2008年5月26日月曜日

Invitation For Jazz-Scott Hamilton

SCOTT HAMILTON QUARTET - CHEROKEE


プロフィール
1954年9月12日 ロードアイランド州プロビデンス生まれ。熱心なジャズファンだった父の影響で、家にあったコールマン・ホーキンスやレスター・ヤング等のアルバムを聞いて育つ。子供の頃からピアノ、クラリネットを習い、17歳でテナーサックスに転向。20歳になる頃にはテクニックを身につける。

1976年8月に22歳でニューヨークに移り、コンコードで初リーダー作が録音される。ジャズ・ミュージックの様々な性格の内のもっとも重要なメロディー部分を大切にし、今日までそのスタンスを変えずに演奏活動を送っている。(奥様は日本の方で、真菜美さん)



フュージョン全盛の70年代後期、極めてオールド・ファッションなスタイルで登場したテナー・サックス奏者、スコット・ハミルトン。ワン・ホーンで朗々と 吹く彼の真骨頂はバラードです。ベン・ウェブスターばりの深い響きをたたえたトーンと歌心あふれるフレーズで、聴き手を一気に30年代へとタイム・スリップ させてしまいます。またアップ・テンポの曲では、ズート・シムズのように余裕綽々とした軽快な演奏を披露し、ご機嫌なスウィンガーぶりを発揮する。エレクト リックな響き/難解なコード進行/幾何学的フレーズが横行する昨今のシーンにおいて、彼のようにメロディと音色に重きをおいたプレイヤーは希少です。


これほどテナーサックスという楽器から豊かで、ハートウォームな音を引き出す事のできるプレーヤーは他にいないのでは…と、私は思います。とにかく聞いていると、いつの間にか全身を彼のテナーの音に優しく、すっぽりと包まれているような感じがしてくる…。夜に似合う大人のジャズテナー奏者。それがスコット・ハミルトンです。

スターサックス奏者スコット・ハミルトンと、最近日本でヴィーナスレコード制作のCDが大ヒットして人気の高いピアニスト、エディ・ヒギンズが、長年フィル・ウッズのサポートを務めるベーシストのスティーブ・ギルモア、ドラマーのビル・グッドウィンとともに2001年7月2日に来演。
★そのライブの模様はこちら

ディスコグラフィー

No CDコード タイトル 録音時期 オススメ度
1 VICJ-23809 ファースト 1977 ★★★★
2 CECC-00357 ザ・グランド・アピアランス 1978/1/2 ★★★
3 VICJ-23161 スコット・ハミルトン2 1979/1 ★★★★
4 VICJ-23168 ノー・ベース・ヒット 1979/3 ★★★
5 VICJ-23163 テナーシューズ 1979/12 ★★★★
6 VICJ-23167 ツアー・デ・フォース 1981/8 ★★★
7 JLR 103.609-1 グルーヴィン・ハイ 1981/11/19 ★★
8 JLR 103.607-2 グルーヴィン・ハイ 1981/11/19 ★★
9 CCD-4197 クローズ・アップ 1982 ★★★
10 VICJ-23169 イン・コンサート 1983/6 ★★★
11 CCD-4254 ザ・セカンド・セット 1984 ★★★
12 CCD-4260 オーバー・60ミニッツ・オブ・ミュージック 1985 ★★★
13 VICS-8074 ジェントルマン・アンド・ヒズ・ミュージック 1985/8 ★★
14 CCD-4296 ア・セイルボート・イン・ザ・ムーンライト 1986 ★★
15 CCD-4305 メジャー・リーグ 1986 ★★★
16 VICJ-23170 ソフト・ライツ&スウィート・ミュージック 1986/1 ★★
17 CCD-4311 ザ・ライトゥ・タイム 1987 ★★★
18 CDD-4334 サウンド・インベストメント 1987 ★★★
19 CCD-4347 テイク8/コンコード・オールスターズ 1987 ★★
20 CDD-4348 オウ/コンコード・オールスターズ 1987
21 CDD-4343 ヨーロピアン・ツアー ニューポート・ジャズフェスティバル 1988
22 CDD-4374 イッツ・ア・ワンダフル・ワールド 1989 ★★★
23 VICJ-23165 プレイズ・バラッズ 1989/3 ★★★★★
24 VICJ-23166 ラジオ・シティー 1990/2 ★★★★★
25 VICJ-23162 アット・ラスト 1990/5 ★★★
26 VICS-8076 酒とバラの日々 1991/4
27 VICS-8077 ホワッツ・ニュー 1991/4
28 VICJ-133 グルーヴィン・ハイ 1991/9
29 VICJ-116 レイス・ポイント 1991/9 ★★★
30 VICJ-157 コンコード・オールスターズ・オンケイプ・コッド 1992/5
31 VICJ-156 バラッズ/スコット・ハミルトン・ウィズ・ストリングス 1992/10/6 ★★★★★
32 VICJ-184 枯葉~ザマン・プレイズ・リクエスト・スタンダーズ 1993/8 ★★★★★
33 CCD-4623 オルガニック・デューク 1994 ★★
34 CCD-4649 ライブ・アト・ブレコン・ジャズ・フェスティバル 1995 ★★
35 CCD-4710 マイ・ロマンス 1996 ★★★★
36 CCD-4771-2 クリスマス・ラブ・ソング 1997 ★★★★★
37 CCD-4755-2 アフター・アワーズ 1997 ★★★★
38 CDD-4799-2 ザ・レッド・ドア 1998 ★★


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■ROY HARGROVE-ロイ・ハーグルーブ
■Taylor Eigsti-テイラー・アイグスティ
■Frank Sinatra-フランク・シナトラ
■TAIHEI ASAKAWA-淺川 太平
■NARUAKI KIKUCHI-菊地 成孔
■TOROPICAL JAZZ BIG BAND-熱帯ジャズ楽団
■Quincy Jones-クインシー・ジョーンズ
■DAVID SANBORN-デビッド・サンボーン
■JOHN PIZZARELLI-ジョン・ピザレリ
■BERARDI JAZZ CONNECTION-ベラルディ・ジャズ・コネクション
■HARVIE HANCOCK -ハービー・ハンコック
■TOKYO ZAWINUL BACH-東京ザビヌルバッハ
■SADAO WATANABE-渡辺 貞夫
■TOM SCOTT-トム・スコット
■LOIS ARMSTRONG-ルイ・アームストロング
■JOHN COLTRAIN-ジョン・コルトレーン
■THE JAZZ INVADERS-ザ・ジャズ・インベーダーズ
■KEITH JARRET-キース・ジャレット
■ELECTRO DELUXE-エレクトロ・デラックス
■TRIBAL TECH-トライバル・テック
■MARK MURPY-マーク・マーフィー
■NORMAN BROWN-ノーマン・ブラウン
■TONY MONACO-トニー・モナコ
■DAVE KOZ-デエィブ・コズ
■ROOM ELEVEN-ルーム・イレブン

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