2008年9月5日金曜日

【竹島問題】 「日本が国際裁判で負けて悔しがる」寸劇も…竹島教育で「日本が根拠もなく日本領だと言うのが理解不能」と韓国の子供ら―地図は語る:中国の国家戦略では朝鮮半島は中国の領土、自治区にもなれない?

【竹島問題】 「日本が国際裁判で負けて悔しがる」寸劇も…竹島教育で「日本が根拠もなく日本領だと言うのが理解不能」と韓国の子供ら
領 有権をめぐって日本と韓国が対立する「竹島」問題。韓国の教育団体が、小学校で行われている「竹島教育」の現場を公開しました。授業は「ドクトの歌」から 始まりました。韓国の教員団体は、今月を強化月間と位置づけ、全国の小、中、高校に一斉に独島特別授業を実施するよう呼びかけています。

「きょうは『独島』を守るためにはどうすべきかを勉強しましょう」
授業では竹島に行った事がある教師が、写真やVTRで竹島の自然、地理、軍事的価値などを生徒に教えていきます。日本の主張の根拠など一切紹介されません。

「(竹島が)韓国だということを資料を通じて勉強するのが目的です」(先生)生徒からは竹島について知っている事や、警備に当っている隊員への激励の手紙などが発表されました。そして、宿題に出されていた寸劇をグループごとに行ないましたが、「ドクトに攻めて来る国は日本」という事を明らかに意識させるものです。「国際裁判」の寸劇でも、日本は完全に主張が退けられ、悔しがると言う場面まで生徒が演じました。

地図は語る:中国の国家戦略では朝鮮半島は中国の領土、自治区にもなれない?
領土問題を語るとき、地図をみるとその地図を作成した国の意図が見え隠れして面白いものです。まずは、オリンピックの閉会式のときに、会場でも示された、世界地図。日本海の表記といい、朝鮮半島からは北京への筋が一本もでていないこととい、中国は朝鮮半島は自分のものだと思っていることの現われだと思います。台湾に関しては、小さな島であるにもかかわらず、筋が出ています。台湾を重視していることの現われだと思います。領土的野心は別として、現状では朝鮮半島は中国にとっては、すでに自分の領土の一部という考え方なのだと思います。

中国は、竹島を韓国領であると主張するということは、中国領土を韓国の領土であると主張しているようなもので、問題外ということになります。日本海についても、東海とすることは、日本海を韓国の領海であると認めるようなものですから、韓国人記者「日本海ではなく東海ではないですか」という質問答えてはっきり「世界に通じる名称だから」として、中国側は東海ではなく日本海だと認識ということを示したのだと思います。

上は、北京オリンピックで示された世界地図、クリックすると拡大して大きな地図を見ることができます。
下は、中国の国家戦略を示す、2050年の日本近辺の地図です。作成したのは無論中国です。

まあ、とんでもない地図ですが中国の立場になって考えみると、やはり朝鮮半島は自国領土という認識です。日本ついては、分断して中国に近い方が東海省ということで自国領土とし、それより以東は日本自治区であり、中国の領土でありながらも一定の自治権を与えようという考え方です。それから、領海について、この地図には残念ながら示されていませんが、日本のハワイの中間あたりに、領海の領域線が引かれているそうです。

この考え方の根底には、日本の国力ということを考えているのだと思います。優れた技術、勤勉な国民性、世界に冠たる製造技術。これらをそのまま、中国に組み入れるとかえって良くないと判断したのだとおもいます。日本に一定の自治圏を認めて、他の中国とは分離して、丁度中国内にいくつも作られている特区のような存在にしようと考えているのだと思います。

下は、韓国の古代地図です。百済の国が日本も制圧していたということになっていますが、このようなことはありませんでした。確かに、関西をはじめとして日本の西側に多くの朝鮮人が来て住み着き、大陸から陶芸などのいろいろな文化をもたらしたということはありましたが、治めていたのは日本であり、百済の領土であったことはありません。さらに、下の地図では現在の中国の一部が外百済として記載されています。

こんなことがまかり通るのであれば、朝鮮半島は、日本の領土であって日本人も多数住んでいたことがあるので、朝鮮は日本の領土だと主張することができることになります。古地図などで竹島のことを主張してみても無理があります。世界のどの国の歴史や地理の教科書を見ても、日本の西の大部分が奈良百済だったという記載はないと思います。


さて最後に日本の領海を示す地図を掲載します(クリックすると拡大します)。この地図では竹島は完全に日本の領土ですね。


領有権問題では、中国と韓国を巧みに使い分ける?!
さて、日本の領海は世界どもトップクラスの広さです。この海域日本海溝などたくさん海溝がありますから、おそらく、海の体積として世界一かもしれません。この豊かな海の資源を活用すべきです。このことに関しては、パクスマリーナという表現でこのブログにも何回も記載しています。日本は実は、海の恵みではトップクラスであり、資源大国なのです。この資源を活用するにしても、それをできるのは、おそらく中国、韓国の技術水準では無理だと思います。やはり、世界的な視野からしてもこの海域は日本のものとして世界のために資源開発をするという趣旨で竹島問題なども解決できると思います。

いわゆる竹島などの領土問題、意外と中国を利用することもできるかもしれません。韓国が領有権を主張した場合それについては中国はことごとく反対なのですから、これを利用しない手はありません。

尖閣列島など、中国が領有権を主張するような場合は、逆に韓国をたきつけるのです。先のとんでもない地図を作成する国ですから、尖閣列島が韓国の領土あるという根拠など、適当にでっち上げることができると思います。そうです。日本と、韓国の領有権争いの場合は、中国をたきつけるのです。日本と中国との領有権争いの場合は、韓国をたきつけるのです。そうして、結果として日本の領有権を守りぬくのです。そうして、そのほうがグローバルな観点からすれば、世界のためにもなると思います。

以下にこのブログに掲載した中国関連の記事を提示します。反転文字をクリックすれば、当該記事に飛ぶことができます。私の説明不足から、以上の論考、以下の記事を読んでいないと理解できない部分もあるかもしれません。まだ、読んでいない方は是非ご覧になってください。

■加藤嘉一さんの記事:中国の「80後(1980年代生まれの若者」世代-私の意見:80後をひと括りにして語るには無理がある!
■80後(1980年代生まれの若者)の分類を変更?-年収100万円以下の貧困層が12億7000万人の現実をどう見るか?
■北京オリンピック開催中にもう一つの中国で-金門島砲撃50年 文革発動の導火線に
■ベルリンオリンピックの後にナチス第三帝国は滅亡-北京オリンピックは、共産中国の壮大なレクイエムの序曲か?
■北京五輪体操選手の年齢詐称疑惑-ストリート・ビューも偽装か?
■景気 強まる「中国頼み」 日本最大の輸出先に-リスク分散のためにも、他のアジア諸国にも注目すべき!
■北京オリンピックがいよいよ開幕!!快進撃を続ける中国IT企業-快進撃はもう続かない?
■四川大地震、6万9225人の死者が確認-オリンピック開催後に大異変が起こる?!
■中国新人類「80後(バーリン・ホー)研究会」発足-2億人を一緒に語ることはできない?
■Lenovoの4月~6月期は65%増益-華やかな五輪の裏でインドの下請けになる道をひたすら走る中国?(面子を重んじる中国人が読むと必ず激怒する人気記事です(笑)!中国の現在の経済の停滞要因に迫っています!!)

■「IOCは中国のネット・アクセス規制を断じて容認しない」とロゲ会長が断言-北京は欧米の陰謀にはまったか?
■IOC、中国は環境問題の約束を果たせると確信-人民の煮えたぎるマグマはどうするのか?
■北京オリンピック開催に向け警戒感高まる-終了後の方が、テロ、暴動が頻発する?
■中国:五輪の祭典が北京市民の生活を圧迫-オリンピック開催後を予感させる連続爆破事件?

■「ちゃいな.COM」中国総局長 伊藤正 「80後」は中国を変えるかは正しくない-正確には「80後」の一部、それも少数派が中国を変える。(この中に80後を三つに分類した内容を掲載してあります)

■中国で暴動は日常茶飯事-この事態改善されない限り中国はまともにならない!

■貴州省の暴動に見る壊れた中国の実態

■燃えろアタック-排球女将

■中国海軍の日本に対する傍若無人な態度は何を意味するのか?-中国の軍隊は脆弱?

■<北京五輪>空からのテロに備え、地対空ミサイルを配備か-異常行動の中国?

■厳戒のラサで聖火リレー-チベット暴動から3ヶ月-中国の五重苦をどう解消するつもりなのか?

■「おから工事」批判で国家政権転覆罪-確定した中国分裂の筋書き?
■「80後」は車を買うべきか?-世代をひとくくりにする愚かさ?
■中国核爆発か-高まる情報開示の圧力
■自衛隊機の中国派遣見送り、アジア安全保障会議でも話題に―結果的には日本外交の勝利か?


■自衛隊機派遣を見送り、世論配慮の中国側が受け入れ難色-幻の日本軍支援は歴史上の転換点?
■四川大地震:自衛隊機、中国派遣へ・・・政府要請受け入れ―歴史上の転換点になるか?
■自主的に救援活動をする中国の若者たち-80後世代と一つにくくるのは間違い?!

■不可解な中国の報道二題-やらせ義捐金とノーベル平和賞
■中国携帯電話事情-80後世代分類のツールともなるか?

■中国四川省大地震―核施設、ダムは大丈夫か?
■現代史は語る―大地震から始まった中国崩壊の道筋
■中国「イチゴ族」-中国の未来は彼らのもの
■胡錦濤主席の来日-その真の目的は?
■China Fashion week 開催さる-中国ゼリー層にも押し寄せる情報洪水
■ゼリー世代のミーイズム-体制から身を守る知恵か?
■中国ゼリー層-明日の中国を牽引する原動力となるか?
■チャイナ・アート・バブルにも冷めた見方のできる中国ゼリー世代?
■中国分裂の筋書き-(その10)パクスマリーナが拓く世界の平和と大繁栄
■中国分裂の筋書き-(その9)日本の対応は?
■中国分裂の筋書き-(その8)迫られる中国の選択
■中国分裂の筋書き-(その7)忘れてはいけない中国の不良債権
■中国分裂の筋書き-(その6)現代中国の混乱ぶりを現す動画の数々
■中国分裂の筋書き-(その5)他の人達はどう思っているのか?
■中国分裂の筋書き-(その4)毛沢東を統合の象徴にすることができない中国中央政府の苦悩
■中国分裂の筋書き-(その3)中国バブルの真実
■中国分裂の筋書-(その2)革命でもなければ現代中国は変わらない
■中国分裂の筋書-(その1)繰り返される歴史
■中国"義歯"から鉛「安全に問題」
■中国産原料を使ったヘパリン製剤で自主回収へ・・・・米国では死者21名
■世界一人当たりのGDP(国内総生産)と、一人当たり資産−これでも中国は経済大国か?
■南京虐殺記念館に対する日本政府の申し入れに関して考えた、中国のお家事情

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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

コメントありがとうございます

オリンピックの地図の台湾の話は初耳です。
勉強になります。
要は聖火リレーで日頃の行いを

昔の宗主国が怒ったら、
元属国がペコペコしてきたので、
組み入れられたのかもしれません


落ちっぱなしの恥ずかしい無能
韓国・北朝鮮などは
くだらない事やってないで、

自力で這い上がって来て欲しいです。

ハングルで翻訳お願いします


うわー!!!
領海勉強になります

日本の領海は世界どもトップクラスの広さです

 ・・・だから韓国が隙を狙って、
   盗みに来るんですね

山田 豊 さんのコメント...

g様コメント有難うございます。

韓国に関しては、現在アメリカの経済植民地であるというのが実態です。

これについては、
http://yutakarlson.blogspot.com/2008/04/8.html

をご覧になってください。
もし、次に先回のような通貨危機がおとずれたら、今度、韓国はアメリカの準州のような存在になってしまうでしょう。

他の東南アジアのように、日本の資金を活用し経済を立ちなおせばよかったのに、アメリカ主導の方式で行ったので、このような結果になってしまったのです。

プライドなど捨てて、日本の資金に頼れば良かったのです。

まあ、そういった意味では、日本のとっても中国、それに米国にとっても韓国は最早とるに足りない国ということだと思います。

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