2012年3月23日金曜日

ソーシャルメディアでファンを増やす5つのポイント - 超実践!ソーシャルメディア・プロモーションで売上を増やす方法−【私の論評】すべては、自分を好きになってもらうことから始まる!!

ソーシャルメディアでファンを増やす5つのポイント - 超実践!ソーシャルメディア・プロモーションで売上を増やす方法:

 


ソーシャルメディアを使ったプロモーションで大切なのは、まず自分を好きになってもらうこと。魅力的なプロフィールをつくる、見栄えのいいアイコン画像(上は、facebookのアイコン)をアップ、役立つブログを書くなど、そのために必要な5つのポイントを紹介。


【私の論評】すべては、自分を好きになってもらうことから始まる!!

今回は、私自身も、ソーシャルメディアをいろいろ使ってはいるのですが、意図して、意識してファンを増やすということは、実行していなので、この五つの方法に着目して、私の考えなど掲載してみます。まずは、上記の記事の結論部分の柱だけ、以下に掲載しておきます。それと、本日も、facebook上に掲載された、女の子たちのアイコンを掲載します。

大切なのは、まず自分を好きになってもらうこと

ポイント1 魅力的なプロフィールを作る

ポイント2 見栄えのいいアイコン画像をアップする

ポイント3 読者にとって役立つブログをアップする

ポイント4 公開できることはなんでも公開する

ポイント5 友達になりたい人を探す

 

まずは、「自分を好きになってもらうこと」が大前提であり、これを実現するために、ポイント1〜 5になるのだと思います。

 

私自身は、無論、私のブログや、SNSを見たいただく方に、好きになってもらいたいと考えています。しかし、どうしても、嫌われる場合はあるようです。たとえば、私は、もともと民主党が大嫌いであり、今日のこの姿をあの、「政権交代選挙」の前から、核心していましたから、随分前からSNSやブログ上で、かなり手厳しく、批判してきました。それも、具体的な事実などにもとづいて、批判してきました。

 

これに関しては、今も変えていないです。とにかく、民主党政権が崩壊すれば、少なくとも今よりは、ましになると思っています。しかし、これに関しては、政権交代選挙前とか、以後でも、特にかなり厳しい批判をSNSや、ブログに掲載すると、Twitterでは、フォロワーが減少したり、ブログでも、ユーザーが減りました。

 

こんなことは、曖昧にしておけば、良いのかもしれませんが、それしても、ブログや、SNSに批判を核心には、立場をはっりさせなければならないので、いまでも、はっきりさせています。それから、共産中国に関しても、にわかにではなく、数十年も前からはっきりしています。

 

私自身は、これらを曖昧にしてまで、ブログやSNSを運営していく気もちは、さらさらありません。それに、最近は、民主党政権も、中国も、尖閣問題以降、日本国民の多数が、批判的になりましたので、最近は、これらに対する批判を書き込むと、アクセスやフォロワーが増えるくらいになりました。これからも、このやり方は、堅持します。けっして、八方美人的になるつもりは、さらさらありません。あくまで、私ものことを理解していただける人に好きになってもらえれば、それで良いと思っています。

 

次に、NO1.魅力的なプロフィールに関しては、ほんとうに上の記事のようなものが良いと思います。やはりSNSなどで、かなり長い文章で、プロフィールが書かれてあると、ますば、読みません。要所、要所、しっかりおさえてるいるものが良いです。

 

NO2.見栄えの良いアイコン画像に関しては、現在の自分に最も近いものを必ず掲載すべきと思います。動物や風景画など掲載してはいけいなと思います。決して、美男美女でなくても良いので、結構よくとれたと思われる写真を掲載すべきです。自分で、うまく撮れないというのなら、ブロにお願いすべきです。それくらい、重要なことであると思います。本日は、facebookに掲載された、女の子たちのアイコンを掲載していますが、どれも笑顔が素晴らしいです。やはり、このようにインパクトがあって、しかも笑顔のアイコンが良いと思います。アメリカでは、まともなお家の女の子(男の子も)、歯並びを矯正され、自然な笑顔がでるように、躾けられていますから、皆さん、笑顔が素晴らしいです。この中の二人は、実際に私のtwitter上のフォロワーです。むろん、私もフォローさせてもらっています。いわゆる、相互フォローというやつです。両方とも、facebook上では、簡単な英語を使うので、私でも、良くわかります。そうして、日本人は、なかなか受けが良いようです。彼女たちや、その友達などには、「私は、日本人だ」とつぶやくと、「日本人か、そいつは、スマート(米語では、賢いという暗いの意味)だ」とリツイートしていただきました。

 

ちなみに、下の写真は、ロシアスパイ、アンナ・チャップマンのプロフィール。スパイ事件があってから、詳細は削除されています。

NO3.読者にとって、役立つブログをアップというのも、かなり重要です。これは、まず、ブログがあるというのは、かなり有利てす。周りの人に、SNSをやっていて、ずば抜けてフォロワーなどが多い人は、やはり、ブログや、他のサイトなどを運営している人です。私自身も、このブログを運営しているせいでしょうか、かなり多いほうです。これには、いろいろ理由があると思いますが、まず、一番は、SNSだけだと、どうしても、文章も短く、それに、表現力もへ減ってしまいます。そんなときは、詳細は、以下に「私のブログの記事のURLをご覧になってください」。などと、SNSのメッセージにいれておくと良いと思います。


 

それから、上の記事で、ブログには、質の低い記事を掲載しないため、週に2〜3回の更新が良いと書かれてありました。これは、意見の別れるとこだと思います。他の専門家では、やはり、ブログは、日々更新されているとアクセスが多くなとしています。私も、この立場をとっています。しかし、確かにブログに自分の体験だけを書くということになれば、大変です。SNSなどみていると、多くの人が、いろいろイベントがあるように感じますが、それは、日常の普通ことばかりを書いていては、読者の人に無視されるからです。かといって、いつも、イベントがあるかといえば、そんなこともあるはずはありません。

 

だから、私は、様々な種類の、サイトをGoogle Readerで読むようにしていて、その中で、自分の専門に属するものや、他の人よりは、詳しく解説や、説明ができると思うものがあった場合は、それを掲載し、ただ載せっぱなしでは、何の面白みもないため、その記事に対して、【私の論評】という自分で考えたり、あるいは、元の記事には、含まれていない情報を掲載したりします。そうして、なるべくなら、さらに、自分が実際に体験・経験したことなど含むようにしています。

 

こうすることに、より、日々書くことは、かなり楽になります。今では、これを書くこと自体が、日記を書いているような感じで、あまり書くことには、苦痛を感じません。ただし、書くことこと自体が大変なら、上の記事にも、書かれているように週に2〜3回というように、しても良いと思います。ただし、こうすると、非常まずい、落とし穴に落ち込むこともあります。

 

そうです、大抵の人は、週2回書けばよいなどとすると、ずるずると、結局書かなくなってしまいます。この場合は、たとえば、月曜日、金曜日に更新すると、読者の方にはっきり断るようにして、実際にそれを実行すべきです。レストランや、居酒屋などて、いい加減なところは、お客の入りが悪いと、早めに閉めたりします。そうなると、遅くきて、本来開いているはずの店が閉まっていれば、二度と来なくなります。ブログも同じことだと思います。

 

それから、長続きさせるコツとしては、ノマド環境を整えるということもあると思いますが。ノマドについては、このブログに以前も掲載したので、そちらを見ていただくものとして、ここでは、詳細は述べません。しかし、私自身は、PocketWiFiルーターを携行し、さらに、iPadと、Appleのワヤレスキーボードを携行しています。だから、場所はどこでも、とにかく、電波が届けば、どこでもブログなど書けてしまいす。こんな工夫も大切だと思います。

 

次に、NO4.公開できることは、何でも公開するという点も当然のことと思います。私は、とくに Facebookを利用する前までは、それまでは、したこともないのですが、インターネット上では、匿名にするのが当たり前のような話をする人が複数ういたので、特にブログなど、匿名にしていたことがあります。しかし、Facebookを利用するようになってからは、なにせ、Facebook上で、自分のブログを頻繁に引用するので、素性はもとより、活動履歴などもわかってしまいます。だから、匿名にしても、意味がないので、今は匿名は、やめています。そうしてからも、実名によって、被害などこうむったことはありません。どちらかと、いうと、旧知の人で、連絡先がわからなかった人とまた、Facebook上でつながりができるなど、良いことばかりです。

 

NO5.友達になりたい人を探す。これも、当然のこととおもいます。twitterなら、面白い人や、友達になってくれそうな、人を探して、こちらのほうから、フォローします。Facebookでは、友達リクエストを発信します。Google+では、自分のサークルの中にいれます。そうすることによって、相手も、フォローなどしてくれます。私の場合は、twitteやGoogle+などでは、男性・女性問わず友達になるようにしていますが、Facebookなどでは、なるべく女性と友達になるようにしています。それは、なぜかといえば、日々商売をして行く中でも、さらにこれから新しい商売をするにしても、多くの場合、女性が、実際にものを買うことがおおいからです。しかし、自分男性であり、女性のことが良くわかりません。だかから、こそ、それを勉強するためにも、意図的に女性の友人が増えるようにしています。

 

さて、以上私の経験したことを掲載しました。上の記事と同様に皆さんに役立つことがあれば、幸いです。

 

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2012年3月22日木曜日

スマホでご飯の炊き具合や時間などを細かく設定できちゃう炊飯器がPanasonicから6月発売−【私の論評】家電ではなく、家クラウドが需要を牽引する!!



最近の炊飯器は高機能になってきているんだけど、まだまだ細かい設定ができないよね...というようなこだわり派の人には朗報ですよ。Panasonicが6月に発売するスチームIHジャー炊飯器「SR-SX102」は、スマホのアプリ上で設定した内容をそのままFelica経由で炊飯器にピッとするだけで、送れちゃいます。

スマホで設定できる内容としては、レシピの内容で炊き方を変えたり、平日と休日で炊き上がる時間を変えたり、お米の種類、炊き方の変更もできちゃうみたいですよ。発売は少し先の6月1日の予定なので、春からの新生活に欲しい! という人には、残念ながら間に合わない感じです。

ですが、もう少し待てるのであれば、Panasonicのショッピングサイト「PanaSenseパナセンス」で、SR-SX102 各色100台の限定モニター販売を4月10日17時から5月8日13時まで行うそうなので、こちらを利用するのも手だと思いますよ。スチームIHジャー炊飯器「SR-SX2シリーズ」を発売[Panasonic]1.0L 0.5~5.5合 スチームIHジャー炊飯器 SR-SX102[Panasonic]PanaSenseパナセンス[Panasonic](KENTA)

【私の論評】家電ではなく、家クラウドが需要を牽引する!!



私は、以前このブログで、iPhone、iPad、タブレット端末などは、クラウドにつながるデバイスの一形式に過ぎず、いずれありとあらゆるものが、デバイスになると掲載したことがあります。その中には、キッチン用品は、無論のこと、炊飯器もいれておきました。


それで、上のニュースをみたときには、とうとう、私が、思っていたものが、炊飯器として実現されたと思い、興味津々で読んでみたのですが、どうやらそこまでは進んではいないようです。この炊飯器は、スマホで作成された、プログラムをFelicaカード経由で読み込むだけであり、クラウドにつながるわけではないことがわかり、小々がっかりしました。要するに、結局炊飯器だけでセットするのは、大変ですから、スマホのある程度大きな画面で、設定しやすくしたというだけです。

これは、かなり中途半端だと思います。購入したばかりのときは、こうした機能を使っても、いずれ使われなくなってしまうような気がします。ちなみに、炊飯器が、クラウドデバイスになったとしたら、どのようなことができるか、私なりの考えを掲載してみます。これが、家電業界の技術者の方々の参考になれば、幸いです。


まずは、新たな、炊飯器の名称をクラウド炊飯器(あるいはスーパー炊飯器とします。これは、米びつと一体化します。それに、炊飯器は、コメを炊くだけではく、米びつから所要量の米を自動的に補給され、水も所要量が入れられ、米とぎもできるようになっているべきです。こうすることにより、ユーザーは、出来上がった米を食べて、後は炊飯器を洗うだけで済むようになります。あるいは、できあがった米は、ジャーなどに自動的に移され、炊飯器は自動的に洗浄されるというのもありだと思います。


そうして、日々米を自動的に炊けるようにします。日々どの量をいつ炊けば良いのか、それは、スマホで設定できるようにします。これだけでもかなり便利ですが、それだけでは、クラウドデバイスにする意味がありません。

クラウド炊飯器には、部屋の温度、湿度、その他の条件などを検知できるセンサーが内臓されているものとします。また、米の銘柄など、米そのものに関する情報もスマホ経由でインプットされるものとします。お米が炊き上がったら、クラウド炊飯器が、お米の炊き上がりを独自にチェックして、データをクラウドに蓄えるようにします。もちろん、炊飯器でできる料理のレシピは当然最初から入っていたり、クラウドにユーザーが投稿できるようにして、公開したりもできるようにします。


さらに、クラウド炊飯器で炊いた米を食べ終わったころに、クラウド炊飯器から、スマホにアンケートがいき、実際に消費者食べた米が、美味しかったか、硬かったか、柔らかかったなどの答えをユーザーがインプットできるようにしておきます。

そうして、このユーザーのデーター、それも、同じクラウド炊飯器を使っているユーザーのデーターを日々蓄積します。そのデーターにもとづき、それぞれの地域や家庭で、その時々で特定の銘柄につき、どのような炊き方が最も適しているかをクラウド炊飯器にフィードバックし、日々、誰でももっとも美味お米が炊き上がるようにします。それから、スマホで自宅にいなくても、変更など、簡単にできるようにします。たとえば、お父さんが、予定外の残業で夕飯が要らなくなった場合、スマホで、本人が訂正できるようにします。

また、お姉ちゃんが予定外に友人を家に連れてくるようになった場合、増量するなどということもできます。そうして、米を炊くというすべてのユーザーの全工程を管理することにより、さらなる省エネも実現できます。たとえば、夏の節電の時など、節電対応の炊き方を炊飯器のほうから、お母さんのスマホに問合せがいき、お母さんが、OKすれば、そのような炊き方をして、節電をしたりします。

あるいは、全ユーザーの炊飯データーが蓄積されていることから、たとえば、ある特定の時間に炊飯が集中し、電力需要が高まりパンクしそうなときなど、クラウドに蓄えられている情報から、いつも、ご飯ができて、すぐに食べるようなユーザーに対しては、少し早くご飯を炊いても良いかどうか、スマホで問合せをし、了承が得られれば、炊く時間を少し早くします。

またご飯を炊いてからある程度時間がたってから食べるユーザーに対しては、クラウドのほうから、ユーザーに対して、炊飯時間を少し遅くしても良いかどうかの問合せをします。ユーザーが了承すれば、炊飯時間を遅くします。そうして、全ユーザーの時間を調整して、電力需要が一定時間に集中することを回避します。これは、クラウド炊飯器だけですが、他の家電製品もこのようになれば、便利なだけではなく、全体で節電もかなりやりやすくなります。

また、従来は、米は、スーパーに買いに行ったりしていたのですが、クラウドに米の消費量が日々蓄えられているわけですが、これをもとに自動発注を可能にすることもできます。多くのユーザーが自動発注に切り替えれば、宅配しても、かなり融通がきく配達ができるようになり、個々のユーザーが車などで、スーパーに買い物にいくより、はるかに、全体のエネルギー効率を高めることも可能になります。

これは、炊飯器の話ですが、多の家電製品(特に冷蔵庫など)もスマート化されると、このように、全体の経済連鎖の観点から、節約、省エネなどを考えられます。

これは、夢のようなお話ですが、これは技術的には不可能なことではないと思います。クラウド化が進めば、これは、現実になります。これと似たようなことが、キッチン用品ばかりではなく、様々な分野でできるようになります。

考えでみると、最初の電気炊飯器ができた頃といえば、1956年です。「もはや戦後ではない」と当時の経済白書に記された通り昭和30年代になると日本は高度経済成長期へ突入大量生産・大量消費時代の幕が開きました。

当時 憧れだった電化製品はテレビ 洗濯機 冷蔵庫 これら 「三種の神器」の登場は家電ブームに火をつけ 主婦の家事労働にかかる時間は大幅に軽減されましたこの時期 多くの電化製品が開発・販売されましたがスイッチひとつでご飯が炊ける電気炊飯器の登場も主婦にとってはたいへん画期的なものでした月給の何倍もするような電化製品が多かったなか人々の暮らしや習慣が劇的に変わったこの時代とりわけ大きな影響を与えたのは家庭用電化製品の普及でした。

当初は売り込みに苦戦したものの、3,200円という手頃な価格も魅力であり、実演販売を繰り返した結果発売から4年後には国内全家庭の約半数にまで普及電気炊飯器はまたたく間に大ヒット商品となりました。そうして、これは、もうすでに50年以上も前のことです。50年といえば、軍用艦でも、耐用年数をすぎてしまうような大昔です。

これから、先進国の家電は、クラウドを柱としたイノベーションを目指すべきです。もう、炊飯器なら、炊飯器で、単に高機能とか、多機能というだけでは、新しい需要を生み出すことはできません。新しい需要が生み出せなければ、実体経済も良くはなりません。人件費の安い新興国に市場を奪われるだけとなります。そうして、最近の先進国は、もうそうなりかけています。

もう、家電などの製造はやめにし、家クラウド(私の造語)を目指すべきです。家電は、英語で"home electronics〔【略】HE〕"といいます、となれば、さしずめ、家クラウドは、"home cloud 〔【略】HC〕でしょうか?最初日本語では、家雲としようとも思ったのですが、読み方が、「かうん」とか「いえぐも」、「かくも」で何か語呂がよろしくないので、やはり、家クラウド(かくらうど)が良いと思います。このように思っていたのですが、良く調べてみたら、スマート家電という言い方もあるようです。そうして、パラソニックは、これを省エネというコンセプトでとらえて、これを進めようとしているようです。これについては、以下のURLをご覧になってください。

http://www.yomiuri.co.jp/net/report/20111008-OYT8T00496.htm

しかし、このパソナニックのスマート家電、まだまだのようです。そもそも、クラウドをどのように活用するのか、はっきりしていません。スマート家電は、省エネのためというような捉え方のようです。これは、これで、良いことなのですか。少し違うような気がします。

現在クラウドは急速な進化の中で真の社会インフラになりつつあります。クラウドの本質は資源の集約と共有にあり、この強みをうまく生かしていくことが肝要なのです。

やはり、クラウドの根本的な意味合いを理解した上で、家電をつくるべきです。こういう背景から、私は、私の志向する家電品のクラウドデバイス化という意味合いから、省エネルギーは無論のこと、資源の集約と共有をも含むもっと広い意味合いでの、家電という意味で、敢えて家クラウドという言葉を使っていこうと思います。

日本の家電メーカーの方々、もう、家電づくりは、やめて、家クラウドにシフトしましょう!!


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2012年3月21日水曜日

また始まった北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐる‘綱渡り外交’−【私の論評】報道で見え隠れする北朝鮮の日本への恐れ?

また始まった北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐる‘綱渡り外交’

 



北朝鮮が核・ミサイル問題をめぐり、また‘綱渡り外交’を始めた。国際原子力機関(IAEA)のテューダー報道官は20日(現地時間)、北朝鮮が16日、国際原子力機関(IAEA)視察団の平壌(ピョンヤン)訪問を要請したと公開した。

中国・北京で武大偉・韓半島問題特別代表に会った北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外務次官(写真上)は、2月の米国との約束を履行するために視察団を招請したという発言を公式確認した。ただ、テューダー報道官は「北朝鮮の要請を受け入れるかどうかをまだ決定していない」と明らかにした。IAEA視察団が北朝鮮入りする場合、09年4月以来3年ぶりとなる。

 

北朝鮮が視察団を受け入れると主張した16日は、人工衛星「光明星3号」を打ち上げると発表した日だ。衛星打ち上げ計画で国際社会を揺さぶりながら、一方では米国との2・29合意を履行するために国際原子力機関(IAEA)視察団を受け入れるという二重戦略を見せたのだ。

 

ワシントン外交消息筋は北朝鮮について「金正日(キム・ジョンイル)死去後も変わらないようだ」とし「典型的な形で11月の大統領選挙を控えてオバマ政権を揺さぶっている」と分析した。

 

米国務省のヌーランド報道官は定例記者会見で、「北朝鮮から公式的な言葉を聞いていない。IAEAの査察が行われるのは明らかに有益なこと」と述べた。衛星打ち上げ前に視察団が北朝鮮入りすることに反対しないという意味かという質問に対し、ヌーランド報道官は「北朝鮮側が時間を浪費しないことを望むが、反対のための反対はしない」と前向きなニュアンスを漂わせた。しかし「視察団を招請したとしても、衛星打ち上げが国連決議違反であり、米国との約束を破る行為という事実自体は変えられない」と強調した。核査察は受け入れるものの、北朝鮮の衛星打ち上げは受け入れられないという意味だ。

(中央日報)

【私の論評】報道で見え隠れする北朝鮮の日本への恐れ?

最近、お昼のワイドショーなどで、北朝鮮の人工衛星というより、実質上の大陸間弾道弾のことが報道されています。本日も、昼その種の番組をみながら食事しました。そこで、以前の麻生内閣時の朝鮮ミサイル発射のときとは、明らかに異なっていることを発見しました。皆さんは、お気づきになったでしょうか?

 

それは、テレビに出ていた軍事評論家が、テレビの司会者から「もし、朝鮮のミサイルが日本に向かってきたら迎撃することはできるのですか?」と問われて、「90%の確率で可能です」とはっきり答えていたことです。こんなことは、以前なかったことです。2009年に北朝鮮から、弾道ミサイルが発射される直前のときには、複数のテレビ番組において似たような質問に答えて「難しい」と答えていました。それが、今回「90%の確率で」とはっきり答えています。

 

これは、おそらく正しいのだと思います。わずか、数年の間に何かがずいぶん変わったということです。本日は、このことについて掲載します。

 

実は、日本の自衛隊は過去に2度、弾道ミサイルの迎撃訓練に成功してまいす。両方ともSM3(下写真は、発射風景)というミサイルによる迎撃に成功しています。SM3とは、イージス艦に搭載して、宇宙空間を慣性飛行中の弾道ミサイルを迎撃するミサイルのことをいいます。

 

まず第一回目についは、海上自衛隊は、SM3の配備・習熟訓練のためアメリカへ行っているイージス艦こんごう(下写真)が2007年12月18日に公開撃墜実験を行い成功した、と発表しました。ハワイ島のカウワイ島の米軍基地から発射された模擬弾頭を搭載した弾道ミサイルを発射すると、900Km離れた海上に配備されたこんごうが4分後にこのミサイルをレーダーで探知して、1発のSM3を発射し、発射から3分後に高度100Km以上の大気圏外において標的弾道ミサイルを撃墜しました。

 

ただし、このときは、結局は、ある一定条件の中で行われた訓練であり、大陸間弾道弾を撃ち落せたということであり、実際に北朝鮮の弾道ミサイルをうち落とせるかどうかまでは、判定できないレベルであったので、あまり話題にはなりませんでした。これに関しては、軍事オタクの方が、ご自身のブログでいろいろ分析しているので、詳細は、そちらをご覧ください。

 

第二回目は、2010年10月26日のことです。全世界を震撼させる、ある事件が起こりました。日本の海上自衛隊の護衛艦「きりしま」(写真下)が、ハワイ沖で大陸間弾道弾の迎撃試験を見事成功させたのです。

 

「きりしま」の放った迎撃ミサイルは、6発の大陸間弾道弾にすべて命中。弾道弾を、宇宙空間で迎撃してしまったのです。これは世界初の快挙です。世界で二番目に大陸間弾道弾がミサイルで撃墜させられたのです。しかも、この時は、軍事上の機密ということで、あまり詳しくは発表されてはいませんが、北朝鮮ミサイルも迎撃できることを十分証明することができたようです。

 

日本の海上自衛隊は、試験開始前から、「100発100中ですよ」とケロリとしていたといいますが、対する米国のミサイル防衛庁(MDA)は、びっくり仰天したようです。

 

高速で飛来するミサイルを、宇宙空間で撃ち落とすというのは、飛んでくるピストルの弾を、ピストルの1発の射撃で撃ち落とすよりも尚、難しいといわれています。なぜかといえば、宇宙空間には大気がありません。ですから、迎撃ミサイルの軌道を、途中で羽を使って変えることができないのです。だから、ミサイル自体の噴射角で制御するしかありません。これは、かなり高度な技術がなければ、できることではありません。

 

大陸間弾道弾は、一基のミサイルに、複数弾頭を搭載したり、核を搭載したりできるミサイルです。射程距離は8000km~10000kmもある。そしてこれを配備しているのは、現在、米国、ロシア、中共と北朝鮮の4国です。

 

これを迎撃することは、自国の安全を守る上で絶対に不可欠なのものでしたが、これまで実現が不可能だったのです。ですから「報復攻撃をするぞ」という、政治的、軍事的脅しだけが、これまでは唯一の対抗策だったのです。

 

それを、いともあっさりと、日本の海上自衛隊が迎撃してしまったのです。米国内では、このニュースは、大々的に報道されました。北朝鮮やロシアや中国から飛んでくる大陸間弾道弾の脅威にさらされずに済むようになるのです。これがビックニュースでなくて何だというのでしょうか。

 

ヨーロッパでも、このニュースは大々的に報じられました。日本は、他国からの侵略の脅威から、かなりの確率で、これで逃れられるのです。それに、もともと、アメリカの艦艇や、ミサイルを使っているわけですから、アメリカは、無論のこと、これらの武器を用いている他の国でも、日本のやりかたを見習えは、できる可能性が高いのです。米国では、このニュースの動画が、作られました。これを、下に転載します。

 

 

こんなこと信じられますか。これだけ、防衛環境が激変したことをほんど発表しません。もう、従来のように北朝鮮のミサイルの驚異に怯える必要はないのです。むろん、だからといって、すべてが安全というつもりはありません。しかし、従来と事情が大きく異なってきていることは確かです。国内で、もっと、こうした海上自衛隊の実力を認めることが必要ではないかと思います。

 

しかし、このことを日本のメディアはほとんど発表しないし、今回の北朝鮮ミサイルの発射実験にともなう報道でも、この事実をあまりはっきりとは公表しません。

 

だから、ほとんどの人が、上で掲載した、軍事専門家のいう「90%の確率で撃墜」の意味がほとんど理解できなかったと思います。

 

この事実を当然北朝鮮は、知っており、実はもっとも神経質になっているのは、北朝鮮だと思います。前回の弾道ミサイルの打ち上げも結局失敗でした。今回も、失敗する確率は高いです。もし失敗して、ミサイルが日本領土に落ちそうになれば、日本は、当然迎撃します。そうなれば、かなり高い率で、撃墜されてしまいます。そうなれば、北朝鮮の脅威や、脅しも灰燼に帰するわけです。

 

日本は、こうしたかなり精度の高い迎撃能力をもっているわけですから、北朝鮮の脅威など従来から比較すれば、かなり低くなったとみて良いはずです。そうして、これを外交カードとして、拉致問題などに活用することもできるはずです。極端なことをいえば、北朝鮮がミサイルを打ってきたとしても、ほんんど全部撃墜できるわけです。そうして、北朝鮮には、迎撃能力がないため、こちらは、無傷で北朝鮮に対してミサイルをいくらでも打ち込めるわけです。

 

北朝鮮海軍、空軍など、それこそ、赤子の手をひねるように簡単に屈服させることができます。日本の対潜哨戒能力は世界一ですし潜水艦技術も世界トップクラスでスクリュー音が小さく、北朝鮮の技術では補足することもできず、とても、北朝鮮の力の及ぶところではありません。

 

こんな背景から、今回のミサイル発射では、以前のように、報道も政府側も緊迫感がないようにみえます。それにしても、この事実をはっきりと発表しないことにはかなり問題があると思います。民主党や、マスコミは、どうあっても、国民に弱い存在であることをアピールし続けたいのかと思ってしまいます。

 

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自分の死後にメッセージを投稿! もしもの時に備える無料Facebookアプリ『if i die』 #myspi: −【私の論評】ジョブズも提唱していたようにSNSでも死を意識する生き方を?

自分の死後にメッセージを投稿! もしもの時に備える無料Facebookアプリ『if i die』 #myspi:



マイスピより:SNSを使って自分の生活を記録したり、友人と交流したりすることがすっかり定着しつつある今日このごろ。 特にFacebookでは、去年から自分年表として投稿や写真を記録できる「タイムライン」機能がスタートし、毎日の行動や思考の記録として活用している人も多いようです。こうした中で最近話題となっているのが、自分が他界した時のウェブページの「終え方」。

例えば『if i die』という生前に登録しておいたメッセージを自分の死後にアップすることができるFacebookの無料アプリ。

Facebookを利用している家族や友人3人を管理者としてあらかじめアプリに設定しておき、その3人全員が自分の死に同意すると、生前に作成しておいたメッセージを自分のウォールに自動投稿できるという仕組みになっています。

メッセージの種類はテキストと動画の2種類。現在は、テキストと動画のどちらか1種類に1メッセージを登録できます。

登録したメッセージの種類や内容はいつでも修正が可能。今後は複数のメッセージを登録・投稿できるサービスも検討しているとのことです。

健康に生きている時は自分の命がいつか果てるということをイメージしにくいものです。それでも、人はいつかこの世を去ります。その時あなたはこれまで関わってきた人たちにどんなメッセージを伝えたいですか?

自分のエンディングメッセージを準備してみることで、毎日どんな生き方がしたいか考えるためのきっかけを得られるかもしれませんね。

【私の論評】ジョブズも提唱していたようにSNSでも死を意識する生き方を?

インターネットや、サイト、ブログましてや、SNSなどまだまだ、新しいです。そのためでしょうか、サイトをみていても、あまり、そこに亡くなった方のメッセージなどみることは少ないです。とは、いいながら、少数ながらはあります。

たとえば、最近ではハンドルネーム「花うさぎ」さんという方が昨年お亡くなりになりました。このかたは、長年「花うさぎ 世界は腹黒い」というブログを運営されていましたが昨年の暮れにお亡くなりになりました。そのブログの画像が下の写真です。



花うさぎさんの、晩年に書かれたブログの一番左のコラムには、下記のような文章が掲載されていました。(下の写真は、在りし日の花うさぎさん)

日本よ 
陽はまた昇る 

祖国日本を防衛するために
陸 海 空に散華された方々に
私たちは誇りと 叡知を此の胸に抱き 
凛として愛を 捧げる
それがあって 初めて
日本の 新しい時代が始まる


私自身も、このブログはいく度となく、読ませていただき、確かいかくか、コメントさせていただいたこともあると記憶しています。このブログは、花うさぎさんが亡くなっても、まだ、ネット上に存在しています。ご本人が他界してしまってからは、さすがに、日々更新されることないですが、それでも、ご遺族の方により、葬儀の模様が掲載さたり、ごく最近も更新され、新しい写真が掲載されていたりします。そうして、この記事には、159ものコメントが寄せられていました。


ご本人が亡くなってからも、参照されている方もまだまだ、たくさんいらっしゃるようです。ご本人が亡くなったあとでも、そのまま残り、いまでもこのように参照する人が跡を絶たないとのは、すごいことだと思います。

私は、Blogなど、管理人が亡くなったあとでも、誰かそのアカウントを引き継げばそのまま存続できるのかどうかは、知りません。しかし、花うさぎさんのブログが存続されているところをみると、できるのではあるは、思います。



ただし、先に述べたように、またブログやSNSなど、新しいですから、はっきりした決まりなどまだないのかもしれません。しかし、できれば、これらは、本人が亡くなったあとでも、一定の条件を満たせば、残して欲しいものだと思います。そうなれば、亡くなった方のブログやSNSを訪れることが、故人に対しての供養になるばかりではなく、このようなものが、多く残されれば、後年には、歴史的にも貴重な資料となるのではないかと思います。(上は、facebookの画像、下は、ブログの画像、こうした若い時分の姿を、SNSやブログに掲載しておけば、自分の思い出になるし、また、ファッションなどの歴史的資料にもなるだろう)



そうして、上のような"If I die"のようなサービスがあれば、さらに良いと思います。これから、ブログやSNSを利用する方も、時が流れるにつれて、亡くなっていく方がかなり増えていくことが予測されます。 生前のブログだけではなく、ご当人が、亡くなった後のことを考えで残すメッセージなど残せたら素晴らしいことと思います。

花うさぎさんは、セレブではなく、ごく一般的な人でした。その彼か丹念に情報集め、日々ブログにそれを掲載してきたことにより、多くの人に知られるようになりました。そうして、亡くなった後でも、彼のブログは今でも多くの人に閲覧され、新たなコメントも多数寄せられています。もし、ブログというものがこの世に存在しなかったら、このようなことはなかったでしょう。花うさぎさんが、集めた情報や、それをまとめな内容など誰の目にも触れず、永遠に埋れてしまったかもしれません。

そうして、亡くなった方のブログやSNSなどが、当人が亡くなった後でも残しておくということは、価値あることだと思います。それによって、多くの人が、限りある生命ということに気づくことのきっかけを提供することになると思います。


上の記事にでは、「 自分のエンディングメッセージを準備してみることで、毎日どんな生き方がしたいか考えるためのきっかけを得られるかもしれませんね」と掲載されていました。しかし、「死を意識した生き方」には、それ以上の大きな意味と、意義があります。それは、このブログにも以前紹介した、スティーブ・ジョブズの伝説のスピーチといわれる、スタンフォード大でのスピーチにも盛り込まれています。詳細は、以下の動画をご覧になってください。


この中で、彼は、「死を意識する行き方」について、語っています。それは、決してネガティブな行き方ではなく、死を意識するからこそ、日々を積極的に生きて行こうというものです。これは、以前このブログでも紹介しましたが、日本に古くから伝わる武士道精神にも相通じるところがあります。まさしく、「武士道とは死ぬことと見つけたり」というのと同じことです。

SNSやブログで、亡くなった方のものも残しておくということは、多くの人々にこうした、「死を意識した行き方」を意識させるきっかけになるかもしれません。

このブログでも以前紹介したように、facebookには、Timelineという機能がつくようになりました。これは、いずれすべてのものが、このような表示になるようです。であれば、私は、亡くなった方のストリームなどそのまま残し、さらに、Timelineには、誕生日はもとより、命日を入れるようにすると良いと思います。(下はTimeline表示になったfacebookの画面、画面右上はタイムスケール)


このように、亡くなった方のSNSのストリームや、 blogの記事が、timelineつきで、しかも、本人の生前に残したメッセージもそのまま掲載されるようになれば、すごいことになると思います。たとえば、戦前戦後にかけてのこのような多くの記録が残されており、しかも、誰でも閲覧できるようになっていたとしたら、いわゆる、自虐的歴史観など、はびこる余地がなくなっていたと思います。

河村市長が語っていたように、南京虐殺など、なかったことも明らかになります。それに、日本が決して侵略戦争をしたわけではないこと、また、戦争に突入したのも、やむにやまれずにそうしたことなどが、誰にはっきりと理解できるようになると思います。マッカーサーが公聴会で証言したように、「日本の戦争は、防衛戦争だった」ということが誰にでも実感できていたかもしれません。

そんなことから、皆さんもfacebookやブログなど、自分自身が亡くなった後にも残せるという前提で考えてみると、また違った観点から、読んだり、書き込んだりできるようになるかもしれません。今までは、一般人ではなかなかできなかった、日々歴史的を紡いでいっているという感覚になるかもしれません。それから、自分は過去の歴史から続いており、これからも、悠久の歴史の中に連綿として続いていけるのだという実感を味わえるかもしれません。SNSやブログを提供している企業も、その使命の一つとして、歴史を紡いでいくということも含めていただきたいと思います。先の、「花うさぎ」さんのブログは、このような背景から、これからも貴重な歴史的資料として悠久の歴史の中で燦然と輝き続けることでしょう。

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2012年3月20日火曜日

増税撲滅 小沢新党の準備は整った!【私の論評】何がなんでも増税まっしぐらの現状では、注目すべき動きか?

増税撲滅 小沢新党の準備は整った!


<小沢版「船中八策」を発表>

いつでも新党を旗揚げする準備が整った。
15日、民主党の小沢一郎元代表が会長を務める「新しい政策研究会(新政研)」が独自のホームページを立ち上げた。
「国民の生活が第一。」――。
政権交代時のキャッチフレーズを前面に出しているが、「民主党」の文字やマークはどこにも見当たらない。まるで「小沢新党」のHPを見ているようなのだ。
「せっかく政権交代したのに、国民生活のニーズに応えた政権ができていない。このまま政治や国民生活が混乱に陥るのを無為に傍観しているわけにはいきません」と、新政研の幹部議員はこう続けた。

<野田が強引に進めれば総メンバー138人が動き出す>

「『国民の生活が第一』という理念を柱に据えて、政権を構築し直す必要がある。仮に増税選挙のような強引な事態になった時には、われわれが独自に動くことになるかもしれない。そうした事態に備え、よりよい国民生活を実現するために努力していく。そのためにさまざまな提言をまとめる目的で、実動体制を整えた。いつ政権を担ってもいいように、個々の議員が勉強を深めるという意味もあります」
HPでは、新政研としての政策ビジョンを発表。8つのテーマを掲げている。「小沢版・船中八策」の様相である。大阪の橋下市長の大風呂敷と違い、喫緊の課題や国民の関心が高いテーマに絞っているのが特徴だ。

(1)福島原発対応
(2)国の統治
(3)安全保障を含む危機管理
(4)立法府のあり方
(5)年金
(6)税制
(7)非正規雇用
(8)景気対策

テーマに合わせて、政策勉強会も立ち上げた。今週は「司法勉強会」が2回開かれ、石川知裕議員の秘書が検察のメチャクチャな取り調べの実態を証言したり、最高裁の担当者を呼んで検察審査会の問題点についての質疑が行われた。今後、この政策勉強会は「分科会」という名称になる。すでに8部門の座長も決定。メンバー登録も済んでいる。

「8部門もの分科会を擁するとなると、これはもう、ひとつの政党組織です。新政研は、既存の政党の垣根を越え、志を持った人間が集まって、この国をしっかり立て直していこうというグループ。今の民主党執行部は政権交代の理念を葬り、『歌を忘れたカナリア』になってしまった。政権交代時に国民の熱狂的な支持を集めた民主党が、今では新政研に衣替えしたということです。これは、新党への布石と見て間違いない。それを初めて内外に明確にアピールしたのが、今回のHPなのです」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

現在、新政研の総メンバーは138人。これは野田政権にとって脅威だ。増税反対派が新党に移行すれば、すぐに一大政党が誕生する環境が整っている。こんな状況で、野田は増税法案を強引に提出できるのか?

(日刊ゲンダイ2012年3月16日掲載)

【私の論評】何がなんでも増税まっしぐらの現状では、注目すべき動きか?

はじめに、お断りしておきますが、私は決して小沢氏待望論者ではないのですが、現在の政局を考えると、民主党も、自民党も主流派は、どちらも増税推進派ですから、やはり、小沢氏の動きには、注目せざるをえません。自民党西田参議院議員などは、民主党と、自民党では、同じ増税とはいっても、全く異なるとしています。(下動画)


とはいいながも、西田議員と、自民党総裁や執行部などの主流派との考えは、同じものではないと思います。現在のデフレの時期を無視した増税ということには、民主、自民ともに変わりないと思います。それに、上の記事と同日に日刊ゲンダイに以下のような記事も掲載されていました。

結局「児童手当」復活のバカらしさ

アホみたいな意地の張り合いが、ようやく終わった。民主党と自公両党の間でモメ続けた「子ども手当」に代わる新手当の名称問題が15日、決着した。昨年8月の見直し合意から7カ月に及んだ議論の末に出た結論は、かつての「児童手当」に逆戻り……。いい大人が集まって何を話し合ってきたのかと言いたくもなる。

子ども手当は言うまでもなく、民主党マニフェストの看板政策だ。民主党は「公約破り」の批判を恐れ、今年1月に新手当の名称は「子どものための手当」にすると主張した。略称を「子ども手当」とすることでゴマカし、メンツを保とうとしたのだ。

自公両党は「子ども」という名称が残れば、制度の「継続」を印象付けるとして、猛反発。児童手当の名称復活に固執し、3党の実務者協議は物別れに終わった。

「現行の子ども手当法は、今月末までの時限立法。自公政権時代の児童手当に上乗せする形で支給しており、このままだと、法律上は旧来の児童手当が復活してしまう。それだけは避けようと、民主党は『子ども』の名称を取り下げることで自公両党に譲歩。今月から3党協議を再開させたのです」(民主党関係者)

民主党は6日に「児童成育手当」、8日に「児童のための手当」と新名称を提示。土壇場まで「児童手当」の名称に抵抗したが、公明党が強く拒絶。結局、公明党が郵政見直し法案の賛成に回ったことにも配慮し、全面降伏した格好だ。

「そもそも児童手当は公明党が1968年、他党に先駆けて国会に法案を提出したもの。この名称にこだわるのも、やはり党のメンツの問題なのです」(政界関係者)

はっきり言って党のメンツも新手当の名称も国民にすれば、どうでもいい話。中身が肝心なのだが、子ども手当導入で廃止された「年少扶養控除」の復活論議は、これからだ。国民そっちのけで何をやっているのか。


こんな記事を読んでしまうと、結局、民主党も自公とも、増税問題を「子ども手当」と同次元で、単なる政局の一ツールとして、利用しているに過ぎないのではないかと思ってしまいます。結局現状の経済や、国民のことなどは、どうでも良く、目先で、その時々で政局で有利なるように、そうして、各々の議員は、次の選挙で、また議員になれるように、立ち回っているだけに見えてきます。

そうして、それは、ズバリ真実なのだと思います。西田議員の語っていることは、このような中にあって、自民党は、民主党などと比較的すると少しはましだということを語っているに過ぎないのだと思います。

このブログでは、デフレのさなかに増税することは全くの誤りであることを何回も掲載してきました。だから、そのことに関してさらに、詳細をここで掲載するつもりはありません。しかし、先日ひさしぶりに、テレビでWBSを見ていたら、あのフェルドマン氏が、「増税すれば、税収が増えるという幼稚な頭では、どうしようもありません」と語っていました。


私自身は、フェルドマン氏は、もともと金融業界の人であり、金融界のことや、百歩譲って金融経済のことには、詳しくても、日本のマクロ経済のことなどほとんどわかっていないし、実体経済や、日本社会のことについては、ほとんど知らないと思っているので、彼の言っていることを単純に信じたり、参考にするということはほとんどしません。


しかし、今回だけは、まさに語っていることが正しいと納得しました。特に、「幼稚」という形容詞に関して、納得しました。本当に、古今東西デフレのさなかに増税して、その後に、それ以前よりも、税収が上回ったことはありません。増税は、インフレを沈静化するということはあっても、デフレを沈静化するどころか、さらに、デフレスパイラルの深みにはまることになり、物価が安くなり、雇用が悪化し、その結果として、税収も少なくなるという結果を招くだけです。


そのなことは、当たり前の史実であり、日本では、昭和恐慌時にデフレでしたが、そのときに増税してもますます、デフレスパイラルの深みにはまりましたし、橋本龍太郎内閣のときの消費税増税でも税収は増えていません。こんな簡単な歴史的事実も踏まえずに、論議をしたり、まともなシミレーションもせずに、単なる政局の道具にしている政治家達をフェルドマン氏は、「幼稚な頭」としているのです。


私は、このようなデフレのさなかにあっては、マクロ経済学の教科書が教えるように、政府が積極財政を行い、日銀は金融緩和をすべきと思います。そうして、税収が増えれば、かなりのことができます。デフレを前提として、社会保障その他の問題などの解決策など考えるべきではありません。このようなときに、それをやれば、あっちを立てれば、こっちが立たずというモグラたたきになるだけです。実際、現在の政府はそのようなことになっていますし、これからもそうなります。こういうと、増税賛成派の方々は、決まって、だからといって、すべてできるというものではないなどと言います。しかし、それは、当然のことです。私も、まともなマクロ経済対策をやったからといって、すべてがバラ色になるとは、最初からいうつもりはありません。かつて、民主党が言ったように、「政権交代すれば、すべてが薔薇色」になるようなことなど、言えるわけがありません。


しかし、マクロ経済対策を行って、景気が浮揚すれば、すべてができないまでも、現在懸案となっている、復興、雇用、社会保障に関することがらで、全部で10実施すべきことがあったとすれば、5から6は十分できます。しかし、現状のまま、デフレを克服しないうちに、増税してしまえば、何もできません。しかし、現実には、過去のブログにも掲載したように、日銀も1%のインフレ目処などを打ち出すのみで、実効的な金融緩和策などうちだしませんし、政府も増税という、緊縮財政策を打ち出すのみです。

こんなさなかに、小沢氏は、増税にまっこうから反対しています。小沢氏が、本当に歴史的事実を踏まえたり、あるいは、正しいシミレーションなどしてから、このようなことを言っているかどうかは、わかりません。小沢氏も単に、政局のツールにしているだけかもしれません。しかし、現在の政局においては、反増税の最大グループであることには違いありません。亀井さんも、反対の立場なのですが、あまりに影響力が少なすぎです。亀井さんは、理屈はわかっているようであり「右のポッケも左のポッケもお金が入っていれば一緒」、「財政破綻はフィクションだ」などと語ったこともあり、おそらく、マクロ経済学を理解している人には何となく理解できるのでしょうが、そうではない人にとっては、説得力に欠けます。

私は、現状を考えると、小沢氏が政局の台風の目となって、小沢新党や小沢新党といくつかの党の連立によって、新政権をつくるなどというところまでは、期待しているわけではありませんが、それにしても、小沢氏によって、反増税が政局主導の切り札になるように現在の政局を変えていっていだだけたらと、祈るのみです。もう馬鹿げたことで、日本経済や、社会を無意味に弱らせることは、終わりにしていただきたいです。

 

 

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2012年3月19日月曜日

GoogleブランドのAndroidタブレット、価格は$149~$199でTegra 3は非搭載?−【私の論評】Googleの収益源のトップは、いまでも広告!!では何のためにやるかといえば・・・・・・・?

GoogleブランドのAndroidタブレット、価格は$149~$199でTegra 3は非搭載?:




噂のGoogleブランドのAndroidタブレットに関する新たな情報が米国のブログ Android and Meで噂として伝えられています。


先週のDigiTimesの報道では、GoogleはASUSと提携してTegra 3を搭載した7インチタブレットを$199~$249の価格で今年5月頃に発売すると伝えられていましたが、Android and Meの情報元(米国に拠点を置くサプライチェ... 続きを読む

■著者データ

juggly.cn国内・海外のAndroid(アンドロイド)スマートフォン・タブレットに関するニュースや情報、AndroidアプリのレビューやWEBサービスの活用、Android端末の紹介などをお届けする個人運営ブログウェブサイト: http://juggly.cn/TwitterID: juggly

【私の論評】Googleの収益源のトップは、いまでも広告!!では何のためにやるかといえば・・・・・・・?

上記の記事、結局結論は、以下のようなものです。

価格は$149~$199。Tegra 3は搭載せず。

Android and Meは、価格は$149で、QualcommのデュアルコアSoCを搭載、今年5月8日~10日に米国で開催されるCTIA Wirelessイベントで発表されるということです。

AmazonのKindle Fireは、さきほどAmazon.comで調べてみたところ、$199ドルでしたから、これは、しっかりKindle Fire(下写真)を意識して、それ以下の価格で販売する予定であるということです。

詳細は、いずれ発表があるものと思いますが、私なりに現時点で、Googlがなぜこのような端末を売り出すのか、分析してみます。


このブログにも何回か掲載してきたように、iPadや、Kindle Fireは、eコマースを強力に推し進めるAppleや、Amazonが、自らのプラットフォームを差別化するために、導入するものです。せっかく自からが、プラットフォームを築いても、従来は、顧客が自宅のパソコンに設定されているブラウザを用いて、ディスプレイから垣間見るいくつもあるサービスのうちの、一つという位置づけになるところを、独自のデバイスであるところの、タブレット端末を導入することにより、差別化したということです。


Googleが、新たな独自のタブレットを出す意味合いについては、差別化の意味ももちろんありますが、その比重はあまり大きくはないと思います。



なぜなら、Appleや、Amazonと比較的すれば、Google自体は、あまりeコマースを強力に推進しているわけではありません。他社とは、ビジネスモデルが全く異なります。Googleの収益源の9割は今でも、広告です。ユーザーが検索エンジンを検索したり、他のサービスを利用したりしているときに、広告を掲載し、その広告をユーザーがクリックした場合、収益に結びつきます。


このクリック数が増えれば増えるほど、Googleの収益が増えるわけです。クリックされる確率は、大体決まっています。であれば、トラック数が増えれば、Googleの収益増えるわけで、とにかく、Googleにとっては、トラック数を少しでも増やすことが、至上命題なわけです。


だから、皆さんご存知のGoogleのサービスは、すべてこの至上命題を実現するために提供されています。だからこそ、あれだけ、無料で検索エンジンからwebmailから、ありとあるゆるサービスを提供できるという側面があります。


だから、上の記事のGoogleによる、新たなタブレットも、こうした命題をより良く実現するためと捉えるべきです。これを使うことにより、より一層、Googleへのアクセスのトラフィック数を増やすのです。おそらくこの端末では、Googleのサービスにアクセスするのに、最適化されていると思います。これを使用する人が増えれば、その分Googleへのアクセスへのトラフィックが増えるわけです。



また、価格が低いということも、Googleへのアクセスへのトラフィック数を増やすことにつながります。現在世界では、先進国や、新興国では、ほとんどの人が、インターネットを使える環境にあると思います。しかし、かなり多くのいわゆる、BOPといわれる人々は、インターネットができる環境どころか、端末をそのものも購入できないひとがほとんどです。


ちなみに、BOPとは、bottom of the pyramid(ピラミッドの底)の略。開発途上地域にいる低所得者層を意味します。所得別人口構成をグラフ化した時に、下から低所得者層(BOP層)、中間層、富裕層を積み上げたような三角形が出来上がるため、ピラミッドという表現を用います。ただしbottom(底)という表現が差別的であるという観点から、最近ではbase of the pyramid(ピラミッドの基盤)と表現することが多くなっています。


近年、ビジネスの世界でこのBOP市場に注目する動きが加速しています。貧困層を巨大な消費市場として捉え、そこでビジネスを展開することにより、社会的課題の解決も図ろうとする考え方です。具体的には、企業が開発援助機関やNGO(非政府組織)などと連携。現地のニーズに合わせた商品を、現地住民をビジネスに巻き込みながら販売していきます。欧米ではBOPビジネスが活発化しており、日本でも経済産業省が研究会を立ち上げるなどの動きが出ています。ちなみに、このBOPといわれる人々は世界で40億人存在すると言われています。

最近では、BOPの人々には、携帯電話も普及しつつはありますが、この人たちの使用する携帯電話は、かなり低機能なものが多く、通話が主たる機能であり、現在全世界で利用されている、Googleのサービスなどの多くは、利用できません。


以前は、100ドルパソコンなどというプロジェクトもありましたし、Googleもこれに関わっていたようですが、今では、その話題はあまり聴きません。Googleは、上記の$149という価格で、BOP層にも食い込もうとしているのではないかと思います。考えてみてください、もし、このBOPの人々の1/10の人でもインターネットを通じてGoogleを利用するようになったとすれば、Googleへのアクセスのトラフィック数は爆発的に増えると思います。


私は、Google Chrome OS搭載パソコンがそのような役割を果たすのではないかと、期待していましたが、どうも、そうではないようです。このOS搭載の、パソコンは日本ではほとんど販売されていませんが、アメリカのAmazon.comではいくつか見ることができます。しかし、これは従来ほどは、高くはありませんが、安くもありません。どちらかというと、最近ウルトラブックといわれているものに近いものばかりです。(写真下)


今の先進諸国や、新興国では、すでに、インターネットは、かなり普及していますから、いまから爆発的に増えるということはありません。しかし、BOPならば、違います。当然Googleは、こうしたことも視野に入れていると思います。それに、これが実現すれば、BOPの人々にとっても良いことです。いままで、ほとんど有益な情報に接することができなかった人々が情報に自由にアクセスできるようになれば、その福音は計り知ることができないと思います。


それにこれだけ低価格だと、先進国や、新興国でも、今まで、自分自身の端末を持てなかった人々、たとえば、子供や低所得層でも、持てるようになります。これも、期待できます。先進国でさえ、現在も存在するいわゆる、デジタルデバイドが解消されるようになるときっかけとなるかもしれません。



これによって、多くの人々が、BOPから抜け出すことができれば、幸いです。


それと、あまりにも当然なので、上には掲載しませんでしたが、Google側としては、この端末を販売することによって、よりユーザーからのデータを得やすくするという目論みもあると思います。


Androidの規格を自らつくりだし、それを提供したとしても、やはり、自ら端末を開発せず、他社の端末からのアクセス情報のみに頼っていては、ユーザーの真の姿を把握するのが、困難な場合もあります。他社性のものであれば、いくらOSは同じとはいいながら、他社の様々な意図も含んだ端末となります。それでは、得られる情報にも限りがあります。だからこそ、自らの規格ですべてを知りぬいた自社製端末により、ユーザーの情報を役立てるという意味もあると考えます。そうして、これらで得られたデータなどから、さらに、Androidの改善、改革はもとより、先にもあげたように、さらに、トラフイック数を増すための参考にしようとしていると思います。


さて、この新たな端末、まだ、詳細も発表されておらず、これからどのように使われているか、楽しみです。カメラがついているのかどうかも判りません。これからも、追跡して、何か新しい動きがあれば、また、ブログに掲載します。


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