日本には、オーブンによる蒸し焼きという料理の文化が根付いていないため、慣れないとついつい使うのが億劫になってしまうオーブンだが、実はすぐれた点が多くあるとても便利な調理器具です。1名~2名程度の料理だとあまり節約にはなりませんが、3人以上からは、まとめて料理するなどかなり節約につながります。以下にそのメリットの中でも特に節約につながる方法などをご紹介します。
①時間の節約
オーブン料理は、温度と時間をセットして材料をオーブンの中に入れたらあとは出来上がるのを待つだけである微妙な火加減などは必要ないので誰でも簡単に調理ができます。これが、フライパンなどだと火加減をみていなければ焦げたりするので、つききっきりで見ていなければなりません。こうしたことからオーブンで調理をしている間にコンロを使ってもう一品別の料理をつくったり、洗いものなどの片づけをしたり、時間を有効的に活用することができます。
②同時調理ができて効率的であるだけでなく燃料の節約にもなる!
たとえば、上段でグラタンをつくって下段で肉を焼くなど、別々の料理を同時につくることも可能。(オーブンの庫内は空気がそれぞれ対流しているので料理の臭いが混ざる心配はない。)また、主菜を調理しているとき、空いている隙間で野菜などの副菜を同時に調理することもできる。こうして複数の料理を同時進行するとかなりの燃料が節約できます。
③大量の料理が一度にできる
また、ステーキなどだと、かなり大きなフライパンでも、同時に焼けるのは最大で2~3枚くらいであり、6人分だと、2~3回に分けて焼く必要があり、同時に暖かい均質なものを提供することは不可能だが、オーブン調理だとかなり大きな肉のブロクックを一度にローストできるため、均質の料理を一度に提供できる。
④オーブン調理した料理は保存食
オーブン調理だと、ローストビーフなど特に大目につくります。ヨーロッパでは、かなり大き目のものを作ります。日本人の感覚だと、あんなに大きな肉の塊を全部食べるなんてすごい!!と思われるかもしれません。でも、実は違うのです、いくら肉を食べる欧米とはいっても食べる量には限りがあります。実は、大半は保存食料として冷蔵庫に保存されるのです。無論調理した直後に冷ましてすぐに食べるのが一番多いしいです。しかし、残ったものもそのまま食べると美味しくはありませんが、いろいろ手を加えて美味しくして食べます。
オーブン調理した料理は隅々まで火が通っていますので、冷蔵庫に入れておけば結構日持ちします。ものにもよりますが、1週間は楽々日持ちします。これが、冷蔵庫の中に入っていると、ちょっとしたことに使いまわしができて便利です。ローストビーフなら、サンドウィッチとか、サラダに入れたり、スパゲッティの具などにできます。肉をフライパンで焼いたものを保存したものと比較すれば段違いの美味しさです。
日本の冷蔵庫だと、普段あけると生鮮食料品とハム・ソーセージなどの出来合いの保存食が入っているという程度ですが、欧米だとローストビーフやローストチキンが入っていることが多いです。これらを軽く暖めたりすれば、立派な夜食になります。
欧米では、肉はブロック買って、ローストにしたり、鶏も一羽まま買ってこれもローストすることが多いです。このように切られたもの、鶏でも分解したものを買うよりは、大きくまとめ買いをしたほうが、手間賃が入らず安上がりです。
このようにまとめ買いをしたり、ローストして保存食にするなど、欧米の主婦の基本的な節約術です。
⑤洗い物が少なく、後片づけが楽!
オーブン料理はオーブン用の容器に材料を並べて焼くだけということが多く、フライパンや鍋などを使わないので、洗い物が少なくてすみ、節約になるだけでなく、後片づけも簡単です。
⑥実は「揚げる」「蒸す」「煮る」などもできる!
オーブンは実は「蒸し焼き」だけの調理器具ではない。少量の油を材料にかけてオーブンに入れれば揚げ物ができる、耐熱鍋に材料を入れ、蓋をしてオーブンで調理すれば煮込み料理ができます。また、スチームオ機能がないオーブンでも、オーブンの受け皿にお湯をひけば、茶碗蒸しやプリンなどの蒸し料理もできます。特に油などは、一回に必要な分だけかけてやればよいので、無駄にならず、節約できます。
日本では、滅多にオーブン調理をしなのでほとんど知られてないが、耐熱のガラスや陶磁器のポットにシチューなどの材料を入れて調理すると、通常のコンロなどでの調理と比較すると出来が非常に良いということが知られていません。通常の調理であれば、熱は鍋の下からだけ加わるため、鍋内部の対流が大きくなり、ジャガイモなど煮崩れしてしまいますが、オーブンによる調理だと、耐熱ポット全体から熱が加わるため、対流も少なく材料に全体にくまなく熱が伝わり、ジャガイモなども煮崩れしにくくなります。さらに、熱い耐熱ポットのまま、食卓に置き、そこから料理をわけるので、料理が冷めにくいという利点もあります。
このような使い方ができるので、ヨーロッパでは料理のほとんどをオーブンで済ましてしまうという家庭も少なくありません。ドイツでは、いわゆる揚げ物は、ほとんどが上記のようにしてつくられます。業務用は別にして一般家庭では、日本のように大きな鍋にたっぷり油を入れて料理する習慣はありません。そのため、廃油が貯まるということもありません。
⑦おまけ
また、これはオーブン料理ではありませんが、ドイツやイタリアではカツレツをつくるにしても、フライパンに肉の厚さの半分ほど油をいれて揚げるのが普通です。それで十分揚げることができます。そのため、1回に必要な分のみ使うため、廃油がでるということはありません。
料理教室・豚フィレ肉のミラノ風カツレツ
上の例の場合だと極端に油が少なくて、まるで焼いているようですね。これは、多分、1枚しかつくらないからだと思います。2枚以上だと、もっと油を入れますが、感覚的には日本の揚げ物よりはかなり少ないです。
この記事は、連載ものです。これからもっと多く書き込みます。前の記事もあげておきます。以下の反転文字列をクリックすると当該記事に飛ぶことができます。
■何でも値上げの世の中にとっておきの節約術(食材の保存)(1)-ドイツ主婦の知恵で対抗しよう!
以下に、私のブログで一言でも、「ロースト(オーブン調理のこと」という言葉を使った内容の記事を掲載します。自分で検索してみて驚いたのですが、意外なものが結構ありました。こちらも是非ご覧になってください。下の反転文字列をクリックしてください。機械的に検索したものなので、当然この記事もふくまていますが、それは読み飛ばしてください。
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