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2008年10月5日日曜日

有毒粉ミルク事件、浮上する報道規制問題―情報開示ができない中国は崩壊必至!!


検査を受ける幼児=安徽省の病院で(AFP)

有毒粉ミルク事件、浮上する報道規制問題=李大同(内容をすでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)

  【大紀元日本10月5日】有毒粉ミルク事件の波及は中国から全世界に拡大し、事件の真相が明るみに出るに従い、別の話題も徐々に浮上し始めている。この別 の話題とは地方政府と企業の隠ぺいによる情報公表の遅延と、これによるメディアに対する報道規制である。中国「氷点週刊」元編集長・李大同氏はドイツ・メ ディアの取材で、「もしこの事情が甘粛省で発生していなければ、あるいは、もし甘粛省の児童が死亡したという話でなければ、このような事情は基本的に隠ぺ いされ続けただろう」と伝えている。

 ドイツ国際ラジオ放送「ドイチェ・ベレ」によると、中国で三鹿などの乳児用粉ミルクからメラミンが発見されて以来、世界中の関連企業がこの事件に巻き込 まれた。多くの国際的知名度が高い企業が、中国で生産された牛乳成分を含む商品の回収を発表し、さらに一部の企業は二度と中国の牛乳を生産原料に使用しな いとまで発表しているという。中国乳製品業界、ひいては中国生産品の全体の品質には深刻な信頼性の危機が発生している。

 この背景下で、中国共産党最高指導層も次々と対応策を作り出している。胡錦涛国家主席は安徽省視察の際、食品安全は民衆の健康に関連しているため、三鹿 の有毒粉ミルク事件からの教訓を吸収する必要があると述べた。さらに国務院総理である温家宝氏も、第63回国連総会に出席のためニューヨークを訪れている 時にこの事件に対する意見を述べている。

 石家庄市政府の王建国氏は国営新華社の取材で、同市は遅くとも8月初めには毒粉ミルクの状況を把握しており、三鹿グループが市政府に対して提出した援助 要請には「市政府がメディアの管理制限と共同歩調を強化し、企業による問題製品の回収に良い環境を作り出すことを要請する」としている。これはいわゆる、 「メディアに対する管理制限と共同歩調」であり、行き着いた結果は河北省及び石家庄の現地メディアが有毒粉ミルク事件について全体で声を挙げることとなっ た。これにより甘粛省の関連報道はやっと全ての事件を最終的に明るみに出すことが出来たのだ。

 李氏によると、「この事情がもし甘粛省で発生していなければ、あるいはもし甘粛省の児童が死んだという話でなければ、この事情は基本的に隠ぺいされ続け ただろう。ただ甘粛省メディアが当時これらの報道を行った際、『異地監督報道(地域を跨いで行う監督報道)』ではなく、地元のニュースとして処理されたか ら外部に伝わったのであり、もしこのような偶然がなければ完全に隠ぺいされていたにはずだ」という。

 『南方週末』の傳剣鋒と名乗る編集者が先日ネットブログ上に掲載した文章「三鹿有毒粉ミルク調査の報道編集メモ」(新浪ブログ上に載せられていたが、文 章はすでに削除されている)によると、報道した記者は、7月には既に関連する手がかりを発見し、調査を行っていたという。しかし最終的には上層部である宣 伝部門から圧力を受け、掲載できなかったというのだ。

 李氏は、ニュースメディアはかつて盛んだった「異地監督」の報道方式も宣伝部門の圧力に遭うと考えており、「規則の中には既に実際にはっきりと異郷監督 を許可しないと規定されており、最近では財経時報が停刊処分されるという事件が3月に起きている。この中で処分された第一の理由として「異地監督」の ニュース規定に違反したことが挙げられている。実は異地監督の取り消しとはすなわち報道活動の停止ということなのだ。なぜなら、中国のこの体制では、地元 メディアは当地の職員に直接管理されているのだから」と述べている。 

情報開示ができない中国は崩壊必至!!
中国のメラミン禍、いきつくところまでいきついたという感じです。オリンピック開催以前から、この情報分かっていながら、隠蔽されたといううわさがありましたが、やはりそうだったということです。

この事実を知っていながら、報道規制をするとは、中国の危機管理能力がまったくなっていないということです。それに今回の件に関しては、自国内だけでなく、広く世界にも影響がでるだろうことは、以前にもペットフードにメラミン混入という事件がアメリカなどでもあったことから、十分予測がついたことだと思います。

中国ではこうした問題これからも起こり続けます。それは、地方政府や、中央政府の官僚の能力が著しく低劣だからです。これについては、随分まえから雑誌ビジネスウィークでも指摘されており、今後この体質は変わらないだろうとしています。ふりかえれば、このビジネスウィークの記事(壊れた中国)の記事には、こうした不祥事が起こることが、はっきりと予測されおり、10年後も変わらないだろうとしており、結論として「革命でも起こらない限り中国は変わらない」としています。この記事を読むと、毒餃子も、メラミンなども当たり前に起こって不思議はなかったのだということが納得できます。読んでいない方は是非読んでください。

ニューヨークタイムズにも、2005年9月の段階で、中国共産党一党独裁は成り立つものではないとしてブッシュ大統領の警告を掲載しています。アメリカは今の体制は長続きしないものとして、対中政策を進めています。このブログでは、この時点では、ブログ自体が存在していなかった(設立2007年2月)ので、このブログにも掲載はしてませんが、下に要点だけ掲載しておきます。
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◆New York Times, By THE ASSOCIATED PRESS (AP), September 21, 2005

The Bush administration urged China on Wednesday to begin a transition to democracy, contending the existing one-party system ''is simply not sustainable.''

The State Department's No. 2 official also warned about possible economic action by Washington unless the U.S. trade deficit with Beijing shrinks.

In a single speech, Deputy Secretary of State Robert Zoellick assembled all elements -- negative and positive -- of the U.S.-China relationship. U.S. officials say it is the most complex of any in the world.


ブッシュ政権は水曜日(9月21日)、現状の一党独裁制は「けっして持続できるようなものではない」と明言した上で、民主制への移行を開始するよう中国に強く促した。

国務省ナンバーツーの高官は、対中国の貿易赤字が減少しない場合にアメリカが取りうる中国に対する経済対策についても警告を発した。
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私もここまで酷い報道規制をしていては、もうすでに限度を超えており、この体質が今後変わらないとすれば、今後10年以内に中国は間違いなく分裂して崩壊すると思います。

このブログでは、今後中国崩壊は既定の事実として、時期はいつくらいになるのか、どのような事態が発生することが予測するなどを掲載していきます。

以下に中国関連の記事で過去一ヶ月間で最も人気のあった上位3位までの記事を掲載します。反転文字列をクリックすると当該記事に飛ぶことができます。こちらも、まだ読んでいない方は是非ご覧になってください!!

■[竹島問題]「日本が国際裁判に負けて悔しがる」寸劇も・・・「日本が根拠もなく日本領というのは理解不能」と韓国の子供ら―地図は語る:中国の国家戦略では朝鮮半島は中国の領土、自治区にもなれない?
領土問題では、中国にもオリンピックの日本海の地図表記で馬鹿にされた韓国。もうやけのやんぱちで、子供も利用して、世論をもりあげようとい う算段なのでしょうが、無理ですね。私のブログでも、この問題をとりあげました。今後日本の領土を守るためには、中国と韓国を適度に使い分けて手玉にとる 必要があると思います。この記事の中の中国の長期国家戦略を示す地図は、あなたを驚愕させることでしょう!!

■中国メラミン混入牛乳によるニュージーランド労働党及び国民党及びフォンテラ社の中国悪夢― 繰り返される「ダーウィンの悪夢」、中国人と日本人は鯨以下・・・・?!
現在中国のメラミン混入牛乳に関して、中国の乳業会社の株式を大量に保有するニュージーランドのフォンテラ社が国内で槍玉にあがっています。 しかし、私はこの問題はもっと大きなものであり、背景には、反捕鯨運動にも共通する人種偏見などもあると思います。いずれにせよ、私はニュージーランド全 国民に言いたい!!反捕鯨などにうつつをぬかすくらいなら、こうしたもっと大きな問題に目を向けるべきだし、映画「ダーウィンの悪夢」にも見るように経済 至上主義が招く惨禍にも目を向けて、このような問題が二度と起きないように努力すべきです。世界最大の乳業会社フォンテラ社は当初から中国では安定した牛乳(安全面、基準 面)を製造できないことを知っていました。今回のメラミン混入に関して、フォンテラ社が誘発した面は否めないと思います!!

■中国、有人宇宙船「神舟七号」打ち上げに成功、初の船外活動も―旧ソ連のミールを彷彿させる大快挙により中国はまた一歩崩壊に近づいたか?
こんにちは。中国「神舟七号」打ち上げに成功し、船外活動にも成功しました。大快挙だったと思います。もし本当だとすれば!!しかし、いずれにせよ、一方 で国内では中国人民の不満のマグマは頂点に達し、いつどこで暴動が起こってもおかしくない状況です。この状況旧ソ連が宇宙ステーションのミールの建造に成 功したころと良く似ています。このままでは、中国は旧ソ連が崩壊したように、今後10年以内に崩壊すると思います。中国このアンバランス確実に中国の崩壊を加速しています!!

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