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2009年6月16日火曜日

日本人の知らない日本語が流行っている―最近の死語について驚いた件?

日本人の知らない日本語が流行っている(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)



 日本で暮らす外国人が日本語学校で学ぶ姿を描いたコミックエッセー『日本人の知らない日本語』が刊行された。著者は、日本語学校で外国人に日本語を教える海野凪子(なぎこ)さん。外国人の奇問や珍問との格闘が、イラストレーターの蛇蔵(へびぞう)さんの絵でユーモラスに再現されている。

 例えば助数詞。細く長いものは「1本」と数えると、中国人は「ヘビも1本ですね」と答える。正解は「1匹」。中国人はヘビも川も同じく「条」で数えるそうだが、日本人は生物か無生物で数え方を分ける。椅子(いす)は「1脚」と教えれば、外国人からは「便器も1脚?」と疑問の声が上がる。正解は「1据(すえ)」。

 外国人の素朴な「?」が、普段の暮らしで見過ごしていることを日本人に気づかせてくれる。メディアファクトリー、924円。

最近の死語について驚いた件

さて、この本の内容も面白いですが、最近というより、数年くらい前から、大学や高校の新卒の人が会社に入ってくるたびにいろいろ言葉を投げかけてみて、若い世代には知らない言葉もかなりあることに驚くことがありました。

数年前に、新入社員研修で「ゴルバチョフ」という人名を話したところ、ほとんどの人が知りませんでした。高卒だけでなく、大卒でも知らない人がほとんどでした。おそらく、現代史などは、歴史の教科書でも、最後にほうに出てくるし、まだ歴史的評価も定まっていないところがあるので、高校でほとんど教えていないし、試験にも出ないのだと思います。そうなると、今の大学生の多くは、現代国際政治などとは無縁なのかと思ってしまうこともあります。

また、ある機会に文学の話になって、「谷崎潤一郎」とか「耽美派」という言葉で話すと、わからない女性がいました。この人は驚いたことにある国立大学の文学部出身でした。今の大学はこの程度のことも知らないての卒業できるのかと驚いてしまいました。まあ、知らなくても別に社会人としては生活していけるから良いのでしょうが、これには驚いてしまいました。

それから、これは、会社の新人ではありませんが、ある機会があってまだ、入りたての現役の東大生と話をする機会がありました。そのときに驚いたのですが、彼は理系であるにもかかわらず「ファラディーの右手、および左手の法則」を知りませんでした。驚いたことに、彼は工学部志望でした。今の東大は、高校で物理を履修しなくても、工学部に入ることができるのです。

それと、これは、数年前から必ず、特に女性には必ず聞くようにしていますが、今の新卒のほとんどの人が貞操という言葉を知りません。こんな事実から、やはり、現代ではいわゆる昔の貞操という概念は完全消滅したのかもしれません。

高卒の人や大学卒でもかなり多くの人が、「雄雄しい」」という言葉を知りません。これは、「雄雄しい」男性がいなくなったこということでしょうか?「雄雄しい」を知らなければ、もちろん「masculine」も知らないのだと思います。

それから、最近の「全然」という言葉の遣いかたは昔とは完全に異なります。今では、「全然いいです」というような言い方が主流になってきています。本来の使い方は「全然駄目です」などの使いかたが正解です。

これに関しては、似たようなことが「たいそう」という言葉の使い方にあって、昭和初期までは、使い方としては「たいそう、不味い」などと使うのが普通であって「たいそう美味しい」などという使い方はしなかったそうです。しかし、今では、「たいそう」に関してはどちらでも使うのが普通です。これに関しては、ある小説家の随想に「最近の女子学生の流行言葉」ということで記載されていたのを覚えています。ただし、その書籍名ならびに小説家の名称は失念しました。

さて、以上のような状況皆さんはどう思われますか?「たいそう」のように言葉が移り変わっていくのは、わかりますが、やはり、日本人としてコミュニケーションが普通にとれるようにするためには、基本的な語彙はあまり変えていくべきではないと思います。

それから、最近の共通点として、最近は、書籍を読む学生が少なくなってきしまた。私たちが学生だったころには、文系であろうと理系であろうと、なんというか、読んでおかなくては、まともな会話もできない、話が通じないといわれるような書籍があったように記憶しています。なんというか、それを読んでいなければ、「恥」をかくというような・・・・・・。先ほど貞操という言葉のお話をしましたが、私の記憶では私がこの言葉を覚えたのは、何かの本を読んでいて、その意味がわからなくて、辞書をひいたことで初めて覚えたのだと思います。無論、親に聞いたり学校で習った覚えはありません。しかし、最近の学生には「読んでおくべき本」などのようなものはないようです。

まあ、こんなふうに見るような私自身が古いのかもしれません。先日もあるお医者さんと話していたら、そのお医者さんのお子さんが行かれている大学(医学部)の教授がいわれていたそうです。「今の大学生は、昔の大学生と思って話しては駄目、高校生くらいと思って話をするのが丁度良いです」と。確かに時代は移り変わっているのだと思います。先ほどの「読むべき本」論は、今では大学院レベルの話なのかもしれません。

ただし、物事を学ぶにも、まともな社会生活を送るためにも、ある程度の教養というものは身に着けておかないと、社会生活を送るにも、企業人などとして成長していくためにも、失敗すると思います。

そう思って、私は最近若い人と話をするときには、近代史の話や、言葉の本来の使い方や、今後知っておくべき知識などに話をするように努めています。なぜなら、最近の若い人が言葉を知らないとか、ある面の知識が欠けているというのは、本人たちの責任もあるかもしれませんが、やはり、先輩である私たちの責任でもあると思うからです。知らないということにだけ嘆いていても仕方ないと思います。知らなければ、教えるべきです。読むべき本で読んでない本があれば、読ませるのです。

こうして、文化や伝統などが伝達されていくのだと思います。こうしたことに関しては、理屈はいらないと思います。強いて理屈をつけるなら「恥」だと思います。こんなことも知らない、物を知らないということは「恥ずかしい」ことだという概念を植えつけるべきだと思います。私たちもこの観念を植え付けられて育ってきたし、日本の文化の背景には「恥」という観念があると思います。

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