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2014年9月5日金曜日

【TED スタートレックの加藤役ジョージ・タケイ】かつて自分を裏切った祖国を愛している訳-【私の論評】あまりの日本人の出来の良さに、味方にすればこれほど頼りがいのあるものはなし、敵にすればこれほど恐ろしいものはなしと悟ったアメリカ人(゚д゚)!

【TED スタートレックの加藤役ジョージ・タケイ】かつて自分を裏切った祖国を愛している訳


【私の論評】あまりの日本人の出来の良さに、味方にすればこれほど頼りがいのあるものはなし、敵にすればこれほど恐ろしいものはなしと悟ったアメリカ人(゚д゚)!

英語の勉強がてら、TEDをご覧になられている方も多いと思います。私もそうです。しかし、最近はあまり感動するものもなく、見ても内容をすぐに忘れてしまうというものが多く、あまり観ていませんでした。

しかし、このスタートレックの加藤役で知られるジョージ・タケイのプレゼンは、久しぶに感動し、記憶に残るものとなりました。そのため、本日はこれを掲載させていただくものとしました。

上の動画で日本語の字幕付きでご覧いただければ、英語学習のためなどで、ご覧になっている方は、以下の字幕なしの動画もかなり理解しやすいと思われますので、以下に掲載します。


私は、ジョージ・タケイ氏がゲイだったことは、寡聞にしてブログ冒頭の動画ではじめて知りました。臆することなく、はっきりとこれを表明するのも素晴らしいことだと思いました。

しかし、そのようなことは別にして、ジョージ・タケイの話は、日系アメリカ人の歴史や立場を遺憾なく表明しており、感動しました。

しかし、この動画を見て感動したのは、無論ですが、大東亜戦争終了直後のアメリカ人からみれば、日系アメリカ人は無論のこと、本家本元の日本人も、個々人ではなく、国民という観点でみるとあまりに出来が良くて、まとまっていて、かなり脅威を感じたと思います。

アメリカ国民としての、日本人はタケイが言うように、家族思いで、日系アメリカ人として結束力も強く、ヨーロッパ戦線で見事な活躍をして、アメリカ人であること意味そのものを変えてしまいました。これは、他の国から移民した人々とは一線を画したとてつもないことでした。


ヨーロッパ戦線に送り込まれた勇猛果敢な442部隊は、アメリカ史上もっとも、勲章を授与された部隊であり、その記録は未だに破られていません。

味方にすれば、これほど、頼りがいのあるものはないと当時の日系アメリカ人以外のアメリカ人も実感したことでしょう。

しかし、大東亜戦争後実際に日本に来たマッカーサーをはじめとするアメリカ人はここでも、日本の凄さに接して、畏敬の念をいだきつつも脅威を感じたことでしょう。

マッカーサーは、朝鮮戦争に対処するため、日本や朝鮮、中国の東北地方(かつての満州)のことを調べ、日本の戦争は侵略戦争ではなく、防衛戦争であったことをその後のアメリカの公聴会で証言しています。

また、当時日本に来た知性のあるまともなアメリカ人たちも、日本にはもともと日本独自の民主主義があって、戦前・戦中も軍が専横して、何もかも思い通りにしていたなどの事実はないこと。

さらに、アメリカは当時はまだまだ、色濃く人種差別があったにも関わらず、日本ではそのような歴史がなかったことを知り、日本の素晴らしさに心打たれたことと思います。

また、ほぼ単一民族で構成されている国民国家ということで、コミュニケーションも成り立ちやすく、一度国民のコンセンサスを得たことであれば、何でも迅速に進められる国体が整っているいることに驚いたことでしょう。

また、戦争が終わってみれば、確かに日本は戦争には負けましたが、その理想として掲げていた、欧米列強からのアジアの独立という理念は、現実のものとなり、アメリカが得たものといえば、一時敗戦国である日本や他国や他国の一部を統治できる程度のものであり、決してアメリカが一方的勝者ではないこと悟ったに違いありません。

こうした、日本や、日本人に対する、高い評価が正しい方向に向けば良かったのですが、現実には歪んた方向に向いてしまいました。

結局、日本に対する恐怖心がどうしても抜け切らないアメリカは、アメリカに対して二度と立ち向かうことがないように、徹底して日本を弱体化させる方向に動きました。

その一環として、ウォーギルト・インフォメーション・プログラムも導入されました。

ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(War Guilt Information Program、略称WGIP、ウォー・ギルト・プログラムあるいはウォー・ギルト・インフォメーションとも)とは、太平洋戦争大東亜戦争)終結後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ/SCAP、以下GHQと略記)による日本占領管理政策の一環として行われたとされる、戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画です。

こうしたブログラムに沿って報道を始めたのが、当時の新聞やラジオであり、後にはテレビがそうしました。

このブログラムでは、日本が米国と戦争をしても、全く勝ち目が最初からなかったのであり、無謀な闘いであったかのごとき、情報も日本国民に刷り込まれましたが、それは違います。

当時の様々な情報にあたってみれば、それは間違いであり、日本が勝った可能性も十分あります。それは、アメリカの学者も以前から指摘していましたが、最近では倉山満氏が指摘しています。これについては、ここで掲載すると長くなるので、詳細は掲載しません。

ただ一つだけ掲載しますが、それは、日本人の多くが英雄と信じて疑わない山本五十六は、本当は愚将であったという事実です。考え見れば、最初の絶対防衛線をはるかに超えて、戦線を拡大したのは山本です。これは、もっと知られて良い事実だと思います。

山本五十六は、結果としてアメリカにとっては、日本を攻めやすくした功労者でもあります。であれば、日本に根強くある山本五十六英雄信仰は、WGIPによるものかもしれません。

それに、これもほとんどの日本人が知らないことですが、そもそ、日米戦争をするような、必然性など全くありませんでした。これも、史実をたどっていくと理解できます。

しかし、そのような現実があったからこそ、終戦後すぐに日本が理想として掲げていた、欧米列強からのアジアの独立という理念は現実のものとなったのだと思います。


日本の愚将山本五十六

また、アメリカは、大日本帝国憲法そのものも、国際法に違反して、勝ってに日本国憲法という、日本国を弱体化させる憲法に変えてしまいました。

ところが、戦後七十年近くもたった、現在でも、この憲法は頑なに守られ、朝日新聞をはじめとする、報道機関もウォーギルト・インフォメーション・プログラムに沿った形の報道を基本的に踏襲しています。

ただし、終戦直後には、欧米ソ連の意向を踏まえた報道を行ってきたのですが、ソビエトの影響は、日本の経済高度成長するにおよび、自然消滅しました。

しかし、その後も戦勝国欧米の影響のもとに日本の報道機関は報道を続けましたが、最近では旧ソ連にかわって、戦勝国でもない、中韓の影響をかなり受けるようになりました。

しかし、基本的には、WGIPの影響を受けた形の報道に終始しています。

ただし、戦後70年もたっているのですから、戦勝国の欧米諸国の国民でさえ、このようなブログラムがあるという事自体知らない人々が大多数になっています。

にもかかわらず、WGIPコードに従った報道などまったく意味を持たないと思います。確かに、日本の報道機関がこれを全く無視するような、報道をしたとずば、欧米の一部や、中韓など大反発するでしょうが、それも一時的なものにすぎないと思います。

それに、日本国憲法についても、アメリカ議会では数年前から改憲派が多数になっています。

これについては、このブログでも過去に紹介したことがありますので、その記事のURLを以下に掲載します。

「日本は憲法改正せよ」が米国議会で多数派に―【私の論評】憲法を改正するか、中国の属国になるか、アメリカの51番目の州になるか、あなたはどの道を選択しますか?
詳細は、この記事をご覧いただくもとして、米国議会で、日本国憲法改正派が多数派になっていることは事実ですし、それは今でも変わりません。

また、この記事には、大東亜戦争は無謀な戦争ではなかったことを、アメリカ人の学者が著書として発表しており、その著書の日本語訳をした人が、その書籍について説明をする動画も掲載していますので、その動画も以下に掲載しておきます。



いずれにしても、いつまでも日本の報道機関が、WGIPに基づくような報道を継続していたり、もともと、国際法を無視してアメリカが無理やり成立させた日本国憲法などを未だに守り続けるのは間違いです。

それにアメリカにとっての日本は、「味方にすればこれほど頼りがいのあるものはなし、敵にすればこれほど恐ろしいものはなし」という事実は今も昔も変わりはないと思います。お互い戦う必然性が全くなかった両国のことを考えれば、アメリカにとってはこれからも日本を味方につけておいたほうが、良いことになると思います。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2014年2月20日木曜日

【緊急発信】アンカー青山繁晴氏小泉氏の裏切りを激白―【私の論評】ドドドドドーン❢❢安部総理は北朝鮮の敵、小泉は味方だっという驚愕の事実が暴露された(゚д゚)!

 【緊急発信】アンカー青山繁晴氏小泉氏の裏切りを激白
【私の論評】ドドドドドーン❢❢安部総理は北朝鮮の敵、小泉は味方だっという驚愕の事実が暴露された(゚д゚)!

この話は、Twitterでは流れていましたが、私自身はアンカーは残念ながらみていませんでした。そのため、動画で流されていないかどうかを調べてみましたが、アンカーそのものの動画はありませんでした。やはり、著作権の問題などが有るのだと思います。しかし、同じような内容の動画(静止画ですが)の音声を発見しましたので、以下に掲載しました。



青山繁晴氏といえば、政府高官ともかなり深いつきあいがありますし、それにジャーナリストとしても素晴らしい実績があります。これが全く出鱈目とは考えられません。

上の動画から、以下に青山氏が語る驚愕の事実をまとめて、掲載します。
北朝鮮と安倍政権は、水面下の交渉を行っているそうですが、この交渉中に、北朝鮮は、安倍晋三氏に二度も裏切られたことを明るみに出しています。 
一回目小泉総理は、帰還した拉致被害者5人は、実は一時帰国と密約していたものを、安部総理は返さないほうにもっていったというものです。 
2つ目は、横田めぐみさんは、死亡したとして、その遺骨なるものを日本に送ってきたのですが、それは、DNA鑑定により、真っ赤な偽物であることがわかりました。ところが、小泉総理と北朝鮮の間では、この偽遺骨で、手を打つことになっていたそうです。しかも、偽遺骨によって決着した後は、小泉政権から、朝鮮政府に対して資金援助が行われることになっていたそうです。 
さらに、朝鮮総連中央本部の建物を競売にかけていて、落札されたものが認められないという状況が続いていますが、これがなかなか売却に至らないのは、朝銀組合に対して日本政府より公的資金が大量に注入されていて、その返却がなされおらず、それを返却していないためであることが明らかになっています。その1兆3600億円のうち、1兆500億円が、小泉政権から出されているそうです。残りの部分は、橋本龍太郎内閣によって払われているそうです。 
これらは、驚愕の事実です。そういわれてみれば、5人が帰国したときには、一時帰国というような話もあったものが、しばらく政府の施設にいて、そのまま帰国になったと記憶しています。これは、小泉氏によるものではなく、安倍晋三氏が、ひっくり返したということです。

あの五人の帰国は当時の小泉総理によるもではなかった(゚д゚)!

こうした闇の部分が、安倍政権と北朝鮮の交渉によって明らかになっているということです。

この驚愕の事実、どのように決着がつくのでしょうか。小泉元総理は、とんでもない裏切りものであったことが暴露されてしまったということです。私は、この事実に驚愕するとともに、こんな非道なことが行なわれようとしていたことに、怒りと悔しさを覚えました。こんなことだから、拉致問題はなかなか解決しなかったのです。

日本の自民党には昔から北朝鮮とのつながりのある政治家がいましたが、いまこそこれを明るみに出して、成敗すべきです。

横田めぐみさんの写真

このニュース、今後いろいろ動きがでることが予想されますが、今後も追求していき新たな動きがあれば、また掲載します。

拉致被害者の親族の方々の塗炭の苦しみは一体どうしてくれる(゚д゚)!

しかし、今から考えてみると、あの時代よりずっと前から日本にはDNA鑑定の高い技術があったにもかかわらず、北朝鮮が偽遺骨を送ってくるなどという稚拙な馬鹿真似をしたこと自体が疑問だったのですが、当時の小泉総理と上記のような密約があったからこそと思えてきます。

これで、安部総理が今頃になって、原発即全廃など言い出したわけがわかるような気がします。日本がもし、全原発を即時廃止すれば、またまた、経済が衰え、デフレからなかなか抜けださせなくなります。そうなれば、うまくやれば北朝鮮も、韓国や、中国のように日本から技術移転を期待できますし、かなり有利になります。日本がずっと金融引締めをやっていたときのように、デフレのどん底に陥っていれば、中国・韓国のように日本から富を収奪できる機会が高まります。

日本国民の敵鉄面皮小泉
そんな馬鹿なことにならないためにも、日本ば、異次元の包括的金融緩和を続けるとともに、今年の4月からの増税に関しては、もう実施せざるをえないでしょうが、政府による追加経済対策は、5兆円レベルではなく、10兆円として、15年度増税は中止し、この追加経済対策は今年で終わるのではなく、数年間実施するということにすべきです。

そうでないと、また、日本はデフレから脱却できず、中国・韓国に富を簒奪されるようになるどころか、北朝鮮も虎視眈々とそれを狙っています。

このような馬鹿真似をさせないためにも、小泉氏の裏切りの詳細を徹底的に明るみに出すことや、核武装も含めた軍事力の強化なども推進していくべぎです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2013年4月1日月曜日

NHK番組 原発容認で出演中止 「意見変えて」要請―【私の論評】この情報統制、驚くなかれ!!これはエープリルフールではない!!公共放送の役割を果たせない犬HK絶対に許すまじ!!

NHK番組 原発容認で出演中止 「意見変えて」要請

十市勉(といち・つとむ)氏
NHKのLNG(液化天然ガス)高騰問題に関する番組で、出演依頼を受けた研究者が取材過程で原発再稼働を容認する発言をしたため、出演取りやめになっていたことが31日、分かった。NHKは「原発ゼロを前提にしており趣旨にそぐわない」と説明したという。研究者は「ビジネス交渉のカードとして最初から原発ゼロを前提にするのはおかしい。公正・中立に疑問を感じる」としている。(原子力取材班)

問題となった番組は昨年11月28日放送のクローズアップ現代「“ジャパンプレミアム”を解消せよ~密着LNG獲得交渉」。

日本エネルギー経済研究所顧問の十市勉(といち・つとむ)氏によると、NHKは十市氏に出演を依頼、同21日にディレクターらと打ち合わせた。国内では関西電力大飯原発以外の原発は停止しておりNHKは、輸入が急増し高騰するLNG価格をどう下げるかコメントを求めた。

これに対し、十市氏は(1)LNGの輸入源と調達方法の多様化(2)交渉力強化のため、共同購入やLNG火力の代替手段の確保が重要。そのためには安全が確認された原発は地元の同意を得たうえで再稼働させたり、石炭火力の活用が有効(3)電力制度改革で発電市場の競争の促進-を挙げた。

だが取材翌日、ディレクターから「番組に出演するには意見を変えていただくことになる」と電話があり、理由として「原発ゼロを前提にどう価格を引き下げるかを趣旨にしており、再稼働に関する発言はそぐわない」と述べたという。

この記事の続きはこちらから!!

【私の論評】この情報統制驚くなかれ!!これはエープリルフールではない!!公共放送の役割を果たせないHK絶対に許すまじ!!

クローズアップ現代「“ジャパンプレミアム”を解消せよ~密着LNG獲得交渉」の動画が中国のサイトに掲載されていました。そのURLを以下に掲載します。この番組をご覧になっていないか方は、是非ご覧になってください。

http://v.youku.com/v_show/id_XNDgyNjk5NzI4.html

それにしてもさすがNHKです。 原発容認者の番組参加を拒否していたとは、とんでもないことです。これは、立派なやらせです。このような番組を報道するにおいては、原発反対派の意見を報道する一方で、賛成派の意見も報道するべきです。

日本のテレビでは、民法、NHKに限らず、討論番組などは、番組制作者の意図によって進行されるという話を聴いたことがあります。それに関しては、以前のこのブログでも掲載したことがあります。その記事のURLを以下に掲載します。


【主張】外国人参政権 争点隠しはフェアでない―本当の意味で過去の歴史を見直すべきとき!!




日本のテレビの討論会と称する番組は、ほとんどが、ディレクターが最初から最後までしきっていて、討論会などの形式をとっていても、最初から最後までディレクターが描いたシナリオどおりに進められているようで、ほとんど出来レースのようになっているそうで、それを嫌がる大前健一氏など既存のメディアには出ないで、他のメディアなどで活躍しています。
犬HKの「クローズアップ現代」の場合は、これどころか、 番組制作者の意図によって、参加さえ拒否するというとんでもない情報統制です。これでは、大前さんのような人がでてくるのも無理はありません。


最初この記事を見たときには、思わず目を疑いました。それどころか、エープリルフールの戯言ではないかと思ったほどです。世界中でこのエープリルフールの戯言が報道されたりしていて、私が一番印象に残ったのは、YouTubeのものでした。それを以下に掲載します。

米検索大手グーグル(Google)傘下の動画投稿サイト、ユーチューブ(YouTube)は31日、4月1日午前0時をもってサイトを閉鎖し、これまでの8年間に投稿された全動画から最優秀動画を選考する作業に入ると発表した。最優秀動画の発表は10年後の2023年だという。
これを見た後で、上の記事を見たものですから、最初はてっきりエープリルフールだと思いました。でも、中身を良く読んで二度びっくりです。これが、いわゆる公共放送がやることでしょうか?それに民放でもやるべきことではありません。ただし、民法の場合ならば、普段から、あるいは少なくとも番組の最初に自分たちのエネルギー政策に関する考えや、立場をはっきりさせていから報道すべきでしょう。であれば、私など最初から見ないですから、それはそれで良いと思います。

しかし、多くの民法もそのようなことをしないので、偏向しているといえると思うのですが、それにしても、犬HKのこのやり方、偏向どころか、国民への裏切り以外の何ものでもないと思います。

原発に関する私の考えは、十市勉氏とほぼ同じです。過去のブログにも私の立場を掲載したことがあります。その記事のURLを以下に掲載します。

デモや集会などの社会運動は本当に脱原発を後押しするか? 開沼 博「“燃料”がなくなったら、今の反原発運動はしぼんでいく」―【私の論評】車社会の是正を考えてみると理解できる脱原発運動の無謀さ!!

 

 さて、なぜ私が、原発容認派なのか詳細は、上の記事をご覧いただくものとして、以下にその要旨だけコピペさせていただきます。
さて、脱原発運動の無謀さ、これとは一見関係のないようにみえる、脱自動車社会など思い浮かべると良く理解できると思います。自動車に関しては二つほどの論点があります。

まず最初の論点は、自動車の直接的な危険です。考えてみれば、自動車がかかわる交通事故は、毎年多くの死傷者がでます。これは、原発による直接間接の被害者をはるかに上回っています。これは、確かに危険です。そうして、事故撲滅などの運動が毎年繰り返されています。しかしながら、車社会は、あまりにも社会に浸透してしまっているため、車自体を否定してしまっては、社会が成り立たないということで、これを主張する社会運動などは聴いたことがありません。あくまで、事故撲滅をうたっています。
電気自動車をこよなく愛する坂本龍一氏
そうして、様々な取り組みがなされています。あのGoogleが自動運転する車を開発していることもこのブログで掲載したことがあります。いずれ、このような自動車も実用化され、今の車よりも、はるかに安全な車が走るようになり、より安全な車により、安全性の高い社会が実現されることと思います。
そうして、二つ目の論点は、電気自動車に関する無邪気ともいえる、期待です。電気自動車が、環境に負荷を与えないなどという単純な思い込みです。現在の電気自動車は、ガソリンスタンドのような充電所や、家庭のコンセントから電力を供給します。確かに、電気自動車自体は、電気を補給したあとは、二酸化炭素も、排ガスも放出さずに、一見クリーンなようにみえます。確かに運転している人には、良いかもしれません。

しかし、良く考えてみてください。これは、本当でしょうか?それは、この電力がもともとどこから供給されるのかを考えてみれば誰にでも理解できる話です。そうです。これらの電力は、すべて既存にある発電所から供給されているのです。既存の発電所が変わらない限り、何も変わらないという図式です。既存の発電所がたまたま、火力であったとすれば、電気自動車は化石燃料をつかわず、二酸化炭素も、排ガスも排出しないですが、火力発電所は、電気自動車を走らせるために、二酸化炭素や排ガスを放出することになります。それでは何も変わりはないのです。自分の手元で、排出されないだけであって、自分の目に見えないところで、間違いなく排出されているし、化石燃料が消費されているということです。

であれば、単純に、自然エネルギーで電気自動車に電気を提供するようにすれば良いなどという人もいるかもしれません。しかし、一体電気自動車を動かすためにどの程度の風力発電施設や太陽光発電施設を設置しなければならないことになるのでしょうか?さらに、これらを安定的に供給するために、いくつの蓄電池など設置すれば良いことになるのでしょうか。
震災瓦礫焼却批判をツイートした山本太郎
ちなみに、すでに太陽光で走るソーラーカーなるものが存在しますが、あれは、実験段階にあるだけで、とても実用性はありません。帆船はあっても、風力自動車なるものは、みたこともありません。であれば、自然エネルギーによる、実用的な電気自動車を安定的に動かすことも机上の空論にすぎないことが理解できると思います。
いずれにしても、車の事故、排ガスの人体への影響、化石燃料の消費が、社会にとって危険だからといって、車の運用をすぐ廃止しろということにはなりません。それは、車が、あまりにも、社会に根をおろしているため、これをすぐに廃止すれば、社会に及ぼす悪影響は、誰にでも理解できるからです。原発即停止などと声高に主張する人など、ちょうど、電気自動車に乗って、自分はエコしているなどと自惚れているようなものです。社会のことなど何考えていません。
専門家でも、私のような門外漢であっても、私のような意見の人々も少なからずこの日本には存在すると思います。その存在を無視する犬HK、最早公共放送の役割は終えたというか、もうその存在そのものが、「悪」です。はやく解体すべきものと思います。そう思うのは、私だけでしょうか?皆さんは、どう思われますか?

【私の論評】

デモや集会などの社会運動は本当に脱原発を後押しするか? 開沼 博「“燃料”がなくなったら、今の反原発運動はしぼんでいく」―【私の論評】車社会の是正を考えてみると理解できる脱原発運動の無謀さ!!

 

山本太郎の震災瓦礫焼却批判 東大・中川准教授が論拠を一蹴―【私の論評】いまだに山本太郎のようなツイートをする恥知らずで、惻隠の情もないニッポン人が存在することに対して忸怩たる思いがする!!

 

脱原発だと「貧富の差広がる」 ダライ・ラマが記者会見で述べる―【私の論評】ダライ・ラマの言葉の意味をかみしめよ!!

 

 

受け入れ反対には「『黙れ』って言えばいい」 石原都知事のがれき問題発言に賛否両論―【私の論評】なぜ、否定論がでてくるのか理解出来ない?!

 

デモの参加者にも広がり始めた焦りと無力感「脱原発」意識の二極化現象に覚える違和感の正体 ―【私の論評】生存の危機を身近に感じることのなかったニッポン人!!絶対などということがあり得ないと悟っていた日本人?

 

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