ラベル Google、ショッピングサーチ、eコマース、本質、広告 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Google、ショッピングサーチ、eコマース、本質、広告 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010年10月28日木曜日

Googleが日本でもショッピングサーチを開始―eコマースの本質はやはり広告か?!

Googleが日本でもショッピングサーチを開始


Googleが日本でもやっとショッピングサーチのGoogleショッピングを開始したようだ。Googleショッピングはデータのクローリングも行われるが、店舗側が自由に自社の商品と価格のデータをアップロードできるという特徴を持つ。すでにデータとして相当数が集められているようだ。興味深いのは国内の大手ショッピングモールとしては、現時点ではヤフーショッピングの店舗データは掲載されているようだが、楽天の店舗データが掲載されていないところかもしれない。

国内では商品の価格検索では価格.comやconeco.netなどがあるが、これらは商品レビューサイトの要素も強いので必ずしも直接の競合とはならないだろう。通販検索アラジン・サーチやビカムといった商品検索サイトとの競合が考えられる。

【私の論評】eコマースの本質はやはり広告か?
私は、最近シャープのアクオスを購入しましたので、試しに、Google Shoppingで検索してみました。私が購入したのは、LC-32E7-Bという型です。amazon.jpで購入しました。購入価格は、49,800円でした。これは、現在Amazonでも、価格が上昇して、5万円台になっています。


さて、調べてみたところ、何と最安値で、45,900円で販売していました。そこで、がっかりしたのですが、良く見てみると、何とこの最安値のところは、売り切れになっていました。そこで、さらに調べてみると、現在売っている中では、最安値であったことがわかり、ほっとしました。


Google Shoppingは、いろいろな店が検索できるので、良いと思います。上の、記事では、価格.comや、coneco.netなどが、商品レビューサイトの性格が強いので、必ずしも直接の競合とはならないだろうということを述べていますが、私はそうではないと思います。


レビューを見て、結局は、Google Shoppingで買い物をする人も増えてくるのではないかと思います。それに、今のところは、レビューを掲載していませんが、そのうち、Google Shoppingでもレビューを含め他の機能も掲載するかもしれません。そうなれば、Google Shoppingの独壇場になる可能性もあります。


それにしても、やはり、Googleは広告ですね。Googleはいろいろな分野に手を出していますが、その収益のほとんどがいまでも広告によります。


以前、ネット関連企業のビジネスモデルは、煎じ詰めれば、広告のビジネスモデルだということを掲載しました。まさに、その通りで、現在既存の広告会社の業績が悪いとか、新聞・テレビの具合が悪いというのもうなづけます。なぜなら、いろいろ形を変えているので、はっきりとは認識されていませんが、Googleはもとより、楽天も、Amazonもビジネスの互いにやり方は異なるものの、すべて広告ビジネスをしているからです。


楽天だって、巨大バーチャル・ショッピングモールを出していますが、結局は本質は広告です。ショッピング・モールそのものが大きな広告塔です。アマゾンだって、直営でやっているだけで、その本質は結局はサイトという広告です。


いまのところ、eコマースについては、この広告というビシネスモデル以外には成功しているものはないと思います。これは、いままの普遍的な事実であって、おそらく、eコマースを企画する人は、この広告が本質ということを忘れてはならないと思います。どんな形であれ、何らかの広告の形式をとらないと成功はしないということです。


【関連記事】

Google、次のターゲットは交通問題、ロボット自動車技術を開発―【私の論評】先進国は、もう次の段階にすすまなければならない!!

【噂】アップル、次はモバイル広告プラットフォームに参入?名付けて「iAd」-アップルは将来iPhone、iPad、iPodを無料化するか?


Googleが次世代広告配信技術を発表、売り上げ最大化へ4分野改良-やはり広告にもイノベーションですね!!



ADs by Yutakarlson
皆様のおかけで、ピザ・テンフォーは創業22周年を迎えました!!

ピザテンフォーのサイトから直接注文できるようになりました。



発展途上国は気候変動対応で債務不履行の恐れ=米大学報告―【私の論評】中国の「一帯一路」政策と同様に、先進国の途上国に対する気象変動対策支援も馬鹿げている

  発展途上国は気候変動対応で債務不履行の恐れ=米大学報告 まとめ 発展途上国の対外債務返済額が過去最大の4000億ドル(約54兆円)に達する見通し 約50カ国が気候変動対策費用のため、今後5年以内に債務不履行に陥る恐れ 47カ国がパリ協定目標のための資金調達で、債務返済不能に陥...