2011年11月20日日曜日

「TEDで英語を学ぶ」が人気 世界の有名人の生の声を聴く―【私の論評】デバイスを駆使して、英語を学び倒せ!!

この記事の内容気に入られたら、是非左のGoogle+1ボタンをポチッとお願いします。また、この記事をtweetしたい場合は、このブログの一番上のバーの共有をご利用ください。









   英語に四苦八苦している人は少なくない。なかでもヒアリングは英会話教室に通ったり、テープやビデオ教材を買ったり、外国映画を字幕なしで観たりと、ネイティブな発音を聴くためにいろいろと試しては挫折した人も多いのでは。


続きは「J-CASTニュース」へ

【私の論評】デバイスを駆使して、英語を学び倒せ!!
私自身も、従来は、いろいろ聴いていたことがあります。特にVOAにはかなりお世話になったと思います。あのSpecial English(語彙が限られていて、少しゆっくり話す)などは、随分長い間聴いていました。聴いたり、聴かなかった期間がありますが、それでも、通算では、少なくとも5年間は聴いていたと思います。そうなると不思議なもので、最初聴き取れなくて、スクリプトをみて確認していたものが、だんだん聞取れるになり、最終的には、スクリプトなしでも、100%程度聴き取れるようになりました。そうなると、普通のVOAニューズなど聴いていても、8割以上は理解できるようになりました。

昔良くSPECIAL ENGLISHを聴いていたiPod
しかし、これも長続きはしませんでした。最近では、あまり聴かなくなっていました。そうして、その原因としては、"Special English"は、話す速度が遅いので、聴いているとだんだん眠くなってくることと、そもそも、内容自体も陳腐化してしまっていて、あまり面白くないということもありました。だからこそ、もう聴かなくなってしまったのだと思います。とは、いいながら、これは、今でも、特にヒアリング初心者の中高生には良い教材だとは思います。しかし、TEDだと、有名人の話が多く、内容は刺激的で、退屈することもありません。最初から字幕もついているものもありなかなか良いです。

これに似たサービスとしては、YouTubeが提供しているもので、"Central English"がありますが、これは一部有料です。"Central English"の場合は、さすがに有料だけあって、発音のチェック機能まであり素晴らしいとは思います。時間の余裕がある人が、一定期間取り組むには良い教材だと思います。これは、無料でも字幕つきのものをみることができます。これは、かなり動画の種類も数自体も多いですから、TEDよりこちらのほうが良い場合もあると思います。


それにしても、YouTubeをみれば、英語の動画などはいて捨てるほどあるわけですが、ところが、これを英語教材としてこれを見るととなると、なかなか探すのも面倒です。それに、英語の字幕は最近では、技術的にごく普通につくようではありますが、日本語の字幕がついてるものはほとんどありません。やはり、確認を入れるという意味でも日本語字幕がついているTEDは、良いと思います。

TEDなどは、とにかく、スマホでも、iPadでも(ただしパソコンの場合は字幕は見られるが、これらでは、見られないようです)見られますから、空いた時間に毎日欠かさず聴いて、判らない単語などもチェックするなどして、2~3年も見ていれば、効果は絶大だと思います。皆さんも、チャレンジしてみてはいかかですか?"Central English"も英語教材としては良いのですが、TEDの場合はとにかく、みんなに考えを広めたいというコンセプトの動画ですから、より刺激的で興味をそそられるものが多いです。これは、英語の勉強だけではなく、プレゼンテーションの学習にも役立ちそうです。


それにしても、今の世の中、英語学習の環境は、本当に良くなりました。たとえば、iPadや、iPhone用、Android用でも、様々なアプリが本当に安く売っています。その安さときたら、本当にびっくりします。何十円とか、高くても、数百円で、凄い教材が購入できます。  インターネットをのぞいてみれば、英語学習用のサイトがゴマンとあります。PodCastもあります。

昔良く聴いていたPOD CAST。これも眠くなった。
それに、英語圏の人とも、今では、パソコンでも、スマホでも、タブレットPCでも、twitterや、facebook、その他で、文書のやりとりなら、すぐにでもできます。電話や、テレビ電話さえ使えます。これだけメディアが豊富なのに、日本人の英語力があまり向上していないということ自体が不思議な気がします。これは、どうしてかといえば、学校の先生もインターネットでの英語の使いかたなど教えないからだと思います。既存の学校では、英語に限らず、インターネット上での、チームワークの仕方も教えていないようです。困ったものです。


そうであれば、個々人が開発していかなけばいけないということだと思います。私は、既存の学校や、英会話教室などに行くよりは、こうしたインターネットを活用したもののほうが、ずっと効果があると思います。それに、スマホなどのデバイスを活用すれば、従来よりも学ぶのは、はるかに楽しいと思います。たとえば、単語一つ調べるにしても、ついでに、Google画像検索で、対象の単語の画像を見るとか、動画をダウンロードしておき、クラウドにおいておけば、どこからでも、アクセスできるとか、Googleをコーパスにしてしまうとか・・・、いろいろ考えられます。皆さんはどう思われますか?

TEDの日本語字幕つきの動画は以下から御覧になれます。
http://www.ted.com/translate/languages/ja

【関連記事】
大学に行かなかった人が想像する『大学』のイメージとは? 「毎日飲み会している」「英語ペラペラ」「出会いだらけ」など―【私の論評】日本は、未だ本格的な学歴社会ではない‼
英語が"苦行"じゃなくなる!? 通信講座のプロに聞いた「裏ワザ的英語学習法」―【私の論評】iPhoneでの学習がおすすめか?

英語学習に困ったとき-びっくり仰天、明治の先達も実践した史上最強の英語学習法

英語授業は「英語で指導」に教育現場は賛否両論(東奥日報より)-今までがおかしいので、当然の措置か?

yappr:YouTubeの英語サブスクリプトを見ることができるサイト-これもクラウド・コンピューティングによる社会的イノベーションの一つか?

ユニクロ:新世界戦略 英語公用化…12年3月から―思ったほど難しいことではない?


0 件のコメント:

【中国の南シナ海軍事要塞の価値は500億ドル超】ハワイの米軍施設を超えるか、米シンクタンクが試算―【私の論評】米国の南シナ海戦略:ルトワック氏の爆弾発言と軍事的優位性の維持の意思

  【中国の南シナ海軍事要塞の価値は500億ドル超】ハワイの米軍施設を超えるか、米シンクタンクが試算 岡崎研究所 まとめ 中国の軍事施設の価値増加 : 海南島や南シナ海の軍事インフラの価値は20年以上で3倍以上に増加し、2022年には500億ドルを超える。 楡林海軍基地の重要性 ...