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2014年9月29日月曜日

【NewsPicks】経営学は経営の役に立つのか第2回 ビジネスにおける「学者」と「理屈」の意義―【私の論評】経営には原理・原則がありそれを多くの人々が知ることにより、社会は確実に変わる。しかし、知識ある者は、常に理解されるように努力する責任があることを忘れてはならない(゚д゚)!

【NewsPicks】経営学は経営の役に立つのか第2回 ビジネスにおける「学者」と「理屈」の意義

理屈じゃないから、理屈が大切

今回は、「なぜ学者が実務家とやり取りすることに意義があるか」について説明していきましょう。

最初に下図をご覧ください。理屈(論理)と理屈でないものの比率は一緒です。8割は理屈では説明がつかないにしても、ビジネスのもろもろのうち2割は、やはり何らかの理屈で動いているわけです。「ここまでは理屈だけれども、ここから先は理屈じゃない」というように、左から右へと考えてみてください。すると、「理屈じゃないから、理屈が大切」という逆説が浮かび上がってきます。
ストーリー_図01-2ai-01



何が理屈かをまるでわかっていない人には、「理屈じゃない」ものが本当のところ何なのかもわかりません。私も実務家の方々と議論しているときに、「まぁ、理屈としてはそうですが、現実は理屈じゃないので……」と言われることが少なくありません。しかし、私の経験からすれば、「現実は理屈じゃない」という声に迫力を感じる実務家に限って、総じて理屈っぽく、論理的なのです。

「いやー、ビジネスなんて理屈じゃないよね」ということで、のっけからけもの道を爆走しているだけでは、肝心の野性の勘をつかめないはずです。

野性の嗅覚が成功の8割にしても、2割の理屈を突き詰めている人は、本当のところ何が「理屈じゃない」のか、野性の嗅覚の意味合いを深いレベルで理解しています。「ここから先は理屈ではなくて気合だ」というふうに気合の輪郭がはっきり見えています。だからますます「気合」が入り、「野性の勘」に磨きがかかる。「理屈じゃないから、理屈が大切」なのです。

経営や戦略を相手にしている以上、法則定立は不可能です。しかし、それでも論理はある、「論理化」は可能だという主張です。ストーリーとしての競争戦略も「法則はないけれども、論理はある」という立場に立って、優れた戦略ストーリーの論理を明らかにすることを目的としています。

そして、その論理というのは、「イノベーションが大切だよね!」というほど元も子もない話ではありません。もう少し考えてみたほうがいい何か、しかもそれは実務の「けもの道」を走っているだけでは、なかなか見えない何かなのです。


楠木 建
一橋大学教授








上の記事は要約記事です。詳細は、こちらから(゚д゚)!

【私の論評】経営には原理・原則がありそれを多くの人々が知ることにより、社会は確実に変わる。しかし、知識ある者は、常に理解されるように努力する責任があることを忘れてはならない(゚д゚)!

News Picks ロゴ


皆さんは、NewsPicksをご存知でしょうか。新しいタイプのニュース・サイトです。今まで、いろいろなニュース・サイトのアプリをパソコンや、スマホ、タブレットで使用してみましたが、結局長続きせず、最初は見ても、後からはほとんど使わなくなるということがほとんどだったのですが、このサイトはこれからも使い続けると思います。

日本国内の、いわゆる普通のメディアなどに掲載されている犯罪・災害などのニュースは掲載されていませんが、主要なニュースをほぼ網羅されています。これは、犯罪などに関しては、サイトでみるまでもなく、通常のニュース・メデイアで十分であるとの考えでわざわざ掲載しないのだと思います。

しかし、通常のメディアだけだと、見逃してしまいそうにもかかわらず重要なものが掲載されているようです。そうして、この方針は良いと思います。

御嶽山の噴火のニュースなど、サイトで長々と、何度も掲載されても、確かにあまり意味はないと思います。そんなのは、テレビで十分です。

そうして、このサイトの魅力は何といっても、twitterとの連携がすごいことです。それも、ただ単に、twitterにニュースに関するコメントを掲載できるというだけではありません。なかなか優れものの機能があり、使い勝手かかなり良いです。

この使い勝手の良さもあってか、結構有名人も使っています。あの堀江貴文さんなども使っています。

これは、言葉で説明しても、なかなかご理解いただないと思いますので、是非一度ご覧になって下さい。以下にリンクを掲載しておきます。


さて、前置きが長くなってしまいましたが、本日の主題は、NewsPicksの紹介を兼ねては、いますが、それが本題ではありません。

本題は、このニュース・サイトに掲載されていた、連載企画であるブログ冒頭の記事です。

私は、この記事に興味をひかれたので、読了後すぐにコメントしました。

本日は、まずはそのコメントの内容を以下に掲載します。
私は、経営学を専攻はしませんでしたが、学生の頃からドラッカーの書籍を読んで、感動し経営学がドラッカー氏が語っているようなことを意味するのであれば、経営学は本当に役に立つと確信しています。
特に、最近では、企業内の資料である『新・時流人』という会長のお言葉をまとめた、書籍の原稿を執筆しましたが、その時にも非常に役にたちました。会長の言葉の真の意味が、ドラッカーの書籍ではこういうふうに掲載されているという具合に確認することができました。

執筆した書籍の表紙

書籍ができあがってから、結局書籍の八割が、表現は異なるものの、ドラッカー氏のいう経営の原理原則であり、後の二割が、会長ご自身の哲学のようなものということに気付きました。
しかも、会長自身は、あまりドラッカーの書籍を読んでいるといこともないようでしたので、経営には原理原則というものがあるという結論に至りました。
しかしながら、こうした会長が原理原則を自らの経験を踏まえて、誰にでも解りやすく平易な言葉で語っていたことには、改めて感動を覚えました。いくら原理原則を知っていても、それを本当に理解してもらうには、ただ原理原則を語れば良いというものではありません。多くの人々に理解できる言葉や、事例を用いなければ、誰も納得しません。
最近もドラッカー氏の"Management revised edition"を読みましたが、構成や力点の置き方が多少異なり、事例などが新しいものに置き換わっているものもありましたが、原理原則はそのままで、今でも十分に通用するもであると思いました。
経営学か全く役にたたないという方は、ドラッカー氏の書籍を読んだことがないか、読んだとしても、その本質を理解していないということではないかと思います。あるいは、教える側にも問題があって、うまく伝わらないだけではないかと思います。
そうして、ドラッカー氏の書籍を読んでいて感じるのは、まさに、経営に法則や定理はないということです。こんなものがあったら、誰も苦労しません。しかし、それでも原理・原則はあるということです。
そうして、原理・原則に従い日々の問題に取り組めば、それを知らないよりは、はるかに様々な事柄に対処しやすくなります。
私は、多くの人々がドラッカー氏が語っていたような、経営学の本質を学べば、社会は随分変わってくると思います。
私は、経営学という学問を正式に学んだことはありませんが、ドラッカー氏を抜いて現代の経営学を語ることはできないと思います。

ドラッカー氏のように、経営学の原理・原則について考えぬいた人はいないのではないかとさえ思っています。
ドラッカー氏


なぜなら、現在であれば、多くの人々が、ドラッカー氏のマネジメントにおける原理・原則を下敷きとして、様々な現象を説明したり、理解したり、積み上げたりすることが容易にできますが、その下敷きを創った人がドラッカーです。

ドラッカー氏以前にも、マネジメントについて考えた人は大勢いますし、先人の研究があったからこそ、ドラッカー氏もマネジメントの体系化ができたのではありますが、どれも部分的であって、全体像に関して考察して、体系化したのはドラッカー氏がはじめてだからです。

今の私達は、このようなものがすでにあるのですから、マネジメント関連のことで、いろいろ考えたり、疑問などがあった場合には、他の書籍や、コンサルタントにあたる前に、まず一度はドラッカー氏の書籍を熟読するべきと思います。

熟読すれば、必ずそこには、すくに役立つことや、すぐにではなくても、いずれ役に立つ原理原則がみつかるはずです。無論、特定の事柄にすぐに役立つ法則や定理などはみつかりませんが、多くの事柄に適用できる、珠玉の原理原則が散りばめられていことに気づくはずてす。

そうして現代の私達が最も気をつけなければならないことは、ドラッカー氏の語る以下の言葉です。
知識ある者は、常に理解されるように努力する責任がある。知識労働者は、直接にものを生産するわけではない。
生みだすアイデアや情報を誰かに使ってもらうことで、いわば間接的に生産する。だから、市場を理解すると同時に、組織における上下左右の人間が何を必要としているかを知らなければならない。さらに、自分のアイデアの内容や情報の価値を彼らにわかってもらう事が不可欠だ。
現在の仕事は、従来から比較すると、どの仕事も高度な知識労働となっています。だから、多かれ少なかれ、どの人の仕事もある程度以上は専門的になっています。現在では、ある人の仕事は、別の人にとっては、すぐに理解できるような簡単なものではありません。

特定の専門的知識を有する人々の中だけで、話が通じて事が足りるということはないのです。多くの人々にわかってもらえなければ、専門化した現在の知識は全く役に立たないのです。だからこそ、伝えることが本当に重要になってくるのです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2014年4月17日木曜日

「講座:ビジネスに役立つ世界経済」【第42回】 為替レートを大きく左右する金融政策―【私の論評】ゲンナリ・・・・市場関係者って実は本当は馬鹿なんすか?金融政策が、為替レートに大きく左右するなんてことは小学生にだってわかる理屈じゃないですか(゚д゚)!

「講座:ビジネスに役立つ世界経済」【第42回】 為替レートを大きく左右する金融政策


デフレ人口減説は真っ赤な嘘、人口の減っている国は
他にもあるのになぜ日本だけが長期デフレなの?

全くマインドが変わらない市場関係者

市場関係者、及び、それに近い経済学者の間では、「量的・質的緩和」に対する評判はすこぶる悪い。彼らの多くが、アベノミクスの効果は、財政政策(公共投資の拡大)であって、金融政策(量的緩和の拡大)ではない、というのがコンセンサスになっている。

今回の金融緩和は、「金融政策のレジーム転換(簡単に言えば、『デフレは金融現象ではなく、人口減少という構造問題が解決できない日本においては、もはや金融緩和ではどうすることもできない』という考えから『デフレは金融現象であり、デフレ脱却のための強い意志を明確にして大胆な金融緩和を実施すれば、デフレ脱却は可能である」との発想の転換)』が大きな鍵を握っている。

しかし、アベノミクスを快く思っていない論者は、市場関係者を対象とした調査で将来のインフレ率がそれほど改善していないことをもって、「インフレ予想には大きな改善はなく、従って、金融政策のレジーム転換は実現していない」と批判している。

だが、日銀短観の企業の「販売価格判断DI」の動きや、新たに導入された「企業の物価見通し」の結果を見る限り、企業部門のインフレ予想は明らかに変化しており、デフレマインドは払拭されつつある、という結果となっている。

全くマインドが変わっていないのは市場関係者のみであることが明らかになった訳であり、市場(マーケット)は経済動向を見る上での先行指標になるどころか、ほとんど情報価値がないものになっている。

この記事の続きはこちらから(゚д゚)!

【私の論評】ゲンナリ・・・・市場関係者って実は本当は馬鹿なんすか?金融政策が、為替レートに大きく左右するなんてことは小学生にだってわかる理屈じゃないですか(゚д゚)!

なにやら、上の記事読んでいるとげっそりと疲れてきます。無論、上の記事を書いた方が悪いわけではありません。上の方のように厳密に説明して、グラフまでつけて詳細に解説しないと、市場関係者なる人々が、為替レートを大きく左右する金融政策のことがわからないということに、本当にゲンナリしてくるのです。

それに、デフレ人口減に関しては、以前にもこのブログにも掲載していますが、これも全くの出鱈目です。デフレ、インフレは、純粋な貨幣減少であり、デフレは日本語では、通貨減少、インフレは、日本語では通貨膨張といいます。本当に言葉の通りで、それ以上でも以下でもありません。これに関しては、過去に何度かこのブログで解説したので、ここでは詳細は、述べません。興味のある方は、以下の【関連記事】に掲載しますので、それをご覧になって下さい。

これは、市場関係者でなくても、政治家や官僚でも良くわかっていない人もいるようです。本当に困ったものです。

ドル札がこれだけあって、円札がこの世にこの1/100しかないとすれば、
そうして、それらが交換できたとすれば、どうなりますか?

簡単に説明します。為替レートにはいろいろな要因がからんでいるので、いつも正確に予知などできませんが、日本銀行の金融政策によって大きく影響されるのは、はっきりしすぎるくらいしています。

金融緩和をすれば、円安になります。金融引締めをすれば、円高になります。これって、当たり前のど真ん中ではありませんか?何も、難しいことではないのではありませんか?これは二つのことを考えてみればすぐに小学生にだって理解できます。わざわざ、講座で学ぶほどのことではないと思いますが?

一つ目は、解りやすくするために、話を極端にします。たとえば、日銀が明日からとてつもない大金融緩和をやったとします。それこそ、お札を今までの100倍刷ったとします。他の国の中央銀行は何もしなかったとします。そうなれば、どう考えたって円安になりますよね。

1万円札が、これだけあって、ドルがこの1/100しかこの世に
なかったとして、円とドルが交換できたとしたらどうなりますか?

だって、円が今までの100倍になったとすれば、円の価値はおちるわけですから、どう考えたって円安になります。日本の円だけが、100倍になって、他国は今までと同じなんですかから!!だって、他国の通貨は普通なのに、日本の円だけが、100倍になっているわけですから(゚д゚)!

この説明、これ以上簡単に出来ないので、これでもわからない人は、はっきりいいます。もう、諦めて下さい。あなたには金融の話は、永遠にわかりません。

二つ目に、次に逆の場合をいきます。今度は、金融引締めです。今度は、日銀が明日からとてつもない大金融引締めをしたとします。話を判りやすくするために、これも極端に、日銀がいきなり、明日から、日本の円の流通量を1/100にしたとします。できるできないは別にして、ありとあらゆる手段を講じて、とにかく市中銀行のお金をとりあげて、日銀の金庫に入れて、とにかく1/100の貨幣流通量にしたとします。

そうして、他国は何もせず、同じにしていたとします。そうなると、円が極端に減ったので、円の価値はあがります。そうです。円高になります。だって、他国の通貨に比較して、円だけが極端に少ないんですから(゚д゚)!

これも、これ以上簡単に説明できないので、これを理解できない人は、はっきりいいます。もう、諦めて下さい。あなたには金融の話は永遠にわかりません。

ポンド、ドル、ユーロなどがたくさんあって円が、それぞれの通貨の1/100
しかなかったとしたらどうなりますか?無論、超円高ですね。私何か間違ってます?


上記のような極端なことは、日銀はしたことはありませんが、似たよう状況は過去にもありました。

それはリーマン・ショックの時です。アメリカ、EU,中国など世界の中央銀行が大金融緩和をしたにもかかわらず、日銀はしませんでした。結果としては、上の極端な引き締めをしたのと似たような状況になりました。日本は、デフレ・スパイラルのどん底に沈み、円高になりました。

もし、日銀が他国と同じように金融緩和をやっていれば、日本でのリーマン・ショックの影響は微々たるものになったことでしょう。

さらに、似たような状況があります。それは、あの2011年3月の大震災です。大震災がおこれば、復興のためなどに、円の需要がかなり高まります。しかし、このときも、日銀は金融緩和をしませんでした。円の需要が高まったのに、金融緩和をしなければ、どういうことになるのか?

はっきりしています。金融引締めしたのと同じ効果を生み出します。その結果どうなりました?

そうです、急激な円高を招いてしまいました。

こうして考えていくと、為替レートと、金融政策は大きな関係があることがわかります。

無論、その時々で為替レートを正確に予想するには、様々な要因があって、難しいことです。しかし、上記の極端な例から、金融引締めをすれば、円高傾向になること、金融緩和をすれば、円安傾向になることは小学生にも理解できる簡単な事実ではありませんか?

もし、こんな簡単なことも理解できない人がアベノミックスがどうのこうのと言ってみたとしても、全く見当違いでそもそも批判なんてできないと思います。こんな理屈がわからない人は、金融を語るな(゚д゚)!

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2012年6月16日土曜日

ビジネスでやってはいけないソーシャルネットワークのこと5つ―【私の論評】 別の立場から見てみるとどうなるか?まだ、多くの人々に認識されていないSNSの不都合!!

ビジネスでやってはいけないソーシャルネットワークのこと5つ:
120615sns122258089.jpg

全てをさらす必要はないのである!

仕事場でやってはいけないソーシャルミス。ほんのちょっとで大きく救われる!

#1:Foursquare等の位置系サービスに行く先々でチェックインしないこと
・例えばある日、遅刻したとして昨晩遅くまで飲み歩いてたチェックイン履歴があると気まずい。
・本当は違う場所にいるはずなのに、なんで?ということがあると困る。

foursquareの画像


#2:なんでもかんでも写真をポストしないこと
・酔っぱらってはしゃいだ写真なんて特に注意。もしかしたらパンツとか写ってるかもしれないし。
・自分は気にしなくても、他の人(職場の人)が気にするかも。
・どのバカ写真がどういう形で自分に返ってくるのかわからない...、ということ。

Facebookでは珍しくない女の子の自分撮り写真の投稿

#3:リンク先がわからないものを安易にクリックしないこと
・職場観覧注意系のものがいつも職場観覧注意と書いてあるとは限らない。
・クリックしたとたんに大音量で恥ずかしい音楽流れ出すかもよ。
・職場のコンピューターに一瞬でも写ったら気まずいものかもしれません。

もし職場で、SNSのURLをクリックしてこんな画像がでてきたら?
#4:同じパスワードをいろいろなサービスで使い回さない。
・職場で何かの拍子にパスワードを同僚に渡さなくてはいけないことがあるかも。その時、

もしそのパスワードがTwitterやFacebookと同じものなら大変なことになる、かも。

#5:上司に友達申請しない
・なによりもこれが1番大事。

[Forbes]
そうこ(MOLLY OSWAKS 米版)(写真は、一番上の写真をのぞいて、ブログ管理者が添付)

【私の論評】 別の立場から見てみるとどうなるか?まだ、多くの人々に認識されていないSNSの不都合!!

上の記事は、あくまでも個人の立場から掲載していますが、たとえば、上司など管理者の立場からSNSを使ってるいる部下をみるとどうなるか掲載してみます。

#1:Foursquare等の位置系サービスに行く先々でチェックインしないこと
・そもそも、部下がいるべき場所にいるかいなかを簡単にチエックできる。営業先にいったふりをして、本当は行っていないなどのことを知ることができる。どこで何をしているか逐一確認できる。
・パソコンの作業のログをとることができるようにすれば、特に内勤の人間など何をしていたかが、ほとんどわかる。たとえ、ノマドワークなどさせていても、大体何をしていたかわかる。ついでに、ライフログなども撮らせれば、完璧。
#2:なんでもかんでも写真をポストしないこと
・酔っぱらったときや、はしゃいでいるとき、その他プライベートの時の写真など、職場では絶対に見られない行動などもつぶさに知ることができる。
・部下が、他の人、特に上司に知られたくない秘密があった場合、それを知ることができる。場合によっては、それを切符(きりふだ)にすることができる。
・部下が自分でも気づかずに、バカ写真を掲載していたら、それを教えてあげて、削除させることにより、感謝される可能性が高い。
#3:リンク先がわからないものを安易にクリックしないこと
・生意気な部下に、第三者を装い、安易にクリックすることをすすめ、赤っ恥をかかせることができるかもしれない。
・役立たずな部下の職場のコンピューターに他の人にみられると気まずい画像や動画が映るようにして、士気をくじき、退職に追い込むことができるかもしれない。


#4:同じパスワードをいろいろなサービスで使い回さない。
・職場で何かの拍子にパスワードを同僚に渡さなくてはいけないことがあるということは考えられないが、もし、そのようなことがあり、しかも、それが役立たずの部下のものであれば、それを最大限に活用して、自主退社に持込るかもしれない。
#5:上司に友達申請しない
・もし、これが、Facebookのような実名を旨とするSNSであれば、部下は、よほどの馬鹿か、そうでなければ、公私にわたってつきあいたいと思っているのであり、かなり信頼されている証とみられる。
別の立場からみれば、上記のようなことがいえると思います。このようにみてみると、さらに、個人がSNSで、何もかも開けっぴろげにすることは、かなり危険てあることがわかると思います。


そうして、社内SNSなどを除き、通常のSNSは、まだまだ、使い勝手が良くないことが理解できます。このようなことを防ぐには、Google+のサークルのような機能は、避けて通れないものと思います。

例えば、facebookなどで、情報を流すとなると、友達全部に流すか、あるいは、グループに流すかのいずれかということになります。会社の上司や親親族に知られたくない情報を流したいときなど、なかなかできないことがあります。しかし、Google+であれば、会社関係、親族関係というサークルを作成しておき、さらにこれ以外のサークルを作成しておけば、流す情報によって、いろいろと振り分けができます。


それこそ、自分のパンツ姿の写真も、特定の人々にも流せるかもしれません。下ネタとか、馬鹿ばなしなども、特定の人々にだけ流すことができます。あるいは、秘密を共有している人々にだけ、情報を流すことができます。

これによって、SNSであっても、通常の社会と近い関係を構築できるわけです。しかし、これは、本来は、コミュニティーごとに作成するべきものと思います。会社関係、学校関係、ご近所関係、親族関係、友人関係などと、自分の 専門関係と分類しておき、コミュニティーごとに、流すべきと思います。

それから、いくら、サークル機能で分類したとしても、いったんサークルに入れた人ならば、苦手な人、嫌な人からのメッセージも流れくることまでは、防ぐことはできません。そうして、これらの人たちが誰もが認める余程の変人・奇人か、反社会的人物であるとか、犯罪者でない限り付き合わなければならないときもあります。しかし、これまで嫌がるということであれば、そもそも、そういう人は、SNSを使う資格はないということです。


まあ、どうしても嫌なら、サークルから除外してしまえば良いわけですが、それを繰り返していけば、世間が狭くなってしまうことになります。それに、あまりに、自らの情報を、サークルで選別して、流す人は、自己を偽っている可能性もあります。これでは、匿名と同じことになるかもしれません。以前、男の人を複数殺害した、木嶋佳苗など、Mixiやクックパッドを駆使していたことをこのブログにも掲載したことがあります。まあ、ほどほどにすべきでしょう。自分に自信があったり、あるいは、多くの人と、良いつきあいをして行きたいと思えば、たまにSNSで自分の馬鹿さ加減が、露呈したらかといって、どうということはないではありませんか。かえってそのほうが、人間性が増すというものです。

SNSの最初のSは、ご存知、ソーシャルの略です。そもそも、SNSは、社会的なものであり、ITを駆使しているものの、そのなかの付き合いは、社会的なものです。いずれにせよ、社会的でない人はSNSは使えないし、使ってはいけないということです。

それから、これは、このブログにも掲載したことですが、最近Google+でインスタント・アップロードという機能が、iPhoneとAndroid携帯に搭載されました。これは、iPhone版では、設定をしておけば、iPhoneで撮影した写真が、自動的にGoogle+に投稿されるという機能です。iPhone版では、Google+アプリを起動した直後にそれ以前に撮影した写真がアップされるようです。無論、それ以前にアプリを起動したときに、アップされた写真は、アップされません。自動的に判別して、同じ写真が複数回アップされるということはありません。私は、iPhoneを使っているので、よくわからないのですが、Android携帯端末では、アプリを起動するしないにかかわらず、撮ったらすぐに、自動的にアップできるように設定できるそうです。


さて、自動的にアップされるということなると、上記の記事で出てきたように、バカな写真がアップされ公開されてしまうと、心配するむきもあるかもしれませんが、そのようなことはありません。全部非公開という形で、登録されます。誰かと共有したいのであれば、登録写真から選んで共有することができます。また、共有するにしても、もとろん、サークルごとに選んで、共有することができます。


だから、酔っ払ってどんなバカ写真を撮ったにしても、自動的にアップされますが、それが自動的に共有されるなどということはありません。だから、どんなにバカ写真など撮影しても気にすることはないわけです。ただし、共有するときに、酔っ払っていたら、同じことです。共有は、頭が正常なときに、行うべきです。

そうして、このインスタントアップロード、大きい写真の場合には、ストーレージに上限があって、課金されることもありますが、通常のサイトに掲載する程度の写真なら、無制限に蓄えることができます。しかも、動画も保存できます。そのため、私はアップロードされた、写真は、iPhoneから片っ端から消してGoogle+をストーレージとして使っています。今は、日付別に保存できるだけですが、いずれ、様々な機能が付加されるのではと期待しているところです。

Googl+ ハンク゜アウトの画面 最大10人でビデオチャットができ、YouTubeでオンエアもできる

このような、機能があることから、私はいまのところ、上記の記事のような不都合は、Google+なら、ある程度緩和できるものと思います。そうして、今のところ、SNSの歴史が短いので、このような不都合に見舞われる人は少ないですが、SNSが社会の基盤として、根付くとともに、このような不都合に見舞われるv人も多くなり、Google+のサークルの持っている意味合いが認識され、SNSにはなくてはならない基盤となり、いずれ他のSNSも似たような機能を付加して行くのではないかと思います。皆さんは、どうお考えですか。


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