をすべて自国の領土と宣言するのは、許されることではありません。

いずれにしても、現代の世界においては、特殊な事例を除いて、いわゆる第二次世界大戦前の各国の版図が、現状の各国の領土の目安とすべきです。現中国も、本来は第二次世界大戦直前の版図とすべきです。

モンゴル、ウィグル、チベット、満州は本来外国であるはずです。



結局中国は版図を増やしたいというだけです。最近では、国境溶解といって、多くの中国人が、国境を超えてありとあらゆるところに進出し、そこにいついて仕事をし、国境が曖昧になっています。特に、現状ではロシア国境が顕著です。

そうして、最近では、本格的に海洋進出にのりだしました。中国の野望は放置しておけば、とんでもないことになります。尖閣を中語に取られれば、次は沖縄、次は日本に職種を伸ばします。

こんな魂胆が、見え透いているので、安倍総理は、アジアの平和のため「安全保証のダイヤモンド構想」を打ち出し、それに向けて行動し、今日の対中包囲網の完成をみることになったのです。

それにしても、中国かなり劣勢になりました。劣勢になる過程では、会議などでも吠えまくっていたのですが、安倍総理や他国の首脳にさんざんぱら引っ掻き回されたせいでしょうか、安倍総理はもとより他国に対しても吠えまくって非難するようなことはなくなりました。

この状況をみていると、中国の嫌がることだけを、徹底的にやり続ければアジアは平和だということがいえそうです。

とにかく、安倍総理にはこれからも、習近平や李克強がとことん嫌がることをどんどん実施して、中国を締めあげていただきたいものです。それで、日中友好などが損なわれても、それで良いと思います。

過去の政府や国民にもそのような覚悟が希薄だったと思います。そこに付け入る隙を与えたため、尖閣問題など長期化してしまいました。これからも、徹底的に厳しい態度を撮り続け、中国の崩壊を待つべきです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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