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東日本大震災で発生した岩手県のがれき受け入れ始めた東京都に対し、都民らから反発の声が出ていることについて、石原慎太郎都知事が「『黙れ』って言えばいい」と発言し、ネットで賛否両論出ている。
2011年11月3日、都は岩手県のがれき約30トンを受け入れ、処理を始めた。東北以外の自治体が震災がれきを受け入れるのは全国初だという。
「みんな自分のことしか考えない」
一方で、報道によると受け入れを表明した9月末から11月4日までに都に3000件以上の意見が都民らから寄せられ、そのうち9割が反対や苦情だったという。
石原都知事は4日の定例会見でこうした状況に触れ、「力があるところが手伝わなかったら仕様がない。みんな自分のことしか考えない。日本人がダメになった証拠の一つ」と、発言。いつもの石原節を炸裂させ、さらに、
「何も放射能ガンガン出ているものを持ってくる訳じゃないんだから。測ってなんでもないから持ってくる。東京だってバカじゃありません。『黙れ』って言えばいいんだ」
と言った。
【私の論評】なぜ、否定論がでてくるのか理解出来ない?!
石原都知事 |
私の感覚であると、多少放射能があったとしても、どこかに遮蔽物のあるところに保管するものとして、安全に保管するのであれば、問題はないとさえ思っています。それに、都では、現地でも放射能を測定し、都内でも再度測定して安全性を確認してから、保管するものとしています。それであれば、とくに反対する理由はないと思います。
まさか、都内の人住んでいるところの、道路や空き地などに無秩序に捨てるというわけではないでしょう。無論東京だって、広いですから、保管するところは、いくらでもあります。まさか、街のど真ん中に捨てるように放置するなどのことはあり得ないと思います。
考えてみれば、都内からも、おそらく、蛍光塗料として使われていたのと思しきものが発見されたこともあります。あの事件では、確か、かなり高い放射能が計測されたはずです。その近くを大勢の人が日々通っていたわけですから、そんなことから比較すれば、よほど、瓦礫のほうが安心です。
それに、メッキ工場などがあれば、青酸カリもあるはずですし。病院だって、放射性物質はありますし、化学工場にだって、危険な物質はいくらでもあります。大学だって、科学実験や、薬学の研究をするところでは、危険な物質が蓄積されているところもあります。
最近工場ウォッチングで脚光を浴びている 化学工場は、危険物質の集積場でもある |
被災地の瓦礫 |
今は、こうした瓦礫も受け入れて、震災地の人々を助ける側に回るのが、震災を受けなかった地域の人々の義務でもあると思うのは、私だけでしょうか?東日本震災では、震災直後の被災地の日本人の人々の忍耐強さ、我慢強さ、整然として秩序を崩さない姿勢が海外からも高く評価されました。
被災地のコンビニで列をつくって待つ秩序正しい日本人 |
これが、私の素直な感想なのですが、皆さんは、どうお考えになりますか?
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2 件のコメント:
今の国のやり方や報道にはプロパガンダ的要素を含んでいることもしっかり認識する必要があります。感情論だけで無く広く情報を集め判断する必要があります。
こちらは武田邦彦氏の講演内容です。
一度視聴してみてください。
http://www.ustream.tv/channel/fm4649-net
武田邦彦氏の主張していることは、承知しています。
今の原発反対派のやり方や、マスコミ報道には、プロパガンダ的要素を含んでいることも、しっかり認識する必要があります。感情論だけで無く広く情報を集め判断する必要があります。
こちらは「たかじん」で放映された内容です。一度視聴してみてください。
http://news.2chblog.jp/archives/51592010.html
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