上は海洋探査船「ちきゅう」の動画。世界で最も深くまで探査できる船である。
さて、中国分裂の筋書の最終回となります。本日は、中国の分裂が終焉し現代中国が、民主中国とも呼べる比較的大きな国と、その他の国に分かれた後の筋書きのうちの一つを書きたいと思います。この筋書きは、中国分裂の筋書-(8)における「日本の経済発展モデルを導入した場合」を前提としています。
中国に高度成長モデルを導入する
この考えでは、日本の経済発展モデルを導入して、民主中国に日本の高度成長モデルを導入します。無論、日本が失敗したことは、はずした成長モデルです。こうすることにより、民主中国は日本型共産主義(1980年代はじめまでの、規制が網の目のようにめぐらされた、比較的平等な社会・経済)を目指して努力し、10年程度の比較的短い間に健全な社会をつくりだし経済発展をして、少なくとも国民一人当たりのGDPが日本の1/10~1/5まで急速に発展するものと思います。無論民主中国という国と相談しつつ、協調して導入します。大きな方向性は、中国、日本の国家レベルで方法を定めるものの、導入にあたって最前線で活躍するのは、官僚ではありません。双方のNPOが活躍します。こうして、中国、日本に顕著な役人の腐敗を防御します。
さて、これだけでもかなりの発展が期待されます。しかし、民主中国におけるこの成長も日本の経済成長モデルがある時点から有効でなくなったのと同じに行き止まりがきます。そのとき、あるいは、その前に何をするか、はっきりしたビジョンが必要になります。
海洋資源開発
さて、どのようなビジョンが考えられるでしょうか?私は、ここで「パクスマリーナ」という考え方を提唱します。私は、以前このブログでも述べたように日本の行き詰まり状況を打破するには、日本は海洋開発に着目すべきであると書いたことがあります。日本は、これを積極的に推進すべきです。実は、日本は排他的経済水域では、世界で5位、排他的経済水域の海の体積では2位という海洋大国です。これを最大限に活用するのです。
海には、それこそ、メタンハイドレード、レアメタルなどの資源が大量に眠っていることと、魚介類なども豊富です。海藻ですらも、バイオエタノールの原料になる可能性が高いです。その他、海洋深層水、海水そのものに含まれる成分の活用など、あげればきりがないほどの資源の宝庫です。陸の数万倍の無尽蔵といっても良いくらいの、資源があるとの試算もあるくらいです。陸だけで考えていた場合は、人類は行き詰るしかなかったのが、全く見通しが違ってきます。また、これらの資源だけではなく、海洋牧場などによる育てる資源も考えられます。今陸上に生活する人々のすべてに、先進国の平均的な生活を保障してもありあまるくらいの資源があるのです。日本においては、これらを積極的に活用することは今までは怠ってきしまた。しかし、今年になって「海洋基本計画」などが承認を得て、ようやっと縦割り行政などが是正される見通しになっています。現在では、国所有の深海探査艇すらないというお寒い状況です。
日本は、このお寒い状況を打破して、さまざまな資源を活用できる体制を整えるのです。特に、海洋牧場など育てる漁業にも力を入れます。鯨、魚、貝類その他有用な海藻、動植物・プランクトンなどを育てられるようにします。ただし、日本は過去に先進諸国が失敗してきた過ちを海では起こさないように注力しながら開発・育成をします。海の資源がいくら、無尽蔵に近いと思っても、貪欲な人間の欲望をそのままにして、開発をすれば、当面は良いとしても数世紀で使い果たすことも考えられるため、豊富な資源がありながらも、持続可能な社会・経済を目指すのです。そうして、これらを食料、エネルギーに転換できるようにします。これによって、日本は、食料・エネルギーの輸出大国に転進するのです。
中日による共同海洋資源開発
こうした、素地を日本国内につくっておき、民主中国がある程度の経済発展が予測され確実になった時から、民主中国と日本が共同で海洋開発を進める体制を整えます。特に中国からは、大量の人材を供給してもらい、日本の技術を学んでいただき、中日共同でまずは日本海側の開発を進めます。それが終わった段階では、太平洋側の開発も進めます。これらの地域に巨大な地下資源開発用のプラットフォームや、海洋牧場が出来上がることになります。
やがて、これらの開発が実を結びはじめたとき、中国と日本は、全く違った次元の社会・経済に進むと思います。かつて経営学の大家である故ドラッカー氏は、海洋牧場の可能性を語っていました。おそらく、海洋牧場によって育てる漁業に転進した中国と日本は、人類が農業によって大きく前進したように、大きな文化的、経済的、社会的大変革を遂げることになるでしょう。ただし、今から20年後、30年後の時代になるとは思います。特に、文化的には陸を主体とした考え方から、海を主体とした考え方への転換が行われるため、大転換が起こるものと思います。価値観の大転換が行われるのです。それまで、陸という縛りから逃れた全く新しい価値観が登場することになります。
陸地に縛られるアメリカとEUの凋落
これらの大変革を遂げた時期に、アメリカやEUなど、それまでの経済・社会の仕組みを維持・発展することのみに注力をしてきた国は、凋落し始めていることでしょう。もっといえば、地政学的歴史観、ものの見方にとらわれている国々は凋落していくことでしょう。まず、アメリカについては、すでに「パクスアメリカーナ」の時代は終焉を迎えたといわれているように、いわゆる「アメリカ流自由主義経済」は有効ではなくっているでしょう。アメリカは、ローマ帝国終焉のときのように、この凋落を何とかしようとあがくに違いありません。しかし、あがけば、あがくほど第二、第三の「サブプライム」問題が起こり、身動きがとれなくなっていることでしょう。
EUにおいては、もうすでに凋落のシナリオを自ら選んでしまっています。彼らは、新しい試みとして、CO2を通貨にしようと目論んでいます。この目論見は失敗します。なせなら、彼れは、富に関する基本的な認識を誤っているからです。CO2削減の市場取引を行い、それが直接富にはつながらないという認識です。CO2削減という言葉に象徴されるように、削減のみでは新たな富を生み出すことはできません。確かに、太陽電池、風力発電装置その他を生み出すかもしれませんが、大きな意味での価値創出にはつながりません。陸地でのエネルギー創出などには、最初から限界があるものと思います。陸地だけではなく、海洋にも等しく太陽エネルギーなどのエネルギーが蓄えられ、さらには、新たに作り出すことも可能です。人類は、始まって以来陸地のエネルギーを捜し求め、活用してきました。陸地で努力をし続けることには、限界があります。いままで、ほとんど手がついていない海洋の方がはるかに魅力的で、将来性があります。
地政学的歴史観にもとづき、陸に縛られた、EU諸国はこのままCO2幻想に浸っていれば、かつてローマ帝国が金鉱の金が尽きてしまったときのように、新たな価値を生み出さない新貨幣「CO2」とともに没落していくことでしょう。
パクスマリーナ
さて、中国の豊富な人材、日本の高度な技術を活用して、海洋開発に成功した両国は、世界で最も進んだ、社会システム、経済を持つに至るでしょう。この次元に達しときには、軍事力はあまり意味をもたなくなるかもしれません。なぜなら、軍事力で他国に攻め入って富を創出することは、ほとんど意味がなくなるからです。たとえば、ロシアが日本と中国を攻撃して、領土にしても、一時的に富の創出を遅らせるだけです。それよりも、自らも海洋に対する新たな挑戦が急務になってくるからです。
人類は、豊富な資源の可能性、将来性に直面して、今までよりも鷹揚になることでしょう。日本には、衣食足りて礼節を知るという言葉がありますが、その通りになると思います。どの国でも、今までは陸に縛り付けられ、その範囲でものを考え、富める国であっても、いついかなることがあって没落するかもれしないので、鵜の目鷹の目で、他国の富に着目し、何とか自国に有利なるようになんらかの形で、それを収奪できないかと考えてきたわけですが、豊富な資源の前にはそのような必要性もなくなるからです。海洋資源開発に成功した人類は、人類史上はじめて、本当の意味での礼節を知るものになるかもしれません。考えてみてください、これはたとえ話ですが、たとえば、今海に金がたくさん埋まっていて、誰もがとっても良く、そうして、誰もが努力すれば、その金を実際に取得できたとしたら、どうなりますか?それに近い世界を現代のそうして将来できるであろう科学技術などを活用して実施するということです。戦争、紛争もなくなるかもしれません。なぜなら、やがて、誰もが努力さえすれば、夢を実現できる世界がやってくるからです。私は、この世界を「パクスマリーナ(海の平和)」と呼びたいと思っています。
さて、夢のような話を書いてしまいましたが、私自身はこうしたことも考え方一つでできると思っています。以上は本当に簡単に方向性だけを示しています。これらをまともに調査したりすれば、膨大な文書などになると思います。今は、現実の自分の仕事などに忙殺されていますが、将来的に余裕などできたら、このような世界を実現するには、どうしたらよいのかなどをライフワークとして研究していきたいと思ってます。なにせ、上に書いてあることは、ここ10年、20年のことではなく、最終的には1世紀くらい必要とすると思います(笑)。
いずれ、この考え方について、付加・修正などがありましたら、掲載します。さらに、中国分裂の筋書などにつきましても、新たな情報・展開などありしまたら掲載していきます。
以下にこのブログに掲載された中国関連の記事を掲載します。反転文字列をクリックしていただければ、当該ブログに飛びます。
■中国ゼリー層-明日の中国を牽引する原動力となるか?
■チャイナ・アート・バブルにも冷めた見方のできる中国ゼリー世代?
■中国分裂の筋書き−(その9)日本の対応は?
■中国分裂の筋書き−(その8)迫られる中国の選択
■中国分裂の筋書き−(その7)忘れてはいけない中国の不良債権
■中国分裂の筋書き−(その6)現代中国の混乱ぶりを現す動画の数々
■中国分裂の筋書き−(その5)他の人達はどう思っているのか?
■中国分裂の筋書き−(その4)毛沢東を統合の象徴にすることができない中国中央政府の苦悩
■中国分裂の筋書き−(その3)中国バブルの真実
■中国分裂の筋書−(その2)革命でもなければ現代中国は変わらない
■中国分裂の筋書−(その1)繰り返される歴史
■中国"義歯"から鉛「安全に問題」
■中国産原料を使ったヘパリン製剤で自主回収へ・・・・米国では死者21名
■世界一人当たりのGDP(国内総生産)と、一人当たり資産−これでも中国は経済大国か?
■南京虐殺記念館に対する日本政府の申し入れに関して考えた、中国のお家事情
以下にこのブログに掲載されたパクスマリーナ関連の記事を掲載します。反転文字列をくれっくしていただければ、当該ブログに飛びます
■鯨の肉は牛肉より環境にやさしい-ロイターニュースから確信したパクスマリーナの正当性
■最近の株価や円レートをみていて思うこと-パクスマリーナの時代は来るか?
■オーストリラリアが捕鯨に反対する理由(5)-鯨はオーストラリアにとって大切な観光資源である
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13 件のコメント:
こんにちは、僕のブログへのコメントありがとうございました。文章拝見させていただきました。
なかなか面白くて、ざっとですが一気に読ませていただきました。中国の分裂は現実的な話だと思います。ただ、内乱のようなかたちでないと成立しないでしょうから、悲惨な現実が想像できてしまいます。GDPは国民一人あたりで考えると少ないですが、大都市では相当なところまで来ています。現在先進国に比べたら1/2くらいのところまで物価や賃金が上昇してるのではと、実際訪問した時に肌で感じた印象です。ですから、日本のバブル崩壊の歴史が繰り返されると考えると、今の元の価格が倍になって、そこから2割くらいまで振り切れたときにプツンと行きそうです。しかし、日本と違うのは独裁国家であるということで、それ以外の問題から違うプレッシャーが世界中から浴びせられて、違った末路になる可能性もありますね。
色々と参考にさせていただきました。
SKAL様コメント有難うございます。何とか、ソフトランディングできれば良いのでしょうが、現在の中央政府は最後の最後まであがき続けるでしょう。残念なことです。
GDPに関しては、大都市であっても、そこに来ている出稼ぎ労働者を数に入れれば、今でも相当低いレベルにあると思います。要するに、貧富の差が激しすぎて、日本の格差社会どころではないという状況なのだと思います。
いずれにせよ、現代中国今のままではすまないと思います。
初めまして。
先日はコメントありがとうございました。
http://d.hatena.ne.jp/G03/20080416/1208280962#c
エントリを拝見しましたが、個人的には貴方のような楽観的な考え方は出来ません。
技術を使うのは人間なので、そういった意味では中国人を信用できないからです。
衣食足りて礼節を知ると仰っていますが、衣食が足りた後でどういった教育がされるかが重要だと思います。
個人的には中国の中央政府には民衆にまともな教育をさせることを考えていないのではないでしょうか。
これはかつての朝鮮半島で民衆に知識を与えることで、自らの既得権益が侵されるのではないかという危機感を持った政治家によって、一部上流階級以上の人間以外に文字が与えられなかったことにつながるものだと思います。
現状の中国でも中央政府に懐疑的なのはほんのごく一部の富裕層のみで、大半の民衆は中央政府の言うことを鵜呑みにしています。
つまり南京大虐殺などの事実に即さないと思われるようなプロパガンダを信じ切っているということです。
ここから考えられることは、日本人はかつて中国人にひどいことをしたのだから、かつての中国人の末裔である現在の中国人は日本人に対して何をしても問題ないと考えている中国人が数多いのではないか、となります。
中国とともに一部で特定アジアとも呼称される韓国などもこのような考え方を持っている人間が多いと聞きます。
自身の韓国人の知り合いはそういった人間はいませんが、そういったイメージが生まれるにはそれなりの土壌があるように思えます。
上記のことから、現在の中国の教育を受けた中国人に対して、個人的には全く信頼が置けません。
ですので、中国との共同作業は問題が多すぎるのではないかと思われます。
少なくとも革命でも起きて政情が安定し、一般市民が今までの教育や中央政府から与えられていた情報の問題点を洗い出せるようになるまでは、触らぬ神に祟りなしという以上の認識は出来ません。
また、豊かでありさえすれば世界が平和になるという考え方にも賛同しかねます。
現状でさえ少ない海洋資源の権益を奪い合うような状態で、それが豊かになったところでさらなる奪い合いが繰り広げられるだけではないでしょうか。
アメリカでのゴールドラッシュ時、アメリカ先住民が虐殺されたように、南米でマヤ文明が白人に攻め滅ぼされたように、歴史が繰り返されるだけではないでしょうか。
まぁ海底人類が確認されていない以上、虐殺が起こるかと言えば非常に可能性は低いかと思いますが、海洋資源の採掘が可能な技術を持つ一部先進国が権益を独占するだけの話に思えます。
g03様、コメントありがとうございます。この筋書きは、民主中国と書いてあるように、現代中国が完全分離し、比較的大きな民主中国と、その他の国に分かれた後のことを想定しています。政経分離、法治国家化が完了した民主中国であり、現代中国とは全く異なる国であることをご承知おきください。この民主中国においては、無論組織的な反日教育など行われていません。
それから、海の資源に関してですが、レアメタルなどに限定して考えれば、確かに少ないものもありますが、陸地での採掘などを考えた場合、ほとんど無尽蔵といってもいいくらいの資源がまだ手付かずに残っています。たとえば、海底不覚に眠っている大量のマリンスノー(地球の歴史始まって以来の動植物プランクトンの死骸)など、これは原油の原材料ともいわれているもので、やりようによっては十分エネルギーに転換できうるものです。
さらには、海洋牧場による資源の増殖など、まだまだ手付かずの未知の資源が多くあります。これらのものも、含んだ資源のことを言っています。
それと、最後にこの筋書きは民主中国が出来上がった後に、もっとも世界が繁栄するためのモデルとして提唱したものです。
破壊や災厄をもたらす、モデルをあげることもできますが、中国分裂などに関して掲載した後で、その後に続く民主中国のあり方などのビジョンを提言するためとお考えください。破壊の筋書きをあげておきながら、何ら建設的な意見も述べないということは、片手落ちだと思います。ノーブリーズオブリジエという言葉にも代表されるように、人間豊になれば、他の人を考える余裕もでてきます。豊さといった場合、無論精神的なものも含みますが、そのためにはまず経済的にある程度の余力がなければなりません。
すべての人に経済的なゆとりが出来た場合、かなり変わると思います。人類はその、歴史が始まって以来一度も全員が経済的ゆとりをもてたことはありません。
再び失礼します。
中国人の印象についてですが、対外的なビジネスに携わる人々には、中華思想はあるかもしれませんが、日本人に対する軽蔑はあまり見受けられていないのが現状です。自分の成長、商売の繁盛のためなら割り切って付き合うことができる民族だと思います。しかし、中国人には契約を遂行する意識が薄いので、「仕事を獲得するときの約束」と「仕事を行うときの約束」は別のもので、そのときそのときの考えに流されても構わないという考え方があるために色々と問題が起きている現状はあります。
これはどこの国民でもそうでしょうが、民衆一人一人と直接接したときは皆良い人なんですよね。それが国としてまとまったときに・・・ということでしょう。
現在世界中で活躍する華僑から想像すると、中国が民主化したら元々持っている商売上手な国民性が一気に湧き上がるという考え方もできますよね。
民主化してその反動で一回沈みますが、その後は世界を席巻してしまうかもしれないですね。
skal様、コメント有難うございます。確かに、私自身も北大水産学部に来ていた、大学教授とも親しかったですし(海難事故で他界されました)、仕事で二人の中国人に働いてもらっていたこともあります。彼らからは、反日的な言動を一言も聞いたことがありません。昔は、昔、現代は、現代と割り切っていたと思います。
中国も自ら民主化の道を歩いてもらえれば、良いと思っています。そうでないと、「中国分裂の筋書き」(9)にも書いたとおり、アメリカの経済植民地になる可能性もあります。
チベットに関しても、現在のように強圧的な態度でばかり接していないで、自治権を与え、彼らの歴史や文化を認めてやるようにすれば、非常に良い関係を構築できるのではないかと思っています。韓国の北朝鮮に対する太陽政策のようなものが必要だと思います。北風ばかりふかしていれば、チベットの人は外套を脱ぐことはないでしょう。役人が幅を利かせる国ではなく、役人はあくまで公僕であり、商売人が自由に動きまわれる国づくりをすべきだと思います。そうして、政経分離、法治国家化かもキッチリと進めていただきたいです。
追伸 Skal様。ブロガーでブログをやっていらっしゃるようですが、プロフィールが公開されていないようなので、こちらからそちらに訪問することができません。残念ながら、そちらのURLを控えていませんでした。
今度アクセスするときに、是非ともURLを残していただければ、有難いのですが・・・・。よろしくお願いいたします。
すみません。あまり設定方法がよくわかりませんでした。公開に設定していたはずだったんですが・・・。
http://skal.livedoor.biz/
です。どうぞよろしくお願いします。
こんにちは。
ブログにコメントありがとうございました☆
中国に関する問題は本当に深刻になってきましたね。大都市の富裕層の享楽ぶりは呆れるばかりです。
今、銀座は中国人がとても多いです。高級ブランド品を手当たり次第に買い漁り、山の様な荷物を手に提げて声高に喋りながら歩く姿をよく見かけます。それを見るたびに「ああ、金、金、金なのか」と思い、長い歴史を刻んだ大国の行く末を案じます。日本のバブル景気がはじけたように、今の狂乱ぶりもいつかは消えてなくなるでしょうね。その時こそ日本がやるべき事ってありますよね。それがyutakarlson さんの書かれたような事になるなら、本当に理想的だと思いました。
話は変わりますが、ジャーマン・シェパード、私も飼っているんですよ(^^)メスで今年7歳になります。図体に似合わず臆病なんですよねえ・・・
コメント、ありがとうございます。パクスマリーナ、面白い考えですね。
ただ中国は国という単位になるとローマやモンゴルのように自治を認めるタイプの同化政策を取った事が殆ど無く、基本的には「服従か死か」というのが彼の地の人々のスタンスであったことを思うと、難しいのかなぁ、という気がします。
でも出来れば少しでも流血の無い時代が長く続いて欲しいという点で、ソフトランディングを願ってやみません。
らんさんのところから飛んできて、
興味深く拝読しました。
様々な中共崩壊シナリオの後に、
ブログ主さんが提唱する状態が生まれればいいのですが…
私は日本のとるべき立場として、
同様のことを提唱しつつ、
向うから頼んでこない限りは大陸に手を出さない方が良いと思います。
海洋牧場は昔から言われていますが、養殖的なイメージでは失敗すると思います。陸上と違って生物の相互作用を簡単に把握できないからです。沿岸海洋汚染の原因のひとつにあげられるのは、昔は養殖だったりしたのですが。それよりは調査捕鯨に代表されるような生物資源管理の方がよいと思います。
メタンハイドレートは商業化にむけての生産実験が進んでいますね。
個人的に注目しているのはインドネシアとの合弁で進んでいる、
石炭のてんぷらプロジェクトです。劣性炭をコークス並みの石炭に変えるプロジェクトです。
日本がんばれ、です。
なこと書きながら宣伝させてください。
マスコミに対するささやかな抵抗として、
オリジナルのアニメを制作しています。
ごらんになっていただけると嬉しいです。
Youtube
http://jp.youtube.com/watch?v=xexfDFb3yKk
http://jp.youtube.com/watch?v=p20MO_8EvN4
如水円清様 コメント有難うございます。今の中国には80後(八重後)世代、18歳から27歳の世代がいて実数は2億人です。その中の経済的に恵まれている1/10(2000万人)は、今までの中国人と思考様式と行動様式が明らかに違うか、違わないまでもそのシンパになっています。私は、これらをゼリー層(日本から輸入されたゼリーを食べて育った世代という意味)と呼んでいます。これらの層にはかなり期待できると思っています。これらの人が活躍するようになり、政界の中央にでも入るようになれば、随分変わってくると思います。
おゆなむ様 コメント有難うございます。海洋牧場などに関しては、いろいろなやり方がありますから、生簀方式は私も駄目だと思います。ただし、海洋開発に関しては、人類の地球最後のフロンティアとして、真剣に取り組んでいただきたいと思っています。オリジナルアニメ、とりあえず、URLが貼られているものは見させていただきました。なかなか、面白かったです。手作り感がでていました。また、続きを見せていただきます。
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